Call your name.Call my name.@EiQ

 

少しだけ早めに撮影を終わらせて陸地に戻って、クーラーのある場所で一息。

横須賀は桐島の地元なので、何もないけどちょっとドブ板通りを案内して。基地の前とか綺麗になったけどなんか汚い道を歩いてみたり。変わったとこはあるけど、空気感みたいなものって滞留しているみたいで、外に出ると余計に感じる。
地元は居心地は悪くないけど、外に出た方が空気はいいと思う。少なくとも、自分にとっては。

 

そんなわけで、昔からある汚いけどなんか好きなバーにご案内。
まだ日があるので人はまばらだけど、もう飲んでる非番のネイビーさんたちが歌いながらビリヤードをしてる店。

 

 

この店だけはどんどん汚くなっているような気がするけど、時間が体積していくみたいで嫌いじゃないし、暗いのも落ち着くからいいんです。
ワンコインでビアを買って適当にだらだら。
誰でも知ってるノリのいい洋楽が流れてて、盛り上がっている声を聴きながら一息。

 

 

今日だけで何回顔をぬぐったか分からない気がするEiQくん。暑かったですねぇ。
焦げた気がします。

 

 

前回も飲みながらので撮影でしたが、今回も飲んでます。笑
なんか、そういうのがいい。

 

今回は特に、沁みます。
普段飲まないバドワイザーが美味しく感じる…。

 

 

煙草を吸う人の指先が美しく見えるのはなんでだろう、と毎回思うのです。
なぜか、空気のとても良いところに行くと吸いたくなるんですよね。不思議。。。
あと、冬の夜。

 

EiQくんは春に初めて逢って、撮影させて貰って夏になったけど。
また夏になる国に行ってしまうから、また、夏ですね。笑

 

 

ぼんやり、ビール飲んで、煙草吸って。
陽を浴びたからちょっとだるくて。
周りは爆音てほどじゃないけど結構いい音の騒がしさで。
でも、なんだか、落ち着くのです。この空間。

 

 

ぐちゃぐちゃの壁の落書きもカラフルなネオンサインも、どこか喧噪と似てる。
きっと、田舎の静けさが「まとわりつく感じ」がするのとちょっと似てて。
このごちゃっとした感じが都会の「匿名性の安心感」に似てるのかも。ちょっと汚いのが落ち着く、みたいな。

 

 

小さな傷も汚れも、引いてみるとなんだかひとつの塊みたいに見えて。
革張りのソファが良く似合う。

 

 

繊細だけど汚れてて、優しいのに無責任みたいな。
矛盾があるからこそ、美しいと人は思うのかな。

 

すっとした横顔。

 

盛り上がるネイビーをよそに撮影していました。
絶対この辺の雰囲気は似合うと思ってたので良かったです。

 

そして、ネイビーバーガーを食べて(桐島も初めて食べたw)、帰り道。横須賀駅までの道のりで一番好きな場所。
むかしはね、ここは海だったんですよ。
今はウッドデッキでスタバとかあって薔薇とか咲いてるオシャレスポットだけど。
テトラポットにフナムシに釣りのおじさんの、ふつーの海辺でした。
そこから見る夕日と、軍港は変わってないな、と。

 

 

綺麗な夕陽。夏の日の夕焼けって色彩で。
陽が落ちて、少しだけ残った赤が藍色に消えてゆくこの色彩がとても好きです。

 

 

まだ気温が高いからオンショアの風が吹いてる。
シルエットにならないぎりぎりの美しさ。
見えない表情の代わりに舞う髪が美しい。

 

 

ぼんやり溶けるぎりぎり。
もう目で見るより、写真の方が明るい時間。
それでも、世界は美しいのです。

 

 

半日暑い中、お疲れさまでした!
帰りの東海道線、爆睡のEiQくんでした。笑

 

オーストラリア、しばらく楽しんできてくださいな。

 


その夏の日を。@EiQ

 

EiQくん。猿島での撮影の続き。

ガラリと雰囲気が変わって、ビーチ。
とっても爽やかになって、似合うな〜と思っていたのですが。本人は「どうしよう。海かぁ〜」と思っていたみたい。笑

 

 

EiQくんは左右の腕に綺麗なタトゥが入っていて、それは前回の撮影の後にお話ししている時にチラっと見せてもらったもので。その時はこっち側は全く見てなかったのだけど。とても繊細で美しい紋様だと思った。
どこから刺し始めたのか、すごく気なる。

 

 

ビーチは光が強くて陽射しがとても強くて。
背景に見えるのは見慣れた横須賀なんだけど(笑)EiQくんがいると西海岸みたいに見える不思議。

撮影するイメージごとに印象ががらりとかわる。
見せてくれる面が異なっているのか、解釈が異なるのか、人格が違うのか、今の所全部かな、とか。思ってたり。

 

 

柔らかな表情と光がとても美しくて、透明感があるなぁ、と。
ファインダーの暗がりの中から見ていたのです。
この砂浜で撮影していた間中、ずーーと細美さんのHIATUS「Sunburn」が流れてて。
それを言っちゃうと世界が壊れてしまうので、ここで書きながら白状。
流れるような海岸線の光と、消えてしまいそうな表情が、なんか彷彿させるなぁ…って。

 

 

微妙な笑顔。
距離感があって、あるからこそかもしれない変な感覚。

 

EiQくんの普段の生活や名前も、何も知らないからこそ、掘り下げられる感覚。
それでも、この光と造形は美しいと思う。

 

 

夏の砂浜が美しいと思ったことも、猿島でビーチを撮ろうと思ったことも無かったけど。
EiQくんには不思議と似合ってその場の空気になっていて。
本人もそう撮られるとは思って無かったみたいで、プレビュー画面を見せたら安心してくれて良かった。笑
大丈夫。とても素敵なので。

 

 

正面から向かい合う一瞬の、交錯。
視線は合わないのにファインダーの中では意識が合致する。
汚れた指先の黒さが対比して、目線に吸い込まれる。

 

 

ふわりと、消えてしまいそうな光と。見上げる横顔。
シャッターの音と共に本当に消えてしまうそれらが、陽の光で透明に美しい午後でした。

 

実際には鬼のような灼熱の炎天下でふたりともだいぶ、焦げたのです。。。笑
(桐島は撮影に集中しすぎて変な姿勢で撮影しiPhoneを海水に浸水させました。笑)

 

EiQくん編、続きます!

Votre esprit est ici.@EiQ

 

緑の中で撮りたい、と思って。

声をかけさせて貰ったのだけど、EiQくんて昼間の芝生なイメージがなく…むしろ廃墟みたいな緑なのかも?と思って。

久しぶりに横須賀から猿島へ行って来ました。

 

 

何年ぶりか分からないけど、横須賀出身の桐島は地元にいた学生の時は行ったことがなかった猿島。

大人になってからたまに行くけど、ここは湿気があっていい感じなのです。

 

今日はカジュアルコーデなEiQくんですが金髪が想定外でとても良い感じで。笑
あぁ、これはいいかも。と、テストショット撮影しながら色々設定を見て行ったのですが。

 

 

この汗。。。。
水を被ったわけじゃないのですよ。髪の毛。
途中何回もぐいぐいとタオルで拭いて髪も拭いてるのに。

 

 

木漏れ日がとても綺麗で、下界よりはだいぶ涼しいこの要塞内ですが。
それでも暑い…今年…。。。

 

 

陰影とシルエットがとても美しい間。
最近モノクロが似合う人がとても好きなようで、まずモノクロの眼で見てしまう癖がついてしまいました。
モノクロで撮影したものは、カラー現像してもいい感じなのです。

 

 

もうちょっと進んでトンネル内。
ここはすっごいひんやり。一番涼しいかも。
眼でみるくらいの明るさが不思議な色になります。
外の緑は外が緑色の世界だから。そのままなんだけど、美しい。

 

 

どんどん奥に行くとジャングルのようになっていきます。
すぐ一周出来てしまうような島だけど、立派な山の中。
沖縄の御嶽を思い出す。霊場みたいな感じ。

 

 

このトンネル越しの景色と横顔がとても美しくて。
日没後の赤い陽が無くなった色彩みたい。これはNikonのブルーグレーだな、と。

 

 

もうちょっと登山して、ここは山頂。
階段は登れなくなってて錆びているけどこの中の砲台はそのまま。
あぁ、要塞だったんだなぁ、と想うのです。

 

 

ここは本当にいい風が吹いていて、EiQくんの髪がすぐに乾きました。笑
さらさら。

 

今回MFのNOKTONをこの辺で使っているのですが、モノクロの芯が出てほんっとにいい。
繊細すぎない描写と柔らかな階調がEiQくんにすごく合ってる。

 

 

いい表情でいい写真が撮れてる時というのはシャッターを押した瞬間に分かって。
その瞬間をずっと続けたくて連続でずっと撮影してしまうことが良くある。
そういう時は被写体をしてくれている人もどんどん良い表情になっていくから、リンクしているんだと想う。

 

 

この辺のEiQくんの表情がものすごく好きで。
あぁ、このレンズ持って行って良かったしこの写真が撮れて嬉しい、と想う。

 

 

EiQくんとの距離感というか、向き合う瞬間というのが不思議で。
お互い何も知らないし何も共通の会話が無いようなんだけど、だけど写真の中ではリンクする。

 

あ、これはいいよね。っていうのが瞬間で、生まれるのは奇跡みたいで。

 

 

その視線の先は見ないで、このまま撮影していたくなるような感じ。
「ポートレート」という言葉があまり好きじゃなくて、肖像写真を撮りたいわけじゃないんだ。
そんな証明写真みたいなものじゃなくて、もっとその人の中身というか綺麗な部分が出てきてしまったような。
そんな心象写真が撮りたい、と。いつも思っています。

 

EiQくん、ありがとうございました。
もう1.5編ありますのでお楽しみに。

京都の錺屋さんと月屋さん。

 

京都といえば錺屋さん、月屋さん。桐島の京都は、この2つのお宿が無くては始まらないのです。

過去記事も参照ください。(2017年9月2014年10月2014年5月2013年12月2013年5月12013年5月22013年4月2012年2月/これ以前の写真データがサーバーフォルダが飛んでBLOGから消えています…テキストはある…)
この暖簾の色が変わる前もとても好きだったなぁ。

 

 

この隙間から見る景色はどの季節も素敵なのです。
雨の日に、盆栽を見ながら開ける障子が最高。雨音と、濡れた石畳が美しくて。

 

 

 

 

熊野のしのぶさん。大きくなりましたね…。。。
こんなに立派になるとは…(我が家のしのぶさん、夏の暑さでやられてしまいました…凹)

 

 

錺屋さんも、最初から完璧だったわけじゃなくて。
一番最初に宿泊したのはさくまくんで、素敵なお宿があるよ!と教えて貰った時は錺屋さんがほんとにオープンしたてで。
今では信じられないけどあちこちにIKEA製品があったのを覚えてます。笑

 

 

でも、丁寧に磨かれた廊下や窓や、大切にされている植物たちに心を奪われて。
女将の笑顔とスタッフのみなさんの心遣いに癒されて。
錺屋がなかったらこんなに京都に来ていないと思います。

 

 

6月の京都は特別で。
錺屋さんはどんな時だって特別なんだけど。
連泊をして、半日くらいはのんびりして欲しいと思う。
この、窓からの景色とか。日の移り変わりとか。

 

日本人のお客さんは1泊だけして慌てて帰るような感じの人が多いとか。
観光地をスタンプラリーみたいに巡りまくるのはもったい無くて、せっかくのこの素敵な空間を楽しんで欲しいなと思うのです。

 

 

特に錺屋さんはキッチンが使えるので、近くのフレスコで食材を買ってきてブランチするとか。最高です。
午後にコーヒーを入れる時間とか、もう、至福。

 

 

この場所に座って、電気をつけないで、ぼんやりするのが特に好きです。
町家独特の少し暗い感じが優しくて。

 

この場所にいつも花が生けてあるのも、とても嬉しい。

 

 

今回MFの優しくて綺麗なレンズを使っているのですが、場の雰囲気にとても合っていると思いました。
古いものを撮る時は古いレンズが良い感じ。
オールドレンズではないのですが、昔の設計のレンズで芯が太くて柔らかいのです。

 

 

縁側付きのお部屋はもちろんなのですが、この隠し部屋みたいな洋室も本当に大好き。
小説とかケーキとか持ち込んで、夜更かししたくなるような感じなのです。(夜も素敵なんですよ)

 

 

そして、こちらは別の洋室。月屋さんの洋室。
錺屋さんの洋室は暖色系のイメージだけど、月屋さんの洋室は夜みたいな感じ。

 

 

灯りをつけるともちろん暖かい感じなのですが。
この、日の影った感じの仄暗い青がとても好きで。
アンティークの家具のベルベットの毛の陰影とかが、たまら無く好きなのです。

 

 

和の雰囲気なのに、洋館に迷い込んだような錯覚になる不思議。
この異世界感が月屋さんの素敵なところ。(異世界でいえば錺屋さんもおなじ…)

 

 

このアンティークのベッドもね。素敵なんです。
お世話になりました。

 

 

今回宿泊したのは上の階の朔の間なのですが。
一度ここに宿泊するとだめですね。ハマります。。。笑

 

狭いところが好きな人。屋根裏部屋好きな人は、ここ。

 

そして、朝ごはんを食べたあと、幸せすぎて、快適すぎて、、、昼まで寝た桐島でした。笑

 

とても贅沢で、幸せな時間。

 

錺屋さん、月屋さん。いつもありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願い致します!

 

また9月にPhotoCafeでお伺い出来る事がとても楽しみです。

La différence est pas.@ aria

 

紫陽花撮影の後、宿泊している月屋さんにて撮影をさせて頂きました。

町家なのに洋室があって(それは錺屋さんも同じ)それはそれは絵になる部屋なのです。

 

そして、この部屋の雰囲気を初めて見た時にずっと心の中でひっかかっていた世界があって。

それが何なのか分からないままにずっと過ぎてしまっていたけれど。

ariaに被写体をお願いする時にわかりました。あぁ、タルコフスキーの目線だ、と。

 

 

タルコフスキーはロシアの映画監督で。

あまり映画に詳しくない桐島でも知っている美しくて静かな世界を創り上げる人。

といってもただ静かなんじゃなくて、人ではないものの蠢きというか、湿度を感じる。

空気感、といったらずるい言葉だけど、水を張った世界を外側と内側の両方からみているような感覚。

そこに、植物をゆっくり沈めて人間にしたような、世界を作る人です。

 

 

その人が撮影したポラロイドの写真がSX-70で。

偶然にも自分が持っているポラロイドカメラもSX-70で。

今回撮影したのはNikonだけど、今思えばSx-70も持って行けばよかったかなぁ、と思うけど。

タルコフスキーが使ったSX-70のあの、蒼くて透明な色のフィルムはもうないから。

じゃぁ、そのカメラでなくともいいかな、とも思った。

 

ariaは映画好きで。もちろん、桐島よりもとても沢山の映画を見ていて。

何がいいって、その、向き合う姿勢がいい。

身体を預けて精神を投げ出して閲覧しているような、そんな感じ。

(勝手に書いてて違っても他者の視点ということで。。。)

 

 

タルコフスキーの世界みたいな世界を撮りたいな、と思った時に。

自然の中で撮影することや、オマージュではなく。

自分の中の「彼」の部分を引き出してみようと思った。

その媒体と表現がariaになってくれている。

 

この写真たちを撮影している時(いつもだけど)二人とも、大笑いしているような笑い声で。

「わああああ!これいいですね!桐島さん!」「ね?ね?いいでしょ!?これなんかいいよね!?」と画面からは想像出来ないようなワイワイ騒がしい感じなのですが。笑

 

ariaとのこういう世界は一人で落ちてゆく世界ではなく、一緒にその仄暗さを楽しむような。

貌が闇に溶けてゆく心地よさを共有するような感覚。

怖いんじゃなくて、愉しい。

 

 

絵は二人で描くことが出来ないけれど、写真は二人で創る事ができる。

それが、今の自分が出した答えなのかな、とも思う。

 

個が、確立されて交わらない人だからこそ、こんなに心に踏み混んでも乱れない。

ariaの中に触れてもariaは変わらない。だから、美しいと思う。

 

 

花は前日に京都の花屋で購入したもので、とてもいい雰囲気だったのですが。

もう一つ、お願いして持ってきてもらったものがあり。

 

ariaが大切にしているグラスです。

この方のグラスは光を通した時にとても美しくて。

影がとても綺麗なのだけど、今日はそのものを、水のように留めてみました。

 

 

この部屋が持っている包み込むような質感と、ちょっとした緊張感と。

窓辺の柔らかな光がガラスを水に戻してしまったよう。

 

この日はタルコフスキーとアルチンボルドと絵画の話をしていたのでなんか、そんな感じの写真になっていて。

絵を描いていた感覚を思い出しているような、ariaに引っ張られたような。

 

 

この写真も、とても好きです。

光を生み出しているよう。

 

昔からお互いを知っているような知らないような。

なんとなく知っている面が少し多い気がする、関係。

もう15年以上になるなんて不思議だね。

 

 

 

大切な時間を共有してくれてありがとう。

また逢える日を楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

東京キャットガーディアン×PhotoCafe桐島ナオ 月イチ*猫撮影会
次回は7月22日(日)↑

 

 


紫陽花とaria.

 

気づいたら花のようであり、人のようだった。感覚。

仄暗い中にある光と、土の匂い。

生きている、感覚。

 

そんなものを撮らせて欲しいと、2月にariaに伝えた。

春を待っている怖くて乾いた空気の中、6月の色彩を想像して伝えたらariaからすぐに快諾がきて。

とても嬉しかったのを覚えてる。

 

 

人と花が同じ写真を撮りたい、と言って撮らせてくれるというか、同じ感覚でそこに存在してくれる人はあまりいないと思っていて。そういう意味ではariaは人よりも花に近いと思う。動物じゃなくて、植物。

 

 

美しいと思う眼差しの暗さがとても美しくて。

きらきらした湖面ではなく、水底の黒い泥の中に反射する貝の欠片みたいな、そんな光。

 

宇治の方の紫陽花はまだまだとても綺麗に咲いていてくれていて、雨予報だったのに炎天下だったのだけど。

そんな中、ariaは世界の中に入ってしまう。

 

 

上の方に咲いている綺麗な子じゃなくて土の跳ね返りを浴びた子を嬉しそうに抱き上げる。

「桐島さん、この子土まみれできれいですね」

「紫陽花は水が好きだから日を浴びて暑いよりも泥水を浴びて冷たくて気持ちよいんじゃない?」

「そうかも。そうかもですね」

と話したのを覚えてる。

大事そうに紫陽花に少しだけ触れるariaの手が土に触れて黒くなって、白いシャツが汚れていくのが綺麗で。

 

 

去年の夏に撮影させて貰った時よりも呼吸をしていて、「aria、生きてるね」と言ったら嬉しそうにしていたのが印象的。

大好きな絵が毎日描けてとても嬉しいと。

そんな中時間を作って、こうして心を見せてくれてありがとう、と思う。

こうして時間を共有出来るのって、奇跡みたいなものだな、と思う。

 

 

息をのんで、止めて、そのままシャッターを切った写真。

もちろんシャッターで動いてくれるのだけど。同じ瞬間は二度と無くて。

 

今日のレンズは琵琶湖撮影の時と同じレンズにしたのだけど、やっぱりariaと相性がいいみたい。

あの時のような溶けてゆくような感覚とはまた違って、沈み込んでゆくような感覚。

 

 

じっとりとした土くれの中から湧き出てきた美しい青の姿をした水の器。

その姿のままの気配が、しました。

 

それ以上でも、それ以下でもない、美しさ。

生きている汚い美しさ、を撮らせてくれてありがとう。

 

 

その視線の先にいるのは自分なんだと、思う。

 

紫陽花と、ariaでした。

 

もう別シーン撮影させていただいてます。感謝。

続きます。

 

 

 

 

 

東京キャットガーディアン×PhotoCafe桐島ナオ 月イチ*猫撮影会
次回は7月22日(日)↑

6月の思考、6月の京都。

 

6月の京都というのは、自分にとって、すごくすごく、すごく特別な場所で。

なんでか、というと一言では言えないのだけど。

言葉にすると陳腐になってしまうくらいに「6月の京都」というのは魔法の言葉のように響く。

 

 

15年前くらいに、初めて一人でやってきた京都。

その時、最初に入ったカフェがefish。
今回も一番にやってきた。

 

 

efishは2002年からやっているから、京都にカフェブームがやってくる前からの老舗。
当時ものすごくモダンで見たこともないような内装に感動したのはAappleのデザイナさんがデザインしたのだとか。その当時使ったiPodを思い出すなぁ。

 

 

この黒板、何が書いてあったのかはもちろん覚えていないけど。
この席から角度で撮影したのは覚えてる。

 

 

2Fはまだ夜の準備中で、ひっそり。どうぞ、と入れていただいて平日午後の陰影に息を飲む。
なんだろう。この、影の美しさは。
一瞬で心をぐわっと持っていかれて、1枚ジャキッとシャッターを切って終わり。
Nikonのシャッター音はカシャーン、じゃなくてジャキッって感じ(Canonはパコーン。ペンタコはバコッ。)
1枚で撮れると嬉しいし、その場の空気を詰め込めた気がする。

 

 

すぐ下を流れる鴨川の青と緑が美しくて、影にも目が奪われる。
この湿度が6月の色彩。僕の、思考。
あぁ、消えてなかった。 良かった、と。思った。

 

 

消えるわけはないのだけれど、人はずっと同じではいられないし少しづつだったり一気にだったり変容するから。
だからって過去の自分を裏切りたくはないし、この思考はこのままで死ぬまで持っていたい。
そうして、頑固に守り続けていくことで変わらないものはあると思う。

 

 

目の前の高瀬川。
青みがかったビリジアンが大好きで、ウルトラマリンに混ぜていくのが好きだった。
キャンバスよりはスケッチブックが好きで、水貼りなんかしなくても水で濡らせば色は広がる。
曲がっても汚れても絵は、絵。

 

 

あまり見ない紫陽花に心が躍ってシャッターを切るのに丁寧に数値を見る癖がついているのは15年前とは違うところ。
それよりは写真の腕が上がっていると思うけど。目線は変わらなくていいと思ってる。

 

 

美しさの基準や、自分の基準を守りたいだけで、誰にも踏み込めない世界を保ちたいだけで。
そうすることでしか何かを見出せないし、表現の価値を自分自身に求められない。
どれだけ美しいかなんて、この景色そのまま以上の心があるのか、といつも思う。

 

 

今年は東京であまり見かけなかった綺麗な紫陽花と梔子。
八重の子が京都にはたくさんいて、御池通りにはずらっと梔子が咲いているのが大好き。
夕暮れ時に自転車で走るともう最高。

 

 

鉱石を見て教会を見て雑貨屋を見て疲れたら六曜社で珈琲とドーナツ。
神社にもお寺にも行かない京都。
それが「僕の京都」で、ずっと変わらないまま。

 

 

三条通りに新しくLondonて書いてあるパン屋さんが出来ていて(NEW SHOP!と書いてあった)、あぁ確かにロンドンぽいかも。と思い出したら出口にいた薔薇を売るロマの少女を思い出した。

 

長く生きていると、いろいろな事を覚えていくけれど。
大事なものはずっと変わらなくて、変わらなくていい、と思う。

 

すごく久しぶりの感覚で撮影して、とても楽しい6月の京都。
ありがとう。

プラナカン建築巡り+α@シンガポール散策

 

GWど真ん中に海外旅行に行くなんてなんてお金持ちなんだ…と思っていましたがチケットの取り方なんかで意外にいけてしまうんだな、と思って企画したシンガポール旅行。

写真好きが集まってワイワイ撮影旅行です。

 

いくつかに分けて記録していきますがこの旅で一番印象的だったプラナカン建築から。
まず、シンガポールは赤道直下の国で、位置的にはマレーシアやインドネシアに近くて。同じ緯度ではケニアのサバンナとかブラジルのアマゾンとかなので…暑いんだろうなぁ…と漠然とした気持ちで行ってきました。

 

プラナカンとはシンガポールにおける建築や文化そのものの名称で、マレー語で「ここでうまれた」という意味。
シンガポールはイギリスの植民地支配から日本軍の占拠、中国人、インド人、アラブ人の流入などを経て独自の文化を形成していて。その総称というか、完成形とも言えるのが「プラナカン」。

 

 

写真のこの場所はガイドブックなどにもよく載っているRUMAH BEBE(ルマ・ビビ)というプラナカン雑貨屋さんなのですが。とにかく外観が可愛い!(店内は撮影禁止です)

 

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なので、外からショーウインドウだけ撮影させていただきました。この色合いだけだと中国雑貨とベトナム雑貨を足して割った感じなんだけど。

 

 

引きで見るとこんな感じ。すごい青空です。
気温34℃くらいだったかな?この時が一番暑くて天気良かったです(この後凄まじいスコールが…)

 

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フィルムで撮影するとこんな感じ。これは久しぶりのLOMO100。
あぁぁ。。。やっぱディティール好きだなぁ!!と思わせるこの色合い。kodakEktarも嫌いじゃないんですがLOMOがあったらLOMOが一番好きでした。
日本で売ってないので香港で買ってきたやつです。自分で行った時も買ってやっぱもっと欲しくなってYURIさんに買ってきてもらってしまった!
Ektarは暖色系の色合い(特にオレンジと水色)が綺麗なんだけど、LOMOはそれよりキリっとしてて蒼と灰色もいい色を出してくれるんだよねぇ…。

 

 

RUMAH BEBEがあるカトン地区はちょっと外れた場所にあるのだけどタクシーでちょろっときてしまえばすぐ。
街並みを歩いているだけで被写体になるので、スナップ写真が止まらず…。

 

 

左から2件目。「FOR RENT」って書いてあるー。いいなぁ〜〜。
と思いながら撮影したのを思い出しました。笑

 

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フィルム版。

シンガポールは道路の道幅がかなり広くて綺麗なんだけど、右ハンドルだし左車線だからなんか日本と似てる。
お店とか自宅の先に一軒一軒ゴミ箱があったのが印象的。
大きな収集車が律儀に回収していたなぁ。

 

 

標識の色合いが爽やかな感じでイラストが使われている場所が多かった。
建物自体はイギリス風というよりも南部スペインとかポルトガル建築っぽい感じ。
マカオでもそういう感じの建物がたくさんあったけど、こんなに綺麗じゃなかったです…。シンガポール、なんでこんなにどの建築もピッカピカなんだろう…。

 

 

ピンク×赤のこの建物はちょっと中華な感じ。向かいの建物も中華レトロな感じで。
街路樹の影がすごいくっきり。

 

 

有名スポットのようです。シャーベットカラーのこの建築の地区はなんと個人宅のようで…。

観光バスが通りすぎていくのを何回か見たりインスタグラマー(笑)のおねーさんが自撮りをしまくっているのは見たけど…。

 

 

もしや日本でいう長屋?とか思ったりして。笑
いや、それにしては綺麗なんだけど。
色で区切られたお隣さんとの壁の薄さが気になる…。。。

 

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シーサー?狛犬?っていう獅子をいくつも見ました。
やっぱり世界はどこかで繋がっているんだな。

 

そんでもって、タイルの柄がすんごい乙女でどんな人が住んでいるのか気になります(おじさんだったりするわけで)

 

 

植物は別で纏めて記事にしますが。ジャスミンとブーゲンビリアを見ることが多かったなぁ。
このお宅は家のカラーリングと植物がとてもマッチしている。

 

 

で、この端のお宅は大きな樹があって像のオブジェがあって黄色と白の家だったのですが。
インド人が住んでいるのだろうか…と、単純に想像する桐島。

 

 

これは別の場所。戻ってきて市内の道すがらのプラナカン建築なのですが(なので雲行きがあやしい)右端のが白黒アリストランプ柄なのがものすごい可愛い…。

 

移動中のTAXIの中でスコールに合い、ラッキー…と思ったのですが。もしかしてあのスコールがこっちにやってくる?!と怯えながら移動したので写真はちょっと少なめですが。。。

 

 

急にスペインみたいな教会の路地。
もう、なんか素敵な位置に鳩が飛んでくるのでここぞとばかりにシャッターを押しますよ。

 

 

急に読めない文字が書いてあります。
ここはリトルインディアなのでサンスクリット語なんだろうけど、その文字が何文字なのかはわからない…。。。

 

 

カラフル…だけど、今までのプラナカンのカラフルとは違うカラフル。
色の配色の組み合わせが違うんだよね。

 

 

そして、ヒンズー教寺院。こちらに拝観させていただこうと思っていたのですが入れない時間でした…。。。残念。
ヒンズー教は仏教とちょっと似ていると思うのですが(神様とかがね)その配色とか構図とかが全然違うので不思議です…。

 

 

アラブストリートまで戻ってきました。なんかこの辺に来るとホーム感があります。(宿がこの辺だったので)
奥に見えるのがマジットサルタン。モスクです。金ぴかでまさにアラビアンナイト!な感じがするのですが、自分的にはこっちのモスクの方が好きでした。

 

 

お宿からほど近い青い小さなモスク。
行く前からチェックはしてたのですが地図で見るより近くてびっくり。

 

 

横から。
このアーチがイスラムな感じがします。ローマ風でもある。
アラビア半島、地中海からやってきたんだなぁ…と思いを馳せてしまう。笑
テラスのね、抜きの月と星も素敵なんですよ。砂漠の国では太陽よりも月と星がありがたいんだよね。

 

 

タイルに寄ってみました。建物全体がこのタイル。
こうしてみるとちょっと昭和な感じで懐かしい気がする…。お風呂場とか…。。笑

 

 

で、このランプを見た時理解しました。
「あ、アラブストリートのイスラム文化ってモロッコと違う!」と。

 

 

参考までに、こちら、モロッコのランプ。。。

 

行くまでは見分けがつけなかったけど、行くと違いがわかる。

中国の提灯と日本の提灯の違いが、欧米の方には分かりにくいのと似てるかも。

日本人には全然違うよ〜!って思うけど、外からみると結構わからない。

 

 

きっとトルコ風なんだろうなぁ。

どこもターキッシュ、って書いてあって。七面鳥?と思ったけど…違う違う。。

ちょっと似てるけどだいぶ違う。

 

 

トルコも行ってみたいなぁ〜と思いました。

この辺は観光客向けのお店も多いけどムスリム系のお店も多いので普通の方も多い。

ずらーっと布屋さんが並んでいるんだよね(ヒジャブ用)

 

 

 

 

さらに裏路地に入るとストリートアート。

タトゥーいっぱいのシンガポールのカメラマンだと言うおじさんに「こっちがいいよ」とおすすめされたのはおしゃれな場所。

 

 

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あれ?なんか代官山あたりにありそうなお店。

急に綺麗な通りになってびっくり。台湾でもこういうのあったなぁ。

 

 

若者が多くてちょっと物価は高いけど品質はいい感じ。

うーん。まさに代官山。

 

 

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汚いまではいかないけど発見して嬉しい。こういうごっちゃごちゃの配線が好き。香港の裏とかこういうのしか、ない。

ルールとかそういうの関係ないというか、今日電気がつけばいいんじゃん?みたいな。

日本でいったら良くない。んだけど、ここは日本ではない。

 

プラナカンに惹かれたのは、その「強さ」だったのかな、と帰ってきてから思いました。

 

 

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日本人て島国だから「ハーフ」を日本人じゃない!って言ったりするじゃないですか。

ミス日本とか、ハーフの子がなったりすると「日本人じゃないくせに!」という人がすごく多い。

 

もちろん他の国でもそういうのはゼロではないのだけど、日本は「皆同じ」が良しとされてきて他と違うことや異質な事が「怖い」、理解されないことがダメな事だという風な雰囲気があると感じています。

 

 

空港からのお迎えのTAXI運転手のおじさんにどこの生まれですか?と聞いたら、とても誇らしげに「わたしはシンガポール生まれさ」と自分を親指で指して言ったのが忘れられなくて。

自分は日本人であることをそんなに誇りに思えるだろうか?と思った。

そのおじさんは「シンガポールは綺麗だし、犯罪はないし、皆が親切であるよう努力している素晴らしい国だ」と話してくれた。

 

 

どんな生まれであろうとも、どんな文化が混じりあうとしても、今ここに存在している「存在」こそが全てでありその「国」そのものである。と。

様々な国の支配や思惑や文化が混ざり合ったとしてもそれは、私たちが作り上げた文化である、と。

プラナカンはそんな風にシンガポールの誇りのように思えた建築でした。

 

清潔で、不便なく、多様性があり、差別的な目線を感じない国、シンガポール。

この旗のように心から清々しい気分の国です。

 

シンガポール編、もうちょっと続きます。

 

 

 

 

東京キャットガーディアン×PhotoCafe桐島ナオ 月イチ*猫撮影会
次回は6月17日(日)↑

 

 


Que ce soit le scoop pour le cœur qui?@ EiQ

 

 

 

自分が望んでいたものを、与えてくれる人なんて、世界のどこにもいないんだ。

 

って、そんなことを何故か思い出しながら撮影していたら、雨の音が聞こえるような気がして。
EiQくんに傘をさして貰ったら、脳内に雨が降ってきました。

 

Take2になり着替えて貰ってスタイリング一新。

ぐっとシックに、少年のような青年のような、中性的でもあり、路地裏の目の鋭い動物のようでもある。

 

 

 

 

 

 

ギラギラの水銀灯に、蛍光灯に、タングステン光のミックス光。

それにピントがファインダーでは見えないほどの、暗がり。

 

ポートレートにはとんでもない光だけど。でも、目が惹きつけられて離せなかった。

 

今回の撮影も、ライトなし。レフなし。カメラ1台のみ。
光を、読む!読め!と、自分で言い聞かなせながら、別のことも考えつつ、一瞬で表情が変わってゆく目の前のEiQくんにも集中。

 

 

 

 

香港の路地裏の怪しいにーちゃんから(笑)急にLondonの少年になったEiQくん。

どちらも日本の東京、なんですけど。

表情も雰囲気もスタイリングも、別人の顔で。

 

 

雨が降ってけぶっている夜ように。

ハレイションで雰囲気だしてみたりして。

 

光に溶ける。 雑踏の音がなんとなく消えていくような、意識が雑踏に消えていくような。

 

 

 

 

Londonですね。とEiQくんと喋ってたけど、LondonでもKnightsbridgeとかWestminsterとかじゃなくて、Piccadilly Circusの坂道登った路地裏のほうね。

そんな事を思い出しながら現像してみました。
それかNYのManhattanの方かな…とか話はしてたけどManhattan行ったことないです。笑

 

どこも、綺麗になってきてしまっていて。
全部均一化されてしまうみたい。おもしろくない。

 

 

EiQくんとはまだ全然わからない事が多いけど、彼が持っている世界はとても面白い。
ただ、カッコイイわけじゃなくて。美しい時もあり、妖艶な感じがする時も。
すごく若く見える時もあるし、老成しているように見える事もある。目線がね。

 

 

この目線。

 

見透かしているような、見透かしてほしいような。
誘っているような、誘われているような。
少年のような、大人のような。不思議な空気感。

 

あ、これはいい写真、と、シャッターを押した時に感じたのは間違えではない。

 

 

でも一瞬でこんな表情にもなるからずるいし、追いかけなくてはいけない。笑

 

 

 

ちょっとだけ、EiQくんの撮り方がわかってきたような、気がする。

呼吸、のようなもの。シャッターと瞬きのタイミングみたいな。

 

 

前回も思ったのだけど、コンクリートが似合う人だな、と感じた。

人工物というわけじゃなくて。
人が作ったもの、という意味でのコンクリート。

 

 

時間も季節も天気も国も年齢もわからなくなって。

その表現そのものになる、という感覚が好きです。

 

EiQくん、被写体ありがとうございました。
次回も決まっているのでどうぞよろしくお願い致します!

 

 

 

 

 


A-t-il besoin d'exister là-bas?@ EiQ

 

 

EiQくん。2回目の撮影です。

 

前回のテストシューティング的な撮影からぐっと気合いが(お互いに)入って、今回は2本撮影でスケジュールを組みました。
まずはここは絶対似合うと思っていた新宿2丁目近く。

 

 

ゴールデン街という場所が有名ですが、現在ゴールデン街はなんだかものすごくキレイな街になっていて。なんかちょっと違うんだよなぁ、と。
目指したのは香港的な雑踏感。整っているのではなく、雑多な中に這いつくばって生きているような。
そんな強さの中の「美しさ」です。「キレイ」ではない美しさ。

 

で、ここはゴールデン街に並んである三光商店街という場所。(撮影申請をして時間で区切って撮影させていただいています)
EiQくん、下見をしながら色々二人で話しつつ構想や考えを固めていって…これは絶対ビールっしょ!とコンビニでゴールを買ってぐびぐび。笑

 

 

ふつーに、飲んでます。笑

 

なんか、でも。この顔は好きです。いい表情。
キレイなおにーさん、じゃなくて、近所にいる得体の知れないにーちゃん。みたいな。
でも、こういう人、気になるんですよね。何してるか分からない感じの。笑

 

ちなみに路上喫煙は禁止なのでタバコに火はついておりません。

 

 

この路地と光が灯る時間を狙ってどうしても撮りたくて。
オレンジの光と路地裏。雨が降ったら漏電しちゃいそうなごちゃまぜの配線。

 

最初、もっとキレイ目のスタイリングだったのですが(EiQくん提案)、コンセプトを詰めていくうちに「おしゃれである必要はないですね」と。このスタイリングに。

 

裸足にサンダル。瓶ビール。最高。笑

 

ほんとの香港の路地裏だったらこんな座るのはちょっと躊躇するかもしれませんが(笑)ここもキレイになったのだと思います。

 

じっと、手を見る。

 

キレイなものは、あまり好きではないです。整っているものは、面白くない。
美しさは何もないところからは生まれないと思っているので、汚れたり傷がついたり雑然としたり、何も無くなったりする中から生まれてくるものは、好きです。

 

こういう汚い路地裏が好きなのは、そういう過程のように感じるからかも。

 

雨かも、と予報が出ていましたが。雨でもよかったね。なんて話していて。
この雰囲気で雨だったら、EiQくんは濡れていたと思うので(笑)雨ではなくて良かったね。。。笑

 

 

ぼんやりした目線と一緒に動く指と、たまに光る目の奥がとても好きで。
お互いに考えていることはさほど多くは無いのかもしれないけれど、撮影している時に写真を見せて嬉しそうな顔が観れるとどんどん良いものが撮れるし、お互い信頼出来るようになってくる。

 

自分が相手にしたアクションを、相手は倍で返してくれた嬉しいよね。って思う。
そのキャッチボールが人物撮影だと思うのですが。
EiQくんを撮影している時、かなりそういう感覚になりました。たぶん、EiQくんが良いものを作らねば!とカメラに答えてくれたからじゃないかと。

 

 

さて、僕は何処へ行こうかな。

 

撮影は、続きます!

 

 

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