春の陽射しとレオン@ペンタコちゃん

レオンが我が家に来てもうすぐ6ヶ月。半年!!!
あっという間な気もするし、まだ半年!?とも思う。
我が家にやってきたその日からレオンは「レオン〜」という呼びかけに「にゃぁ〜」と返事をするし、「おいで〜」と言えば膝に乗ってくるような子だった。とにかく人間が大好きで、猫が大嫌なオジサン。
 

どーしても撮りたかった写真があって。
樹里ちゃんの結婚式の打ち合わせのあと、昼間にぽっかり2時間空いたので。
(そういえばこの写真は3月だった…)
レオンをペンタコちゃんで撮る!という願いが叶いました!
 

ベランダでみどりさんのお世話をしているとその様子を観察しに来るのが仕事のレオン。
お外は好きじゃないので、ベランダもあまり。
ベランダで作業をする桐島を横目で見ています。
 
眩しい時にも変な顔になる。笑
レオンぽい顔。
ペンタコちゃんはカメラの機種名。真四角の写真が撮れる中判フィルム一眼レフ。
手巻き式、オートフォーカスなし、露出計なし、なカメラなので。動くものは苦手。室内も苦手。

ちょっとベタ光だけど、日だまりのレオンがあまりにも幸せそうだったので、どうしてもフィルムで撮りたくて。
レオンがまったりしてたので撮らせて貰いました!
 

もうすぐ植物たちが賑やかになったら、きっとレオンにもおしゃべりしてくるだろうから。
そしたら一緒にみどりさんと遊ぼうね。

とか言ってみたら以外にちゃんと聞いてるレオン。
植物が「会話をする」と思う桐島です。言語はないけど、おしゃべりな子はいる。
その声というか、波長を聞く事は出来るから。言いたい事はなんとなく分かるような。
それって動物も同じ。人間は言葉があるから、心を沿わせる事を面倒くさがってしまうことがある。
 

ISO800だと結構粗い感じがする。でも、これも嫌いじゃない。
レオン、って呼んだ時の顔。
ん?って返事する。

そうだね、君はレオンで居てくれる。
 

ぽかぽか。陽射しを浴びる。ほくほくになる背中。
なにより、半年前に比べてふっくらしたのが本当に嬉しい!毛艶も抜群に良くなりました!!
 

のんびり過ごせるように、心地よい場所を作ろう。
24時間一緒ではないからこそ、出来るだけ一緒にいる時間を大切にしよう。

レオン、今日もありがとう。
 

レオン、明日も仲良く楽しく過ごそうね。

 

ペンタコちゃんと鎌倉写真散歩。

ひとつ前の記事。
同じ日に撮ったものなんだけど、全然違う人が撮ったみたい。

でも、カメラが違えば、全然違う人なのかも。
ファインダーを見て、シャッターを切る度に別の思考が出てくる。
 

ほら。柔らかな色彩。
ペンタコちゃんの世界。
 

鮮やかな色彩だってふうわり、柔らかく包んで。
それだって自分の感覚なんだから。何をしたっていい。
カメラを変えて、思考を変えて、まばたきの一瞬で消えるような。
でも、次の次のまばたきで戻ってくるような。
 

何個もの、思考が同時に存在して、互いに干渉しない気持ち良さ。
それぞれが独立して関係を持ち、その伸ばしたシナプスという仮想空間メモリに、新たな思考が生まれる。

だから、思考はいくつあってもいいと思う。
「変わる」んじゃなくて「いくつもある」。それが僕の思考。
 

緩やかな日差しに梅の香りがとても気持ち良くて。
思わず深呼吸。サイド光でパキっと立体感。

でも、ふんわりなのはレンズのおかげ。
 

もうすぐ満開になるミモザの樹。
この、洋館みたいなおうちに、ずーーーっと前、白い毛のもしゃっとした犬がいて。
彼の事がとても好きだったのを、この樹の前を通る度に思い出す。

あんまりにも優しい光で、その子を思い出した。
 

小町通りは一瞬で終了。
おしゃれなお店がたくさん増えたけど、人が多くてとても歩けない。
ひとりで人ごみに入るのはとても怖い。

小道に逃げると可愛い多肉氏の集団。

ハロー。ハロー。
 

人と暮らすちょっと適当なみどりさんがとても好きで。
なんか、こういうのを見ると嬉しくなってしまう。
 

線路沿いに英国喫茶を発見。
庭ににゃんこ。うん、これはきっと良い店の予感。
 

やっぱり当たり。
英国食器に和風家屋。明るい縁側から、お庭のみどりさんや小鳥や猫を見つつ頂く紅茶とスコーンが美味しい!
また、クロテッドクリームとジャムが感動。。。
 

このね、歪んだ硝子と木枠の窓から見る古いおうちの景色。
桐島の実家を思い出すのです。古い家だったから。懐かしい。
 

柱時計の音がそっくりで驚いてしまった。手巻きの木でできた時計。
夜中も鳴るからちょっと怖い。

そんなことを思い出しながら、とてものんびりさせて頂きました。
雨の6月の平日の午後、行ってみたいなぁ。
 

あと。
別のお店もはじめて行ってみました。
おしゃれな雑貨屋さん。なんか京都みたい。
ここ10年で鎌倉はホントにおしゃれになって、カフェや雑貨屋さんが増えて、すごく楽しい場所になった。
 

おしゃれな場所って鎌倉には無かったもん。古い和菓子屋さんと、よくわからないお土産屋さんくらい。
観光客が増えて、街がにぎわうのはとても良いと思う。
京都に住んでる人もこんな感じなのかな。
でも、八幡さま近くでもトンビが人間を襲いに来るのはびっくりしたなぁ。。。。
食べ歩きが増えたからかな・・・?
桐島は襲われてないけど、みなさんお気を付けください。。。


久しぶりに、自由勝手に写真を撮って、何にもならない、それだけの日。
ものすごく楽しかったーーーー!!

 

秋の東京蚤の市@ペンタコちゃん

去年の10月に撮影した中判フィルムクラシックカメラ。PENTACONSix、通称ペンタコちゃん。
(ペンタコちゃんについて、初めての方ははこちらからどうぞ。写真はカテゴリからどうぞー)
10月ってPhotoCafe合同展が一番佳境で、、、(笑)正直自分の写真の事なんぞ考える時間が全く無く(笑)この写真を撮った事も現像したことも忘れていたのですが…(こら)
先日久しぶりに鎌倉に行ってペンタコちゃん写真を最後に撮ったのはいつだったかなぁ…とフォルダを見ていたら「あ…更新してないじゃん…」と、気付いたわけです。
 

東京蚤の市にMLPShopさんの助っ人としてお店番手伝いで参加した日。
30分くらい、休憩を貰って写真を撮ってきました。一気にフィルム2本。と言っても12枚撮影なので24枚。
 

デジタルで12枚を撮影するのは一瞬なのに、フィルムだととても長く感じるのはなぜでしょう。
同じ事をしているはずなのに、この充足感の違い。
デジタルで1000枚一気にシャッターを押しても、フィルムの100枚の重さには絶対に叶わない。
 

思い通りにならない良さ。
カメラを自分の手足、脳のように使いこなすのではなく。
カメラを一人の人格のように一緒に歩く感覚。

自分だけの感覚じゃなくて、相手も尊重する。
得意なこと、苦手なこと、偶然も、気分も、そりゃあ、あるよね。
 

そうして共同製作した「写真」は、デジタルにはない、美しさと自分でも思いがけなかった感動をくれる。
特にその偶然性や、驚きはクラシックカメラだから、より感じる。

電動じゃない。露出計なんかない。1コマ1コマ手で巻き上げて。
失敗したら全部ダメ。でも、自分のせい。
 

確認出来ないから、自分を、カメラを信じるしかない。
きっと、撮れてるはず。きっと、出来てるはず。

そうして、露出を決めて。シャッターを押して、自分を納得させて、その場を去るしかない。

デジタルだったら何度だってピントを確認出来る。
何度だって、撮り直す事が出来る。
 

それが出来ないが故の、真剣さというか。ひたむきさというか。
そういう時間が、僕は嫌いじゃないです。

特にペンタコちゃんは視野率70%という素晴らしき世界。ファインダーでは撮影する3割が「見えていません」。
創造力と、経験。あとは、少しの愛情。
ピントもいい感じに甘くて、うちの子は後ピンになる傾向がある。
 

それでも、このカメラが好きで、フィルムが好きで。
完璧じゃなくたって、愛せる。
思い通りにならなくなって、怒れない。
だからこそ、大切だって思える、存在です。
 

特に、光や温度、風を撮りたいと思ってしまう。
綺麗だな、美しいな、って思った瞬間。

何が、撮りたいのか、何を表現したいのか。
それを、突きつけられて、ペンタコちゃんにちゃんと伝えられたかを、いつも考える。
 

でも、ペンタコちゃんは、その問いかけをかる〜〜く飛び越えて、こんな素敵な世界を返してくれる。
やっぱり、それはデジタルでは、見えない、描けない、世界なんです。

ペンタコちゃん。今年もよろしくね。


 

東京蚤の市@ペンタコちゃん

東京蚤の市にペンタコちゃんを持って行くのはなんだか恒例になってきて。
2012年の秋に初めて行ってから毎回行っているのですが。
今回は、本当に、、、ものすごい人で。。。
大好きなMLPShopさんがいなかったら、入り口の人混みを見て卒倒するか帰ってたかも。。。
 

写真は、無心なので綺麗な空気に見えますが。。。。
被写体はとても可愛いです。お店のディスプレイやスタイリングを見るのも、とても楽しみな場所。
でもね。今回は本当に「殺気」を感じる空間で、人間がとても怖かった。。。
 

可愛いなぁ、と思うお店に、まず、近づけない。
3重くらいに人垣が出来ていて、なんだかバーゲン会場みたい(あんまり行った事ないけど)
バーゲン会場って、なんだか怖いでしょ。
「我先に!!」って感じで、他人を押しのけて、奪い取る、みたいな。
 

写真に人間は写らないように撮っているのですが、午後から入ったのに、会場内は素敵なアンティークを奪い合うような、殺気立ったオシャレなおねーさま方が…怖い。。。
今回は2Fフロアで開催されている北欧蚤の市もちょろっと見て来ました。
でも、やっぱり人がすごくて、目眩がしてしまった。
 

田中さんの植物たちも目の前でバンバン奪われて行って、なんだか悲しくなってしまったので写真はこれだけ。

いや、地方から出展しているお店の人にはとっても良い事だと思います。千客万来。
たくさんのお客さんが来てくれて本当に良かったです。
 

でもね、蚤の市って、アンティークって、骨董って、お店の人に商品の買い付け場所とか、どういう時代のものなのかとか、お気に入りポントとか、そういうのをお話しして語り合って、それで巡り合うものだと思うんです。
そうじゃなくて、割り込み上等で人垣をかき分けて奪い取って支払ったら次に行く!…って悲しいなぁ…と。
 

なるべく、人間を見ないように会場内を歩いていたら、本当に疲れてしまった。
ベアくんも、目眩がしてないかい?

本当に素敵なものばかりなので、ゆっくり見たかったなぁ。
でも、「東京」という場所だから仕方無いのかな。と諦めもつきます。
東京って、ちょっと話題になると一斉に人が押し寄せて、根こそぎ奪うような場所だから。
だからこそ、存在出来るイベントやお店もあるから、悪い事ばかりでもないけど。
「空気感」という言葉が通用して、雰囲気だけで同意してくれる曖昧な「価値」があるのも、東京ならでは、だし。

 

めー。めー。

やっぱり羊は目に入ってきます。
(山羊だったらどうしよう。。。)
 

古いものは、静かな場所で、店主さんのこだわりや、うんちくを聞きながら、出来れば雨の日なんか素敵ですね。
何時間もかけてゆっくり選びたいような、そんな素敵なものたちが溢れていました。
(それ以上に、人間が溢れかえっていました)
 

さいごに。
大好きなMLPShopさん。
午後にお伺いしたのに、ひっきりなしにお客さん。
次回は包み係か会計係のお手伝いにでも行った方がいいんじゃ…と、思ってしましました。笑

とっても素敵なアイテムが勢揃いでいつ見てもニヤニヤしてしまいます。
そして、店主さんにNZの素敵で美味しいワインを頂いてしまいました!!!びっくり!!
いつも本当にありがとうございます!また、奈良のお店にお伺いさせて頂く事を楽しみにしています!
(今日は店主さんの笑顔とよっぴさんに逢えたのが一番の収穫です。笑)

帰宅して、本当に目眩で、ぐったりしてしまいました。笑
人間が多い所は、苦手です。。。

 
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京都のペンタコちゃん。ふつうの、一日。

京都奈良出張の最終日、帰る日の新幹線の時間まで。
しばらくの間、のんびり過ごす事が出来たので、とりあえずカフェに行きました。
 

2011年5月に来たのを覚えてるcafemarble。奈良美智さんの展示とトークショーを見に行く時に立ち寄ったカフェ。
あの日からもう3年も経つけど、まだ3年しか経ってないんだ、とも思う。
毎日思う事は同じ。毎日するべき事は同じ。
繰り返しにしか過ぎない毎日の中にこそ、大切にしなくてはいけないから繰り返すものがある。
 

物の見方というのは環境や年齢によって変化するというけれど、結局は本人の意識でしか変える事は出来ないと思った。
僕は変わってないとも言われるし、変わってしまったとも言われるけど。
変わらない事にも体力を使うし、変わってしまう事も勢いがいる。
結局は結果論にしか過ぎなくて、人は1面体じゃないから、変わらない面もあるし変わった面もあるだけのこと。
 

ISO800のフィルムで撮ったら見事にザラザラで素敵な感じになって。
EOSMも持ってたから綺麗な写真もあるんだけど、やっぱりペンタコちゃんの、この感じがいい。
写真が荒れていても、ピントがシャープでなくても、視野率70%しかなくても(笑)これが、いい。

きっと、僕にとって写真を撮る事は、綺麗なものを残す事でもないし、誰かに何かを伝えたいなんて思った事はあまりない。
いつだって、撮りたいのは自分自身で、自分の定点観測と客観視の為でしか、無い。
 

それでも、ファインダーを覗くと一瞬で、周りのざわめきが消えて、そこは静かな祈りの場のような空気さえ感じる。
光と、影。色彩と輪郭に気持を研ぎすまして。
頭の中は思考で巡るけれど、シャッターを押す瞬間に全てが消えて無くなる。

シャッター音ごとに、現実に戻る。
 

お休みの日のさくまくんの笑顔が好きで。
この、ほにゃっとした顔を見ると、あぁ、今日はおやすみだったなぁ。と、思い出す。
きっと自分も、ほにゃっとした顔になっているんだろうな。。。
 

その後キルフェボンにも行って京都限定のケーキを食べたり。
東京の青山にイートインが無くなって、銀座が味気ないビルの地下になって。
あぁ、もうこのエメラルド色のキルフェボンでケーキを食べれないのかぁ…と思ってたから嬉しい。

ここのケーキは見ててわくわくするから好きなのです。
どこの誰が発祥でも、好きなものは好きで、美味しいと思うものは、美味しい。
 

休日、って魅力的な響きだけど。
ほんの少しだけ、早起きしてみどりさんに愚痴を聞いてもらうのでもいいし、こうして夜更かしして写真をきちんと眺める事でも十分に心は休まります。
毎日は息つく暇も無いとか言いたくないから、ほんの数分でも珈琲を落とす時間を愛せるように。
そんな時に、心地よい風をきちんと感じられるように。

しっかりと強い自分で在りたい、と。
改めて思いました。

僕は僕の場所で、僕と戦ってゆくのです。

その世界の存在を優しく肯定してくれるペンタコちゃん。
ありがとう。


 

雪解けの青色と優しい景色@ペンタコちゃん

先に掲載した記事は全てEOSMちゃんで撮ったものなので、フィルムのペンタコちゃん写真も掲載してみます。
やっぱりフィルムは違う、と言うか。ペンタコちゃんは、違うなぁ。笑
 

荒涼とした景色にも見えなくもない。けれど、どこか受け止めてくれる暖かさを感じる。
雪の残った石の湯の庭の、小川を越えた森の中。
静か、ではなくて。生き物の、言葉じゃない「聲」がする。
 

命というのは喋りかけてくる。

桐島は人間よりも、植物や動物と話しているか、ずっと絵を描いているような子でした。
ひとりぼっち、じゃなくて。いつも何かと対話をしてるような。

言葉にしなくても、一緒に存在し合う事を確認するような。
伸びやかな枝先に、すーっと意識を向けてゆくと、
樹の方も、僕をじっと見てくる。
 

じっと見つめてくるのは大きなものだけではなく、小さな生き物たちもいて。
「生き物」というと小動物みたいだけど、苔類や菌類もそう。

呼吸をして、大気を感じて、触ると、僕と熱交換をする。
共に存在を感じて、確認し合う。
 

雪解け水はこの温水の温度を少し下げるだろうけど、ここはずっと暖かな水が溢れている。
少し蒼く見えるこの美しい小川にも、たくさんの生き物が暮らしている。

当たり前の事を当たり前に意識する。
きっと、普段生きているとみどりさんたちくらいしか、会話をしないから。
こんなに沢山の語りかけて来る植物が、とても嬉しくて。
都会の植物は無口な子が多いのは、生きるのに必死すぎて、交流する気にもなれないからかな、と思う。
 

既にこんもり、クレソン。
一口、頂きました。美味しかったなぁ…。

命をいただく。
植物でも動物でも、存在を自分の中に入れる。そして、自分の肉となり躰になり、それは心になる。
 

向き合うと、自然は本当にたくさんの事を教えてくれる。
朽ちそうな樹に、命が宿る。
そして、命が繋がれてゆく。

僕は誰かの、何かを繋いでいるだろうか。
少なくとも、大切だと思うものの、手は離さないように、いつでも貸せるように。
片方は自分自身の為に、片方はあなたの為に、しっかりしていたい。
 

石の湯ロッジには読書コーナーがあって、たくさんの本が並んでいます。
古ぼけたこんな本を発見して、なんだか懐かしい気分。

生き物図鑑や理科の資料集が大好きで、どういう生き物が居てどういった生き方をしているか、を知るのがとても楽しかった。
 

今回、ひょっこり窓辺に現れた小学校にあったような木で出来た机と椅子。
支配人が誰かから貰ったものかな。
なめらかになった、木の質感。
 

滑らかな木に触れると、なんだかほっとする。
大切にされてきたものに触れると、嬉しくなる。

何度も何度もめくられた「生きもの図鑑」はとっても可愛いらしい。
 

表紙のツキノワグマが楽しそうでしょ。笑

石の湯ロッジは国立公園の中にあるから、あっちこっちに出かけるのも本当に素敵だけど。
やっぱり桐島は、この魔法の森があるお庭と、石の湯ロッジの中が、大好きで。
あったかくて、優しくて、たくさんの事を、そっと伝えてくれる場所だと思います。

是非、素敵な図書館にも寄ってみてくださいね。




 

飴色の、空間。 @ペンタコちゃん

今月、ようやく折り返しにやってきてホッとしています。
3月は果てしなくて、窒息しそう。
息抜きなんかしないまま、息を止めて春の嵐に潜る日々です。

そんな中の、別世界。

世界から隔離されたような、柔らかな呼吸の場所。
上野の小さな坂を降りて、魔法使いがこっそり作ったみたいな、路地を入る。
 

何故か、貸切になることが多い。
休日の昼間なのに、他のお客さんに殆ど逢った事がない。

静かな一軒家。
 

それでも、何年もこっそり、通っている。
変わらないけど、変わってる。

変わらないものなんて、本当は何処にも無い。
同じような顔をしていたって、全ての存在は「死」か「無」に向かっているしか、無い。
 

暖かな昼下がり。
ペンタコのコマを巻く音がピアノの音に混じる。

地下室のしっとりした感じと、低い天井も好き。
 

どうしたって、無くしたくないものは誰にでもある。
それを、人に見せるかどうかは、その人次第で、誰かが責められるものではない。
「共感」なんていう幻に縋っていると、いつまでたっても夢さえ、見れない。
 

温度。呼吸。暖かな質感。

確かなものは、自分の中にある。
それだけで、十分。 あとは、いらない。


ペンタコが似合う空間だなぁ、と思っていたので。
連れて行けて本当に嬉しかった。

当たり前の事なんて、毎日有り得ない。
明日がある事なんて、信じないでいたい。



おまけ。

お料理は一眼で撮ったのでちょっとだけ。

あと、相変わらずな君も。

ねむねむ。

しあわせな、午前でした。


 
東京キャットガーディアン×PhotoCafe桐島ナオ 月イチ*猫撮影会  
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石の湯ロッジ@ペンタコちゃん。

PhotoCafe撮影会中に撮影した写真たちなのでどっちのBLOGに載せようか迷ったのですが半月くらい日が空いてしまったのでこっちに載せてみます。
ペンタコちゃん写真です。



初日は吹雪だったので、翌日の日中に撮りました。
ちらちらと雪が舞うグレースケールの世界に佇む石の湯ロッジ
谷の中に暖かな暖炉から昇る煙突の煙が上がります。



たぶん、露出オーバーになっている一枚。白くけぶっているみたい。
でも、なんかこれもいいです。



太陽が一瞬で出たり、陰ったり。
シャッターを押した瞬間に光が変わったりして。笑

一瞬で温度が変わるのが判ります。
太陽の温かさは、本当にすごい。全身で感じれることって、やっぱりこの場所だからかもしれません。



白樺の表皮。
柔らかなトーン。
白樺の樹って、なんかすごく優しい印象なんです。
少しすました顔なんだけど、とっつきにくいかといえば、そうでもない。
押しが強くなくて、だまって穏やかに話を聞いてくれるすらっとした感じ。



この写真、とてもお気に入り。
粉雪が降っているのですが、降っている雪にピントが合っていて。
ファインダーでは、見えてないのだけど。
降っている雪はランダムだから。
ペンタコちゃんの最高速度1/1000で切り取った世界。

柔らかな日差しがとっても優しい。

フィルムなので勿論確認出来ないのですが、この時は「あ、撮れた」って嬉しくなったのです。
なんか、そういう信頼関係がようやく出来てきたこのごろ。



石の湯の自家製シリーズはどれも美味しいくて一番は選べないのですが、好きなものの一つ。自家製パン。
さっくりホクホクふんわりな、パンが数種類。
これまた可愛い木の器で出てきます。
ビュッフェスタイルで好きなだけアラカルトを持って、ジャムをリズムよく並べて。
そういう食を楽しむ時間も、とても贅沢。

石の湯はゆっくり過ごす事が最高に贅沢で一番の過ごし方だと桐島は思います。
それに、ペンタコちゃんはとても似合うのです。

2月の冬の日。
志賀高原のペンタコちゃんでした。


 
東京キャットガーディアン×PhotoCafe桐島ナオ 月イチ*猫撮影会  
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2月の青森県美と弘前散策@ペンタコちゃん

前に載せた記事は全てデジタル(CanonEOSM)での撮影だったので、一緒に行ったPENTACONSixTLことペンタコちゃんの写真も載せてみます。
全然違う世界です。

いや、全然違う、って事は無いか。
うん。でも、違うかも。

ペンタコちゃんの優しさが入るとこうなるんだなぁ、って思うのです。
中判をやっている人はコダックを使う人が多いのだけれど、ペンタコでコダックだと柔らかすぎて。
なんか、狙ってんでしょ!的なあったか写真になってしまって違う、と思ったのでした。
もうずっとLOMOだけ使ってます。

外の雪。
今、気付いたのですけど、硝子に写ったペンタコちゃんが写ってる。笑
青森県美の八角堂です。

1Fはプレイルームと事務室になってて。大きなムーミンがいました。
なんか、おなかですぎでじゃない?

青森県美は、ゲストより職員の方が多いんじゃないかと思うくらい。
空間の美しさと凛とした空気をゆっくり深呼吸で楽しみました。
ペンタコは、何をこの子で撮るか。撮るべきか。撮りたいか。
いつも、景色を見ると「あ。ペンタコで撮りたい!」と思うものがあります。
そうじゃないものはペンタコじゃないもので撮ります。

でも、あまりそうやって決めつけるとペンタコちゃんの振り幅が狭くなってしまうので。
決めつけすぎないようにも、してます。

弘前の手作り木工雑貨と家具とセレクトショップの木aさん。
大好きなお店で、普通に「お久しぶりです〜」って笑顔でお話出来るあったかい場所。
弘前駅の目の前なんです。ほんと。
絶対行った方がいいです。

空間を所狭しと埋め尽くす小さなキラキラたち。
暖かみがあって、ひとつひとつが一点もので。
しかも、お手頃価格。ほんとに。いいんですか!?って思う。
一緒に行ったhayanoお嬢様は何度も目を丸くしておりました。笑

ペンタコちゃんは、その場の空気、みたいなものを切り取るのが上手いカメラだと思います。
よくレンズ評価とか写真レビューで「空気感」という言葉があり、ずるいなぁ!と思うのですが。
何とも言えない、被写体と空間が持つ「間」を表現する時に便利な言葉だと思うのです。

クオリア、みたいな。
一つの言葉に出来ない。でも、一つの単語からそれぞれがイメージ出来る。

弘前の洋館も、長いお付き合い。
あぁ、帰ってきたなぁ。と、思うのです。
1人でも何度も来ました。
誰かとも、来ました。
そのたび、僕よりもずっとずっと長く生きているこの建物は、毎回受け入れてくれる。

願わくば、自分がこの世からいなくなってもずっと残って欲しいと思う。
こうして存在を受け止めてくれるというのは、なんだか安心してしまう。
建築は、人工物だけれど。人工物だって、自然の一部だと思う。
人間だって、自然の一部。
歪んでしまったけれど、それでもまだ自然の一部なんだと思いたい。

ハロー。ハロー。
ただいま。
ちらり、と桐島を見る。

うん。お久しぶり。一年ぶりかな。
納戸の子供部屋。
抱きしめたくなる木馬。
ずっと、変わってない。この空気は、初めて来たあの日からずっと変わってない。

LOMOフィルムにコマ数や裏紙の丸が写り込む現象ですが。
なんか、理由が判った気がします。
確率論かもしれないけど。
フィルムを装填してその場で使い切ってしまわないものに、写り込みが出る確立が高い気がします。
このフィルムもそう。
窓枠の上に丸が写り込んでいる。

でも、もうそんなのどうでも良くなってしまうくらいには、このフィルムがいい。
適当で、ヴィヴィットで、たまに劣化してしまって、コマ数も写り込む。

完璧に計算出来るものは、もうあるから。両手を離して、何かを委ねよう。
足元が崩れ落ちても、きっと落ちた先にも何かがある。

hayanoお嬢様のバッグがとても可愛いくて。
ニット帽子のリボンも素敵で。
こういう素敵で可愛いらしいものを身に付けられるというのは、素敵だなぁ。と思いました。

深呼吸の、青森旅。
2ヶ月ぶりの、ペンタコちゃんでした。
ありがとう。



 
東京キャットガーディアン×PhotoCafe桐島ナオ 月イチ*猫撮影会  
 
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秋の東京蚤の市@ペンタコちゃん

11月の最初のほう。
年に2回のお楽しみ。東京蚤の市でした。
秋開催はなんとなくしっとりした温かな空気感。

このイベントの時はペンタコちゃんと一緒。と決めています。

 

透明感、という言葉を使ったら卑怯だけど。
なんというか、輪郭という骨組みだけを残してあとは曖昧にしてしまったみたい。
 

色彩や光の柔らかさ、温かさをとても意識します。
ペンタコちゃんのフィルムは今はLOMOだけです。
100と400と800を使っています。最初の方はFUJIも使ってたけど、今はLOMOのだけ。

ちょっと適当なWBと、たまにハズレを引いてしまう失敗と。笑
そんなのも、とても愛らしい。
昔に使っていたコニカミノルタのフィルムを思い出す色彩。
 

可愛いものを見ると元気が出ます。
特に好きなのが、ぬいぐるみと植物。
アンティークのぬいぐるみの可愛いらしさは、本当に。言葉ではいい表せない。だから、写真を撮る。
 

誰かに愛されてきたぬいぐるみは、顔が違う。
飾られただけのぬいぐるみと、子供に抱きかかえられたぬいぐるみは違う。
なんだか、みんな誇らしげに見える。
 

ふわふわが、ガビガビになって。
ピン!と張っていたヒゲがくちゃくちゃになって。

それでも、自慢げに其処に存在しているぬいぐるみが、可愛いくて仕方無い。
 

ふふ。いいでしょう?

って言っているみたい。

うん、いいね。すごく可愛いよ。

って、思いながらシャッターを切る。
そういう瞬間が、とても心地よい。
 

いつも楽しみにしている田中美穂植物珈琲店さんのモビール作品。
この方の選ぶ植物や空間の作り方が素敵です。
京都にお店を持っていらして、恵文社のプランツコーディネートもされています。
 

あと。此処数年気になっているマリアさま関係。
ひとつだけ持っているけれど、このお顔もとても素敵でした。

アンティークというのは、自分よりも長くこの世に存在していて、自分以外の人の人生を見ているものです。
色んな想いや時間を受け止めて存在して、巡り巡って、この日本にやって来たものたち。
 

異国のものに惹かれるのは、全然自分の知らない土地で、全く見た事も想像した事も無いような人が。
いつか何処かで、一緒に過ごしたものの、続きを僕が始められるからかもしれません。

「モノ」は人間よりも長く存在する事があります。
だから、大事に大事にしてあげたい。
 

アンティークや骨董、古着なんかは「怖い」って言う人もいるけれど。
今生きている人間と関わる方が、僕はよほど怖いので。
古い「モノ」はどちらかというと好きです。

人間と向き合って、時間を経てきた、モノたちは、みんな優しい顔をしている。
 

一緒に行ったhayanoさんの手。
ちいさな硝子のキャニスターを選んでいるところ。
上の部分が磨りガラスになっていて、とても素敵でした。
小さな標本みたいにたくさん並べたい。
 

白いシャツが、似合う人になりたいとずっと思っています。

ずーーーっと前に読んだ本で、フランスのデザイナーさんがクローゼットに白いシャツと黒い洋服しか無いよ。って言ってて。
その写真が、ものすごくカッコ良くて。
頭の中に強烈に残っています。

自分はそんなシンプルにする事が出来ないけれど。
その印象は強く記憶されていて。なるべくシンプルなものを素敵に着こなせるようになりたいなぁ、と思っています。
 

東京都内なのに、すごく遠くへ旅をしたような錯覚になる東京蚤の市。
今回も大好きなMLPShopさんでお買い物をしてほくほく。

買ったもの!↓
珍しく、買い物をしました。笑
 

これを目当て、に参戦したくらい。
MLPさんがイギリス買い付けの時にリアルタイムで「それ欲しいです!」って言って持って来てもらったもの。笑
この別色を持っていたのですが、ソーサーを割ってしまって。
MLPのオーナーさんに買い付けの時に同じものを見つけて欲しい!と頼んでいたのです。
 

新入りはこいつ!英国のメーカーもの。
 

濃い茶色はずっと前にMLPさんのお店で購入したもの。
また、揃ってとても嬉しいです。今度は割らないように気をつけよう〜(^^;)

最後3枚はiPhone写真でした。
とっても楽しい一日でした。

たぶん、ぬいぐるみと、植物と好きな食器があればずーっと幸せでいられると思う、桐島でした。笑



 


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