バロセロナ建築散策@モンタネール建築と大聖堂

 

サクラダファミリアから歩いてちょっとの所にある世界遺産。サン・パウ病院。

元、病院と聞いて耳と目を疑うのだけど、どういう人が作ったのか知ってちょっと納得した。
ガウディを調べていると度々出てくるドメネク・モンタネールという建築家(Lluís Domènech i Montanerと書くのでムンタネーと読む事もあるらしい)。

 

 

この人はガウディのライバル!と紹介されることが多いけど、その時の社会的にはモンタネール氏のほうが全然格式が上で、頑張ってガウディを貶めていたような感じ。
ちょっと人聞きが悪いけど。

 

モンタネールは「花の建築家」と言われていて、細やかなタイル細工を使って花の装飾をする事で有名。
そして、とっても「貴族的」な雰囲気。ヨーロッパっぽいと言うのか、ちょっとフランスの香りがする。

 

 

続きの間の天井。
キツイ色合いではないけど、ピンク。
どこもかしこもとってもカラフルでこれでもか!と装飾している。
それがまた可愛いらしくて品がある色彩で、絵になるんだけど…。ここ、2009年まで診療が行われていたそうで…。

 

 

元、病棟。
ここにずらーっとベッドが並んでいたかと思うとちょっとなぁ。
確かに色彩は綺麗だし「病院という建物は殺風景で気が滅入るから患者さんが楽しい気分になるようなものを作った!」と言う気持ちに嘘はないんだろうけどね。だけどね。

 

 

これ、手術棟。天使がいます。
…あー…お迎えが見えちゃってる〜。とか思ってしまいそう…と言う感想の日本人。
なんかね、すんごく素敵なんですけど、入院したくない…。。。

 

 

晴れたり小雨が降ったり天気が忙しい!
30分くらいでこんなに色彩が変わってしまいました。
さらにカラフルに見えるなぁ。

 

一棟だけじゃなくて小さな町のようにこんな感じのカラフルな建物がずらーーっと並んでいるのです。

 

 

自分らは診療にきたわけじゃないから楽しめるけど、これが重大な病気とか、怪我とかで来たらさ。
「あぁ、自分はもうここから出られないんじゃないか…」って隔離された感があるんです。
雰囲気的にディズニーランドとかユニバとか、そういう非現実な空間に思えてしまう。

 

 

綺麗なんだけどね。楽しいんだけどね。

 

単なる風邪やちょっとした骨折とかじゃなくて、死の淵が見えている人がうつろに見える世界がこれだとしたら、ちょっと怖いなぁ。と思ったのです。

 

 

雲の流れで影になって真っ暗になった天使。

 

毎日がきらきらで美しく見えている人って、少なくて。
こういう風に見えている事のほうが多いんじゃないかと思って。自分がそうだから、そう思うのかもしれないけど。
病気の時に美しいものをみて元気になる余裕がある人は、一部なんじゃないかな、とか。
ちょっと「強者」の目線、を感じたのでした。これはイギリスの大英博物館でも感じたこと。

 

 

もういっこ、モンタネール作品。世界遺産です。
ツアーでないと内部に入れないので英語のツアーを予約してグループで回りました。カタルーニャ音楽堂。
バルセロナ音楽堂ではないのかと思って、今回のカタルーニャ騒動を思い出した場所。

 

 

とってもとっても美しくて、柔らかい色彩なのだけど、空間の重さと密度がすごい場所でした。
怖いとか圧迫感とかではなくて、隙間がないほどの「意識」で埋め尽くされた空間。。。

 

 

ガウディのそれとは全く違うものを感じました。
桐島はもう、ガウディ贔屓なのですみません(笑)好きなので。それ前提で読んでください。

 

モンタネール氏は「上流階級の目」を持っていて、上流階級の人向けのものを作る人なんだな、と感じました。
これは、庶民のものではない。そう突きつけられています。
今は宮殿でもお城でも観光で入れるけど元々は庶民には縁も所縁もない場所で。そういう場所に入るとものすごいアウェイ感があるんですよね。感動と共に。

 

 

よくパンフレットで見るここは本当にすごかったです。
ここで上がって、降ってくる音楽は聞いてみたい。奥にパイプオルガンがあります。

 

 

ちょっと上から見るとわかりやすいのですが天井のステンドグラスが立体になっていて、また美しいのです。
このホール自体が完璧な音響効果になっていて、ステンドグラスの1枚をクリスタルではなく修理のためにイミテーションにしたら音が狂ってしまったそうで。。。
今でもほぼメンテナンスなしでこの音楽堂は完璧な音を広げてくれているそうです。

 

 

ガウディの弟子の人が「ガウディではここまでのものは作れなかった。さすがモンタネールです」と言っているし、確かにすごい空間なのはわかりますし、感動しました。
ガウディの作品に出会わなかったらそうは思わなかったのかもしれないけど、この人の建築は「上流階級の人が心地よく過ごすためのもの」として作っているのだなと。感じた。

 

 

とにかく美しくて、豪華。
それだけがこの空間を支配している感じ。
バロック建築とか、そんな感じなんだけど。その美しさは大好きだったはず。
この、少しの違和感はなんだろう?と思ったのですが。

 

 

何かを作る時にはその「モノ」に対峙して作ります。それはどんなものでも同じ作業だと思う。
その対峙するもの、要するに向き合うべきもの。というのが、モンタネールは美意識だったり上流階級の華やかな人たち、それを望んでいる自分自身だったのかな、と思うのです。

 

病院の建築もそうなのですが、この人は暗くて寒くて怖くて一人で震えた事がない人なのかな、と。
誰も助けてくれなくて、泣いても何もならなくて。
疲れて、涙も出なくなって、一人で立ち上がって進んでみるしかなかったことが。ない人だったのかもしれない、と思いました。

 

 

モンタネールはガウディが出た建築大学の校長先生をしたり、公共建築やオリンピック関連の仕事を多くしています。
今でいうゼネコン系のデザイナーさんだったわけで。だから、とにかく明るく「力がある人」にウケるものを作っている。だって承認してお金を出すのが「力がある人だから」。
自分自身も力がある人になっていき、彼は政治家も経験しています。

 

 

ガウディは名前が売れてきても公共事業の類は街灯デザイン1本のみでやらせて貰えませんでした。建築のコンクールや賞も全く受賞していません。
認めてくれるのはパトロンであるグエル氏のみ。
何処からか仕事の話が出てきてもいつの間にか流れてしまったり、モンタネール組が手がける事になってしまっていたようです。

 

建築家というのは施工主がいなくては仕事が出来ないし、自分の作りたいものだけを作っていいわけではない。
もちろんガウディも自分の作りたいものを作っていたわけではないのですが、「自分の解釈で」相手の要望に全力で応えようとしていた人なのだと思います。
相手が喜ぶために相手を主軸にするのではなく、喜んで貰えるような自分自身の答えを探していくやり方なのかな、と。

 

モンタネール氏の建築をみて、ガウディの考え方の理解が深まった気がします。
とても美しく、どこを切り取っても素敵な空間でした。

 

 

最後はバルセロナ大聖堂。カテドラルです。
大聖堂と教会、の違いは。教会はいくつでも立てて良いけど大聖堂は街にひとつだけということ。
その街の教会を統べる一番大きな力を持つ教会が大聖堂。
町内会長さんみたいなものだね〜。と話したら急にありがたみが無くなりました…。。。

 

でも、この大聖堂には絶対来たかったんですよね。

 

 

内部の作りは古典的な大聖堂です。少し質素な感じはするけど。煉瓦で出来た、たかーい天井。
コウモリみたいなアーチが、ものすごく高い。

 

 

この場所はサンタエウラリア大聖堂と言う名前で、サンタエウラリアというのは実在した13歳の少女。
ローマ帝国がバルセロナに侵攻してきた際に、ローマ人はカタルーニャ人にキリスト教を捨てろと命令します(当時のローマ帝国ではキリスト教を禁止してました)
拷問や処刑を受けるのでカタルーニャ人は次々にキリスト教を棄教するのですが、サンタエウラリアだけは13の拷問(書きませんが教会内に残っている壁画を見るだけで痛い…)のち斬首されてもキリスト教を捨てませんでした。

 

 

小さな少女が、殺されても捨てなかった宗教心。
なぜ、そんなに強くその宗教を思えるのか。なんで捨てなかったんだろう。
自分には理解できませんが、バルセロナの市民は彼女を悼み、聖人として祀りこの大聖堂を建て、バルセロナの守護聖人になりました。
写真はエウラリア嬢が眠る石の棺です。

 

 

きっと神様の近くにいけて、聖人になれた彼女はとても嬉しいでしょう。
悔いなどないだろうし、死してなお皆に愛され、聖人としてバルセロナを守っています。

 

もちろん昔のことだし、創作も入っているとは思いますが、他の大聖堂でこんな小さな普通の少女が聖人になって大聖堂に祀られていることは聞きません。
(セビリア大聖堂なんかイスラムモスクよりもでかい大聖堂を建てちゃる!っていう目的で南米人を虐殺して金を数トン持ち込んで作った教会ですもんね)

 

 

そんなことを考えつつ、サンタエウラリア嬢のことを思いながら大聖堂を歩いていると、マリアさまや聖人たちにリボンがついているのに気付きました。
あっちこっちにあります。
写真には写していませんが、これらの像は鉄格子越しにあるので、もちろん触れるわけではないです。
でも、リボンがマリアさまの左小指につながっていて、そのリボンをあなたは触ることができますよ、と書いてありました。
なんか、いいな。って。気持ちが暖かくなりました。ほんとに。

 

 

大聖堂を出ると中庭に噴水があってお庭があって、ガチョウがいます。
エウラリア嬢がガチョウを飼っていたそうで。彼女が寂しくないようにガチョウがいます。

 

 

溢れる木漏れ日と、水の音とブーツが踏む石畳の音。
捧げられたろうそくの炎が揺らめいているのを見て、とても落ち着きます。

 

 

大聖堂ってすごいけど、ちょっと怖かった。
でも、ここはとても綺麗な空気で、悲しいけど寂しくなくて。
人がたくさんいて、鳥もいて。 良い場所です。

 

ガウディのお葬式をやったのもここだと聞いて、うらやましくなりました。

 

なんでか、サンタエウラリア嬢の顔を見て思い出した人がいます。なんか、ね。

 

次はサグラダファミリアです。

 

 


バルセロナ@ガウディ建築巡礼2(グエル邸・グエル公園)

 

ガウディと言えばグエルさん。というくらい付いて回る名前。

ガウディってサグラダファミリアとグエル公園が有名だし。グエルってガウディのパトロンの人の名前なんだって。
へー。パトロンかぁ〜。ヨーロッパって感じだね〜。
…というくらいの知識しか無かったのですが。。。。

 

 

訪れるにあたり、調べれば調べるほどにガウディとグエルさんの絆が深い事が分かってきました。

 

 

ガウディ関連は日本から全て予約して行ったので、グエル邸も時間になったら入場。
平日だったのもあってか、結構空いていました。
入り口すぐのエントランス。当時は馬のままお屋敷に入れるように地下にまず通していたそうで。
蹄がひっかかるのかな??っていうくらいのスロープ。

 

 

地下はなんか、 FFの水路ダンジョンみたいだなぁ…とか思っていました(3とか4あたりの)
今回の旅でこういう「誰もいない写真」を撮るのに一番苦労したのはここです。。。韓国人カップルがお互いをずーっと撮影し合ってて待っても終わらず…。笑
2回目のトライで別の韓国人カップルの撮影の移動する瞬間を狙って撮影した1枚。
この青い光をどーしても入れたかったのです(太陽光です)

 

 

で、エントランス!!
この場所の写真とかはネットで見た事があったのですが!こんなに人がいない状態で撮影できると思わなかったのでほんとにびっくり。数分間だけ貸切だったのです。
この絨毯。なんかCGみたい…。。。完全順光で奥にもライトがあるのでHDRみたいになってます。笑

 

 

玄関登ったところ。もう、もう、豪華絢爛。重厚感!

他のガウディ建築と全然雰囲気が違うのはガウディが「グエルさんは凄い偉大で凄い人なんだ!!」って言うのを伝えたかったから。という。
そしてイタリア様式建築なのもグエルさんのお嫁さんの親御さんがイタリア出身だったからだとか。

 

 

窓は多いわけじゃないのですが、外光の入り方が素晴らしく、映画の中に迷い込んだような錯覚を覚えます。
モチーフひとつひとつが凝っていて本当に目移りします。
この家は鉄と石が多い印象。

 

 

赤い絨毯の階段を登ると、なんか、目黒の雅叙園の錯覚を感じます。
全然違うのだけど、万華鏡のひとひらみたいにつながっている気がする。

 

 

階段を上がったところにある鉄の柵。
グエルさんは鉄鉱山をたくさん持っていてそれで財を成したそうで。そのことを伝えるためにグエルさんの山で採れた鉄を使っているとか。

 

 


寝室の飾りがちょっとアールヌーヴォー(モデルニスモ)な雰囲気。
この家は「ガウディっぽくない」と言われる事が多いですが、ガウディの建築を「カラフルではちゃめちゃな建物」と表現するなら確かにガウディっぽくないんだと思う。
ガウディは相手を尊重し、尊敬する人なんだって、いくつかの建築物を見て感じました。
その、尊重というのは自分のフィルターを通す事だからガウディの思考が垣間見える。他の建築家には作れない作品が完成する。

 

 

階段ひとつをとっても美しい鉄でできていて、シルエットまでも計算されているのがすごい。
グエルさんのガウディへの信頼ぶりも、本当に素晴らしくて。
赤の他人がこんなにひとつの心で繋がれるのかと思ってしまうくらい。
ガウディの作るものに心から惚れていたのだろうし、ガウディもグエルさんの人柄や信頼に心から答えたい!と言う一心だったのだと思う。

 

 

グエルさんは、ガウディにとって神様みたいな存在だったと思う。
自分の全てを肯定してくれて、芸術を理解してくれて、背中を押してくれて、手を引っ張ってくれる。
どうしてそんなにガウディのことを好きだったのかと思うけど、グエルさんもガウディの作品に救われていたんだろうな、と。この天井を見て思いました。
宇宙を見上げるようなパイプオルガンの仕込まれたホール。
モスクの天井を思い出すし、満天の星を思い出すし、海の底みたいでもある。

 

 

天井のこの作りもイタリア式とあったけど、イスラム式宮殿にも見える。
迷路みたいな作りがとても面白くて。決して広くないバルセロナの一角が別世界につながってしまったよう。

 

 

金色にも見える天井。
真っ赤な壁紙とゆるいアーチがまた異世界に来てしまったようで、平行感覚がなくなっていくみたい。
でもこの浮遊感はモスクと一緒。

 

 

ふわふわした中でものすごく気になったのがこの絵。絵っていうか、石に金箔で彫ってあるみたいな感じ。
ミュシャみたいな感じ。きらきら光を反射して、しばらく見入ってしまった。

 

 

こんな風に少し立体的?というか、絵っていうのかな。なんていう技法なんだろう。
つるりとしていて、きっと触ったら柔らかな冷たさなんだと思う。雨の日の午後に向かい合ってみたい世界です。

 

 

最後は屋上。
途中から結構人が増えてきて全体を撮影出来なかったのですが、ぼんやりと一部を見たり。
誇らしげにお屋敷を紹介し、「これを作ったのはガウディなんですよ」と何度も何度も嬉しそうに言ったのだろうなぁ、と思うと本当に、なんでか、ちょっと嬉しい気持ちになる。
ガウディのひたむきさというか、不器用な一生懸命さを、掬ってあげてくれて、ありがとうございます、って思うんだ。

 

ただの建築家とパトロン、ではない。心からのお互いの信頼を、お屋敷から感じました。
とにかくこの人を喜ばせたい、世間に認めさたい!っていうのを、お互いに思っていたんだろうな。

 

 

別日なので空がどんより。こちら、グエル公園です。
砂糖菓子のような建物、と称されていたけどほんとにその通り。美味しそう。
よく見れればみるほどに細かなタイル。でもイスラムのそれとは違う有機的なつくり。

 

 

別角度から。ぐるりと回ってみてもひとつも同じ場所がない。
グエル公園のタイル装飾は弟子たちが作ったものが多くガウディ本人はやってなかったそうですが。
でも信頼してないとやらせないしね。ガウディの理念を分かち合って、お互いを認め合っていたんだろうな。

 

 

これはペンタコちゃん。
グエル公園はとにかく人が多くて、多くて、多くて。笑
どこを撮っても人が写り込んでしまうよなーって雰囲気しかなく…。園内が改装工事中で縮小されてたのもあるかも。

 

でも植物が多くて花もたくさん咲いてて水の流れもあって。
これが「街」になっていたら夢の中みたいだったろうなぁ、と思いました。
薔薇の実にピントを合わせたら建物がビスケットみたいになった。

 

 

人が入れない方の装飾。タイル貼りでびっしりかと思ったら以外と遺跡みたいなアーチが目立って不思議な世界。
長い年月を経ているからだと思うけど、隙間に植物たちが生き生きとしていて心地よい場所です。

 

 

これ、有名なトカゲね。シンガポールのマーライオンみたいなもの?(みたことないけど)
思ったよりでかかったです。で、水は口っていうか、顎から溢れてますよって感じで…。
とにかく人が多くて一瞬だけ撮れた1枚。

 

 

これはトカゲの後ろにあった神殿みたいな場所の天井。
こういうモチーフ的なものがいくつもあって。瓶の底とか、ガラスの破片とかビーズみたいなのとかも刺さっていて面白い。
ガウディ建築のカラフルな場所は全てジュジョールくんの仕業だとか。サクラダファミリアのステンドグラスもほとんど彼の色彩センスなんだって。
ガウディはカラフルなわけではない、というのも結構衝撃。
次にバルセロナに行ったらジュジョールくんの建築も見に行ってみたいなぁ。

 

 

やほー。さくまです。

 

 

バル・セロ・ナー!

 

10月初旬、日本はずっと雨で寒かったのですがスペインはほぼ晴れ!バルセロナは昼間26℃くらいでした。
さくまが入るととたんに楽しそうな写真になる。。。笑

 

 

10月は夏の残りの花とちょっと、って感じだったけどそれでも気持ちよい空気だった。
グエル公園は結構山間にあるのもあって、海が見えるんだよね。

 

 

さくまくんの後ろにある穴倉は完全に鳩たちの巣になっていて、1穴に1家族住んでいました。
ちょっとジャングル的な感じがいいね。綺麗すぎないのがいい。

 

 

もうただのポートレートです。笑
楽しそうな雰囲気をお届けできれば。

 

 

ルリマツリもあちこちで咲いているのをみました。モロッコにもあったなぁ。
乾燥に強い花なのかも。

 

 

後半、さくまが可愛いだけになってしまいましたが(笑)グエルさんとガウディの深い繋がりと、この先の建築につながる事を色々考え出した時間でした。




バルセロナ@ガウディ建築巡礼1(カサミラ・カサバトリョ)

バルセロナに来た一番の理由がガウディ建築関連を訪れること。

興味を持ったのは建築雑誌。建築に興味を持ったのはさくまくんと逢ってからの影響なので、ほんとに微々たる知識なのですが。とりあえず関連書籍や写真集を買いまくって読んでから行きました。

 

 

 

訪れた順番は違うのですが、いくつかに分けて記事にします。まずはグラシア通り沿いにあるカサ=ミラとカサバトリョ。

こちらは、カサ=ミラ。La Pedrera書いてあることが多いのであれ?と思う。
これが直訳で「石切場」なんだって。当時はものすごく評判が悪くて石切場ってのは悪口の意味。
うーん。そういう意味でつけた名前を今評判がよくて人が集まっている場所ならCasa Milàだけでいいと思うんだけどなぁ…と。思った。

 

 

ある意味観光地写真なので、割愛しようとも思ったのですがカサ=ミラの評判は他のガウディ建築に比べて良くなくて、「入場料の元が取れない」とか「時間がなければ行く必要なし」とか書いてあったのでどうなんだろう?と思っていたのですが。
ここって現在も入居者がいる生きている建築なんですよね。マンションなんです。だから入れる場所が少ない。
ここは観光客が入れるエントランスの吹き抜け。もう1つは住人用。

 

 

一番好きな場所はここ。エントランスすぐの鉄の門が水面の波紋みたいでとても美しいと思ったのと、この天井!!フレスコ画法みたいなんだろうなぁ…と勝手に推測。漆喰に塗料を混ぜ込むんじゃなかろうかと。
うねりの混ざり具合がとても美しくて、夜に見たらライトが生えてまた違うんだろうなぁ〜と、しみじみ思いました。

 

で、このあとエレベーターに乗り、一気に屋上に行って屋上散策ができるのですが。
屋上…すごい人混みで自撮りをする人、人、人、、、で。風景写真は無理でした。笑
人が映りすぎているので載せられる写真がないので気になる人は検索してみてください。
屋上からサクラダファミリアが見えたりしてきゃっきゃしますよ。

 

 

で、急に別の世界にやってきてしまったかのような洞窟みたいなこの場所は最上階の博物館。このレンガのアールがモンセラットの地下聖堂を思い出して勝手に胸熱になっていた桐島です。
ガウディと言えばサクラダファミリア。サクラダファミリアと言えばアレです。

 

 

これこれ。逆さ釣り模型。
下が鏡になっていて立体的に見ることができます。サクラダファミリアにもあるけど、実際に回りがこの施工をされているので何だか不思議な感覚。今回モンセラットには行けなかったので次回ぜひ行ってみたいなぁ。

 

 

さっきいいなぁ!って言ってた玄関の模型。1/35だったかな。
ものすごく精巧に作られています。建築は、模型ありきだけど実際に見ると面白い。

 

 

サクラダファミリアや他のガウディ建築の模型なんかもあって好きな人は本当に面白いのだけど。
興味がない人にはつまらないようで…。さーーーっと歩いて行く人はいました。これ、よく見るとガウディみたいな人形が座っているし鏡がついてて下から観れるし!

 

 

ガウディのことを狂気の建築家とか言う人がいて、まぁ好みは分かれるけど。
少なくとも建築学と物理と数学と生物学が大好きな人だという事はわかりました。そして美術や文化史、宗教学にも興味が有るってことも。偉人と呼ばれる人は本当に多彩だけど、作品を作るために何から見出すのか?は結構重要なのではないかと思う。ガウディはそれが植物や自然科学であることが多かったという。

 

 

で、もう一個下の階も展示スペースになっていて。ここは当時の家具や調度品を再現しているのだけど。
この部屋を見たとき「あ。ベーリックホール!」って思った。そういえばベーリックホールはスペイン様式!

 

 

レースカーテンがちゃんとアンティークだったり。

 

 

壁に飾ってあるのがちゃんと木彫りだったりして。
モデルニスモ建築流行りの時期だからちゃんとアールヌーヴォー!美しいです。

 

 

これは同じ部屋に飾ってあったお花。
紫陽花とかすみ草と、緋色のテーブルライナーが美しくて。人の波を縫って撮影しました。

 

 

中に売店もあって、いろいろ。モリスなんかも売ってて面白かったけど。
足元が2色組のヘリンボーンになっててゴロゴロしたくなったのでした…(堪えた)

 

 

天井もめまいがしそうに美しい漆喰。
カサ=ミラは建築好き、当時の暮らしやにおいに興味が有る人におすすめです。
単純に面白い建築(パっと見わかりやすい)が見たい!という人には物足りないかも。

 

 

で、パっと見わかりやすくてテーマパーク的な面白さは断然こっち。カサ=バトリョ。
(でも両方それぞれ良さがあるので桐島的には両方見た方が面白いと思う)
骨みたいなデザインの方です。両隣共デザイナーズなので次回はお隣さんに行くことを決意。

 

 

表面の粉砕タイルがきらきらして美しい。夕焼けとか綺麗だろうなぁ〜。

 

 

中に入ると人の多さにまずはびっくりしますが(笑)それ以上に「想像するガウディ建築」っぽさ。
ちょっとディズニーのトゥーンタウンっぽい感じさえします。笑
「ガウディって直線がないんでしょ?」って聞かれたけどこの建物はそうかも。

 

 

カサ=バトリョは個人邸でバトリョさんちでした。海をテーマに作られたおうちなので、もうあちこちがブルー。
そのブルーもいろいろで面白い。人が感じる青だったり、光の濃淡の蒼だったり、生物の碧だったり…。
海というよりも海を解釈した感じ。
写っているのはさくまくんで、吹き抜けを撮影しています。(ヘッドフォンはオーディオガイドの付属品)

 

 

 

ガラスがいちいちステンド技法で水面みたいに波打っているから困る。
ほんと美しくてモネの絵画みたいだし、氷みたい。触れると、とろんと、していてため息です。

 

 

予約制なのですが、一番人が多いと感じた場所かもしれません。
建築自体がポップで非現実的なのと、ある意味わかりやすいのと、オーディガイドが秀逸すぎるのです。

 

 

貸してくれるのはこれ。スマホ型オーディオガイド。
VR方式で、部屋の中を映し出すとその場所に応じたCGが動いて説明と共に動き出すのです!
この場所は「この窓は亀の甲羅をイメージして作られました」ってアナウンスがあると実際に亀が窓から生まれて動き出すという仕組み!これはすごい!!
で、画面の中には人はいないから、人混みを感じない不思議。

 

 

これは天井。ミルククラウンが繊細な石膏で表現されています。
VRではこの真ん中にシャンデリアがありました。

 

 

これは別の部屋のシャンデリア。珊瑚みたいだなぁ。と思って。

 

階段で上まで登るので体力必要です。(身体都合や難しい方向けにエレベータはあります)
途中の小部屋の扉がディズニーぽい。凝っていない場所がない!!のですが、人がいない瞬間を狙ってもそれがないのでなかなかアップできる写真が少ないのです。。。

 

 

屋上にも行けますがここは面白かった。屋根裏部屋。
いきなり真っ白の石膏作りで、あれ?モロッコ?と思ってしまった。
いやほんとこれはモロッコ感満載です。乾燥室と洗濯室として作られた模様。

 

 

この壁の段々とかは通気口なのです。アールのアーチはレンガを石膏で埋めたんだろうなぁ。
教会みたい。

 

 

小さな階段や照明にも愛を感じます。
下の凝りまくった空間も面白かったけど、この屋根裏部屋はすっごく落ち着く場所でした。

 

この場所に来て思い出したことがあって。ALEXANDER McQUEENの存命最後のコレクション2010S/Sのテーマが海だった。

その時の会場の光とか色彩とか、海の見え方がこのカサ=バトリョにとてもよく似ていて。
もしかしたらマックイーンはここに来たのかもな、と思ったのでした。
ほんとーーーーに時間がないか、建築にあまり興味がなかったらカサ=バトリョだけでもいいけど。
カサ=ミラの祈りの場みたいな敬虔さも素敵だと思います。
記事はガウディ建築2へ続きます。

バルセロナ街角散策思考録@ちょっと追記

10月に入ってすぐ、スペインモロッコ建築巡りの旅に出てきました。

スペインバルセロナ市内〜モロッコ南部〜スペインアンダルシア地方各地の旅。自分記録も含めてほろほろと記していきます。
モロッコはヴァカンス的な感じでしたがスペインはホントに建築巡り。バルセロナと言えばガウディですが市内の路地裏や大通りのスナップも楽しみにしていました。

 

 

バルセロナの大通りと言えばグラシア通りランブルス通り。大きく1本、整備されていて突き抜けているので出ると「あ、ここに来たか」と遠くから見てもすぐ分かって便利。
東西南北把握というよりも坂道の上にサクラダファミリア、下に海。真ん中にグラシア通りランブルス通り。
で、自分はその左右上下のどこにいるのか?で考えるとわかりやすかったです。
(京都みたいに区画が分かりやすく碁盤目で整理されているので数で数えれば迷わない)
大きな通りはヨーロッパ!って感じの白亜な建築物。ヨーロッパってどこも一緒で飽きちゃった、と言っていたおねーさんの言葉がよぎります。

 

 

ランブルス通りは今年8月に歩道に自動車が突っ込むテロがあってからかなり警備が強化されていて。警察やパトカーがあちこちに。路地も封鎖されていたり少し物々しい感じ。
あと、桐島たちが到着した日はちょうど10月1日の独立選挙のデモのゼネスト日(3日)だったのでそれもあるかも。
写真は翌々日の10月5日。ゼネストやデモのお話もあとで少し。

 

 

これはグラシア通り少し北のほうの高級店が並んでいるほう。
ディオールの出窓に下はブルガリ。この辺りすごーくハイソな感じ。
こういう切り取り方をするとフランスなのかロンドンなのか桐島には分からなくなってしまう。もうちょっと知識があるといいんだろうけど。

 

 

結構遠くから目立った建物。カサ アントニ ロカーモラ。1914年完成のネオゴシック様式の建物。カサ、というは家という意味(だからモロッコのカサブランカは白い家という意味!)。
オレンジ色が朝日に映えてなんだか夕焼けみたいな雰囲気だなぁ、と思ったのです。

 

 

マックスマーラが入ってる建物。上に天使がついていてなんか素敵なんだけど名前が出てこない。
そんなに名のある建物ではないのか…。
グラシア通りとティプタシオ通りの交差点。結構目立つ。

 

 

ちょっと規模は変わるけどランブルス通り下のほうの映画館かなぁ…?と思って帰って調べたら「王立科学・芸術アカデミー」!とあってびっくり。よく読んだら1Fは現在劇場として使われているらしい(ほっ…)
上のドームは天文台でこの時計がバルセロナの公式時間とされていたみたい。
夕暮れ時。デモの集会場だった広場を眺めながら色々考えながら撮影した一枚。
スペインは建物がビシっとしているトコとそうでないトコがいい。

 

 

ではでは。大通りからちょっと路地裏へ。
路地裏は主にゴシック地区と呼ばれるカタルーニャ広場から南のほう。
急に狭くなって建物が高く感じる。

 

 

広角レンズで撮ってこんな感じ。細くて日が入らない路地裏。
モロッコのフェズの迷宮を思い出してちょっとワクワク。スペインは日差しがキツイのでこの仕組みは日陰が多く出来てとってもいい。

 

 

まぁ日陰には日向では暮らしにくい人が集まったりもするわけで。
ゴシック地区はスリやひったくりが多いので要注意とあちこちに書いてある。
でもこの感じは嫌いではないのです。

 

 

まだ日中。明かりが点くとまた違うけど点くちょっと前。
まっすぐの先に進みたくなる。

 

 

見上げると電線とか植物とか絡んだり繋がったりして。
高級店が並んでいるよりも落ち着く感。
ベランダに植物を置いている人が多くて見ているだけで楽しい。

 

 

あと、フツーの建物にこういうレリーフが入ってたりして。
なんかいいなぁ〜と思うのです。必要性ではないデザイン。美しい。

 

 

狭い道なのですがギリギリ下がって撮ってみた路地の交差点。
左の建物が今回のお宿「Hostal Grau Barcelona」。とっても感じよく清潔でよかったです。超おすすめ。
HPから直接予約しました。カタルーニャ広場から徒歩5分以内。

 

 

ちょっと数本路地裏に入るとこんな感じになってたまらない。
ブーツの音が石畳に響いて気持ちいい。

 

 

ピカソら芸術家たちがたむろしていたと言われている「4Cats」というカフェ。一度なくなって再建されたというから別物なんだろうけど雰囲気はよかったです。中身を期待して行った人はただの観光地でがっかり!というけど。
その「場」の雰囲気って場所ではなく人間な気がするからきっと同じものはその時代に生きていないと感じられないんだと思う。その残り香の最後のかけらを綺麗に並べて保存しておきたい、って人が店を維持するんだと思う。
去年のパリのShakespeare and Companyも同じ。ヘミングウェイやマンレイが通いつめていたと言われているけど今あるのは2号店。でも、無くしたくないって考えている人がいる。

 

 

4Catsはグアトロガッツでそのまま4匹の猫。お店の看板にも猫がいて可愛い。
ツアーの団体が通るくらいの人気スポット。

 

 

モデルニスモ建築という名前を知ったのはガウディを調べ始めてから。
アールヌーヴォー様式が流行ってスペインにやってきたのがモデルニスモ建築。だからほとんど意味は同じ。町のあちこちにこんな趣のある小さなお店があります。

 

 

でもこういうお店もその土地の雰囲気がわかって好きだなぁ。
花屋がある町だったら花屋は見に行きたいと思う。花の選び方ってその町の雰囲気そのものだと思うから。

 

 

まぁ、観光地だから個性あるお店は色々あるけど、カラフルな感じが多いです。
赤とオレンジに緑!って雰囲気。
あとこれ。小さいお土産マグカップマグネットに多肉植物とかサボテンが入ってんの。
…で、千日紅がぶっ刺さっているのです。。。
あ、サボテンの花…じゃない!!!(笑)気づいておかしくなった。

 

 

ここにも多肉植物に千日紅。千日紅って花です。乾燥しやすいやつ。
そもそもいろんな種類の植物なのに全部同じ花咲いてるし。おかしーーんだけど。
まぁ、そんな細かいことパっと見気にならないかな…。
自分も一瞬「あ!サボテンに花が咲いて…」って近くに見に行って気づいたくらいだし。笑

 

 

路地裏にたくさんぶら下がっていたのは観葉植物。
花より植物が多くて、結構巨大化してる。
バルセロナは北部だから南部に比べたら涼しいけど、それでもフランスのニースよりもだいぶ南なわけで。

 

 

ちょっとモダンだなぁ。と思ったほかのお店と違う雰囲気のアレンジ。
色数は多くないんだけど、原色をうまく使う感じがする。

 

 

素敵だな、と思ったブーケ。薔薇の実を主役にしてアジサイも入ってる。
きれいと美しいの違いってここかなと思う。
蕾を売っている店がほとんど無いのもいい。咲いている状態で貰ったら嬉しいと思うんだ。
日本は蕾が多い方が好まれるけど出荷時点ではもっと固い蕾だからよほど状態がよくないと咲かない子も多いから、咲いている状態で迎えた方が元気だと思うけどなぁ。
価値観って、それぞれだなと思う。
今回の旅で色々思ったことはあるけど総じて「許容」「受容」について思うことがあった。

 

 

白い建物は夜になるととても美しいと思う。
ちょっと白っぽい石でできた建物。コンクリートのてかてかしたのじゃなくて。
夜の紺色と肌色が相まってとても艶っぽい。
この時期は明るくなるのが朝8時、暗くなるのも夜8時で。
スペインのお夕飯は21時過ぎてから。ぷらぷら、よく歩きました。

 

 

そして、独立デモやスト。
それらを行使することは誰かに迷惑をかけることでもあるけど、迷惑をかけたって「やりたい」事なんだと感じた。
日本では「迷惑をかける=悪いこと」が割と一般常識で。何が迷惑なのかも「一般常識」もしくは「相手が迷惑だと最大想定で思うこと」であることが多い。察する文化っていうのが苦手で、分かっていても我を通すこともある桐島ですが。
迷惑だからやめる。じゃなくて、まず自分はこういう考えを持っていると主張すること。
それを相手に伝える意味を考える。

 

<「」はスペイン語の「Yes」独立に賛成します、という意味>

 

言われた方だって自分の考えを主張するし、権利がある。でも、本当はどっちも同じだけ権利はある。はず。
だから、主張することはとても大切で、そもそも自分の意見を持つことが大切で。その理由と求めている結果も自分自身の結果になる。
で、お互いの考えを「認められるかどうか」が争点なのかなと。

 

<デモのあと。ものすごいゴミの山だった翌日、街はピカピカに。残ったデモのかけら>

 

協調性や集団性を重視するとその手前の「意見を言う」というのが争点になってしまう。だから、意見を言うこと自体が問題になってしまう。

 

 

外国、に来ると手書きの文字が気になる。
そこに暮らしている人が書いているんだな、って思うから。

 

 

自分には旅でもここが生活の人がもちろんいるわけで。自分の目線とはもちろん違う視点でここを見ている人がいる。
だから、お互いに「良いと思うところ」と「嫌だなと思うところ」が違うんだと思う。
日本と海外を引き合いにしてもお互いどっちがどうなんて決められなくて。結局はどっちもどっちだと思う。
ただ、そのどっちもどっち、のたくさんの項目の中に自分が重要視する何が含まれているか?は考える。

 

 

可愛い文字。おしゃれな友人の書くメニューボードの文字にちょっと雰囲気がにてる。

 

多様性って個性でしかなくて、個性は個人でしかない。
多様性がないと集団は伸び代がなくて、伸び代がない集団は衰退していくしかない。
じゃぁ、その集団はどうやってうまくやっていこう?と考えるのが政治なのかな、と。

 

そんなことを考えながらバルセロナの旧市街を歩いたのはガウディについて考えていたのと、カタルーニャ独立問題があったからでした。
ゼネラルストなんて日本じゃ有り得ないと思うけど、じゃぁなんで有り得ないと思うのか?をもう一人の自分が問いかける。

 

問いかけつつ、旅が続きます。

又來了!香港的初夏@その3

 

香港の九龍半島で一番言葉にするのが多い「旺角(モンコック)」。
その響きがとても好きで、なんか漢字の並びも好き。旺角は繁華街だけど観光地で地元の人が意外と多くて観光客も多い、つまり、雑多で栄えている場所。
オシャレっていうよりはあの、よくイメージする「香港」に近いかも。
(実際に夜になるとバスで観光するネオンは九龍半島の方です(もうちょっと下の方だけど)

 

 

で、出国日、やってきたのはブランチ。妹記生滾粥品は結構有名なので知っている人も多いかと。
その香港粥屋さんが入っているビルがまたなかなかのいい感じすぎて。笑
決して綺麗(日本的な)ではないしオシャレではないのですが、ちょっと、ハマリそう。
入り口の配管ですでに悶える桐島。。。

 

 

なか、こんな感じ。野菜売り場と、魚売り場と乾き物と、肉売り場と、食堂。
食堂以外は地元の人ばっかり。人が写り込んでいるので掲載しませんが、面白い雰囲気。

 

 

野菜売り場が妙に綺麗な色だなぁ〜!と思ってたら緑のライト!
な〜るほど…。。。オクラに緑のネットをかけるのと同じ…。

 

 

肉売り場。おじさん撮影OKでした(何気にポーズしてくれている)
これ、WBいじっていないんですよ。AWBのまま。
肉売り場、明かりが全部真っ赤なんです。確かに新鮮に見えるような…。
牛豚鳥だけじゃなくて猪とか鹿も売ってました。(ちなみに鳥は生きたまま)

 

 

魚も生きたままが多かったなぁ。大きいのは死んでたけど。
水槽が多くてビチビチしているんだけど...持って帰るのどうするんだろう?その場で〆るのかな?
で、ちょっと引いて撮影していますが…緑のネットの中はびっしり生きた蛙…。

 

 

これを、食べにきました!香港粥。前回はさらっと食べてしまったので。
今回は地元の人も行くようなお店で食べてみたいなーって。
どろどろなんだけど芯があるこのお米の感じとダシがたっぷり入った食べるスープ的なこのお粥、美味しなぁ。味は濃いので病人用のお粥とは別物。コシがある雑炊っぽいかも?

 

 

食堂に猫のカリカリが置いてあって…あ!猫いるんだ!で、見渡したら発見した白黒!
一応ゆっくり近づいてご挨拶したけど全然逃げませんでした。お水もあって快適そう。
ねずみ避けのお仕事だと思うけど、大事にされている感があって。そういう子を見ると幸せな気分になりますね。

 

 

ちょっと雲が多いなぁ〜とは思っていたのだけど、外に出たら雨あがり。
あれー。スコール降っちゃったのかー…とか言ってたらまさに降り出したスコール!

 

 

日本のゲリラ豪雨みたいな感じでしょ?とか思ってたのですが。ぜんぜん違う。
落ちてくる水の粒の大きさが、上からコップで水撒いた?って感じで。
ぽつぽつ…という降り始めではないのです。笑

 

 

一気に、こぼれ落ちた水。

 

どーしても見てみたかった、初めての、スコール。
女人街の、雑多な屋台のビニル屋根をバタバタと鳴らしてあっと言う間に小さな川ができる。

 

 

もちろん香港の人は慣れたもので、商売は一時休止。
ちょうど屋根のあるアーケード側にいたので無事だった桐島はスコール撮影会開始!

 

 

雨は好きだけど、こんな雨は初めてで。
日本のとはぜんぜん違う。
密度っていうか、暖かなビー玉が降ってくるような感覚。

 

 

ゲリラ豪雨とスコールの違いは大気の状態。
ゲリラ豪雨は暖気と寒気がぶつかって積乱雲が生まれて雨が降るから、雹が降ることもある。
スコールはもともと「風」という意味で、ここは熱帯だから「寒気」はない。
暖かな空気と空気が上昇気流でぶつかって暖かな雨が降る。

 

雨の、温度が違う。って、そう言葉で読むと「ふーん」って覚えて終わりだけど。
実際に「暖かな雨」というものが、こんなに密度が高く命が落ちてくるかのような感覚だってことは触れてみなきゃわからなかった。

 

 

段ボールに跳ねる雨。
ぶよぶよになってしまってないから、今朝置いた箱なのかな。
え?濡れちゃうよー。とか心配になるけど、お店の人(おじさん)は撮影する桐島を一瞥してまた前を向く。

 

 

ぼとん、とこんなに大きな一粒。
固形と液体の境目を見ているよう。
シャッターを押す瞬間、スローモーションで見えるクラウンが撮れていて、とても嬉しい。

 

 

クライマックス、指揮者のタクトがふるって音が弾けるような。
ファインダーの中の世界に吸い込まれていく感覚。

 

でも、綺麗な森の中でも美しいお屋敷でもないのがいい。
ここは香港の雑踏の中にある八百屋の段ボール箱の上の劇場。

 

自分しか見えない世界をこうして四角の中に閉じ込めて形にすることができる嬉しさ。
なんか、これは身体の中から鉱石を生み出しているような感覚。

 

 

時間にすると10分もしなかったスコール。
もう青空が戻って傘を畳み始める人々。

 

 

さっきの雨なんか一瞬で乾いてしまいそうな太陽も戻ってきて、そろそろ香港ともお別れだなーと。
最後に、前回も歩いた花街を散歩して。気になっていたカフェに寄りました。

 

 

花粉熱(Cafe Hay)です。お花屋さんの奥にあって、カフェだけの利用ももちろんOK。
外観は青山か代官山かと思うほどおしゃれです。

 

 

ケーキやドリンクもたくさんあるんだけど、コーヒーがおすすめ。
ハンドドリップで丁寧に美味しく淹れてくれるオリジナルフレーバーは美味です。こっくり系。
酸味系が苦手な桐島はとても嬉しい。
BONSAIは、このお店が盆栽を扱っているんですよね。なんか流行っているらしいです。盆栽。

 

 

あつーーーくて溶けそうだったのでカフェラテをお願いしました。香りがいいし、ミルクも美味しい。
アイスで香りがいいのって、心地よい感じ。

 

 

真剣な顔でドリップしているところ。とっても丁寧。
ガラス類は全部HARIOでした。香港で結構見ます。嬉しい。

 

 

 

撮っていい?って聞いて、「ああ、どうぞ!」と快く示してくれたお兄さんが、ペンタコちゃんにものすごく興味を持ってくれて(笑)「それ撮れるの?どこのカメラ?フィルム?」と興味津々だったので「覗いてみる?」と貸してあげたら「WOW!!」と大興奮。
ペンタコちゃんのね、クラシカルなファインダーと、滲んでいくように淡く合うピントって、なんか、中判クラカメを見たことがある人しか分からない、感動…じゃなくて感銘?なんだろうな、不思議な感覚になるんです。
周りの音がきゅーーーって静かになって、世の中に自分しかいなくなる感覚。
ね?いいでしょ?って、言うとニヤーってして。ちょっと、共有してしまった気分。笑

 

 

初夏の香港。スコールで、これで終わり。なんて綺麗なシメ。

 

台湾に初めて行った時からジワジワ南下してきて。
森の中にスコールが、みたくなってしまった…。。。笑

 

 

おつかれさまでした〜。
次の逃亡はスペインです!!

 

 

 


又來了!香港的初夏@その2

 

香港島のおしゃれなほう、中環(セントラル)からの上環(ションワン)。英語読みと中華読みの境目がどこなのか気になる…。個人的には馴染みあるモンコック、の読み方が好き。笑

 

 

ここは警察寮をリノベしてデザイナーやアーティストに貸し出しているアートスポット的なビルディング。

 

 

1店1店のお店自体はとても面白く、なんかデザフェスビルっぽい感じがします。若手のアーティストが頑張っている感じ。
ビル全体が白×トルコブルーで統一されているのがとても素敵。

 

でも共用部(廊下とか)は吹き抜けで窓がないので暑くて大変。気持ちよい季節はいいのかも。台風が来たら大変そう…。

 

これはバンブーショップ。竹でできた自転車があってなかなか雰囲気が良かったです。
全体はおしゃれなんだけど、ちょっと見辛いのかなぁ。階層がわかりにくいのは香港仕様。
ハーバーシティでも思ったのだけど販売店の「ジャンル分け」がまったく無いので歩きづらい。香港はモロッコの市場みたいにここは花屋市場、ここは金魚市場、みたいにジャンル分けされてて非常に見やすいのがいいのに、最新スポットではお店がバラバラなのが残念…。

 

 

 

共用部、結構凝っていて素敵なんです。無料のピアノがあったり、デザイン家具があちこちにおいてあったり。
PMQは家賃の高い香港に置いて若手デザイナーやクリエイターが安く出店できる価格にしていて画期的な施設かつ注目されています!的な文言でどのガイドブックにも書いてあったのだけど、WEDGEの記事では集客と立地、コンセプトが分かりにくくて苦戦している、と。
で、ちょっと興味があったので行けて良かった。

 

 

雰囲気的には青山とか表参道なイメージ。そういうのを求めているのって地元のハイソな人?でも地元のハイソな人は海外の高級ブランドを買うかも。そこが東京と違う感じ。

観光スポットとしては確かに違うかも。観光で来る人はもっと「わかりやすい香港」を求めている人が多いかなぁ…とも思うけど。
桐島みたいな人もいないことはない(路地裏とか大学とか雑貨屋巡りが主)ので個人旅行の人をターゲットにしてもいいのかなぁ?(でもお金をたくさん落とす層でもない罠)

 

 

 

そんなわけで、いろいろ楽しみつつ考えながら見たPMQでした。この辺、もっともっと集客できる気がする。
「自分のしたいこと=社会的な需要」にはならないのがアート。その差を埋めるのがマーケティングやブランディングなんだよなぁ〜…とか。

 

思いつつ、PMQ目の前のウォールアートの蛍光色に目が奪われ。なんか、気になる。
これはデジタルじゃなくてフィルムだな、と。

 

 

この辺は英国統治の名残がたくさん残っているのだけど、あれ?米国??って感じのものもたくさんあって面白い。
そして、香港島のこの辺は本当に白人さんが多い。

 

 

お仕事で来ているのか遊びに来ているのか住んでいるのか。わからないけど、この中華な雑踏の中に結構な数で見るのです。

 

ちょっとアンバランスで面白い。

 

 

ギャラリーやカフェが多いのもこの地区。パーティーやワークショップを店先でやってたりしておしゃれ感半端ない。
絵になるなぁ〜と横目で通ったりして。

 

 

でも坂が多くて階段も多いのがなかなか手ごわい。
気温33℃、湿度90%越え。太陽が近い感じ。
だからか、日陰でも色彩がクッキリ輪郭を描いている。これは美しい。

 

 

この辺の建物は煉瓦とタイルが多いのも雰囲気がちょっと違うかな。
カラフルな色彩も異国感。坂のラインがいいね。

 

 

この写真もとても好き。
SOHOの裏あたりなんだけど、この辺はちょっとモダンな雰囲気。色彩がごちゃついている感じじゃなくて灰色の中にちょっとアクセントみたいな。大人だな〜って。
このブラックのフレームがカッコイイなぁ〜と思うのです。

 

 

パっと目を引くのはここ。
イギリスに来たみたいな外観。アンティーク雑貨のお店とお花屋さん。
公園の裏手にあって、通路にもお店を広げててなんかゆるさがいい。
この近くにあるカフェに行きたかったのだけど人気店すぎてお店に入ることも出来ず…。笑

 

 

イギリスっぽい煉瓦。
違うのは湿度と温度。ちょっと苔蒸している感が廃墟っぽくていい。
実際には現在も使われている教会です。階段の上にあって死ぬかと思った…。

 

 

教会の入り口にあった配管。
もう、大好き。バルブとかメーターとかたまらん!!!と撮りまくっていたら観光の女子が釣られて撮っていたのが面白い…。配管はいいよ…。

 

 

同じく教会の窓。
縦長の窓ってヨーロッパ的。
日が長く入るように、ですよね。香港は日が長いからこういう窓の作りにはならない。
でも、そのクロスオーバーみたいなのが、いい。異国が混じり合ってちょっと違う文化が生まれるのがいい。

 

 

教会の向かいのビル。
ものすごく可愛いくてびっくりなトリコロール。なんの施設かと思ったら寄宿舎でした。おしゃれ!!

 

 

カフェ。あー。イギリス!!って思ってしまった。
でも、地面が斜めなのが香港。笑

 

 

そして、ちょっと路地裏に入っていっておしゃれではない方へ流れて行きます。
こういうのも好き。ウォールアートがあって、ちょっとゴミがあるような。
日本では温室や植物園にあるような植物が、その辺においてあって超元気に暮らしています。
そりゃそうだよね。ここの気温が温室なんだもんね。

 

 

この辺りのグラフィックがすごい好き。
ウォールアートって何人かが描いては消して上書きをしたりして。たまに全部消されたりして。
是非や道徳的なものは置いておいて…集団で描く油彩みたいだな、と思うのです。
気まぐれに書き連ねてゆく油彩。
だから公式に「ここに描いてください」って描かれた観光地的なウォールアートはなんか真面目すぎて違う気がする。そんな綺麗な世界に生きてる人は壁に落書きなんかしたりしないわけで。
推奨しているわけではないけど、その行為には意味があるし、社会の一端だと思うのです。

 

人が作り出すものの中で「アート」という分野は是非や道徳を問うものではなく、ただの個人衝動によるものが大きく。でも、受け取る側はその「意味」や「価値」を求めることが多い。
耐えきれなくてただ吐き出しただけの「排出物」なのか、自分自身を前に進めたくて作り出した「創作物」なのかによるのかな、と。アートって色んな側面がある。

 

 

路地裏探検継続中。
階段の先に階段がある薄暗い路地。意外に綺麗になっててびっくり。

 

こっちはちょっと汚い感じがいい。
ずーっと続いている錯覚になる階段。夕暮れ時だったので雰囲気も増してます。

 

 

大通りに出ると黒塗りの車が縦列駐車していて、一瞬ここがどこの国かわからなくなる。
看板がなかったらアジアっぽくない。

 

 

夜になって前回も行った重慶大厦(チョンキンマンション)に行ってきました。
これは裏口。
悪の巣窟!とか言われているけど(笑)中は雑踏。中東系インド系の人が多いかも。
悪、ってなんだろうなぁ?と思いつつ、色んな世界の側面をちょっとずつ見れるのが香港の面白いところかも。

 

 

綺麗なもの、可愛いものも好きだけど、その裏側や滲んでしまったものも、興味がある。
世界は一面ではなく多方面形で構成されている。両方が支え合っていることを忘れがち。そして、見ないようにしている面もある。見ないからって、なくなるわけではないから。
こうして俯瞰するように、ちょっと違う世界のように触れられる場所というのは貴重だな、と思うのです。

 

 

 

なかなか考え深い香港路地裏探検でした。

香港、もうちょっと続きます。

 

 

 


又來了!香港的初夏@その1

 

去年の11月に香港に行ってから、また行きたい熱が高まり…半年ほどで再来!!です。
前回も結構暑かったのですが(11月で25〜29℃くらい)今回は6月初旬とはいえ香港はもう初夏!気温30℃オーバーの湿度90
%突破!!
…考えてみたら沖縄より台湾よりずーーーと南ですもんね…。笑
なんかいつも忘れてしまうのですが…南国、です。

 

 

そして、こちらは香港大学。一つ前は駅前からの景色。
前回は九龍半島とマカオ中心だったので、今回は香港島を歩いてみたい!と思って。
建築が気になる、香港大学へやってきました。
まず、駅について度肝を抜かれる…(YURIさんダメかもw)いきなりの地上5Fがエントランス!
と、いっても単なる5Fではなく…1Fが見えないなぜか地下まで見えてしまう構造!
ん???何か間違えたかな??と、あちこちを歩き回りますが、「グランドフロア」に何もない罠。
(香港はイギリス式なので1Fは2Fで、1Fをグランドフロアとしています←ややこしい)

 

 

ここは5Fのエントランス。うーん。ここがグランドフロア的な役割であちこちの棟をつないでいます。
基本、地上を歩きません。縦横無尽に空中回廊が渡っています。
あれ、超近代建築!カッコイイ!!とか思いつつ歩いていると…

 

 

こんな廃墟みたいな新緑に出くわします…。
ちなみにここはグランドフロアですが、地上ではない様子…(見下ろすと下に階層が…)

 

ちょっと語彙力不足で何を言っているかわからないと思いますが…(笑)ここ、歩いていると何階にいるのかわからなくなるようなパラレルに陥ります…が、まだまだこれは序の口でした…。

 

 

旧校舎!!です!!
これ、パンフレットで良く見る絵ですね。
香港大学と検索するとこれが出てきます。
またいい感じで青空になりました。この日は雨が一滴も降らず…。スコール期待している桐島、がっくり。

 

 

こちら、中庭。校舎内です。
コロニアル建築がマカオっぽい。グイレイッシュピンクの学校って素敵です。
さてさて。この辺からダンジョン発揮してきます…。

 

 

えーと…どことどこが繋がっているのかな…??

 

ホグワーツかな??

 

 

この階段の不思議さ、わかります?向かいに見えている窓の向こうに階層があるんですよね…。
でも、そこにはこの階段ではいけない…。。。笑

 

 

地図を頭には入れていったのですが…平面図では太刀打ちできませんでした…。笑
これね、脳内3DCADが必要ですね…。。。立体図面じゃないと理解できない…。。。

 

 

美しい光景なのですが、これ、結構気をつけて進まないと迷います。笑
敷地面積は東京ドーム4個半だそうで…。。。それが上下移動を含めて交錯しているわけで…。。。

 

 

目の前に別階層がある不思議。
昔やったゲームでよくあった「目の前のこの階段に行くにはどうしたらいいんだ!!」的なジレンマを楽しめます。笑
いや、ほんと。楽しい。。。笑

 

 

敷地内は緑も豊富で、天然の熱帯植物園。そりゃそうですね…ここ、熱帯ですもんね…。
木々は6F分を余裕で超えてもじゃもじゃして、よく分からない素敵な鳥がたくさんいました。
実質散策は3時間くらいでしたが、行けてない場所もたくさんあって(学食と購買部と本屋に行きたかった)またゆっくり遊びに来たいなぁ、と今から思っています。

 

 

煉瓦も美しくて、ふと見えるこんな木枠の窓辺が美しくて。
ロンドンの街角に見えました。

 

 

かと思えば急に市街地に出たりして。
樹々の大きさと影の濃さが美しいです。

 

 

この大学で一番好きになった場所がここ。
研究室みたいな感じでした。閉まっていたのだけど。人が通っている気配。
ちょっと下がったところに目だたくあって、植木鉢とトタンで出来た屋根が愛らしくて。

 

ここで、「暮らしている」感があるんですよね。ペットボトルで作った鉢に植木があったり、虫除けが置いてあったりして。なんかそういう庶民的というか「普通」な感じを発見すると嬉しくなってしまう。笑
(だってこのすぐ横はあの立派なピンクの建築ですよ…。笑)

 

 

ペンタコちゃんでも撮りました。この、木漏れ日が、絶対フィルムの方が綺麗に出るなー!って。。

 

この、大きな菩提樹(ガジュマル)の木蔭にある小屋。

 

 

うーん。やっぱ色合い違っていいなぁ。どっちも好きです。

 

 

この根っこが立派で。
こういう西洋建築っぽいのに、南国の樹々が喰らいついているのって、独特な空気だと思うんです。

 

 

で、多分。小屋の研究室の住人の仕業だと思うのですが。根っこに植木鉢とか苗とかいろい仕込んで栽培しているのが面白かった…。笑
なんか、洗濯物とかも干しそうな勢い。
下町の人っぽい雰囲気。…そういうのが好きなのかもしれません。

 

 

あれ、この花、もしかして?と思ったらやっぱり。プルメリアでした。

キョウチクトウ科なので、枝ぶりに見覚えがあるかも。

 

 

落ちてる綺麗な子を発見したので1枚。
プルメリアはハワイでレイにする花。とってもいいにおいがします。
でも、ハワイでは死者の花、とされているのですよね。不思議です。甘くていいにおい。

 

キョウチクトウ科の花はモロッコにもたくさんあって植物は世界で繋がっているんだなぁ〜。としみじみ。

 

 

大学内はスタバが2軒もあり、レストランはもちろん、博物館まであります。
こちらは無料の香港の歴史博物館。展示内容もさることながら撮影OK!の館内も美しい。

 

 

中華な欄間の透かしに惚れ惚れ。
博物館内にある中国茶サロンに行きたかったのですが、貸切で入れませんでした。また次回。。。!

 

香港大学は全体が山の中の急斜面に作られているので階段はもとより垂直移動が激しくて面白いです。
なんか自分のGPSを試されている気がします…。。。笑

 

 

こんな感じの近代的な建築が突然スコーンと現れたかと思えば、レンガ造りのダンジョンが眼下にあるのでびっくりです。
観光スポットではないのであまり行く機会はないかもしれませんが、桐島的にはすんごい面白く。
次回もまた来たい!と思わせる場所でした。

 

香港編、つづきます!

 

 

 


你好,臺灣!(おさんぽ編)

自分の中で台湾が関西っぽい位置を占めてきたんだなー…と思うようになってきたのは今回帰ってきた写真を眺めてから。

京都がとても好きで、好きで、年に何回も行くのですが。

なんでそんなに京都に惹かれるかと言うと「路地裏」「植物」「カフェ」「雑貨屋」なんですよね。

神社仏閣はあまり興味がないので(庭園や植物は興味があります)行かないのですが…骨董市やフリマも開催されているので、それが目当てだったりもして。

 

 

そう考えると、初めて台湾に行ってからしばらくして。どんなところが素敵かなぁ、と思っていたら。

「路地裏」「植物」「カフェ」「雑貨屋」だったという…。あれ?これはもしや京都では?と。。。

京都を拠点に神戸や奈良や大阪も行くのですがコンパクトに巡れる京都がとにかく好きで。

今回の台湾はほんとに遊びに行っただけなので…おさんぽ中心の食べ歩き&買い物ばかりでした。笑

 

 

この鳥、前回もいたんですが。。。ハトよりだいぶでかい鳥。またも発見。

地中の生き物を食べるのに必死で全然逃げず。。。(写真はフルサイズ50mm)

 

 

この公園、ものすごく気持ちよくて、思わず深呼吸したくなる景色でした。

朝っていうのもあるけど緑の心地よさと光が美しくて。

3月でしたが、日本でいうと5月のGW中みたいな感じ(暑くて半袖になっていた)。

目で見た感覚が写るよう、いろいろ設定を変えてみた1枚。満足。

 

 

池の上からなんか魚がいるよねー?とtossyとおしゃべりしつつ写真を撮っていたのですが(魚は怖かったので写らないように水面のみ撮影)、池の反対側にリスが見えて「あ!!リスだ!!」と言ったら他の人たちは誰も見えていなかった模様…。笑

 

 

ご家族がリスにご飯をあげていたのですが、、、10m以上距離があったためnezuさまに「先生はマサイ族ですか…」と。。。
確かに桐島の視力は2.0で老眼が心配されておりますが(笑)マサイ族はもっと視力ありそう。
止まってたら気づきませんでした。ちょこまか動いてるので動きがリスだ!!!と。

 



この写真はRAWで現像しなおしてます。他はほぼ撮ったままJPEG採用リサイズのみなのですが。
持っていったのがCanon50L単なのでデジタルコーティングなかったのですよね。で、盛大にフリンジが出て飽和して大変なことに…。笑
あれー?こんなに逆光弱かったっけ…?と首をかしげましたが…考えてみたら南国でこのレンズ使ったことなかったのでした…。
入射角度が変われば大丈夫かなー?とか考えてましたが、この公園の時間帯は日蔭に入らないと光全滅。(掲載しているのは日蔭です)

あー…こんなにだめだったかー。と反省。やってみたい分からないことが多いですね。勉強になります。
今回はこのレンズ1本なので今後の海外撮影に生かすべく撮影してみたり。
たぶん、時間帯と光量の問題。センサーへの入射角度が変われば問題なかったので。デジタルコーティングのカリカリレンズが苦手なのにオールドレンズまで行くと描写が甘すぎるので…このレンズがやっぱり好きなんだと気付いた今日この頃。
何年も使ってきましたが、常に初心で頑張ろーっと。


で、電車で康青龍地区へ行ってきました。康青龍は永康街、青田街、龍泉街というの3地区の総称。「谷根千」みたいな感じ。笑
カフェや雑貨屋さんが多いのでお散歩もはかどります。
まだ朝が早いので(といっても10時くらいですがお店のオープンは12時頃)人が少なくていい感じ。

永康街を抜けて青田街に向かうルート。青田街付近はオシャレな感じ。東京青山の裏路地みたいな。ちょっとハイソな雰囲気!
住宅街じゃなくて、ちょこちょこオシャレなお店があるのに、緑がある。みたいな。

 


そのバランスがとても美しくて、何回来ても「あー。ここ住みたい…」と、思ってしまう地区です。



提灯を見ると日本風だなぁ、とも思うけど中華風でもあるんだよね〜と思う。
海外の「ジャパニズム」に「中華風」が混じることが多々あるけど、こうしてみるとほとんど一緒だから判別難しいよなぁ〜と思います。
日本人だってフランス文化とドイツ文化の違いを明確に述べよと言われたら難しいんじゃないかと(桐島だけ?)
提灯、木造建築、絹文化、箸文化、などなどなど。他にもたくさん。
やっぱり似ているんだなぁ〜と、しみじみ。


台湾に来ると「懐かしい」と思うことが多々あって、それがうれしい。
あと、やっぱり日本というか「沖縄」に近いんだなと思います。植物とか名前とか。


琉球王国は台湾と交流があったもんなぁ・・・とかぼんやり思いながらブーゲンビリアを見たりして。
勝手に親近感を持ったりするんですけどね。


台湾のクリエイターたちが多く住んでいるといわれているこの地区はデザイン事務所があったり、小粋な建物があったり。
とにかく見ていて飽きないんです。


路地裏とか道すがらをカメラを持ってぷらぷら歩いて、気になったら写真に撮って。疲れたらカフェでお休み。
どこの国でもできることではないと、思います。まして安心してできる国は少ない気が。

nezuさまYURIさんが前回たどり着けなかったという(笑)日本家屋をリノベしてお茶屋さんにしたというお店も2件行ってきました。
残念ながら予約しないと入れず…また次回!となったのですが。この周辺を歩いているだけでもとっても楽しかったです。
最初に来た時、さらにさらに南に行って、台電大樓站駅まで歩いたのですが。南に行くとどんどん下町になってゆくのも面白かった。

 

 

日本家屋!と思いますが家の門はこちら。うーん。チャイナ!!
この和華折衷な感じ、とても好き。竹が青くなくて黄色だったから気になって調べたのですが…金明孟宗竹という種類でした。
普通の孟宗竹の突然変異らしい。なんか華やかで台湾の雰囲気にあってて良かったです。

 



軒下なんか完全に昭和の日本な感じ。あれ?日光かな?と。
色彩や素材ってやっぱり国や宗教を表現するのですね。

 

 

このおうちも日本家屋。上の「平屋!」って感じの日本じゃなくて、トトロのさつきとメイのおうちみたいな洋風まじりの日本家屋。
で、色がまた素敵な上に玄関にモロッコランプがあって…!!!!となりました。笑
庭には不思議なオブジェがたくさんあって、個人の美術館みたい。
うーん。家の中を見てみたい!

 

 

あと。気になったお店。
手描きのイラストが可愛い。気になる店名。。。

植物??工作房??で、帰ってきて調べてみたら。こちら、「手天品」無添加食品などのお店でした。
植物を使った雑貨とか手作り屋さんかなぁ〜?とか思った。笑

 

 

でも、店先の佇まいがとても素敵なんですよ。きっとおいしいんだろうな。

 

 

看板って大事。この店とか。気になるでしょ。笑

 

 

不意打ちで溝に金魚が泳いでいたりとか。
ただの溝なんですよね…。台風の時とか増水してどっか行っちゃわないかと心配…。

ランチを食べ損ねたのでどっかないかなー?と歩いて駅付近までまた戻ってきました。

 


路上でコーヒーを販売している青年。なんか撮影用ですか?ってくらいに絵になる光景。
のどかなんだよなぁ〜。

 

 

で、ランチはおしゃれなカフェではなくタンクトップのおじさまが店員のマッチョな刀削麺屋さんになりました。笑
これが大当たりでものすごく美味しい!
前日にかき氷屋さんで教えてもらった「ツァオ、ハォツー!」を言ったらものすごく喜んでくれて色々台湾語を教えてくれたり。
このタレをつけるといいよ!とか言ってくれたり、親切にしていただいたのです。
チャーハンもお料理もみんなジタバタするくらい美味しくて。大人数で食べるご飯はいろいろ食べれてお得ですね。笑
国内でワイワイするのと同じように、こうしてみんなで台湾でワイワイテーブルに集まれることが本当にうれしいです。
チャーハンにコーラというジャンクな組み合わせ。笑 とっても美味しかったです。

 

 

さいごに、この扉。
Chaleeも撮ってたのがなんか嬉しい。。。笑

 

一緒に行っていただいた皆様ありがとうございました。
一緒には行くけど、行きたいところにそれぞれ行く、というスタイルが嬉しいです。
またどこかへ行けることを願って。

 

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(※tossyとさくまはBLOGをやっていないようです)

 

 

【写真展のお知らせ】

《保護猫・そと猫・ウチ猫》

2017.04.01〜05.08 開催

東京キャットガーディアン10周年企画!

月1猫撮影会ネコサツ3周年を迎えた桐島ナオによる3年分のTCG写真と旅をしたモロッコ猫写真、ウチの猫レオン写真の展示を大塚シェルターにて開催します!


你好,臺灣!(Cafe編)

台湾への旅は意外と多く、自分でもびっくりな3回目。

前回はCatTravel!ツアーで行ったのですが1年も経たずにて再訪です。

行くと分かりますがそれほど「近い」って体感です(距離的にも精神的にもとっても良い意味で)

今回は私的な休日で撮影予定もなく(笑)本当にのんびりと、ただ遊びに行ってきました。

ので、自分の好きな、気になった場所と感じたことを記録してゆきます。

(旅行記としては写真だけで文章は飛ばして大丈夫です)

 

 

行きたかった場所のひとつ。台湾のクリエイターグループVVGプロデュースのカフェ。

VVGと言えば世界で最も美しい本屋20選に選ばれた「VVG something好様本時」が有名ですが、台湾にあるカフェもいくつかプロデュースしているのです。

アンティークと新しいものをごっちゃまぜにした、「VVG風」な作品がとても気になっていて。ぜひ行ってみたいと思っていたのが叶いました。

 

 

こちらは華山1914文創園区の中にあるカフェ。

ここ自体が素敵な倉庫リノベーション地区(前回行った松山文創園区と対をなす台湾の有名アートスポット)です。土日に行ったのでどこも人がいっぱい。

その中でも静謐な雰囲気のこの場所は床のタイルも、落とした照明も心地よく、隠れ家のようでした。

 

 

「好きな雰囲気」というのをひとことでいうのはとても難しくて。それこそ一つではないのですが。

飴色の家具を基準として光の通り道があり、そこに新しすぎないものが雑然とあり、共存している世界、は好きです。

誰かが作った「○○風」をなぞるとオシャレに見えるけど、そうじゃなくて、作った人の生きてきた中で得た「好きなもの」が見える世界。

だから、一見すると分かりにくいけど。写真を撮っていると、その思考に触れられるような気がして心地よいんです。

花を撮っていると花の意識に触れるような気がするのと同じ。誰かが作ったものを撮ると、作り手の意識に触れるような気がする。

写真を撮る、という行為自体が「解析」だからかもしれない、と思う。

何をどう感じたか、わからないと設定に反映できないから。ただ目で見るよりも、深く考える。

 

「わ。きれいだなぁ」と思ったって、それだけじゃ写真は撮れないわけで。その「きれい」は何なのか、考える。

それが流れるように設定に入ることもあれば、シャッターを押すたびに徐々に染み渡る時もある。それは時々で、違う。

特に建築写真や静物写真は、徐々に思考が入ってくることが多い。

生きていないものを撮影するときは、自分自身が反映される、と。思うのだけど、誰かが作ったものは、その製作者の息遣いみたいなものを、しっぽでもいいから掴みたいと思う。

 

 

そういう風に捉えるようになってから、建築物を撮ることがとても楽しくなった。

写真を始めた頃、「建築」を撮ることの楽しさが分からなく「良くとるにはどうしたらいいか?」を考えたけど、だめだった。

良いというのは人の目を気にして評価を求めているにすぎなくて、表現の本質ではないということ。

美術研究所に行っている時先生によく言われた言葉を思い出す。

「上手く描こうとしているうちは、何も描けないんだよ。描くべきものを見つけること。あなたは何がしたいのか、よく見なさい」と。

小学生の時だったので、この通りの言葉ではなかったかもしれないけど、自分はこういう風に解釈してデッサンに向かいました。

彫像なんか好きじゃない。こんなの描きたくない。花が描きたい。

そう思ってたけど、先生に言われてから、彫像への捉え方を考えるようになりました。(と言っても結局上手く描けたのはずっと後ですが…)

 

 

 

二つ目のカフェはASWTeaHouse。こちらは最初に迪化街に来た時にこのカフェが入っているビルに書いてある「AS WATSON&Co.」の文字があまりに素敵でなんだろう?と、帰ってきてから調べたらカフェだった。。。という。

そして2回目来訪の時はかなり時間がなくしかも早朝だったため、行けず。笑

3回目にしてやっと行けました。ほんとに素敵な空間で英国式紅茶を提供しているだけあってチェダー様式…というのだろうか?

クラシカルな英国の雰囲気。(リバティ内装に色合いとかが似ていると思いました)

2Fと3Fがあるようですが今回は2Fへ。オープン早々の平日なので、しばし自分たちのみという奇跡。

 

台湾のレトロな建築とアンティークってとてもよく似合うと思う桐島。

こういう雰囲気が大阪付近のレトロビルや、京都三条あたりのリノベショップを思い出すのかも。

もう、台湾が関西のような感覚になってきます。心地よすぎる。。。

 

 

もちろん、本場も素敵なんですけど。愛している人が「解釈したもの」というのは心地よいです。

その人なりの捉え方があるから、一様ではないけど小さな拘りというか。オリジナルにはないスパイスがあって。

もちろんオリジナルだって一様ではないけれど。異国人だからこそ、心地よく感じるもの。というのは絶対あるはず。

そこにあるのは、愛だと思うんです。

それがあるからこそ、「イギリスに行けばいいじゃない」ではなく、「台湾の中の英国」になるんじゃないかな、と。

 

 

拘りは目に見えるもので言えば、扱っている紅茶の丁寧さや台湾産の紅茶だったり(これがまた素晴らしい葉)、ポットについてくる黒い漢字の掘られたプレートだったりするわけで。

台湾ならではの気配りや美しさが確実にあります。

台湾に何度も行きたくなる「良さ」って人の心地よさだったりすることが多いです(昭和の田舎の穏やかさみたいな、少し懐かしい感覚)

 

 

もひとつ。松山文創園区にある富錦樹概念店ですが、この雰囲気。。。前に行った好氏研究室に似ている…と一瞬思ったら好氏で取り扱っていた珈琲ドリッパーが売ってたりして…やっぱり関係あるのかもしれない(欲しいけど日本円で5万円くらいだったので覚えてたけど…勿論今回も買えない…)

 

 

とかいいつつ返ってきて好氏研究室のサイトを見てみたら富錦樹概念店の情報はなかったので関係ないのかも。

こういう理科的な感じはフレンチとはまた違う感じで好きです。決して飲食を朗らかにする雰囲気じゃないのがいいですね。(分かりにくく言えば初期長野まゆみ系とか、鳩山郁子の世界。笑)

元タバコ工場のどの部分を生かしてこうリノベしたのか気になる。。。床はこのままだったのでしょうか?

 

 

規模的には松山文創園区より華山1914文創園区の方がこじんまりしているけど人が多い印象。

前回松山文創園区に人が(比較的)少なかったからかな?(ゆりさんねずさまBLOGを読むと人が多かった模様)

チームラボとかカピバラさんとか、SONYとかCanonとか、日本のイベントが多いように感じました。

でもこのカフェの中でモロッコ雑貨を販売していて、なんだか懐かしい気持ちに。。。笑

 

 

今回の写真は全てCanonです。前回はNikonで50丱ールド1本だったので、今回も50Lを1本で。

去年はずっとNikonを主にしていたので今年はまたCanonを使っていこうと思ったりして。心境の変化でしかないんですけど。

やっぱりそれぞれのメーカーの良さってあるし、うまく一緒に付き合って行きたいと思います。と、いってもシーンで自分が楽なように使い分けるような使い方ではなくて。

 

 

その良さに頼ることなく、その時の自分自身のことをカメラという画材を使ってより表現できるように。

それぞれのカメラに振り回されないように、そしてこっちが支配しすぎないように。もっとカメラと信頼関係を築いていきたい。

もちろんフィルムカメラとの組み合わせも、もっと考えていきたいと、思った旅です。

 

 

「緑と路地裏編」へ続きます!

 

 

 


おいしそうな建築たち@マカオ探訪

マカオっていうとどうしてもカジノ!なイメージが強いのですが、そうじゃないマカオもありますよー!と。

建築好きだったらご存じかと思いますがマカオはポルトガル領だったので、ポルトガル建築があちこちにあります。そして、香港と同じく返還されているけど「特別地区」なので、パスポートにハンコを頂けません(滞在許可のシールを貰います)

で、まずは香港からマカオへフェリーで向かいます。

 

 

 

色んなカラーがありましたが赤が多いのは縁起のせいかな?とか思ったり(中国人は赤が縁起がいい色)。

ちなみに、ものすごーーーーく中国人が多いです(香港人は少ない=入国ゲートが違うのでわかる)。チケットを買うのもかなりな行列。いくつも業者があってワイワイしてたのですが、受付がビルの5Fあたりにあるのがなんか変な感じ。船に乗るのに?と思ってしまうのです(実際の乗り場はもちろん1F)

 

乗船して揺れるかなー?酔うかなー?と思ったのですがかなり快適で揺れず、ふかふかの椅子でクーラーも効いてて…寝ましたw

 

 

まだ香港が見えているときにガラス窓越しに撮った写真。なのでトイカメラっぽく写ってます。ガラスは結構汚くてアクリル??と思うくらい。

でも、海の色がどんどん変わっていくのがとても面白かったです。あ、南の島なんだなーと。実感。

 

 

到着!して、TAXIで市内へ。マカオの通貨は香港ドルじゃなくてマカオドルなので両替せにゃ…と思っていたのですがインフォメーションで聞いたら「そのまま使えるから大丈夫よ」と。

100$と書いてあったら香港ドルでもマカオドルでもOK。でもこれはマカオのルールなので香港ではマカオドルNGのところもあるので注意。香港ディズニーランドでマカオドルは使えないと言われているアラブ系家族がいました。

 

 

TAXIに乗って外を見ていると…ん?なんかこれ見たことある景色…もしやマカオグランプリってここ??と。

ぐるぐる回って方向転換をしているとき、これが見えます。もっぱらTAXIとおっちゃんのスクーターしかいませんけど。カラフルで可愛い〜。そっかー。ここを走るのか!と。

 

 

で、まず到着したのは聖ミカエル教会(St. Michael’s Cemetery)ミントグリーンが可愛い!!

この色彩に「塗ろう」と思う事は日本人ではまずありえない色。寺がミントグリーンだったら可愛いだろうなぁ…。笑

小さな教会ですが、人も少なくて自由に観光できます。

 

 

日本と違って墓地がオープンなのはやっぱ西洋的な感覚。イギリスとか墓地のツアーがあるくらいで、静かで心地よいよね、と朝の散歩にしている人も多いみたい。宗教観の違いですね。

 

墓石じゃなくて石像を建てたり鳥とか花を建ててる人が多くて美術館みたいな雰囲気だからかな。故人が好きだった花なのかなぁ、と思うものもあったりして。朗らかでいい雰囲気だと思いました。

 

 

教会もミサではない時間はご自由に、というスタンス。撮影も。観光地ではありますが、ここは本当に人がいませんでした。

日差しがきつかったので、中で涼ませていただきました。石造りが心地よい。

で、椰子系の植物が多いから南国感が増すんですよね…。ポルトガルってこんな色彩感覚なのか、と。

 

 

中はシックですが、チラっと見える色彩がきれいなので、色を反射して少しカラフルに見えます。

硝子が昔のもので、もったり分厚くて向こう側がゆらゆらして見えて、回りの木枠の塗り方もべったり。なんだか落ち着くなぁ〜と結構のんびりしました。

 

 

桐島セルフ。小さな教会ですが規模感がとても落ち着く場所。

(この写真の横向きVer.を2017年の年賀状でみなさまへ送付させて頂きました)

 

ここからちょっと移動を兼ねて建築めぐり。

 

 

ラザロ地区といえばここが有名な、馬忌士街。読めない…。。。笑

けど(Rua de Eduado Marques)のほうが読めるのは、Rueがフランス語で道だからポルトガル語のRuaも道だろうと。笑

なんかこの辺って近いから書き方も微妙に似ているという(でもぜんぜんヒアリング出来ない日本人)

アジアっぽくない!石畳みがとても美しい地区です。

 

 

こちらは、社會工作局。政府機関と書いてありました。

何かの研究所??とてもきれいなセルリアンブルー!

 

 

望堂區創意產業促進會瘋堂十號創意園が、ちょっとどう読むのかわからないのですが…ギャラリー的な感じになってました。向かいはレストラン。調べたら10 Fantasia - A Creative Industries Incubatorという名前みたい。

 

 

ここの近くの敷地内にあるMercearia Portuguesaという雑貨屋さんがとても可愛いかったです。商品ていうか、店内の雰囲気や銃器がとても素敵で…思わず「これ値段ないけどおいくら?」と聞いたら「あ。それは店内のディスプレイで…」「あ、すみません。じゃぁこれは?」「あ。すみませんそれも売り物じゃなくて…」という問答に…。笑

取扱いアイテムも素敵なんですけど、売っているものは青山とか代官山を探せばありそう。。。と思ってしまう。

ある意味東京って何でもあるからちょっとしたオシャレなものって世界中のものが手に入ってしまいます(高いけど)だから、現地で交渉して買うとかじゃないと「ここでしか買えない」ものはなかなか無いなぁ〜と思いました。

 

 

 

同じ並びにあるここも瘋堂10號。教会を再利用したギャラリー。奥の黄色と赤の建物は音楽学校だって。

ここだけ見たらほんとにヨーロッパに来たみたい。

 

 

ただ、この教会の曲がり角をまがった瞬間、この景色で圧倒されるんです。

香港!!!!?みたいな。攻殻機動隊のVRに迷い込んだかのような景色。上から素子が降ってきそう…。笑

日陰を歩いて移動です(このあたりですでにhayanoさん死にそう)

 

 

わんこ。室内で飼われてます。吠えられたけど。

台湾と同じく窓には鉄枠。もちろん侵入者よけ。あまりにも普通に全部ついているので、日本はなぜこの鉄枠がないのか疑問に思うようになってきました(おしゃれで可愛いくて防犯にもなるし動物の逃走防止にもなる)

 

 

 

またもきれいなセルリアンブルー。ここは本屋さんでした。慢調書旅というお名前。

セレクト書店+雑貨取扱いで、会員制のBookCafeも併設。で、ここでNTR活動の書籍やグッズを発見。マカオでも活動している人がいるんですね…と感慨。

こちらには看板猫が2匹。

 

 

しゃべってます。なんか言いたいこと言ってるんだろうな…。マカオの猫は何語なのかな?やっぱ広東語?

とっても人なつっこくてゴロンゴロンしてくれました(もう一匹は置物かと思ったくらいに動かなかった…)

 

 

 

で、この建物が葡萄牙駐澳門及香港總領事館だと思ったのだけど、違かったようです…。なんだったんだろう??

バルコニーの裏側のレースみたいな飾りがとても綺麗だったんですよ。

こういう感じの建築がちょいちょい、現れます。ポルトガル建築ってとってもきれいな色彩なんですね。青い空との対比が絵本みたい。

しかし高温多湿のマカオでこんな綺麗な色を保つのは難しいんじゃかなろうかと勝手に考えてしまう。

 

 

道路には必ず通りの名前があっておしゃれにあちこちに貼ってあるのがとても素敵。

何気ないマンションの扉のこの「9」のフォントがいいなぁ〜と思って撮影。

モノクロでもいいかと思ったけどやっぱり錆の色を出したくてカラーにしました。

 

 

 

大聖堂(カテドラル)が近かったので丘の上に行ってみました。hayanoさん息してるかなーと確認しつつ(と言ってもここまでの移動距離徒歩10分の距離ですよー)

結婚式をしていたので中には入れなかったのですが、やっぱ異国の雰囲気がすごい。

大聖堂と教会の違いというのをそもそもあまり知らず、大きさ?とか思ってましたが役職というか地区を総べる意味があるんですねー…ほほう。。。

ここら辺は人が少なくて風が気持ちよかったなぁ…と、このあと行くのは、かの有名なセナド広場。

綺麗な石畳と噴水とカラフル建築でマカオのパンフレットには必ず掲載されています。

 

 

ですが、ものすごい人ごみで石畳、全く見えず。笑

ここが一番人多かったです。ほぼ中国人かと思われ、まぁアジア人以外西洋建築に萌えないんだろうなぁ、とか思うのですが。完全に西洋じゃなくて、こういうオシャレカワイイ系のポルトガル建築に貼り付けられた漢字のフォントがしぶくて、いんですよね…。

毛筆系のぶっとい漢字。あ、ここアジアなんだ!と思わせる配色。

でも、ぐるっと全部こういう建物で異国間ありあり。死にかけてたhayanoさんなぜか復活。笑

 

 

仁慈堂は正面がカッコ良いのだけど正面の写真は中判で撮ったのでinstagramに載せてます。これ。

 

 

 

正面はコロニアル建築でカッコイイんですけど。横の路地がなんかほっとする感じでとても好きかも。

昔あった表参道マンションとか同潤会マンションとかの雰囲気にちょっと似ていると思うのです。

今日初めてインスタの写真のリンク埋め込みを知りました。。。笑 今度からこうやって埋め込み掲載しますね…。

結構フィルムでしか撮ってないのがあって自分でびっくり(データ見て発見出来ず…絶対撮ったはず!と…)

 

 

セナド広場と聖ポール天主堂跡はセットなのですが、聖ポール天主堂跡は時間的に行きませんでした。

聖ドミニコ教会がお目当て。マカオで最も美しいファサードということで、確かに綺麗!!!

撮るのが難しかったです…。笑

結構悩んで、落ち着きました。まず、人がすんごい。

中には入れない日だったみたいでとにかく周りに何重にも人だかり。自撮り棒もにょきにょき。そしてすぐ隣にはビルだし!!椰子の樹は入れたいし空の青も綺麗に出したい!!…と結構悩んで撮りました。

この辺りでhayanoさんを一度見失うのですが、まぁその辺にいるだろう…と思って探したらいました(保護者?)倒れてなきゃいいんです。

なんか、聖ドミニコ教会が可愛いすぎて回復したっぽい。笑

 

 

漢字の表記は発音は違うけどなんか言いたいことがぼんやり分かるような…で、ポルトガル語表記を見て雰囲気を感じて英語を読んで理解するという感じ。笑

ポルトガル語なんか全然わからないけど、なんとなーーくフランス語に近い時があるんですよね(スペイン語もそう)

 

 

ちょっと外れた商店街。なんか…懐かしい感じになってしまいました。

昭和レトロな商店街、こういう建物ありましたよねーーーー???石造りのアーチの商店!

台湾の迪化街に似た雰囲気。

 

 

商店街といえばアーケードなんですが、足元を見るとエビとかカニとかのタイル。なんか可愛い…。

やっぱ海に囲まれた場所だから?ポルトガルも海が近いから??

このイカっぽいカニが特にお気に入り。。。

 

 

で、この辺りでタイムアップ、フェリー乗り場へ向かったのですが…セドナ広場付近からTAXIを拾おうと思ったら全く見かけず。じゃぁTAXI乗り場に行こうと(いくつか場所を調べてあったので)行ってみたら、え?これ50組以上はいない??っていう大行列。ちょっと待って、 TAXIってそんなに少ないの?と焦る桐島。

列のうしーーーーろに行ってしばらく待つもTAXIはほんとに少数しか来ない。

これはマズイ、とTAXIを諦めバス停を探しました。ちょっと前に通り過ぎた大きな通りにバス停がいくつもあったハズ。と道行く人にバス停を聞きつつ、発見したバス停でフェリーターミナルっぽい雰囲気の言葉を探して…「外港」とあったので運転手さんに聞いたら「香港に帰るの?OK」と。

…どーーーーっと、疲れました。TAXIがあんなに捕まらないとはおもわず。土日の夕方だったのに!!(だったからか?)

マカオ観光地中心から香港フェリーターミナルへ戻る時はバスがおすすめ。(乗り場ここです)

 

そんなわけで、ぐったりしつつ帰って。帰りのフェリーは快適すぎてまた爆睡なふたり。笑

帰る飛行機もオーバーブッキングで席がないとか色々ドタバタしましたが無事に帰ってきました。

 

hayanoさん、生きてたらまたどっか行きましょ。笑

ありがとうございました*

 

 



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