チャラヤンの思考。

東京に戻ってきたら仕事やら何やらが、色々山積みで僕を待っていました。笑
そんな日々こそ楽しみつつ、いろんなものを吸収しようと思っています。

朝から東京キャットガーディアンさんの取材に奔走していたのですが(その記事はまた後日!)午後からは展示会を観に行ってまいりました。

「フセイン・チャラヤン- ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅」
in 東京都現代美術館
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/113/

です。
僕がファッションにものすっごく興味があったのが2000〜2005年頃。
今はパリコレも好きなブランドしか観なくなってしまいましたが…当時はちょこっと服飾に関わっていたこともあり、彼の作品もものすっごく観ていました。
彼の世界観は「未成熟の成熟」です。「不安の安定」とも、言える。



人は発想を得た時点で思考を開始し、完結したものを作品として提示する。
もしくはそこで終了し、安堵するわけです。
彼の世界は着想を得た時点で完結し、完成された世界な、気がします。

「分からない」という一つの提示。
「たくさんある」という一つの着想。

バラバラに投げかけられた思考の欠片は、バラバラなまま僕らの前に提示されます。
なので、投げられた方は混乱します。笑

その混乱、こそが。チャラヤンの世界な、気がします。
年代ごとにたくさんの「物語」があります。
彼の作品は常に物語があり、完結していません。

どうして「服飾」なのだろう?と、思います。
映像も創るし、ディレクタ的なこともしているチャラヤン。
クリエイタと言ってしまえば、それまですし、アーティストと括ってしまうのは簡単です。
チャヤランが「服」にこだわる理由、に。興味があります。



彼の創るものは「●●風」というカテゴリには全くはまりません。
フセイン・チャラヤン風、としか。言いようがない。

本当はみな、そうであるはずなのに。
どこか安心を求めてカテゴライズをしたがる性質が、人間にはあると思います。

安心しない、という探究。
チャラヤンには、「不安」が付きまといます。

それは確かに「怖い」のに、触れたくなってしまう。
そんな、彼が。僕は気になります。

 

好き、と安易に言えないような。
心の中に暗くて湿度の高い確執が残るような。
そんな、展示でした。

チャラヤン展は6月20日まで開催中です。

最後の桐島写真は木桃さん撮影です。
お付き合いいただいた木桃さん、ありがとうございました*









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