移り気な秋は足取りも軽く。

ぽっかり空けた空に、こころひとつ。うかんで。
本日はAdagio.
譜面はト音記号ではなくヘ音記号で。



新宿に新規開拓カフェ。
地上も素敵だけど、隠れ家のような地下のスペースが素敵。
のんびりな、ランチ。



本日は山本タカト氏の展示を見にきましたよ。
木桃さん。前髪ないと長くても印象ちょっと違う。



新宿ってカフェ難民になってしまうのでここは重宝しそう!
リストランテはいくつか知ってるけどカフェってないよね。
でも、駅からちょい歩くので時間無い時はだめかも。
夜中もやってるようなので、夜ものんびり行ってみたいです*

 
そして、山本タカトさん。
2年ぶりの大きな原画個展なのでドキドキしながら行ってきました。
最近は耽美な感じは薄くなってきて甘美系?な気がします。笑
内臓とか融合系が多くなってきて。神様みたいな絵が増えてきた。
生命の意義とか、輪廻とか、境界線とか。
そんなものを描いている印象。いや、求めている印象?
そして。色彩が柔らかくなってきているのが面白いところ。
透明感があり、美しいグラデーションで筆の痕無く描かれた画。
今回初めて大きなアクリル画を見ましたが、「タカトさんがアクリル!?」と、大変びっくりしました。
でも、タカトさんでした。
画材が変わってもカンバスの種類が変わっても、タカトさんはタカトさん。
描くもの、描きたいものは、変わらず。深みを増すばかり。
けっこうなお年の画家さんですが、これからがとても楽しみな方です。
いくつになっても、そう在る事、そう在り続ける事って大事なんだなぁ、と改めて思いました。

今回はサイン入り画集のみを購入。
欲しかった画の版画は販売していなかったので今回はお見送り。
前回購入した版画さえ、もったいなくてまだ飾れてない有様ですが。笑
画集もう一冊買って額装してもらおうか悩みます。笑
ほんとに綺麗で、恍惚と、引き込まれてしまいました。

もうひとつ。展示会を見ようと思ったのですが、なんとお休みで…。涙
泣く泣く、歩いていたらそういえばここに素敵な空間があったような…と。
木桃さんを撮らせて頂きました。




即興だったので作品撮りではないのですが。
鏡を使った写真です。

三つ編みってドロシーを彷彿させるのです。




見つめあう眸。
鏡の中の木桃さんは、目線が鋭くて。
普段でも鋭いんだけど(笑)氷の手で心臓を掴まれたような感覚。 



怖い、とさえ思う。
そういえば、前にもあったなぁと思い出す。
そういえば、木桃さんてこんな顔をすることが稀にあったと思い出す。

鏡の中の、もうひとりは、誰なんでしょうか。
深層心理の中に住む、「ほんとうの自分」なのか。
それとも、「まったくの別の自分」なのか。

深淵を見つめているものは、ほんとうに「あなた」ですか?

そんな、言葉が浮かびました。
とても楽しい(笑)撮影でした。
ありがとうございます。


そして、撮影でおなかがすいたので移動。
歩くうちに日も暮れて。
ふらふら、スナップ。



歩きながら、目に留まったものを撮る。
それだけの行為が楽しいと思えるのは、幸せです。
お散歩写真。なんて、久しぶりすぎて何だか楽しくなってしまう。笑 




夜の写真、て好きです。
黒に沈まないものを掬い出すような感覚。

闇に解けない不純物。
きらきらや、どろどろ、手で掬って少しだけ残った澱のような、もの。 




綺麗なものは、「綺麗」なだけじゃない。
いろんなものを抱えて、包んで、それでも存在しているから、綺麗である。と、桐島は思うのです。
抱えきれなくなったら、存在すら出来ない。
そもそも、抱えられる強さがあるから、美しく綺麗なんだと。
そう、思うのです。

子供の無垢な心は「綺麗」ではなく単に「知らない」だけだと、思います。
汚いものも知って、認めて、乗り越えて、それでも「綺麗」で在りたいと願い、生きている大人は「綺麗」だと思うのです。



向き合わなければいけないこともある。
あきらめなきゃいけないこともある。
仕方のないこともある。
絶望することだってある。
悲しいことだってある。

だからこそ、あがいて、苦しんで、泣いて、絶望して、
それでも、存在しているということ。

生きていたいと、思うよりも、生きているのだから。
どうせすぐ死んでしまうのだから。

せめて、綺麗でありたいと願うこと。




いろいろあるけど、全部は水に溶けないけど。
純粋ではイキモノが生きていけないのと同じ。

良いものも悪いものも、全部包括して。
それでも、存在している、ほんの少しの澱のかけらのようなもの。




夜は、そのかけらがいっそう綺麗に見えるような気がします。

奈良さんのペイントした机を見ながらぼんやりと。いろんなことを考えました。

なぜか。
あぁ、自分は「トーキョー」で生きているんだなぁ。と思いました。

渦の中に飲まれているけど、飲み込まれまいと必死で顔を出しているような。
それでも、たまに溺れて。
溺れた先で綺麗なものを、見つけてしまう。
けれど、息をするために、また必死で顔を出す。

生きてる、って面倒くさい事だと思います。
でも、面倒くさいから楽しいのかな、とも思います。



たぶん、僕はトーキョーが好きです。



木桃さん。
そぞろ歩き底辺思考にお付き合いいただきありがとうございました* 







M?lange13ご期待ください!!



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