金沢の旅@大森さんのこと



大森さんの展示は、22日までだったのですが。
展示をしている事を知ったのが会期終了2週間切った頃で。
びっしり予定が入って居たので行けないかも…と、思ったのですが。
21日に、なんとか。滑り込んで来ましたよ。
本当に、見たかったから。嬉しかったのです。



大森さんの展示というのは、初じゃないかな。
書籍は出されて居ますが、こうして名前で展示をするのは初めてだと思います。
大森さんを知ったのがもう、何年前か思い出せないくらい。
10年以上は昔だった気がします。
大森さんのスタイリングは、見ただけで判ります。
最近は似た感じの仕事をする方が増えて来ましたが…名前を見なくても。大森さんの世界は、絶対的で判ります。



洋服でも、和服でも。雑貨でも、変わらない世界観。
大森さんの世界は、すがりつくような強さと、儚さと、透明感。
乙女ちっくなんだけど、柔らかくなくて。
毒があるんだけど、嫌な痛さじゃなくて。
真っ直ぐに、問いかけてくるような、透明で硬質な世界です。
今回、撮影可能の展示という事で。
僕が、感じた大森さんの世界を撮って来ました。



ファインダ越しに見た世界は、思っていたよりも近くて、人間のにおいがする、世界でした。
キャンドルアーティストの方と連名で展示をされていたのですが、本当に上手く作品をミックスしているな、と。
写真では判りにくいと思いますが、ドレスやレースは、ほぼ。蝋でコーティングされているんですよ。



大森さんの世界を包む、溶けた白い蝋。
硬質な大森さんの世界が、どろりと。変わって。
また、違う世界にもなり。
変わらなくも、あり。
とても、良い展示でした。
行って良かったと、心から思いました。



雑誌にも掲載されているので、作品自体を見る事は出来るけれど。
やはり、何でもそうだけど。実物や、その空間の空気を感じなければ展示というのは意味が無いと思うのです。
特に、作家が生きている場合は、そう思います。
意図があって、やったこと。
伝えたいものがあって、作ったもの。
メディアを通さず、自分自身の目で。見ること。感じること。
それが、とても大事だな、って思います。
演劇を見ることに、ちょっと。似ています。
その場限りの、一期一会。
作家に敬意を払うこと。

僕は、好きな作家さんだったら。日本国内での展示だったら何処でもなるべく行くようにしています。
距離や時間を言い訳にしたくなくて。
やっぱり、見なかったら、後悔する。
目録や写真で見ても、ちょっと。違うんです。
目の前に立った時の、震えるような、感覚。
それは、表現者と対峙している、喜びだなぁ、って。思います。

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