Ein Sommernachtstraum: Ouvertüre (op. 21)@木桃いつな

年毎に薔薇園で写真を撮りたいと思っていますが。
また、二年ぶり。一年おきに撮影しています。薔薇園です。

今回は大好きなウィリアム・シェイクスピアの『夏の夜の夢』(A Midsummer Night's Dream)の世界観から。
と、いっても「フェアリー・テイル」は2009年にKとさくまくんで撮影していて。そっちのイメージじゃなくてもうちょっと世界観のみ、というかシェイクスピアが持つ硬質感を表現したくて。
メンデルスゾーンの「ある夏の夜の夢の序曲(Ein Sommernachtstraum: Ouvertüre (op. 21))」もイメージにありました。



妖精というよりは人間で、でも。人間ではない「美しいモノ」。
薔薇の森に潜む美しい生き物。

今回はそんなコンセプトで、儚さや夢うつつな感じを撮りたいと思って。



今回の木桃さん。とっても、透明感があって綺麗です。
前回と全く違う印象。前回は可愛いらしい感じでしたが、今回は少し陰鬱な印象で。

木桃さんは桐島の心象影響を受け表現してくれる被写体です。
撮影のコンセプトはいつもいろいろありますが、唐突に「演じる」ものではなく。日常の中の心象風景を切り出して広げたものが全て。

共感覚、というものは信じていないけれど。
もしかしたらこの瞬間はそうなんじゃないかと錯覚します。

被写体と撮影者の間で、自分がどっち側から見ているのか分からなくなる時があります。
きっと、木桃さんも桐島の眼になって自分を見ている時があると思ってしまう。



ファンタジックなのだけど、明るい印象ではなく。
ファンタジーというのはアメリカのものではなく、仄暗いイギリスの印象です。
フランスの華やかさとの田舎の教訓じみたものとも違う。
この世とは少しだけ乖離した透明感と恐怖の、歪んだ世界。



この一枚だけ、ちょっと違う雰囲気で撮りました。人間ぽい。
真っ赤な真紅の薔薇が居たので、一緒に撮らせて欲しくて。
白いワンピースと真紅の薔薇というもの凄い組み合わせですが、透明感があります。
この色彩の薔薇をさらりと纏うのは木桃さんならではかと。



そして、今日のイメージはこのワンピ。
蝶の翅です。蝶は桐島が博物館で過去に撮影したもの。
それをコットンに印刷して、縫いとめてます。

鮮やかな蒼い蝶の翅。
フェアリーティルは天使の羽根ではなく、脆く美しい蝶の翅。



秘密の花園。
取り残された翅。

久しぶりに枚数を撮影しました。とても素敵な写真ばかりです。
境界線があるとしたら、あちら側の方が近かったかもしれない。

そんな、薔薇園でした。
木桃いつなさん、被写体ありがとうございました。とても美しかったです。


桐島も、被写体をしたので別記事で掲載します。
撮影、ありがとうございました。






 

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