白銀の魔法の森@1月の石の湯ロッジ

2014年年明けからお伺いする予定だったのですが、急遽年越しから石の湯ロッジにお伺い出来る事になり…。
相当バタバタしながら年末から長野県入り致しました!
今回は長く滞在したのですが、その中でも超快晴の朝。
霧氷(むひょう)という現象。
世界が、真っ白で、ぜーーーーったいに、歓声をあげると思う。
 
お宿の前の小道。
世界が、白い。白銀。プラチナ。
これ、全部が羽みたいな結晶だって、信じられる?
 
石の湯ロッジもこの通り。つららと霧氷に囲まれています。
谷にあるこの場所は朝日がゆっくり照らします。
朝日に照らされると霧氷は溶けてしまうから。
ほんの、一瞬の世界。
(と言っても朝の9時くらいまでは大丈夫)
 

白樺の樹は枝先が赤いのだけれど、霧氷を纏って真っ白になる。
それが朝日に輝いて、きらきらと光る。

足元の草1本までもが、氷の羽根を纏っているんです。
 

マクロレンズを持っていかなかったので少し遠いですが、こんな感じ。
霧氷って、結晶になって樹にくっついているのですが、こんな風に鳥の羽のようになっているんです。
びっしり、これが眼に見える世界中にくっついているという。。。
 
自然の造形を見ると、デザインや想像の世界を軽く越えてしまっていて。
目眩がすると同時に、「人間も自然の一部なんだ」と、強く想います。

こういう素晴らしい世界に踏み込むと荒らしているような気分になってしまうけど。
それも、卑屈というか、本質ではない気がします。
 

ダイヤモンドのように光る、ひとつとして同じ形は無い雪の結晶。
命あるものというものは、何処からが生で何処までが死なのか。

境界線、について。
僕はずっと、ずっと考えてきました。
 

その答えがきちんと出て、見つめる事が出来るようになった今は。
自分ではないもの、自分自身のもの、両方を認められるように。
少しだけ、成長出来た気がします。

この美しい世界は、醜い僕の一部でもある。
この醜い僕は、美しい世界の一部でもある。

何を、どうして。何処へ行きたいのか。
美しさとは、何なのか。
 

お宿の目の前、敷地内。徒歩0歩でこの世界。
スノーシューをお借りして、散策をしてみました。
 
少し奥まで雪の中をざくざく歩きます(でもお宿の敷地内ですよ)
奥に見える赤い森は、霧氷が溶けた白樺の赤い枝。
この場所も、もうすぐ赤い森に還ってゆきます。
それまでの、ほんの少しの魔法の時間。
 
海の中の生物みたいにも見えるし、もっとミクロな世界にも見える。
ツクリモノにも見えるし、夢の中で見たような気もする。

でも、全部きっと同じこと。
美しいものは、きっと深度が似ている。
 

気温が上がってくると、霧氷の羽が樹から手を離します。
風も無く、音も無く、本当に、天使の羽のように、小さな小さな羽が。

はら、はら、と。

白銀の枝先から落ちて来ます。
 

それは、高音域のピアノの音をはじいたような旋律。
あまりに美しくて、祝福されているようで。

足先がかじかんで動かなくなってしまうまで、ずっと、ずっと見ていました。

あとで支配人にお伺いした所、この現象は風のない霧氷の朝にしか見れないもので、貴重なものだそうです。
本当に、天使の羽根があるのなら、ぜったいにこれだと。思いました。

死ぬ時にはこの景色を思い出すのだと。固く誓ったくらい。笑
 

あと。絵画のような静謐な植物たちも、アートになります。
すっと、気持よくそこに存在している。命。

繋いでいるのか、託してるのか、同じものなのか。
冬の植物も、おしゃべりです。
 
先月も撮った薔薇の実。
霧氷の、トゲが生えていました。笑

ほんとうに、こんなに長く結晶化するものなのか。とびっくりしますよ。
 

クリスマスツリーみたいな針葉樹にも氷のオーナメント。
きらきら光って、ガラスみたい。
 

石の湯ロッジを流れる川は温泉なので冬でも温かく湯気を出しています。
そして、この美しい世界を守るため、自前の浄化槽の設備も独自の工夫がされています。

「きれいな水」とは、何か?それは殺菌された水ではないはず。
塩素を入れた水には微生物は住めない。苔が生えない。
生き物が住めない、生きれない水は「きれいな水」なのか?
その水は、人間に良いものなのか?
 

人間も、自然の一部。
たくさんの輪廻の中の一部にすぎない。
そして、今。自分が生きている事だって、一部にしかすぎなくて。
生かされている事、生かしている事を強く、思います。
 

今回、スノーシューをお借りして靴ではいけなかった場所までどんどん歩いて行って。
森の動物たちと同じ道を歩いてみました。

足跡はどこにでもあって、雪が降れば一晩で消えてしまい、またまっさらな世界になります。
 

さくまくんが撮ってくれた桐島。スノーシューこんな感じです。
スキーとか、やった事無いひとでも出来ます。(平地を歩くだけなので)
 

あとね。さくまくんはソリにハマってましたね。笑
ひつじの耳付き帽子でカッ飛ばしてました。
ね。すごいカッ飛ばしでしょ。笑

大人も子供もソリは楽しいのです。(桐島もカッ飛ばしました。笑)
最後にかまくらみたいな城壁みたいなとこに突っ込んで雪まみれになるのも楽しいのです。笑
 

あと。ここの星は格別。
晴れたら、もう、降ってくるような星空。

今回は三脚持って行かなかったので…そんな大層な事は出来なかったのですが、オリオン座が綺麗に撮れました。
東京では見えない、3つ星の下の縦の3つ星が見えたり。
 
これは北斗七星。わかりますか?縦になってます。

石の湯ロッジは谷にあるので、新月に近い時は本当に星が綺麗に見えます。
そして、ある程度森に囲まれているので、丸い空を見ているとプラネタリウムみたいにも見えて。
広すぎると、怖くなってしまうのですけど。ここはぐるっと森だから、大丈夫。

いくらでも、眺めていられてしまう、不思議。

どんだけ寒くても、すぐ温泉に入れるからだと思いますけどね。笑
(この星空も宿から10歩の駐車場から撮影です)
 

そんな、石の湯ロッジ。PhotoCafe撮影会旅行で2月8日(土)〜9日(日)で行きます!
最後はPhtoCafeのマスコットキャラのグラフちゃん(+さくま)がお届けしました★

 
「白銀の魔法の森へ!PhotoCafeTravel!2014winter! in志賀高原石の湯ロッジ」
公式ページ出来ました!こちらからどうぞー!さくまコラムが可愛いですよ。笑
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