冬の剪定と薔薇の葉のリースとお料理と、日々と。

我が家には5つの薔薇の鉢があります。
5つ目は去年の春にお迎えした子で、植え替えをしたばかりなので、今年は剪定も余計な葉を切るだけ。
(なんか未だに鮮やかな緑の葉が一杯なので…剪定をするに出来ないマザーズデイのスタンダード仕立てちゃん…)
他の4鉢の植え替えをします。今年は12月中にしてみようと思っていたのですが、時間の工面がうまく出来ず結局1月に。
 
のんびり起きて少しぼんやり。窓際に置いたアネモネ氏の鉢から1本だけひょっこり伸びた花。
くっきり、影もひょっこりで可愛い。
なんか、笑ってしまうくらい可愛いらしい。
 
角度を変えて撮影したら根元に陽が当たって輪郭が溶けてしまって。
あぁ、花が浮いているみたいだなぁ、とぼんやり見てしまいました。
写真は光と影を強く意識するから、こういうのは面白いです。
自分の目には見えていない世界を見せてくれる魔法。
ミルクティーとビスケットの朝ご飯を食べながら撮影し、着替えてから気合いを入れて、植え替えです。
今日は日差しがとっても暖かくて気持良いですね。

植え替え画像は自分の記録用なので纏めて掲載します。
 
最初は夢香さん。四季咲きのオールドローズ。我が家の一番最初の薔薇さん。
まだ莟を付けてて咲くのを待ってたのだけど、そろそろ負担になりそうなので剪定。
一番長い枝先は桐島よりも背が高くて、なんだか誇らしげ。
根っこの先をほぐして一回り大きなセラミック鉢へ植え替え完了。
今までは素焼き鉢だったので水の乾き具合チェックをきちんとすること。

夢香さん。咲くとこんな感じです(桐島過去BLOG画像から引っ張ってきました)
 
夢香(ゆめか)/ フロリバンダ系
(2007年 京成バラ園芸:作出)
 
2番目はカクテル氏。カクテル氏は蔓薔薇です。
アーチに仕立てて夢香さんを囲むようにしてたので、アーチを外す所から大作業。
去年は植え替えをしなかったので鉢底まで太い根がびっしり。なかなか抜けず大変だった…。
カクテルは強健な品種なので地植えに向いてます。巨大化します。
今年は大きくなるかなぁ…。。。蔓薔薇は伸ばしたい方向の枝先を残して剪定します。
我が家は2つの太いシュートを左右から絡ませてアーチにしてます。
 

カクテル/シュラブ系
(1957年 フランス:作出)

 

3番目は夏香さん。サマースノゥです。(夏香さんは呼び名です)
夢香さんの次にお迎えした真っ白な蔓薔薇。こちらも太い根っこがびっしり…。でも鉢の形のせいかすぐに抜けました。
四角いオベリスクに巻き付けているので、オベリスクの外から剪定をしてすっきりさせてから植え替えしました。
 

サマースノウ / クライミング系
(1936年 アメリカ:作出)
 
夏香さんは去年弱く剪定したので、今年はがっつり切りました。
この子は紅葉しない薔薇さんなので冬でも綺麗な黄緑の葉っぱ。
枝も緑です。なんだか爽やかな感じ。
 
剪定は何処を切ればいいか薔薇に聞くと教えてくれます。
薔薇の本とかも読むけど、本人に聞くのが一番早くて。笑

「ここを切ってー」という所は色が変わっていたり、細くなっていたり。
突然成長を止めた場所は急に色が変わって枯れます。その先は切って欲しい印。
でも、薔薇の言う以上に今回は剪定しましたよー。たまにやらないと新しい芽が出ないのです。
 

最後は男爵。男爵も呼び名で彼はクラシックモスローズ。デュイユ・ドゥ・ポール・フォンティーヌというフランスのお名前がついています。なが〜く伸びた手を切って、強剪定。
根っこをほぐしてこちらもセラミックの白い大きな鉢に植え替え。
(薔薇の専用土が足りなくなってしまったので、普通の金の土と肥料を混ぜて植え付け)
 

デュイユ・ドゥ・ポール・フォンティーヌ / モス系
1873年 フランス:作出
 
こうして作出年を書き出してみるとなんだか面白いですね。全部我が家にいる子なんですが、100年以上も前に作られた品種の薔薇が今も咲いている、って不思議な感覚になります。
園芸植物の歴史は面白いですが、薔薇は結構偏愛家が多くて(笑)系統などを見ていると面白いです。
ここではよく書いていますが、デュイユ・ドゥ・ポール・フォンティーヌという名前は「フォンティーヌ男爵の喪服」という意味。薔薇は黒に近い赤。深い深い、ベルベッドのクリムゾンレッド。
そんな赤が似合う男爵、1873年のフランス。
一体どんな人だったのか、この薔薇を見る度にその人を想います。

 
薔薇は難しいんでしょ?とか良く言われますが。
桐島は、薔薇は難しくはないと思います。でも、時間をかける必要があると思います。
日当りと良い土とこまめにお話しすることは、どんな植物でも必要ですが。薔薇は植え替えと剪定と病気かな。
我が家は病気ってもハダニと黒点病くらいです。ハダニはもう毎年なので諦め。
日当りが良いので乾燥しちゃうんです。紫陽花もハダニ天国。。。
ハダニは虫なのですが発生したらシャワーで洗ってあげたり、葉っぱを拭いてあげたりします。
黒点病も細菌なので、葉っぱを拭いてあげるだけ。
我が家の薔薇は全部、薬なしでとりあえず元気に暮らしてます。
 

薔薇は薬をたくさん使わなきゃいけない!ってどこを読んでも書いてあって、そうしなきゃいけないんだって思っていましたが、良い土をきちんと選んであげて良い有機肥料を与えてあげて、気にかけてあげれば病気もほとんどしないし、かかっても枯れる事はないと思いました。
薔薇の剪定と植え替えが終わり、次は植え替えが必要そうな他の子たちの引っ越し。
抜くのが一番大変だったのはこの子…ビバーナム・コンパクタベリー。
去年植え替えしたのですが…鉢の形くっきり…びっしり根っこでした。。。
あとは紫陽花1鉢を土のph調整をして植え替えと、目につく鉢を4〜5個くらい弱剪定。
 

最後に掃除をして、完了。
全部で4時間半くらい。なかなか手際よく完了したのではないかと自画自賛。
夏香さんの植え替えをした四角い鉢がオベリスクにものすごくピッタリすぎてビックリ。
これ、最初からセットだったんじゃ…ってくらい。
 

途中、おなかが空いてしまったのだけど中断すると集中力が無くなってしまうので、一気に片付けたらペコペコ。
本日の遅めのランチはコンキリエのトマトソースです。
上ににょろっと長いのは剪定した夢香さん。笑
1mくらいなので画面上に入れるの苦労しました。笑
 
普通のアングルで撮ると夢香さん入りません。笑
パスタプレートは年末にご褒美で買ったアラビアのブラックパラティッシ。
すんごく憧れの食器で、いつか買おう!と思ってたのを買いました。
 
コンキリエは一番好きなパスタ。
この白さが好きで、ソースと絡めないで盛るのが好き。(でもフライパンで絡めた方が美味しい。笑)
ブラックパラティッシは手が出ないほど高額なわけじゃないけど、自分には不相応な感じがして。
この美しい食器をきちんと生かせるような料理と暮らしを2年続けられたら、買おう。と決めていました。
なんとか、出来ているような…気がしたのでご褒美。笑

料理って、誰かの為に美味しく、美しく作る事は簡単で楽しい事だけど。
自分の為だけに美味しく、美しく作る事って難しいと思うのです。

料理を美味しくするコツは「愛」。
作ってあげる対象への愛が無いと、美味しくならないと僕は思います。
だから、自分への愛が無いと自分への料理は作れない。

それってものすごーーく難しくて。自分だけの為に料理を作って、部屋を綺麗にするって、困難で。

でも。でも。
自分自身を愛する事が出来なかったら、自分が愛する人をどうやって守るんだろう。って思いました。
誰かの為じゃなくて、自分自身の為に何かを出来る人は自己完結がきちんと出来る人だから。
それが出来た上で、他者を愛する事が出来る人は「求めない」人だと思います。
求める事というのは外側にするものじゃなくて、あくまで自分自身へすること。

僕はそう、思いながらひとりぶんの、料理をしています。
そう思うようになってから、周りから「美味しいね」と言って貰える回数が増えたような気がします。
 

ランチの後にどうしても捨てられない剪定した枝と葉っぱを並べて撮影してみました。
真ん中の赤い葉はブルーベリー、もしゃっとしているのはラベンダー。あとは薔薇です。
 
絵を描く時は植物ばかり描いていました。
見れば見るほどに、「見えて来る」色が、面白くて綺麗で、夢中になりました。
単色では表現出来ない、でもグラデーションとは違う混ざり合わない、其処に存在する、光。
 

同じ樹の葉っぱでもひとつとして同じものは無くて。
それは頭では理解出来ていても、実際に感じるとまた違います。
これは写真に撮るよりも、絵で描く方が理解出来ると思う。
 
それは絵が、写真よりも時間がかかるからだと思うのです。
あと、理解してからどうやってその色彩を表現するか、思考し、絵の具を選択して混ぜて再現するという行為が自由だからかもしれません。

写真も、露出や色彩設定で自由にはなりますが、桐島は、植物の色彩に関しては絵には勝てないと思います。
 
葉っぱを眺めていたら、カラーチャートみたいだなぁ、と思って。笑
リースみたいに並べてみました。

色彩は自由。葉っぱは緑じゃない。

小学生の時、空を紫で塗って先生に怒られた事を思い出します。
「空は青でしょ!」って。
違うんだ。楽しくなかったから、青に赤を混ぜて表現したんだ。

色彩は、光そのもの。自分が、何を表現したいか。
そのものが、何を見つめているか。
 

月曜日に連れて帰った薔薇が咲いたら、欠けていて。
十六夜薔薇みたいで本当に素敵だと思った。

葉っぱで遊んでいる僕を眺めて、苦笑しているみたい。笑
この子は本当に優しくて、何故か寄り添ってくれているみたいに思う。

植物と一緒にいると心が穏やかになってくるのは昔から変わらない。
言葉が無くても触れ合わなくても、互いに存在しているだけで、こんなに落ち着くなんて。

僕は、君に何かを返せているかい? と、聞きたくなる。
 

自分以外の生き物と関わる事、それは植物であったり動物であったり、たまに人間だったりする。
存在し合う事自体が奇跡で、偶然で、関わる事はきっと必然だから。
僕は大切だと思うものを、大切にしてゆきたいと、改めて思いました。


なんだか、今日はあなたが隣にいるみたいに、穏やかで暖かな日でした。
ありがとう。

 

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