2月の青森@弘前編

雪はすっかり止んで曇天模様の翌日。
すこし重たい瞼みたいにのしかかるブルーグレイのまだらな空を見て「あぁ、そういえば室蘭て毎日こういう空だった」と呟くhayanoお嬢様。
出身の室蘭の事はあまりたくさんはお話した事はないのですが、「重い」という印象です。
北国の冬はずっと、曇りか雪の日が多いですもんね。

今日は弘前へ移動して散策なんですが、実は…雨でした。
びっくり!!
青森の人もびっくりな、2月の雨。
「ぎょねんは〜おおゆきでさぁ〜だいへんだったんだがら〜」と話してくれるタクシーの運転手さん。
そうなんですよね。去年は積雪量が多くて除雪費が足りない!!と言っていたくらい。

弘前駅から弘前中央の昇天教会まで歩いたのに、雪の少なさにびっくり。。。

教会はちょうどミサだったので入れませんでしたが、やはりここの空気が好きです。
大粒の雨で結構寒くて。
皮肉にも撮影した写真の雨粒が雪に見えたりして。

吉井酒造倉庫の前の公園も、ベンチが見えるほど!去年は1月初めだったのに獣道みたいな一本道を埋もれながら歩いたのに…うーん。地元の人は雪かきがなくてラクだけど〜…と顔を見合わせます。

弘前犬にも雪が積もってません。
2月なのにー。さっぱりした感じ。でもやっぱ可愛い。

雨です。あめー。

ちょっと頑張って歩いてsalon de cafe Angeまでやってきました。毎回同じコースです。
青森県弘前市、って言ったら「教会・洋館・カフェ・雑貨」な桐島です。
洋菓子店とフレンチのお店も多いんですよ!!

なんか、あまり知られてないようなので、いつも声を大にして言いたいのです。
あと。アップルパイが有名。
ずんごい沢山アップルパイがあるんですー。で、しかもすんごい美味しい!!
お嬢様が甘いものをお好きなので、パンフレットに釘付けでした。笑

で、思わずアップルパイを頼む。(それがアップルパイ選手権の始まり…)

何回も載せているのでお馴染みな方もいるかもしれませんが。
カフェになっている洋館は本物の洋館で、2Fは当時のままになっています。
もちろん撮影OKで、入場は無料!

すごーーく古いであろう書籍。テープで補強してあります。
所蔵印てなんかいいんですよね。
本に自分のものだ!って印鑑を押すのって、ちょっと官能的な感じがしてしまう。
所有する、って事にこだわりを持つ事は美的感覚の問題だと思います。

だから、撰ぶものはとーーっても時間をかけるし、断捨理とか絶対しない。笑
大事なものしか無いから、捨てるなんてとんでもない。
生きている時間が長くなればなるほど、大切なものは増えます。
それが当たり前だし、それでいいと思います。

お気に入りの納戸。この馬の子とも8年目のお付き合いになりました。
どうだい?元気にしてる?

また、逢えたね。

バラが閉じ込められた燭台の蝋燭が美しいなぁ、と思ったり。
曲線を描く手すりが膚のように艶やかだったりして。

自分より長く生きている建物はドキドキするのです。

洋館を巡って少し歩いて、また入りました。
こちらもカフェがあります。夢路の世界に迷い込んだかのような建物で名前も、大正浪漫喫茶室
さっきのsalon de cafe Angeが初期長野まゆみ的和風なのに対してこちらは竹久夢路的な和風。

建物自体がガーリィで、ほんとうに。好きな人にはたまらない空間だと思います。

ここでもアップルパイ2個目。洋菓子店ノエルのアップルパイ。ぎっしり林檎!!

で、さらに3個目。笑
甘栄堂の、焼き上げた林檎ではなく林檎ジャムを使ったパイ!

1日に3個もアップルパイを食べたのは初めてですが、もっと計画的に食べればもっとイケたはず…と考えていました。笑
そして、カフェの建物は洋館なので、やっぱり素敵なのです。
日没間際なので、ブルーモメントの時間。
前にも1回だけ来た事があるのですが、その時も何故かブルーモメントの時間でした。
この、懺悔室みたいなくらーーーい狭い部屋が大好き。笑
目の前に立つ2羽の鳥が迎えてくれます。

身体が温まったので、少し夜の教会巡りに行きますよ。
ここは和風な内装が素敵だった日本キリスト教団弘前教会。
2Fに上がれる不思議な懐かしさのある教会ですが、今日はもう閉まっているのでライトアップのみ。

そして、大好きなカトリック弘前教会。
ライトアップも素敵です。
こちらは夜19時までなので、余裕で開館中。
扉の黒い十字架もとても素敵なのです。
去年は吹雪の中、誰もいない昼間に辿り着いたのですが、今年は雨の夜に。
やはり、誰もいませんでした。
灯りをつけたのですが内面反射してしまって駄目。
メインの証明を消してみました。
ゴシック様式の天井が美しく映えます。

しばらく休ませて頂いて。帰ろうとして全ての灯りを消したら、光が、生まれました。

赤い小さな電球の灯りとステンドグラスから外の光が反射して。

真っ暗な中にぼんやりと浮かぶステンドグラスと赤い灯り。

「怖い」と思わないのは何故だろう。と、撮りながら考えました。

それはここがカミサマのいる神聖な場所だから、しか。ないです。

桐島は無宗教ですが、「カミサマ」が居る場所がとても好きです。
宗教は、人によっては必要なもの。
「赦し」によって、生きる事が出来る。健やかに過ごす事が出来る。

自分自身のジャッジメントを「カミサマ」という他人に任せる事で、心が軽くなるのだと思います。
それは、最近はやりの自己啓発本やセミナーとも同じ。
自分自身で発見した事ほど、強固なものはありませんが、それを発見しなくても誰かが提示してくれるものに、従う。ということ。

それにより、「幸せ」になれるのなら、良いと思います。

ただ、それが全ての人を救う訳ではないという事も、考えます。

のんびり、弘前駅に戻ってきたらとても素敵な灯りが迎えてくれました。
星屑を集めたらこんな風になりそう。

光は色彩であり、色彩は光そのものである。

見つめるという事、思考するという事。
答えは数年では出ない。そういう単純なものではない。

きっと、もっとずっと遠くに眠っているはず。
それは、綺麗で、優しくて、涙が出るような悲しさに似た美しいもの。

その、ものが何なのか、僕は見てみたい。
その為に、何が出来るか。何をしなくちゃいけないか。

よく、考える必要があると思った、青森の旅でした。

hayanoお嬢様、同行ありがとうございました。
連れ回してしまってすみません(^^;)

大好きな雑貨屋さん、「木a」さんはペンタコちゃんで撮影したので、また追ってご紹介させて頂きます。
どうぞお楽しみに!

いつも変わらない温かさで迎えてくてる、青森。

大好きです。ありがとう。また、行きますね。



※去年はこんな感じでした。宜しければ是非どうぞ。
「カトリック弘前教会にて@PENTACONSixTL」
「雪の弘前散歩@雪の教会巡礼」


 
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