桜霞の君と、 @aria

今年の桜は、ariaを撮らせて頂きたいと。唐突にariaにメールをして捕まえました。
雨予報の大阪。
でも、よい天気で、薄曇り、時々晴れ。

aria、ひさしぶり。
 

撮らせてもらうのは2回目だけれど、こうして丸一日撮影させて貰うのは初めて。
ariaの暮らす場所で、自分が知らない景色で撮りたくて「じゃぁ大阪行くね」と行ってびびらせてしまった…。
 

ほぼ、1年ぶり。
連絡も、葉書とか。そんな感じで。
あぁ、生きてるんだ良かった。って感じで。
それでも、こうして逢える事が嬉しいし、被写体をしてくれる事が嬉しい。
 

ariaの持つ世界は、こういうキラキラした世界じゃないけど。
たぶん、一瞬の光は、目を、心を貫くrayは、こういう光だと思う。
その後に内側から瞬時に何もかも浸食されてしまうような錯覚に囚われて。
その、衝動的な破壊の元に、ariaの作品が生まれるんじゃないかと。

勝手に、僕は思うのでした。
 

僕はariaの事を情報としてすごく知っているわけではないけど。
写真を教えていたので、たぶん、言葉じゃなくて、もう少し抽象的に彼女を捉えているところがあると思う。

でも、言葉にする必要があまりない、この関係が僕は好きで。
人の心の中心に杭を打ち込むような、この写真を「撮る」という行為を受け止めてくれるだけで。
なんだか、感謝したくなる気持ちになる。
 

美しさ、というのは言葉にすればする程に、判り易く分解されてゆく。
細分化して均一になって、どんどんつまらないものになる。

目の前にある事象や、心にわき上がる感情を、そのままぶつけることなんて。
「そんなことをしてはいけません」と、何度たくさんの大人に言われた事か。
でも、そうすることでしか、許容出来なかった事がある。
 

静かに穏やかな言葉で、的確に物事を伝える事は、何かのゲームみたいで。
そうすることで、お互いの距離感や立ち位置を確認して存在している都会の路線図みたいで。

ariaと写真を撮っていると、そういう「大人」の事なんてどうでもいいんだって。
あっけらかんと、思える。
 

それはariaがザックリしているんじゃなくて、その反対で。
とてもまっすぐに、全てに向き合って生きているからだと思う。

真摯に向き合う事はとても辛い事だけど、そうすることでしか得られないものしか、無い。
世の中には、そんなにたくさんのものは存在しないし、答えは2、3個しか、無い。
 
淡い色彩の中、少しラベンダー色の桜色の撮影画像を見て「あ、あの展示で見た桜の色ですね」と嬉しそうに自分が写った液晶画面を見て笑うaria。

中性的な美しい横顔と首のラインがとても綺麗で、その雰囲気が春の霞にとてもよく似合うと思った。
ずっと逢ってなかったのに、何故かそう思ったのだけど。
それは、間違いじゃなかったのが嬉しい。

一日中お話をしながら、色んな場所でさまざまな面を撮らせて貰ったので、分けて掲載します。
多面性があるのは、誰も同じ。
向き合う面を変えて、感情も心も、変えて。

それで見える世界は、いつも、同じなんです。

ソメイヨシノとariaでした。ありがとう。


 


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