森の中のブロカントアンティーク@メルキュール骨董店

長野県の森の中にある骨董店。
そう、聞いただけでも心が躍ります。
 

iPhoneで失礼。雨が降る緑のにおいに包まれた場所に佇む、メルキュール骨董店さん。
実は憧れのお店で。去年の11月にオープンしたばかりなんですが。
アンディークといってもきらびやかなアンティークじゃなくて。
 

雨の夜、石畳の隙間から生まれたような。
どこか背徳感を背負ったような、もの。たち。
 
漆黒の店内にケビントが映えます。
澁澤龍彦氏や稲垣足穂氏、宇野亜喜良氏の世界観。
レースのブラウスの細い指先で髑髏を愛でるような。
そんな、ものが溢れています。
 
ドイツの義眼。
全て一点もので片目。
当たり前ですが、もう片方の目があることを前提に作られています。
これらはセミオーダーのもので、涙に濡れた時が一番「眼球」に見えるのだとか。

我が家にある球体の硝子アイと同じく、瞳が「追って」きます。
傾けると、中心にある黒目が追ってくるんです。そういう技法で作られています。
 

窓の外から覗く緑がとても綺麗。
窓辺に飾ったピレパラートと硝子スライドがとても美しくて何度も見てしまいます。
 

美しく飾られたピレパラート。
もう、このまま全部持って帰りたい衝動に駆られるけど…そんなの絶対ダメ。

ひとつひとつが繊細で、違う音楽に聴こえます。
その音を、きちんと聞いてあげる存在ありたいし、互いに価値のあるものでありたいから。
 

棚一杯の切手やカードたち。
美しいヴィンテージ。

「骨董」は出会いだと思っていて。骨董市とかも好きなんですけど。
こうして誰かが集めたもの、その目に叶ったものを見るのがとても好きです。

だから、ひとつひとつを知りたいし、縁あって手に取りたいと思います。
この日は桐島の他にお客さんもずっと無く、貸切でお話しや撮影をさせて頂けました。
とても贅沢だけれど、こういう時間が好きです。
 

イベント的な骨董市や蚤の市が増えて来て。
とても魅力的なお店ばかりだし、実際にもものすごく素敵なのですが。
入場制限がかかったり、出展ブースの前に何重にも人垣が出来ていたり、殺気立ような空気感が。
どうも、苦手で。
素敵なものを見たいのですが…骨董は、静かな空間で。静かに見たいと、改めて思いました。
 

壁に貼付けたたくさんの十字架。桐島がこの日につけていたものと同じものがあって。
単に教会の販売所で買ったロザリオなんですが。こちらはアンティーク。
でも、日本のものではないと思うので。不思議です。
 

ひとつひとつに物語があり、重みがあり、美しさがある。
だから、静けさが似合うし、雨も、森も似合うと思います。
メルキュール骨董店さんはロケーションもとても素敵。
(実は住んでおられる空間もものすごく素敵でした…!!!)
 

時間をかけて、大切にされてきたもの。
時間をかけて、大切にしてゆきたいです。

ペンタコちゃんで撮影させて頂いた分はまだ未現像なのでデジタルだけ。
またお伺いさせて頂くまでに自分自身もきちんと磨かなくては…!と背筋が伸びるような空間でした。
長野にお越しの際は是非。ごゆるりとどうぞ。

 

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