秋の東京蚤の市@ペンタコちゃん

去年の10月に撮影した中判フィルムクラシックカメラ。PENTACONSix、通称ペンタコちゃん。
(ペンタコちゃんについて、初めての方ははこちらからどうぞ。写真はカテゴリからどうぞー)
10月ってPhotoCafe合同展が一番佳境で、、、(笑)正直自分の写真の事なんぞ考える時間が全く無く(笑)この写真を撮った事も現像したことも忘れていたのですが…(こら)
先日久しぶりに鎌倉に行ってペンタコちゃん写真を最後に撮ったのはいつだったかなぁ…とフォルダを見ていたら「あ…更新してないじゃん…」と、気付いたわけです。
 

東京蚤の市にMLPShopさんの助っ人としてお店番手伝いで参加した日。
30分くらい、休憩を貰って写真を撮ってきました。一気にフィルム2本。と言っても12枚撮影なので24枚。
 

デジタルで12枚を撮影するのは一瞬なのに、フィルムだととても長く感じるのはなぜでしょう。
同じ事をしているはずなのに、この充足感の違い。
デジタルで1000枚一気にシャッターを押しても、フィルムの100枚の重さには絶対に叶わない。
 

思い通りにならない良さ。
カメラを自分の手足、脳のように使いこなすのではなく。
カメラを一人の人格のように一緒に歩く感覚。

自分だけの感覚じゃなくて、相手も尊重する。
得意なこと、苦手なこと、偶然も、気分も、そりゃあ、あるよね。
 

そうして共同製作した「写真」は、デジタルにはない、美しさと自分でも思いがけなかった感動をくれる。
特にその偶然性や、驚きはクラシックカメラだから、より感じる。

電動じゃない。露出計なんかない。1コマ1コマ手で巻き上げて。
失敗したら全部ダメ。でも、自分のせい。
 

確認出来ないから、自分を、カメラを信じるしかない。
きっと、撮れてるはず。きっと、出来てるはず。

そうして、露出を決めて。シャッターを押して、自分を納得させて、その場を去るしかない。

デジタルだったら何度だってピントを確認出来る。
何度だって、撮り直す事が出来る。
 

それが出来ないが故の、真剣さというか。ひたむきさというか。
そういう時間が、僕は嫌いじゃないです。

特にペンタコちゃんは視野率70%という素晴らしき世界。ファインダーでは撮影する3割が「見えていません」。
創造力と、経験。あとは、少しの愛情。
ピントもいい感じに甘くて、うちの子は後ピンになる傾向がある。
 

それでも、このカメラが好きで、フィルムが好きで。
完璧じゃなくたって、愛せる。
思い通りにならなくなって、怒れない。
だからこそ、大切だって思える、存在です。
 

特に、光や温度、風を撮りたいと思ってしまう。
綺麗だな、美しいな、って思った瞬間。

何が、撮りたいのか、何を表現したいのか。
それを、突きつけられて、ペンタコちゃんにちゃんと伝えられたかを、いつも考える。
 

でも、ペンタコちゃんは、その問いかけをかる〜〜く飛び越えて、こんな素敵な世界を返してくれる。
やっぱり、それはデジタルでは、見えない、描けない、世界なんです。

ペンタコちゃん。今年もよろしくね。


 

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