ランドスケープ@流山花火大会
なんか、今年は花火撮影をたくさんしている気分です。
猫と花火写真ばっかりなBLOGになってしまっていますが(^^;)打ち上げ花火はこれで今年最後かな?
地元の流山花火大会です。
花火打ち上げ開始時刻に現場に到着してもこれくらいの位置で撮影することが出来るちょっと田舎の花火大会。
土手の上から見るので水面に映った姿と、お隣の三郷花火大会もいっしょに見れるお得な花火大会です。
奥に見えるのが三郷の花火。
手前が流山の花火。
写真の周りに丸い枠がついていますが、NikonD610にDXレンズ(18-200のキットレンズです)をつけてFX設定で撮影しています。
この撮影方法、10年前くらいにフィルムカメラでやったきり、なんか懐かしい。笑
有効画角は18も無いと思いますが(ケラレている円の部分を差し引いたら28mmなので)それでもこの、不思議な写りが好きなのです。
真ん中のオレンジの明かりは電球。
白い丸は月。
なんか色々写り込んでいますが、それも適当な感じで結構好きなのです。
今日はSSもバルブモードにして手で適当にシャッターボタンを押しているだけなので、適当な写真です。笑
目で見るよりも広い範囲が写っているので不思議な写真に見えます。
三脚と水準器で水平を計っていたけど、なんかもうそれもいいかな。って。
途中から水平無視して花火の入り具合だけで撮影していました。笑
どんな花火がどこからあげるか、というのは全くわからないから。
そういう意味では急にたくさん上がって、明るすぎたかな?と思ったらシャッターを閉められるバルブはいいかも。
(とは言っても少しくらいは予測をしないとF値を決められないので危険。。。)
半分くらい終わったかな?と思って移動しました。
土手の下から花火を見上げて撮影。
見上げている人越しの花火。
これがね、撮ってみたくて。こういうシチュエーションで撮ってみたかったのです。
でもSSが10秒以上なので、花火は綺麗に撮れても人が結構ブレる。。。笑
人は止まってくれないから難しいなぁ。
DXに切り替えてみるとこんな感じ。
切り替えスイッチついてるの、いいですね。
急にすっきりして写真ぽい。
長い時間露光していると空も明るくなって青っぽくなるのがいい。
短い時間の露光だと人がぶれなくていい。笑
このバランスが掴めるともうちょっと精度があがる気がする。
浴衣のおねーさんの背中を拝借。
やっぱり絵になりますね。素敵ですね。
ちょっとズームかけると圧縮効果で花火が大きくなって良いですね。
しゅ、っと。線になる花。
今日は比較的普通の花火写真。笑
ひろーい範囲を見ていると、「世界」を見ている気分になります。
風景写真を、Landscapeというけど、その言葉の響きがとても好き。
ランドスケープ。 って、丁寧に言葉にしたくなる。
その景色を俯瞰しているという、感覚になる。
そこに自分の意識はなくて、ただ、存在している景色を俯瞰している感覚。
夢の中で空を飛んでいる時に、下の景色を見ている時と同じ。
「わぁ〜〜!綺麗だなぁ〜」じゃなくて。
ただ、映像をぼんやり見ているだけのような。
でも、無関心ではない。かといって、感動的でもなく。
鳥が飛んでいる時に世界を見ている感覚は、こんな感じなんじゃないかと。思う。
ただ、見ているだけではあるけど、確実にこの世界の一部なんだと実感するような。
言葉にすると、なんだか変わってしまう。
大切な、美しい世界。
歓声と一緒に人が動く。
ブレるけど。でも、綺麗だなぁ、って感動で、人は動く。
心が動くと体も動く。人って、生きてる。
生きている長さが違ったって、生き方が違ったって、存在していることだけが唯一の答えであるように。
ここに、一瞬でも存在しているから。こうして写真に光として焼き付けられる。
言葉を交わさなくても、自分の中に残すことが出来るし、解釈して理解することが出来る。
いくつかの夏を印象的に覚えているけど、もう30回以上の夏を越えてきて、自分は何を残しているだろう。
この写真は答えにはならないけど、こうして目でみることが出来る。
ひとつの、指針にすることが出来る。
人間よりは動物や植物が好きで、相変わらず人付き合いは苦手だけど。
人の持つ気持ちや、不器用さや、優しさや、気持ちを、もっともっと大切にしていきたいと、思う。
そうじゃないと結局、動物や植物にも優しくすることは出来ないし、ただの逃避になってしまう。
夜風の温度が下がってほんの少し気持ち良くなってきて。
そういえばお彼岸も終わって虫の声が聞こえてきて。
ヒリヒリする春が終わって、大好きな初夏と雨の季節が終わって。
苦手な夏は、自分を見直して少し気合いを入れ直す季節なのかもしれない。
滑り落ちる秋と、安らぎの冬を迎えるために。
ちょっとここで手足の力を入れ直す。
そのために何をすべきか。
考えることの多い、夏でした。
猫と花火写真ばっかりなBLOGになってしまっていますが(^^;)打ち上げ花火はこれで今年最後かな?
地元の流山花火大会です。
花火打ち上げ開始時刻に現場に到着してもこれくらいの位置で撮影することが出来るちょっと田舎の花火大会。
土手の上から見るので水面に映った姿と、お隣の三郷花火大会もいっしょに見れるお得な花火大会です。
奥に見えるのが三郷の花火。
手前が流山の花火。
写真の周りに丸い枠がついていますが、NikonD610にDXレンズ(18-200のキットレンズです)をつけてFX設定で撮影しています。
この撮影方法、10年前くらいにフィルムカメラでやったきり、なんか懐かしい。笑
有効画角は18も無いと思いますが(ケラレている円の部分を差し引いたら28mmなので)それでもこの、不思議な写りが好きなのです。
真ん中のオレンジの明かりは電球。
白い丸は月。
なんか色々写り込んでいますが、それも適当な感じで結構好きなのです。
今日はSSもバルブモードにして手で適当にシャッターボタンを押しているだけなので、適当な写真です。笑
目で見るよりも広い範囲が写っているので不思議な写真に見えます。
三脚と水準器で水平を計っていたけど、なんかもうそれもいいかな。って。
途中から水平無視して花火の入り具合だけで撮影していました。笑
バルブで撮影していると、どの花火まで入れるか?というのがすごく難しくて。
今回はISOを抑え気味にして、だいたい8〜20秒くらい。最長47秒でした。笑どんな花火がどこからあげるか、というのは全くわからないから。
そういう意味では急にたくさん上がって、明るすぎたかな?と思ったらシャッターを閉められるバルブはいいかも。
(とは言っても少しくらいは予測をしないとF値を決められないので危険。。。)
半分くらい終わったかな?と思って移動しました。
土手の下から花火を見上げて撮影。
見上げている人越しの花火。
これがね、撮ってみたくて。こういうシチュエーションで撮ってみたかったのです。
でもSSが10秒以上なので、花火は綺麗に撮れても人が結構ブレる。。。笑
人は止まってくれないから難しいなぁ。
DXに切り替えてみるとこんな感じ。
切り替えスイッチついてるの、いいですね。
急にすっきりして写真ぽい。
長い時間露光していると空も明るくなって青っぽくなるのがいい。
短い時間の露光だと人がぶれなくていい。笑
このバランスが掴めるともうちょっと精度があがる気がする。
浴衣のおねーさんの背中を拝借。
やっぱり絵になりますね。素敵ですね。
ちょっとズームかけると圧縮効果で花火が大きくなって良いですね。
しゅ、っと。線になる花。
今日は比較的普通の花火写真。笑
ひろーい範囲を見ていると、「世界」を見ている気分になります。
風景写真を、Landscapeというけど、その言葉の響きがとても好き。
ランドスケープ。 って、丁寧に言葉にしたくなる。
その景色を俯瞰しているという、感覚になる。
そこに自分の意識はなくて、ただ、存在している景色を俯瞰している感覚。
夢の中で空を飛んでいる時に、下の景色を見ている時と同じ。
「わぁ〜〜!綺麗だなぁ〜」じゃなくて。
ただ、映像をぼんやり見ているだけのような。
でも、無関心ではない。かといって、感動的でもなく。
鳥が飛んでいる時に世界を見ている感覚は、こんな感じなんじゃないかと。思う。
ただ、見ているだけではあるけど、確実にこの世界の一部なんだと実感するような。
言葉にすると、なんだか変わってしまう。
大切な、美しい世界。
歓声と一緒に人が動く。
ブレるけど。でも、綺麗だなぁ、って感動で、人は動く。
心が動くと体も動く。人って、生きてる。
生きている長さが違ったって、生き方が違ったって、存在していることだけが唯一の答えであるように。
ここに、一瞬でも存在しているから。こうして写真に光として焼き付けられる。
言葉を交わさなくても、自分の中に残すことが出来るし、解釈して理解することが出来る。
いくつかの夏を印象的に覚えているけど、もう30回以上の夏を越えてきて、自分は何を残しているだろう。
この写真は答えにはならないけど、こうして目でみることが出来る。
ひとつの、指針にすることが出来る。
人間よりは動物や植物が好きで、相変わらず人付き合いは苦手だけど。
人の持つ気持ちや、不器用さや、優しさや、気持ちを、もっともっと大切にしていきたいと、思う。
そうじゃないと結局、動物や植物にも優しくすることは出来ないし、ただの逃避になってしまう。
夜風の温度が下がってほんの少し気持ち良くなってきて。
そういえばお彼岸も終わって虫の声が聞こえてきて。
ヒリヒリする春が終わって、大好きな初夏と雨の季節が終わって。
苦手な夏は、自分を見直して少し気合いを入れ直す季節なのかもしれない。
滑り落ちる秋と、安らぎの冬を迎えるために。
ちょっとここで手足の力を入れ直す。
そのために何をすべきか。
考えることの多い、夏でした。
- 2015.08.23 Sunday
- 撮影記録
- 00:30
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- by 桐島ナオ