笠間の陶器市。

桐島の家は千葉県ですが、隣駅が茨城県みたいな感じです(チバラギ県とか言われたりする場所)
茨城には陶器の名所がたくさんあって、益子が特に有名のようですが人混みが苦手なので笠間のほうへ行ってみました。
 

陶器市ってちょっと前は土色の茶碗とか徳利とかを売っているイメージだったけど(失礼)最近はほんとにおしゃれ。
今回行った笠間の「笠間浪漫」ていう市は名前はレトロだけど(笑)やっぱり出店してる人はおしゃれー。
 

入り口入ってすぐのブース。
水色がとても綺麗で目を奪われる。
陶器っていっても色んな手法があって、それぞれやり方が違うんだよね。
 

全員、初めて見る作家さんなんですが、この方の色使いがとても綺麗だなぁ。と思いました。
少しだけルーシー作品に似てるなぁと思いました。今年は没後20年記念で展示をやっているのですね。
(前に見たのはいつだったか…と探してみたら5年も前でした。びっくり)

彼女の作品は多くの人に影響を与えていますし、偉人というのはそうであると思います。
あとに生まれた人というのは先人の真似をして学ぶ事は多いです。それが学ぶということであると思います。
 

まぁ、、、でも、ルーシー作品の「影響」ではなくて「まんま」の人もいてびっくりしましたけどね。
手法っていうか、デザインもルーシーまんま。
これで販売している作品なのがびっくり。色彩は綺麗だったのですが、ちょっと引いてしまいました。
秀作というのであればわかるけど、価格をつけている以上販売商品なのでしょう。
 

オリジナリティ、というのを考えます。
どこかで見たような作品、というのは誰にでもあります。
全く見た事がない、というのは、人によっては存在すると思います。

でも、情報が溢れかえっている今の世の中、どこかで見たような「感じ」のものというのは多いです。
それは当たり前ですし、個人の視野と価値観にもよります。
 

あ、かわいいな。と思って手に取る。

絶対の唯一の存在であるかどうか、というのは個人の感覚。
少なくとも作り手がそう思っている事が一番だと思います。

それって何処からも「真似していない」のではなく、自分の中に「表現したいものがあり形にすることに真摯である」かどうか、じゃないでしょうか。
誰かが既に確立した手法をなぞることは「勉強」であるけど「答え」ではないです。
学校の問題を解くことが何にもならないのと同じ。
「解く」ことは学びであり、創作ではない。
 

創作というのは、何処にもないものを探して作るものではなく、自分の心の中にあるものを真摯に形にしたいという気持ちではないでしょうか。
だから、人の真似をしたりそのままパクリという行為をする人は、褒められたかったり注目されたりお金が欲しいだけで、自分の中の核がないだけなんじゃないかな。
 

赤いお箸がとても可愛な、と思ったスタイリング。
お箸ってどうしても茶か黒が多いです。赤もいいですね。パキっとした色が素敵。
 

小さなカメラ。かなり小さくてかわいい。
ナチュラルなワンピースの女子がつけてたらかわいいだろうなぁ、とか妄想。
 

北欧食器とかにも合いそうだなぁ、とか。相性を考えながら見るのも楽しい。

見てて作品は3つのジャンルに分けられるなぁ、と思いました。
|にでも使い易い普遍的なデザインの安価なもの
⇔行りのデザインで取り入れ易くお洒落感があるもの
F伴の世界観があり全く他の食器と合いそうにないもの

この3つだなぁ、と思って。あぁ、どこの世界も同じだよね、と。
 

おしゃれで、どこかで見たことのあるような、でもないような、使い易いものはよく売れると思います。
ちょっとしたもの、を探している人は多いです。
まして陶器は食器がほとんど。食卓に合うものや他の食器と喧嘩しないデザインは手に取り易い。
 

でも、強烈な個性の作品もあります。
え!?って思う世界観。もう、陶器とか食器とかじゃなく、その作家の世界に浸ってしまうような。
そのブースだけが異世界になっているような錯覚。
 

正直、そういう作家さんのブースは見る人は多いですが購入者は少ないようでした。
やっぱり「使いやすさ」「既存のものとの相性」はあると思います。
でも、それらを更に超越して、この世界を手に入れたい!と思わせる力がある作家さんもいます。
 

そこにあるだけで、お話が生まれてしまいそうな世界観。
似合うとか似合わないとかじゃなくて、ここから世界を作っていけるなぁ。なんて思ってしまう。

表現したいことが明確にある人は、その媒体が何であるかは関係ないように感じます。
ただ、そのセレクトがうまい人が良い表現者になるのだと思います。
 

あまりに素敵でかわいいらしくて、購入してしまいました。
触り心地もデザインも素敵な月のカップ。

店内全ての作品に物語性があり、見ているだけで色々空想してしまいそうな色彩でした。
うーん…これは集めてしまいそうな作家さん。。。
 

気づけば、秋です。
桜の葉が鮮やかに染まって綺麗です。
 

帰り道。うっかり電車を逃してしまったら、1時間近く電車がありませんでした。笑
久しぶりに知らない土地でひとり、待ちぼうけ。

駅の向こうは何もありません。
 

日没と共に温度がぐっと下がって空が蒼に染まっていく時間を、ぼんやりと見ていました。
そういえば、ひとりで空を見ることなんて最近なかったなぁ、と。
ちょっと贅沢な気分。
 

ここだけが明るい宇宙ステーションのような気分を味わいながら真っ暗になる駅でぼんやりしていました。
こんな休日もいいですね。

とても心地よく、良い1日でした。

 
おまけ。

今日買ったもの。


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