今年の、6月の紫陽花。

紫陽花が咲くと、あぁ、一年経ったなぁ。と思います。

桐島が生まれた月が6月だからです。

 

 

仕事場の近くの小さなお寺さん。

ころころ、可愛い水の玉がいくつも。

とっても好きな子。

 

 

紫陽花、って紫って書くけど。学名のhydrangeaの方が好きです。

水の器って、意味。

もう、ほんとう。水をたたえたよう。

 

 

どうしても紫陽花を撮影したくて、白山神社にも行ってきました。

数年前に行ったら紫陽花祭が終わった直後でバッサリ剪定されてたという悲しい思い出の場所(お祭り後だから空いてると思った)。

盛りに来るのは初です。

 

 

梔子と紫陽花の組み合わせ。たまらない6月の世界。

しかも八重の梔子、薔薇さんみたいで豪奢で好きです。

 

 

紫陽花って名所じゃなくてその辺に植えられてるのが可愛いのですけど。

やや都会に住んでるとその辺に紫陽花がいないのですよね…。

横須賀にいたころ、歩行者自転車専用道路みたいなのがあって、そこを毎日カメラを持って花を撮ってました。

 

 

で、そこで花も猫も初めて撮影したと思う。

紫陽花を好きになったのも、その道があったらで。

 

写真て、好きに撮れる自分だけの秘密の場所があるか、ないか、で大きく変わってくるのかも。と思いました。

全然特別じゃない場所で、カメラを持ってるのが不審なくらいでしたけど。笑

自分にとっての、特別。を、見出せるか否か、じゃないかな、と。

 

 

真昼間の紫陽花たち。どうしても闇の中の星座に見えてしまう。

点と点を結んで、何かにつなげたい。

 

よだかの星のお話は悲しみしかないのに、救いだと思うのはなぜだろう。

 

 

ひとつ足りない、ふたつ足りない、輪。

でも、完璧なものなんか面白くないから。それでいいか、って思う。

それよりも、光が落ちてくる美しさに目が奪われる。

 

 

木漏れ日の濃淡、光と影、これを絵で描くなら絶対ビリジアンを入れる。

そう思って、色の設定をいじる。

絵よりも描く時間が短いけど、その分「目」を試されている気がする。

1枚の密度が薄くなってはいけない、と自戒するけど、やっぱりシャッターは押しちゃうんだよね。

 

 

でも、絵筆を握ったらこっちの紫陽花しか描けない気がした。

写真を初めて「青」が好きになった。

なんか、絵を描いてた頃は青がうまく使えなくて。どんどん汚い色に見えてしまってダメだった。

油彩は合わなくて、水彩に逃げたのも、透明度でごまかしたかったのだよね。

 

 

こんなべったりした青。沈んでしまいそう。

ウルトラマリンブルーに、紺色。どくどく、流し込んだみたいな。

 

それでも、息ができるのは、写真だからかもしれない。

一瞬の瞬きみたいに、世界を写し込めるから。

それに甘えてしまうんだと思う。

 

 

細かいレース細工みたいな柏葉紫陽花も好き。

細かく細かく、描いていく気持ちで。

 

 

正方形のはiPhone写真。

テーブルフォト教室の帰り道、次の教室の時間があって急いで駅に向かう途中。

ひどい!!!と言いたくなるくらいに好みの紫陽花がたくさんいて、ほんとに困った…。

EOSMちゃんを出そうかと思ったけど、時間がほんとになかったのでiPhoneでさっくり。

 

 

でも、さっくりできないくらいに素敵に色が抜けている紫陽花がずっと咲いているのです。

ひどい!!ちゃんと撮りたい!!

 

あー、、、この子なんか好みすぎてじたばたしてしまいそう。

でも、大荷物&急ぎなので、泣きながら。

 

 

旬の超綺麗な紫陽花よりも、枯れかけて色が抜けた紫陽花がとにかく好きで。

枯れた花の方が好きなのもあるんですけど。

色が抜けて彩度が低くなっていくのが、意識が薄くなっていくみたいで。

なんとも言えない世界になっていると、思うのです。

 

そんなわけで、素敵な紫陽花を前にじたばたしていた桐島でしたが(時間も遅くて暗かったしね…)…

 

 

6月の最後の最後にこんなに素敵なやや枯れ紫陽花の群れが!!

しかも昼間。京都です。

神様ありがとう。。。。!!

 

 

ひとつが、大人の頭よりもかる〜〜く大きい紫陽花。

ちょっと野良紫陽花っぽいけど、剪定はしてもらってるみたい。

もう、砂漠の薔薇ならぬ、砂漠の紫陽花があったらこんな色だと思うのです。

 

 

思わず駆け寄ってしまった光景。

触ったらパキン、て砕けてしまいそうな色彩の中に、まだ鮮やかな紫陽花も。

撮っている間中、幸せすぎました。

 

 

同じような構図ですけど、自分が見たいので載せます。笑

 

もー。ほんと、ずーっと見ていたいくらい完璧な紫陽花たちでした。

 

 

この、隙間に埋まって死にたい…とか思ってしまった場所。笑

ちょっと、毎年行きたい。。。です。

 

ひとりだったら、ずーっっと撮ってると思います。

大量の紫陽花、漠然とした意識の塊みたい。

 

 

だからこそ、ひとつ、に目が行くのかもしれない。

向き合う、って言葉の上辺だけじゃなくて。

 

自分自身がしたいことはなんだろう?と、思うのです。

 

紫陽花の水無月が終わりました。

夏、ですね。

 

 

 


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