モロッコ旅の記録9(マラケシュ探訪)

モロッコといえば、マラケシュ。
そういうイメージが強く、首都だと思っていました(アメリカのニューヨーク的な)。
首都はラバトだし、マラケシュは確かに大きな都だけれど、結構印象が変わりました。

 

マラケシュとはベルベル語で「神の国」を意味するんだ。とモロッコ人に教えて貰ってなんだかワクワクして到着。


 


 

フェズとマラケシュは比較されることが多く「どっちも似た感じだからどちらかに行けば十分」という人も居るけど。
桐島はこの2つの都市の空気感は全然違うと思います。
フェズは道が狭く下町感が強くて人がのんびりしている伝統を守る感じの街。
お土産物の価格も安いし交渉も楽で、だけど物量はそこまで多くない感じ。
マラケシュは道が割と広くて迷路ではなく、商業都市って感じの明るく商売っ気に溢れる職人の街。
日本人向けというか現代風にアレンジされた商品が多く、帰ってきても使えそうなものを買いたいならこっち。


 


 

スークは広く、店の数が多いです。
だいたいこうして商店街はフードがかかっているので昼間でも結構薄暗い。
写真の後ろ姿は白人さんの旅行者なのですが、短パン+キャミソールな人が多かったです。イスラム教の国なのになぁ…と思うけどそういうのは考慮しないんだな、と。
桐島は麻のゆったりしたズボン+薄い長袖シャツ+麻コートで、ターバンか帽子をかぶってました。
一眼レフ持っているしあからさまに旅行者だけど、とても感じ良く対応してもらったし、やはりその国に合わせる心遣いって大事なのではないかと思う日本人です。(男性のハーフパンツもNGなんですよ)


 


 

スークの中へぐいぐい入って行きます。
ここは染色スーク。布ものが多いのですが、何より天井の糸が素敵すぎる。


 


 

こんな感じでこれから絨毯になるであろう糸があちこちに下がっています。


 


 

これだけ見てても飽きないのだけど、モロッコ人には「そんなものよりウチの店を見ていけよ!」と笑われ「え!これすごく綺麗だよ!」と返す桐島。笑
「毎日見てるからよくわからないけど、褒めてくれてありがとう」と、丁寧にお礼を言われてしまいました。
なんだかとっても好印象。


 


 

布ものスークの奥へ進むとだんだんバブーシュなスークになってゆきます。
買い物はフェズでかなりしたのでここでは布とバブーシュは買いません…。別のお目当てがあるのです!


 


 

どんどん奥へ行きます。
小さな門(アーチ)をくぐるのが楽しくなってくる。
なんかありきたりですが、ドラクエの世界なんです。ほんと。


 


 

発見!化石と鉱石のお店です。
もー。こういうのを売っているお店の情報が全くなくて探しました。笑
この後行くエッサウィラにも結構お店がありましたよ。


 


 

じゃーん。石を砕いただけの鉱石!!!
すばらしすぎてかなり興奮しました。
日本で鉱石を買うと「モロッコ産」ていうのを結構見るのにガイドブックには「砂漠の薔薇」くらいしかないんです。案内が。
いやいや、それ以外にもあるでしょ!!!と、探したら、あった〜〜〜。
いくつかまとめて購入したので料金交渉の時におもいっきり値切ったら「お前はベルベル人か!そんなに値切るな!」と笑われました。笑
モロッコは定価がないので全て交渉で価格が決まるのですが、こっちが勝っても相手が勝っても最後に「Are You Happy?」と聞いてきます。これ、全員共通でした。
もちろん、「OK, I'm Happy!」と返し、握手、拳の突き合い、ハグの流れになるのですが(笑)これってモロッコ人の「別れる時はどんな時も笑顔で」という約束があるらしいのです。
なんかとても素敵なので、こっちが交渉に勝ったら率先して「Are You Happy?」と聞くようにしてました。笑
すると「おっ。お前知ってるな」と微笑して握手をしてくれます。


 


 

鉱石をゲットして歩いて行くと真鍮で出来た猫足バスタブを発見!!
なんか思わず錺屋の女将に送りたくなりました…。笑
こんなん届いたら爆笑してくれただろうなぁ…(とか真面目に考えたら郵便局が空いている時間ではなかった。残念!)


 


 

金ものスークへ進みます!
この辺は食器とかお盆が多め。
急に世界が煌びやかになってゆきます。


 


 

どんどん奥へ進むと更に増す煌びやかたち。
もう、アラビアンナイトの世界!!
このランプの海の奥へ奥へ…!!


 


 

すると天井が抜けて明るい場所へ着きます。
ここは青いランプが売ってました…!!!こ、これ欲しかった〜〜〜!!!!!


 


 

この、青い星のやつ…。。。うううう。
抱えて持って帰るとか?考えてしまった…。(結構巨大でした)


 


 

そして、更に奥へ行くと…鍛冶屋さんの作業現場。
ここに来たかったんです。


 


 

キラキラの金のランプじゃなくて、ちょっと黒づんだざっくりした作りのランプ。
手のひらサイズもあり、抱えきれないものもあり。
そこらじゅうに鉄のにおい。


 


 

猫が呆れて見ています。笑
いやいや、あのね、これ本当にすごい光景なんだからね。


 


 

ぽわぽわの子猫もいました。
やっぱり猫はどこへ行ってもいます。


 


 

小さなライトを買って「本当にここは素敵だね」的なことを言ったら奥の工房も見ていきなさい、と案内していただき。
目の前で火花を散らして溶接しているのを見せて貰えました。
この方はドアノブとかフックを作っているんだって。


 


 

こっちの人は鉄をぐにゃぐにゃ曲げて飾り窓のパーツを作ってました。
手前のおじさんは何もしてなかったけど。笑
アラブ系の人ってこういう「何もしていないおじさん」が多いイメージですが、半分くらいの人はよく働いている印象だったなぁ。
まぁ、突然お店から居なくなったり、お茶してたり、適当だったりはしますけど。
それで自分たちが生活出来ていて、幸せであるなら良いと思うのです。


 


 

お店の中のディスプレイ。ものすごく美しくて、撮る前にぼんやり見てしまいました。
鉄を打つ音がして、光が溢れてて、時間になったらアザーン(お祈りの歌)が聞こえてきて、雑踏と、甘い花の香りがして。
時代も国もわからなくなってしまうような場所でした。


 


 

路地裏に入ると本当に暗くて夜みたいになっています。灯りをつけたランプが映えるからいいですね。
こういう色の組み合わせやデザインって、やっぱり異国なんだなぁ、と思う。


 


 

広場に出るとこんなに明るいのです。青空市場みたいな場所。
こういうのを見ると、あ。アフリカ大陸にいるんだった!と思い出しました。雨が降ったらどうするんだろう?と思う日本人ですが、ここは砂漠地方なので雨は滅多に降らないのですよね。
(この日の夜、ざっと10分くらい雨が降ったのでした!)


 


 

ちょっと路地を歩くと洋服のスークだったみたい。
カラフルなものと、普通に現在アレンジされているものが混ざって売っています。
三毛猫が多い気がしたのもマラケシュ。


 


 

城壁沿い。ちょっと暗くなってきました。
日没は19時。この時18時半くらい。
マラケシュはくすんだピンク色(この壁の色)で全ての建物が塗られています。
塗られてるっていうか、こういう色の土があるんですよね。
フェズの色の土も見ました。
赤茶とも違う、くすんだピンク。不思議な色です。


 


 

マラケシュといえば、この景色ではないかと。
フナ広場を上から見ました。ミナレット(塔)が美しいです。
空に雲があること自体が珍しく、雨期が近い証拠。
夕飯を食べ、宿に戻った30分後くらいに雨がざっと降りました。雨が降るんだなぁ…と雨音を聞きながらなんだか懐かしい気分になり。


 

この夕飯に食べたタジンに当たったようで…(笑)割と苦労しました。うーん。
日本人は耐性がなさすぎるんだと思います。モロッコは悪くない。


 

次回はマラケシュのお宿です〜。


 


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