モロッコ旅の記録11(大西洋の港街エッサウィラとベルベル人のこと)

朝起きて午前中はマラケシュを散策しようと思ったのですが体調不良でできず。。。ぐぬぬ。

とりあえず休息して午後からエッサウィラです!

バスで3時間半。途中高速道路を通って行きますよ。

 

 


 

到着して、城壁!でっかいヤシの木(画面に入ってない)!気持ちいい潮風!

久しぶりに風が流れる場所にやってきました。笑

フェズからマラケシュってずっと迷路の内側で生活しているから空気が流れないんですよね。。。


 

 

 

 

綺麗な青空〜。

撮影したのは到着した時ではなく(到着した時は瀕死だったので。笑)滞在中にバスのチケットを買うために同じ道を通ったのでその時に撮影したものです。ずっとこんな感じの青空でしたよー。

エッサウイラは風が強くて有名のようです。(サーフィンのメッカみたい)
 

 

 

 

で、びっくりしたのがこれ。バスステーションからメディナ内への遊歩道的な道に灌漑施設!しかも景観用!!

モロッコに来てこんな美しい植栽を見たのは初めてかもしれません…。唐突にでっかくて美しい樹はあったけど。

「ただの道」にこんな風に水を敷いて花を咲かせていることにびっくり。

 

 

 

 

これ。延々とずーっと植えられてます。

モロッコはサフランの栽培が有名だけど、これ明らかに違うしね。アガパンサスに似てます。しゅっとしてる。

観賞用なのか食用なのかさえ分からず…(^^;)

でも観賞用っぽい植え方だよなぁ〜。
 

 

 

 

しばらく行くとこんな感じ。赤い花は日本でもよく見る植木のアベリアっぽい感じ。植栽ね。

今までの街と全然空気が違うのは「リゾート」だからかなぁ。。。

なんだかヨーロッパに来た気分。。

 

 

 

 

上の写真の反対側。おしゃれなレストラン。

営業してる気配がなかったのでシーズンオフなのかなぁ?閉店?(お隣は夜にやっている気配)

雰囲気がとても好きな感じ。


 

 

 

 

門をくぐってメディナに入ります。

エッサウィラのカラーは白と青!港町って感じで素敵だなぁ。

ここも世界遺産なので、モロッコだけで世界遺産3つ制覇〜。

エッサウィラのこの街は18世紀のまま現在も人が暮らしています。
 

 

 

 

日本でモロッコというと「マラケシュでしょ!?」と言われるか写真のイメージで青の街「シャウエン」がとても有名ですが、いろいろ巡って、今回の旅の中で一番心地よかったのがここ、エッサウィラです。

なんか。港町っていうのも好きだし、こういう路地を抜けるとすぐ海!っていうのが地元に似てて好きなのかも。(海まで自転車で30分!の所に住んでたので。。。)
 

 

 

 

モロッコ全体的に観光客は多いものの、エッサウィラは圧倒的に欧州からのバカンス客が多い雰囲気。

最近日本でも取り上げられる事が多くなってきたけれど、旅の中で会った日本人にエッサウィラに行くと言ったら全員「どこ?」と言われたのが印象的(^^;)そして、この町でほとんどアジア人を見ませんでした。
 

 

 

 

同じ青でもシャウエンはトルコブルーっぽい感じなのですがエッサウィラはウルトラマリンブルー!

ラピスラズリの青が多いです。パキっと美しい!
 

 

 

 

もちろん色んな青があって、全て同じじゃないですけどね。

トルコブルーもいます。

そして、エッサィラは「アートの街」として栄えていると聞いたけど、確かにギャラリーが多い。

港に近い地区に集まってたくさんありました。
 

 

 

 

他の街では見なかった木工細工。家具はあったけどこういうのはあまり見なかったなぁ。

小さくてかわいいものが多く、友人に木の箱や帆船を買いましたよ。

そして、なぜかイギリスのキャラクター、タンタン。(出来は良かったです)

 

 

ツーリズムやアクティビティを扱っているお店も多くて、バギーに乗ったり乗馬もできるそうな。

いいなー。いいなー。と、なんか観光客気分になってくる桐島。(今まではドラクエの冒険気分)

もうちょっと体調良かったら乗馬したかったなぁ〜。(写真撮るので精いっぱい)

 

 

パっと目を引く色彩。

何もなかったら遺跡みたいな壁なのに、人が生きていることで花が咲いているみたい。

ランダムに飾ってると思うんだけど、やっぱり美しいなぁ。

廃墟も好きだけど、人の手が入る美しさもあると思うんです。

モロッコの旅で人と会話しまくっていたら、ちょっと人間が好きになったみたい。笑

みんなほんとにいい人で、話しをしたい!と思って無茶なフランス語やアラビア語で話すのだけど、真剣に聞いてくれる。

もちろん英語もペラペラではないのだけど、ちゃんと聞いてくれる。

 

 

ここはちょっとおしゃれなコンセプトショップ。お値段4倍。

でもおしゃれー。欲しい服たくさんありました。。。

きっと日本で買ったらものすごい金額になるんだろうなぁ。

 

他の街では新市街に全く行かなかったため、こういうデザイナーが介入しているおしゃれなお店はほとんど見なかったので、メディナ内にさらっと入って来ていて良かったです。

(新市街とはメディナ(旧市街)の外側に作られた近代的な街並みで、おしゃれなショップやレストランがあるところ)

 

 

地中海リゾートって感じよね。とイタリア人の方に言われましたが地中海リゾートに行ったことがないのでわからないのですけど…たぶん、こんな感じなんだろうな。。。笑

 

 

街の中に大きな樹があることが多いです。

で、そこにいろいろ引っかけているディスプレイはモロッコ共通。

雨が降らないってすごいなぁ。

 

「それ見せて」っていうと棒でひょいっと取ってくれます。笑

 

 

 

絨毯屋さんに声をかけられて「絨毯はもう買ったからいいの。ごめんね」と話すと、つけているアクセサリーを褒められ「弟がアクセサリー屋をやってるんだ」と。連れて行かれそうに。

断ろうと思ったのですが「ベルベルアクセサリーなんだ」と言うのでちょっと興味ががが。。。

 

で、行ってみたらドンピシャで好みで。話し込んで値切りまくって、意気投合してお茶をご馳走になって、日本語教えてあげて、お菓子を頂いて、ベルベル人やトゥアレグ族について熱く話してきました。笑

 

(以下、ほぼベルベル語りなので興味があったらどうぞ。。。)

 

 

 

で。話が盛り上がって、店主に巻いて貰った砂漠の青の民、トゥアレグ族巻き。

モロッコで砂漠の民というとベルベル人で、この青いターバンと衣装のイメージですが。実はちょっと違って。

 

日本では砂漠の民(ベルベル人)=青の衣装(トウアレグ族)みたいなイメージですが、そもそもベルベル人はモロッコ人(アラビア半島やスペイン半島からの移民)とは違う元々アフリカ北部に住んでいたネイティブ民族のことです。

現在では混血も進みモロッコ人とベルベル人は交じり合ってきていますが、ベルベル人は自分のことを「ベルベル人」です。ときちんと言うんですよね。日本でいう日本人とアイヌ人みたいな感じでしょうか。。。

 

で、ベルベル人は主に砂漠の民で交易や盗賊をしていた民族で言葉も違います。モロッコ語とベルベル語は違って、文字も全然違うんですよね。モロッコはアラビア語のモロッコ方言です。

ベルベル語はベルベル人でしか通じない言語。それがまたね、素敵なんですよ。。。笑

(で、なぜかベルベル語のキーボードを発見したので貼っておきます)

 

 

これが買ったアクセサリー。ベルベル民族のアクセサリーです。おじーさんがベルベル人だったそうです。

一番右側の変わった形のアクセサリー。トゥアレグクロスといいます。

ベルベル人は階級制の民族で、一番上の階級の「トゥアレグ」だけが青の衣を身にまとっていたんです。いわゆる貴族ですね。

面白いのがトゥアレグの民はジプシーが多くもっともっと昔に欧州からやってきた人なのではないかと言う説があるんです(砂漠のネイティブなのに!)

ベルベル人の多くはアフリカ系民族やアラブ系なのに対してその中の貴族のトゥアレグは青い目だったり肌が白かったりするらしく。これが不思議なんですよね。

トゥアレグは男性がターバンをして女性は顔を隠しません。一夫一妻制度で、女性が勉強をして書籍や音楽や呪術を行います。男性がターバンをするのは盗賊をするからなんですよね…。

で、これがアラビアンナイト物語で良く出て来る「砂漠の盗賊」なんです。

 

桐島が異様にモロッコやトゥアレグに興味を持っているのが子供の頃に読んだアラビアンナイト(千夜一夜)物語。

その中に何回も砂漠の民が出て来るんですよ。

 

青の衣をまとい、恐ろしく腕が立ち銃と曲刀を腰に差して、足の速い白いラクダで砂漠を駆ける民がいる。

 

もうね、それだけで興味が湧くっていうか、がぜん知りたくなってしまう。

で、当時図書館で調べまくったんです。(まだインターネットがなかった時代)そして見つけたのがトゥアレグクロス。

 

夜に砂漠を移動する彼らは、方角を調べる時にトゥアレグクロスを使うんです。

穴が開いている丸いとこに北極星を入れて周りの星々に形を合わせると行くべき方角を示してくれるんです。

 

と言うのを知っていたのでベルベル人のアクセサリー屋で「トゥアレグクロスない!?」と聞いて奥から出してもらったのでした。「お前よく知ってるな!」と言うのでトゥアレグについて熱く語ってお茶を頂くことになったエッサウィラでした。笑

 

この人のお店に行かなかったら買えてなかったので良かった〜。

 

エッサウィラ、続きます。次は港と猫とお宿!

 

 


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