12月の贈り物。

クリスマスの連休、二日間をお休みにしたので静岡に行ってきました。

ずーっと、ずーっと、行ってみたかったお店があって。どのイベントも素敵すぎて毎回拝見したいくらいの、本屋さん。

本屋さんというか、ギャラリーみたいな雰囲気で。

 

 

weekend booksさん。ネットや雑誌で毎回展示を拝見してはため息。

行きたい展示が決まるのが数ヶ月前なのですが、桐島の予定がだいたい半年前には埋まるので…。。。涙

クリスマス休暇を作ってみました!!う、うれしい。。。

 

 

家を出るのが遅くてのんびり景色を楽しみながら行ったら午後になってしまい。

夕方に到着。

すみません、閉店まで(というかご好意に甘えさせて頂いて)居させて頂いてしまいました。

 

撮影許可を頂いたので撮らせて頂いた店内。

なぜか懐かしい感じがします。

最近、こういうお店(ちょっと昭和な感じにシャビーシックな雰囲気?)のギャラリーやお店が増えているけど、weekend booksさんの空気感は不思議と落ち着く。

おしゃれなというか、今風のお店がソワソワしちゃう桐島です。

 

 

今回の展示の内容ももちろんあるのだけれど、むかーーーーしに行った鳩山郁子さんの展示の時の雰囲気に似ているな、と思ったのです。西荻窪だったかな、古い洋館の一室でやっていた展示。

もっともっと狭かったのだけれど、その展示の部屋が持つ雰囲気と似ている気がしました。

バニラさんと一緒に行った、とても大切な記憶です。

 

 

今回の展示は「ポケットニ彗星ヲ —イナガキタルホをめぐるあれこれー」。稲垣足穂氏は作家で、桐島は高校生の時にハマっていました。
というのも、宮沢賢治にハマってから、長野まゆみの「少年アリス」「天体議会」「テレヴィジョンシティ」にハマり、そのまま戻って稲垣足穂に行ったのです。。。

 

おとぎ話の中の「少年」という存在がなんだか和製ピーターパンのように思えたのですよね。
少年といっても、実在しない架空の生き物のような。

 

 

ファンタジーものが好きだったので、もうそれはそれは好きでした。
鉱石とか天鵞絨(びろうど)のリボンを結んだりとか、銀貨を集めたりとか。ちょっと品の良い少年たちが、理科的なものを集めたり、少し冒険したりする感じ。
その世界にはうるさい女の子も品の悪いオバさんもいなくて。笑 なんか、ちょっと倒錯的なんだけど。決して色恋ではないような。(色恋だと「風と樹の詩」を思い出してしまう。笑)

 

その、少年たちが好きそうなもの。というのが、こんな世界なんだな、と思います。

 

 

一番の目的はkeino glassさん。アトリエにもいくつか置いているので知っている方もいると思いますが。
大好きなガラス作家さんで、今回の展示に出店されると聞き。もう、ぜひとも拝見したく。

 

 

本当は初日に来たかったくらい。あぁ、もう作品ほとんど無いいんだろうなぁ…と思っていたのですが。
追加で持ってきて下さった分が煌々と輝いておりました。
本当に、この作品は手に持ってその質感と重さと美しさを見ていただきたいです。
今回もひとつ、お迎えしました。ありがとうございます。

 

 

ランプが、素敵すぎて。
この月の線が美しくて。もう、ずっと見ていられるのです。
写真では伝えきれない透明感と、質感。

 

実際のお部屋はこういう感じの暖かい色合いなのですが、夜の静けさが似合うな、と思って色温度を下げてみたのが青い写真たちです。

 

 

稲垣足穂世界へのオマージュという形で数組の作家さんたちによる企画展。いろんな解釈があって、あるシーンを彷彿させるものだったり、物語の中の物のようだったりして。
宮沢賢治氏に比べて稲垣足穂氏は画や形になるものが少ないように思うので、こういった企画展はとても嬉しかったです。

 

 

作家さん固有の世界が好きです。その人の手を離れたものは、もう偽物でしかないし、括りの中で生きているものはオリジナルとは違うと思うので。
それぞれの作家さんの解釈とオマージュが美しいと思いました。

 

 

店主さんに教えて頂いたカフェがまた素敵で。keino glassさんの作品とはりがね堂さんの作品が見られると聞いて行ってきました。
はりがね堂さんは本物を拝見したことがなく、今回初めて拝見したのですが。それはそれは力のある作品で。

 

 

デッサンがクロッキー帳から出てきたみたいな立体作品なんです。
影がまた美しくて。息をしているよう。
デッサンが好きではなかった桐島…。笑
研究所の先生が彫刻の先生だったので余計にいつも怒られていたのを思い出します。
美しいデッサンはクロッキー帳に収まらないんだ。だから作品が生まれるんだ。って。
今ならわかりますよ。先生。 基礎なくては、作品は生まれませんね。

 

 

カフェも撮影許可を頂き、撮らせていただきました。
昼間に来たらまた違う雰囲気なのかもしれないけど、この飴色の空間がとても美しくて。琥珀の中みたいです。

 

 

keinoさんの最近の作品。水晶から削りだしたような世界。
中がスノードームのようになっています。ため息。。。。

 

 

硝子の質感がとても柔らかくて暖かくて。
ものというのは物質を超えて、その場の空気感や手にした人によって、どうとでも存在を変えるのだと思いました。
その場を作る人がその場の「もの」に魂を込めることができる。
それはどんな場所でも同じ。アンティークでも、古本でも、作品でも、なんでもそう。
込めた魂の色合いが、来た人にどう受け止められるかは、わからない。

 

 

さくまくんと一緒でした。ありがとう。時間というものが何よりも大切だと思う今日この頃です。
だから、のんびりするのも呼吸するのも、自分で選んで生み出さなくてはいけないね。
とても素敵なクリスマスプレゼントでした。

 

今年最後の写真はCanonで撮影しました。
2016年は少し、力が入っていたように感じます。でも、終わったからこそ、言えること。
なら、今の自分は少し力が抜けたのかもしれない。
全力なのは良いけれど、糸が切れてしまっては意味がないから。
強くしなやかでいられるように、もう少し自分を俯瞰して柔らかくして行きたいと思います。

 

来年は、もっとやりたいことに近づくように。
もっと深呼吸をして、大切なものを大切にできるように、成長したいと思います。

 

2016年、終えることが出来ました。
出会って下さった皆様に感謝を。 良い夜をお過ごしください。

 


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