モロッコ旅の記録13(港街エッサウィラのお宿)

記事の続き。モロッコ旅、港街エッサウィラのお宿のおはなし。

一番良かった街はどこ?と聞かれたらエッサウィラだし、一番良かった宿はどこ?と聞かれてもここ、と言いたい。
(僅差でシャウエンのお宿ダール・メジアーナさん!!)

 

エッサウィラのメディナ内のお宿、Riad Baladinさんです。(Booking.comはこちら

 

 

今回の日記はデジタル一眼レフではなく中判フィルムでお届けします(いつものPENTACONSixことペンタコちゃんです)
あまりに愛しい空気感をデジタルでは残せず、あまり撮影していないことに帰国後気づきました。笑

 

デジタルだと愛が入らないということではなく、どうしてもフィルムで残したい場所というのが存在します。ここは確実にそういう場所。特に朝食を頂いたこの、屋上テラスが素敵すぎました。

 

 

モロッコ風ではなく、どちらかというとヨーロッパ風というのかもしれない。
ドイツ人オーナーのニコル氏が全てのデザインとプロディースをしていて、ナチュラル&ネイティブ感が素敵すぎるのです。
ニコル氏は本当に親切で色々気遣ってくれて教えてくれます。でもしつこい感じは全くなく良い距離感で心地よく。もちろん、英語でのコミュニケーションが可能です。(他女性スタッフはフランス語、若干の英語)
宿泊客は桐島を除く、全員白人で、本当にヨーロッパのリゾート地に来たみたい。

 

 

少し前に隣のビルを買ったので「ぶち抜いて拡張したのよ!」と誇らしげに言っておりまして。
なんだかとてもカッコイイ女性。(しかも美人なんですよ)
あちこちにあるアート作品やオリエンタルな雰囲気も心地よく。(でもエントランスの仏像はびっくりした。笑)

 

 

高低差がある屋上は探検しているみたいで本当に面白い。
とてもおしゃれなんだけど、ソワソワしちゃう感じではなくて(近代的おしゃれ空間が苦手)人の手が作った感じ。
完璧ではなく、土や木があって、植物が生きていけるような感じ。

 

 

スマホ写真だとこういう感じ。上の写真は朝日が当たる前に撮影したのでちょっと青いです。
フィルムなのでそのままの色。日陰は青くなるんです。

 

 

そして。朝ごはん。ペンタコちゃん近影。
ここのご飯が本当に美味しくて感動しました。
バターとチーズ、今まで食べていたものは別の食べ物だったのだと気付いたくらい。笑
(ロンドンよりフランスより美味しかった衝撃…)

 

 

嬉しそうに暮らしている植物たちを眺めながら頂く朝食は美味しく。
多肉植物が嬉しそうな気候でした。波の音が聞こえるのも、いいです。
体調が良くなかった桐島はベッドで過ごす時間を多めにとっていたのですが。朝食後ベッドにごろんとしている時間に聞こえていた歌声がまた素晴らしかった。

 

 

近くに住んでいる女の子と母なのかもしれないのですが、アラビア語ではなく、何語かわからず。
柔らかく、伸びやかな異国の言葉がとても美しくて、心に響きました。

 

 

その時見ていた天蓋のリネン。

 

体調は死ぬほど悪いわけでもなく、なんとか動けるし、誰かに迷惑をかけるようなものでもなく。
ゆっくりしなさい、とカミサマに言われた気がしました。
目を閉じて少し遠くの波音を聞きながら、異国の歌を聞いて、定時にはコーランが流れる。
モロッコに来て、こんなに穏やかな気持ちで、無になれるとは思いませんでした。

 

 

お部屋はこんな感じ。漆喰作りの白と木とリネンの気持ち良さが全開。
海が近いので風が通り抜けて気持ち良い。

 

 

最終日に撮影した朝日の写真。
朝日といってもモロッコの朝焼けは7時半くらい。日没も19時半くらい。
朝8時前の写真。

 

 

海が見えます。
カモメがたくさん飛んでいて、鳴き声が遠くから近くから、エコーみたいにたくさん重なり、頭と耳に響いて。

 

太陽が暖かくて、空気がきれいで、この旅のことを色々思い出していました。
モロッコに来て、嫌な思いをしたことが一度もありませんでした。
出会った人全員が良い人で、ちょっと面白くて、「イスラム教圏」へのイメージが一新しました。
特にモロッコはのんびりした信仰だからかもいしれないけど。
どんな国も良い人と悪い人がいて、それは括ることのできないもの。当たり前のことなのに、規模や単位が大きくなると個ではなく集団として捉えてしまうことの恐ろしさや、報道のあり方を改めて感じました。

 

 

古くから伝わることを否定せず、でも新しいことも受け入れる。
モロッコもアラブの春の後に王政縮小だったり、いろいろあったけれど。
結果としてこの国に「争い」がなく、平和で楽しく過ごせていることに、とても意味があると思う。

 

 

どうか、この美しく優しく面白い国が、戦火に飲まれませんように、と。
心から願った景色でした。
また、ここに来ます。と朝日に約束した、リヤドバラディンです。

 

色んな生き方や選択肢があるのだと、思いました。
僕の中の美しさや強さとは、何だろう。と、感じて。それを考え、表現することが指針であり目標です。
そして。独りよがりにならず、その先を、見つけたい。

 

モロッコ最後は、マラケシュに戻って。
イブ・サンローランが愛した最後の庭園、マジョレル庭園です。

 

 


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