まだ冬の日。記録。
思考を片付けたくて、自分のために書いておきます。
日々の記録、記憶です。
毎日、月曜日から金曜日までの隠れ家。火曜日はおやすみ。
ここに来ると心がとても穏やかになる。そうじゃない日もあるけど、大抵それは自分の心がささくれていることに気づくだけ。
場所として、心を穏やかに、豊かに、深呼吸させてくれる。
ここに居させてくれてありがとう、と思う場所。
この日は珍しく椅子の下で眠る北川景子さん。
寝顔も素敵。ごきげんうるわしゅう。
まーるいからだがねこっぽい。ふわふわの毛並み。
レオンとはまた違う愛らしさ。
ご近所に住むアイドルです。
この後の自分の心が嵐であることを想定していたので、せめて心を落ち着かせようと。
珍しくカメラなんか持ってきたりして。(スタジオ仕事の時は自分のカメラ持たないようにしているので)
夕方すぎて、ざわざわ。嵐がやってくる。なぜか空が曇ってきて冷たい風が吹いてくる。
雪とか、聞いてないし。傘、持ってないし。
横浜、大雪です。
横浜のこっちの方、ほとんど来たことないので駅からタクシーしようと思ったのに、雪で大行列。
もー。いいや。歩こう。
と、GoogleMAPを見ながら歩き出したはいいけど、うねうね道を抜けたら、坂道。。。
しかも止んでいた雪がどんどん降ってくる。
あまりに綺麗で、カメラを取り出したはいいけど、世界がモノクロにしか見えない。
撮った時はくろーーーい写真だったのですが、RAW+JPEGで撮影していたので、カラーで現像し直しました。
あの写真はあの時だけでいい。もう、今は違うものとして存在してほしい。
カラーにしたら、とても綺麗でびっくりした。
夜に撮ったので空は暗いんですけど、現像の時に明るくしたらとても綺麗なブルーが出てきた。
撮った時と、PCで写真を見た時の意識がこんなに違うのは生まれて初めてで。
モノクロで撮ったこの写真はなんだか救いようがなかったけど、カラーにしたらとても綺麗に見える。
救いようがない自分はもういないから、そういう写真をもう一度生み出す必要はないんじゃないかって。
これは白が綺麗だったので、撮ったまま。
夜の雪ってとても美しい。
でも、この日。まさか雪が降るなんて思わなかったのでコートの下が長袖Tシャツ+半袖Tシャツだけで。。。
これも。光が綺麗だから、カラーはなんか違うなって。モノクロのまま。
雪で濡れたレンズと反射がとても美しくて。雪に濡れた葉と、どんどん落ちてくる雪が目の前に音もなく降ってきて。
写真を撮らなかったら、ずーっとずーっと見ていたかもしれない。
シャッターを押すことで少し意識するから、よかった。
冷えきったからだはしばらくすると温まるし、なんだかんだで風邪もひいてないみたいだし。
話したかったことはしたと思う。したというか、伝えたような。
生きているうちに会いたいと思うなら、とっくに会いに行っている。
そうしなかったのは、自分の気持ちで、心全部と頭全部で「赦せない」と思っていたからだ。面と向ったら、赦してしまうと思ったから。
そう思っていたけど、随分前に自分はもう赦していたんだな、と思った。
赦しても、赦さなくても、時間は戻らないから、それとこれとは全くの別物だ。
いろいろ考える事はあるけれども、大人になると自分の意思で自分の生き方を選ぶ事が出来るようになる。
それが本当に救いだと思う。
「家族」というものは血縁を示す言葉でもあるけれど、自分が大切に思う人の事を指すのだと大人になって気付いた。
そして、家族というものは自分で作る事もできるんだと。
自分が大切に思うものや人を大切にして、生きていきたい。
自分が出来ることを成して、時間を大切にしていきたい。
たくさんのものを貰っているから、もう返すだけのことをしたいと思っているのに。
またたくさんのものを貰ってしまう。
生きている間に手に入れた、たくさんの素敵なものがあるんです。
例えば、世界はこんなに美しいんだってこととか。花は人に優しいだとか。
言葉が通じなくても会話ができるんだってこことか。自分で美しいものは作れるんだとか。
何も持ってなかった自分が手に入れられた美しい世界、写真という四角い中だけど。それを見て何かを思ってくれる人がいたり。
この知識が誰かの美しさになったり。
そうすることが、「還す」ことになると思うから。出来るだけ「伝える」ということをしていきたいと思うのです。
世界は、僕が生きていても生きていなくても美しい。
でも、生きている間は、この世界をもっと美しいと思っていたい。
学びたいことがいろいろあるので、もうちょっと頑張ります。
ありがとうございます。
- 2017.02.14 Tuesday
- 日々の記録
- 23:11
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- by 桐島ナオ