バルセロナ@ガウディ建築巡礼1(カサミラ・カサバトリョ)

バルセロナに来た一番の理由がガウディ建築関連を訪れること。

興味を持ったのは建築雑誌。建築に興味を持ったのはさくまくんと逢ってからの影響なので、ほんとに微々たる知識なのですが。とりあえず関連書籍や写真集を買いまくって読んでから行きました。

 

 

 

訪れた順番は違うのですが、いくつかに分けて記事にします。まずはグラシア通り沿いにあるカサ=ミラとカサバトリョ。

こちらは、カサ=ミラ。La Pedrera書いてあることが多いのであれ?と思う。
これが直訳で「石切場」なんだって。当時はものすごく評判が悪くて石切場ってのは悪口の意味。
うーん。そういう意味でつけた名前を今評判がよくて人が集まっている場所ならCasa Milàだけでいいと思うんだけどなぁ…と。思った。

 

 

ある意味観光地写真なので、割愛しようとも思ったのですがカサ=ミラの評判は他のガウディ建築に比べて良くなくて、「入場料の元が取れない」とか「時間がなければ行く必要なし」とか書いてあったのでどうなんだろう?と思っていたのですが。
ここって現在も入居者がいる生きている建築なんですよね。マンションなんです。だから入れる場所が少ない。
ここは観光客が入れるエントランスの吹き抜け。もう1つは住人用。

 

 

一番好きな場所はここ。エントランスすぐの鉄の門が水面の波紋みたいでとても美しいと思ったのと、この天井!!フレスコ画法みたいなんだろうなぁ…と勝手に推測。漆喰に塗料を混ぜ込むんじゃなかろうかと。
うねりの混ざり具合がとても美しくて、夜に見たらライトが生えてまた違うんだろうなぁ〜と、しみじみ思いました。

 

で、このあとエレベーターに乗り、一気に屋上に行って屋上散策ができるのですが。
屋上…すごい人混みで自撮りをする人、人、人、、、で。風景写真は無理でした。笑
人が映りすぎているので載せられる写真がないので気になる人は検索してみてください。
屋上からサクラダファミリアが見えたりしてきゃっきゃしますよ。

 

 

で、急に別の世界にやってきてしまったかのような洞窟みたいなこの場所は最上階の博物館。このレンガのアールがモンセラットの地下聖堂を思い出して勝手に胸熱になっていた桐島です。
ガウディと言えばサクラダファミリア。サクラダファミリアと言えばアレです。

 

 

これこれ。逆さ釣り模型。
下が鏡になっていて立体的に見ることができます。サクラダファミリアにもあるけど、実際に回りがこの施工をされているので何だか不思議な感覚。今回モンセラットには行けなかったので次回ぜひ行ってみたいなぁ。

 

 

さっきいいなぁ!って言ってた玄関の模型。1/35だったかな。
ものすごく精巧に作られています。建築は、模型ありきだけど実際に見ると面白い。

 

 

サクラダファミリアや他のガウディ建築の模型なんかもあって好きな人は本当に面白いのだけど。
興味がない人にはつまらないようで…。さーーーっと歩いて行く人はいました。これ、よく見るとガウディみたいな人形が座っているし鏡がついてて下から観れるし!

 

 

ガウディのことを狂気の建築家とか言う人がいて、まぁ好みは分かれるけど。
少なくとも建築学と物理と数学と生物学が大好きな人だという事はわかりました。そして美術や文化史、宗教学にも興味が有るってことも。偉人と呼ばれる人は本当に多彩だけど、作品を作るために何から見出すのか?は結構重要なのではないかと思う。ガウディはそれが植物や自然科学であることが多かったという。

 

 

で、もう一個下の階も展示スペースになっていて。ここは当時の家具や調度品を再現しているのだけど。
この部屋を見たとき「あ。ベーリックホール!」って思った。そういえばベーリックホールはスペイン様式!

 

 

レースカーテンがちゃんとアンティークだったり。

 

 

壁に飾ってあるのがちゃんと木彫りだったりして。
モデルニスモ建築流行りの時期だからちゃんとアールヌーヴォー!美しいです。

 

 

これは同じ部屋に飾ってあったお花。
紫陽花とかすみ草と、緋色のテーブルライナーが美しくて。人の波を縫って撮影しました。

 

 

中に売店もあって、いろいろ。モリスなんかも売ってて面白かったけど。
足元が2色組のヘリンボーンになっててゴロゴロしたくなったのでした…(堪えた)

 

 

天井もめまいがしそうに美しい漆喰。
カサ=ミラは建築好き、当時の暮らしやにおいに興味が有る人におすすめです。
単純に面白い建築(パっと見わかりやすい)が見たい!という人には物足りないかも。

 

 

で、パっと見わかりやすくてテーマパーク的な面白さは断然こっち。カサ=バトリョ。
(でも両方それぞれ良さがあるので桐島的には両方見た方が面白いと思う)
骨みたいなデザインの方です。両隣共デザイナーズなので次回はお隣さんに行くことを決意。

 

 

表面の粉砕タイルがきらきらして美しい。夕焼けとか綺麗だろうなぁ〜。

 

 

中に入ると人の多さにまずはびっくりしますが(笑)それ以上に「想像するガウディ建築」っぽさ。
ちょっとディズニーのトゥーンタウンっぽい感じさえします。笑
「ガウディって直線がないんでしょ?」って聞かれたけどこの建物はそうかも。

 

 

カサ=バトリョは個人邸でバトリョさんちでした。海をテーマに作られたおうちなので、もうあちこちがブルー。
そのブルーもいろいろで面白い。人が感じる青だったり、光の濃淡の蒼だったり、生物の碧だったり…。
海というよりも海を解釈した感じ。
写っているのはさくまくんで、吹き抜けを撮影しています。(ヘッドフォンはオーディオガイドの付属品)

 

 

 

ガラスがいちいちステンド技法で水面みたいに波打っているから困る。
ほんと美しくてモネの絵画みたいだし、氷みたい。触れると、とろんと、していてため息です。

 

 

予約制なのですが、一番人が多いと感じた場所かもしれません。
建築自体がポップで非現実的なのと、ある意味わかりやすいのと、オーディガイドが秀逸すぎるのです。

 

 

貸してくれるのはこれ。スマホ型オーディオガイド。
VR方式で、部屋の中を映し出すとその場所に応じたCGが動いて説明と共に動き出すのです!
この場所は「この窓は亀の甲羅をイメージして作られました」ってアナウンスがあると実際に亀が窓から生まれて動き出すという仕組み!これはすごい!!
で、画面の中には人はいないから、人混みを感じない不思議。

 

 

これは天井。ミルククラウンが繊細な石膏で表現されています。
VRではこの真ん中にシャンデリアがありました。

 

 

これは別の部屋のシャンデリア。珊瑚みたいだなぁ。と思って。

 

階段で上まで登るので体力必要です。(身体都合や難しい方向けにエレベータはあります)
途中の小部屋の扉がディズニーぽい。凝っていない場所がない!!のですが、人がいない瞬間を狙ってもそれがないのでなかなかアップできる写真が少ないのです。。。

 

 

屋上にも行けますがここは面白かった。屋根裏部屋。
いきなり真っ白の石膏作りで、あれ?モロッコ?と思ってしまった。
いやほんとこれはモロッコ感満載です。乾燥室と洗濯室として作られた模様。

 

 

この壁の段々とかは通気口なのです。アールのアーチはレンガを石膏で埋めたんだろうなぁ。
教会みたい。

 

 

小さな階段や照明にも愛を感じます。
下の凝りまくった空間も面白かったけど、この屋根裏部屋はすっごく落ち着く場所でした。

 

この場所に来て思い出したことがあって。ALEXANDER McQUEENの存命最後のコレクション2010S/Sのテーマが海だった。

その時の会場の光とか色彩とか、海の見え方がこのカサ=バトリョにとてもよく似ていて。
もしかしたらマックイーンはここに来たのかもな、と思ったのでした。
ほんとーーーーに時間がないか、建築にあまり興味がなかったらカサ=バトリョだけでもいいけど。
カサ=ミラの祈りの場みたいな敬虔さも素敵だと思います。
記事はガウディ建築2へ続きます。

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