バルセロナ@ガウディ建築巡礼2(グエル邸・グエル公園)

 

ガウディと言えばグエルさん。というくらい付いて回る名前。

ガウディってサグラダファミリアとグエル公園が有名だし。グエルってガウディのパトロンの人の名前なんだって。
へー。パトロンかぁ〜。ヨーロッパって感じだね〜。
…というくらいの知識しか無かったのですが。。。。

 

 

訪れるにあたり、調べれば調べるほどにガウディとグエルさんの絆が深い事が分かってきました。

 

 

ガウディ関連は日本から全て予約して行ったので、グエル邸も時間になったら入場。
平日だったのもあってか、結構空いていました。
入り口すぐのエントランス。当時は馬のままお屋敷に入れるように地下にまず通していたそうで。
蹄がひっかかるのかな??っていうくらいのスロープ。

 

 

地下はなんか、 FFの水路ダンジョンみたいだなぁ…とか思っていました(3とか4あたりの)
今回の旅でこういう「誰もいない写真」を撮るのに一番苦労したのはここです。。。韓国人カップルがお互いをずーっと撮影し合ってて待っても終わらず…。笑
2回目のトライで別の韓国人カップルの撮影の移動する瞬間を狙って撮影した1枚。
この青い光をどーしても入れたかったのです(太陽光です)

 

 

で、エントランス!!
この場所の写真とかはネットで見た事があったのですが!こんなに人がいない状態で撮影できると思わなかったのでほんとにびっくり。数分間だけ貸切だったのです。
この絨毯。なんかCGみたい…。。。完全順光で奥にもライトがあるのでHDRみたいになってます。笑

 

 

玄関登ったところ。もう、もう、豪華絢爛。重厚感!

他のガウディ建築と全然雰囲気が違うのはガウディが「グエルさんは凄い偉大で凄い人なんだ!!」って言うのを伝えたかったから。という。
そしてイタリア様式建築なのもグエルさんのお嫁さんの親御さんがイタリア出身だったからだとか。

 

 

窓は多いわけじゃないのですが、外光の入り方が素晴らしく、映画の中に迷い込んだような錯覚を覚えます。
モチーフひとつひとつが凝っていて本当に目移りします。
この家は鉄と石が多い印象。

 

 

赤い絨毯の階段を登ると、なんか、目黒の雅叙園の錯覚を感じます。
全然違うのだけど、万華鏡のひとひらみたいにつながっている気がする。

 

 

階段を上がったところにある鉄の柵。
グエルさんは鉄鉱山をたくさん持っていてそれで財を成したそうで。そのことを伝えるためにグエルさんの山で採れた鉄を使っているとか。

 

 


寝室の飾りがちょっとアールヌーヴォー(モデルニスモ)な雰囲気。
この家は「ガウディっぽくない」と言われる事が多いですが、ガウディの建築を「カラフルではちゃめちゃな建物」と表現するなら確かにガウディっぽくないんだと思う。
ガウディは相手を尊重し、尊敬する人なんだって、いくつかの建築物を見て感じました。
その、尊重というのは自分のフィルターを通す事だからガウディの思考が垣間見える。他の建築家には作れない作品が完成する。

 

 

階段ひとつをとっても美しい鉄でできていて、シルエットまでも計算されているのがすごい。
グエルさんのガウディへの信頼ぶりも、本当に素晴らしくて。
赤の他人がこんなにひとつの心で繋がれるのかと思ってしまうくらい。
ガウディの作るものに心から惚れていたのだろうし、ガウディもグエルさんの人柄や信頼に心から答えたい!と言う一心だったのだと思う。

 

 

グエルさんは、ガウディにとって神様みたいな存在だったと思う。
自分の全てを肯定してくれて、芸術を理解してくれて、背中を押してくれて、手を引っ張ってくれる。
どうしてそんなにガウディのことを好きだったのかと思うけど、グエルさんもガウディの作品に救われていたんだろうな、と。この天井を見て思いました。
宇宙を見上げるようなパイプオルガンの仕込まれたホール。
モスクの天井を思い出すし、満天の星を思い出すし、海の底みたいでもある。

 

 

天井のこの作りもイタリア式とあったけど、イスラム式宮殿にも見える。
迷路みたいな作りがとても面白くて。決して広くないバルセロナの一角が別世界につながってしまったよう。

 

 

金色にも見える天井。
真っ赤な壁紙とゆるいアーチがまた異世界に来てしまったようで、平行感覚がなくなっていくみたい。
でもこの浮遊感はモスクと一緒。

 

 

ふわふわした中でものすごく気になったのがこの絵。絵っていうか、石に金箔で彫ってあるみたいな感じ。
ミュシャみたいな感じ。きらきら光を反射して、しばらく見入ってしまった。

 

 

こんな風に少し立体的?というか、絵っていうのかな。なんていう技法なんだろう。
つるりとしていて、きっと触ったら柔らかな冷たさなんだと思う。雨の日の午後に向かい合ってみたい世界です。

 

 

最後は屋上。
途中から結構人が増えてきて全体を撮影出来なかったのですが、ぼんやりと一部を見たり。
誇らしげにお屋敷を紹介し、「これを作ったのはガウディなんですよ」と何度も何度も嬉しそうに言ったのだろうなぁ、と思うと本当に、なんでか、ちょっと嬉しい気持ちになる。
ガウディのひたむきさというか、不器用な一生懸命さを、掬ってあげてくれて、ありがとうございます、って思うんだ。

 

ただの建築家とパトロン、ではない。心からのお互いの信頼を、お屋敷から感じました。
とにかくこの人を喜ばせたい、世間に認めさたい!っていうのを、お互いに思っていたんだろうな。

 

 

別日なので空がどんより。こちら、グエル公園です。
砂糖菓子のような建物、と称されていたけどほんとにその通り。美味しそう。
よく見れればみるほどに細かなタイル。でもイスラムのそれとは違う有機的なつくり。

 

 

別角度から。ぐるりと回ってみてもひとつも同じ場所がない。
グエル公園のタイル装飾は弟子たちが作ったものが多くガウディ本人はやってなかったそうですが。
でも信頼してないとやらせないしね。ガウディの理念を分かち合って、お互いを認め合っていたんだろうな。

 

 

これはペンタコちゃん。
グエル公園はとにかく人が多くて、多くて、多くて。笑
どこを撮っても人が写り込んでしまうよなーって雰囲気しかなく…。園内が改装工事中で縮小されてたのもあるかも。

 

でも植物が多くて花もたくさん咲いてて水の流れもあって。
これが「街」になっていたら夢の中みたいだったろうなぁ、と思いました。
薔薇の実にピントを合わせたら建物がビスケットみたいになった。

 

 

人が入れない方の装飾。タイル貼りでびっしりかと思ったら以外と遺跡みたいなアーチが目立って不思議な世界。
長い年月を経ているからだと思うけど、隙間に植物たちが生き生きとしていて心地よい場所です。

 

 

これ、有名なトカゲね。シンガポールのマーライオンみたいなもの?(みたことないけど)
思ったよりでかかったです。で、水は口っていうか、顎から溢れてますよって感じで…。
とにかく人が多くて一瞬だけ撮れた1枚。

 

 

これはトカゲの後ろにあった神殿みたいな場所の天井。
こういうモチーフ的なものがいくつもあって。瓶の底とか、ガラスの破片とかビーズみたいなのとかも刺さっていて面白い。
ガウディ建築のカラフルな場所は全てジュジョールくんの仕業だとか。サクラダファミリアのステンドグラスもほとんど彼の色彩センスなんだって。
ガウディはカラフルなわけではない、というのも結構衝撃。
次にバルセロナに行ったらジュジョールくんの建築も見に行ってみたいなぁ。

 

 

やほー。さくまです。

 

 

バル・セロ・ナー!

 

10月初旬、日本はずっと雨で寒かったのですがスペインはほぼ晴れ!バルセロナは昼間26℃くらいでした。
さくまが入るととたんに楽しそうな写真になる。。。笑

 

 

10月は夏の残りの花とちょっと、って感じだったけどそれでも気持ちよい空気だった。
グエル公園は結構山間にあるのもあって、海が見えるんだよね。

 

 

さくまくんの後ろにある穴倉は完全に鳩たちの巣になっていて、1穴に1家族住んでいました。
ちょっとジャングル的な感じがいいね。綺麗すぎないのがいい。

 

 

もうただのポートレートです。笑
楽しそうな雰囲気をお届けできれば。

 

 

ルリマツリもあちこちで咲いているのをみました。モロッコにもあったなぁ。
乾燥に強い花なのかも。

 

 

後半、さくまが可愛いだけになってしまいましたが(笑)グエルさんとガウディの深い繋がりと、この先の建築につながる事を色々考え出した時間でした。




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