ちょっとモロッコまで@エッサウィラでのんびり(猫の獣医さんのことも)

 

マラケシュからSupratoursで4時間。アフリカ大陸の西端、大西洋を望む港町エッサウィラにやってきました。

エッサウィラは1年前にも来ているので街の詳細は前回の旅を参照ください。(「モロッコ旅の記録11」「モロッコ旅の記録12」)今回は見たこととか思ったこととかを載せていきます。

 

日程はほぼ前回と同じ10月上旬。モロッコ的には雨季なのですが、前回よりも降雨に遭いまして。
Supratoursを降りた時にみるこの光景も雲が多い。

 

 

城壁の外側にあるお花畑。リゾート感満載。
マラケシュからやってくると「空気が動く」感じがとてもよくわかります。内陸にいると本当に埃っぽいというか、マラケシュは排気ガスとかもすごい。さらに城壁の中だと空気が淀んでいる感じ。
さすがに港町は風が強くてこの辺は遠浅の海だけどちょっと行くとサーフィンのメッカらしい。

 

 

お馴染みのポーター(リヤカーですけどね)のおじちゃんにスーツケースを持ってもらってお宿まで。
お宿も前回と同じくRiad Baladinさんです。(Booking.comはこちら
あとでちょっと掲載しますが詳細は前回の日記を参照ください(「モロッコ旅の記録13」)

 

 

エッサウィラはリゾート地だけどマラケシュほどの観光地でもなくてモロッコの日常がきちんと混ざっているのがいい。お土産モノも値札がついてる店が多い(モロッコは基本値段は交渉で決まるので値段はあって無いようなもの)からちょっと楽かも。
こんな日用品売り場とか、色が昭和な感じですごく好き。そして、猫。。。

 

 

基本、店先には猫がいます。(店の中にいることも勿論ある)
視界に猫が入らない事が少なくて猫がいることは普通すぎる日常で。イスラム教の国にくるとそれが一番嬉しいかも。

 

 

絨毯売り場にも猫。今回は雨が多かったので、あまり大きく広げているお店がなかったのですが、広げればすかさず猫が乗ってきます。。。これ、売り物なんだけどなぁ…と笑顔になる。
今思うとこの青いのとても可愛い。。。

 

 

猫たちは去年来たばかりなので、知った顔もいてとても嬉しく。
「お。お前やっぱりここにいるな〜」って嬉しくなったりして。耳カットしている子は去年よりもぐっと増えました。

 

 

エッサウィラは白と青がテーマカラーなので扉は基本青が多め。
黒猫が絵になる。

 

 

見上げると高い城壁と空とカモメ。
細い空に雲が美しい。
雨雲が迫っていて、雲が黒いのわかりますか?このあとざっと降りました。

 

 

路地裏の絨毯屋はこんな感じで商売しているので雨が降ると困るわけです。
一年のうち、雨の季節はこの時期だけであとはカラッカラ。夏は50度近くなるけど内陸に比べたら全然過ごしやすいみたい。さすがに真夏に来ようとは思わないけど。
エッサウィラは本当にのんびりしていて、ヨーロッパからのお客さんがとても多い。
マラケシュであんなに見かけたアジア人は4日間の滞在中自分たち以外2人しか見ませんでした(それも日中のみ)

 

 

日差しは強いけど洗濯物がよく乾きそう。
室内は乾燥する前提で作られているので、この時期はちょっと湿気っぽい。
(でも日本の梅雨に比べたら全然…)

 

 

港の方に行くと猫が増えてきます。
綺麗なグレーのハチワレ。カメラを全然怖がらない子ばかり。動じないか、寄ってきてしまって困る。

 

 

床のタイルのブルーと同じ瞳の色の子猫。
三毛の子の目がぐしゅぐしゅしていて、守ってるみたいだった。
この子の目が心配で、うーん…母猫は…と周りを見渡していたらもっと症状がひどい子がいて目についたら、おじさんがひょいと摘んでスタスタ歩いて行くではありませんか。
え?え?もしや…いや、どうするんだろう…。。。と、思わずついていく桐島。

 

 

するとおじさんは子猫にバケツの水を飲ませていました。
…あれ?この人もしかして…と、声をかけると。

 

 

やっぱり!!白衣!!!
「わたしは新市街で獣医をしているのだが、旧市街の猫の保護活動をしているんだよ。ほら、この子には目の薬とおなかの薬を与えている」
と、説明してくれました。

 

 

「この子にも薬が必要でね、ここに2匹いるよ」と、背中にもくっついているのがいます。
どうやら増えすぎた猫の去勢と子猫の病状改善活動をしているようで。

 

 

「こっちにはまだミルクが必要な子猫がいるんだ。暖かくしてやらないとね」とミルクベビーが。
丁寧に説明していただき、エッサウィラの猫事情を改善したいとまっすぐ目を見てお話しいただきました(英語が堪能な方でよかったです…。笑)
保護猫活動は寄付を受け付けているとのことだったのでその場で寄付をしてきました。
おじさんは港のバーベキュー屋台のちょっと奥の方(舟着き場の手前)にいます。エッサウィラに行った際にはぜひ。

 

 

ざっと雨が降って、雨宿りをしたあと城壁に登ってみました。
桐島が来た時と景色が変わっています。エッサウィラは今工事がとても進んでいて、護岸工事に力を入れているみたい。
昔ながらの港を広くして舟を着けやすく、水揚げ場所を広くしていて。それはエッサウィラの為になることなんだけど、去年クレイジーモロカンキッズたちが飛び込んでいた水辺は埋め立てられてしまっていました。
コンクリートのひろ〜い護岸は使いやすいのかもしれないけど。寂しいなぁ、と勝手に思ったりして。
でも、生活する者と観光で来た者の目線の違いは、どこの国でも一緒だね。
便利なのか見た目を選ぶのか、という。
エッサウィラの旧市街(城壁の中)は世界遺産に登録されているから勝手に直されたりはしないけど。

 

 

前回体調が悪くてほぼ瀕死の状態で過ごしたエッサウィラ。笑
城壁の丸窓から対岸を眺めるここは有名なフォトスポット。カモメ多すぎだけど。

 

 

前回のこの景色と全然違うのが海水の量!ちょうど引き潮の時期だったのだと思うけど、護岸工事で持ってきた砂がかなり流れてしまっていて丘ができて遊びに行けるようになってる。
この水の色はけっこう好き。

 

 

行けない対岸に見張り台みたいなレンガ造りの廃墟があって、それがまたいい感じなんです。
結構な高さの城壁、崖っぷちみたいな柵もない垂直。
潮風を浴びながらカモメの声を聞いて、海を眺めていました。

 

エッサウィラはそんな街。
それをするためにはるばる来るんだよね。

 

 

あと。モロッコに来たらザクロを食べようと思って、その辺のおにーちゃんから2DHで買って盛り付けました。
中身を全部手で出してカップに盛り付けるこの食べ方、前回のモロッコのフェズのリヤドで出してもらって食べやすいし綺麗だし感動したので自分でやってみたかったんです。

 

 

宝石みたい。
すんごい甘くて美味しいんです。
ザクロってすっぱいイメージがある人は砂漠地方でザクロを食べてみて欲しい…。
延々と食べれる美味しさ。

 

今回食事はお宿おすすめのお店2つに絞って行って来ました。

 

 

フランス人オーナーがやっている上品なモロッコ料理「Restaurant Le Sirocco」。あまりに美味しくて2夜連続で行ったら覚えててくれました。店内もおしゃれで、毎晩何かしらのエンターテイメント(生演奏とかテーブルを回ってマジックをするとか)があって、店員さんもモロッコとは思えないホスピタリティ!!
日本人は比較的ストレスなく過ごせると思います。

 

1日目の夜に食べたもの。お通しのオリーブに感動!!

 

 

あまりに美味しいので二日目の夜も行きました。

 

 

地元民も絶賛の「Restaurant ADWAK」。超おすすめ。
ADWAKは19時以降に行くと満席になることが多いので予約必須ですが、タジンの味が他と全然違ってびっくり。なんていうか、すっごく「濃い」です。味じゃなくて、密度??

 

ぜひご賞味ください〜。

 

 

カフェはアッサン広場通りの「Café de france」と、ラアルージュ通り(通称郵便局通り)の「La Maison du Cinéma」(広場の中の青いお店↑)と、安定の老舗「Pâtisserie Driss」と、謎のたこ焼き屋!!

 

夜になると開店します…が!この日は「タコの日」ではなかった模様…。え?どういうこと?
「エビの日」でした…。中身が日替わりで変わるようです。笑
でも道具とか暖簾は「日本人伝承」と書いてあって(笑)なぜかソースが無いのですが、たこ焼きには違いなく…。
モロッコでたこ焼きっぽいものを食べる不思議な体験をしましたよー。

 

 

これは安定のドリス。モロカンスイーツのお店なので、全部甘いです。
日本の甘さじゃなくてヨーロッパの甘さとも違って、なんていうか砂糖をかじっている感じ?
ちょっとフレンチ入っているのでパルミエがあって美味しかったです。

 

 

あと、モロッコで「パンケーキ」っていうとこれが出てきます。これは「La Maison du Cinéma」。
手延べのパンっぽい四角いのと、たっぷりホイップバター、はちみつ。
遠くないんだけど…クレープに近いかも?(食感はガレット)

 

 

お宿の屋上から見た夕暮れ。
かなり高いので見通しがいいです。ちょっと海も見えるし、波の音はすごく聞こえます。
ちょうどミナレットからアザーン(お祈り)が聞こえてきて、そのお祈りがあちこちから聞こえてきて反響して、ひとつの命のようにエッサウィラの街を包みました。
イスラムのお祈りの時間は1日に5回あって、毎回これが響くのだけど朝と夕方は特に美しいと思う。
初めてこれを聞いたさくまくんも「美しい」と言っていました。
異文化ってその中に入ってみないとわからないことがたくさんあって、自分もここに来るまで「アザーン」に心をこんなにゆさぶられるとは思いませんでした。
モロッコはアラビア語でもモロッコ方言だからまた国によっても違うと思うのだけど。とても美しいと感じます。

 

 

リヤドのお隣のおうちが屋上で鳩を飼っていて、競技用かな?って感じで。
夕暮れ時に何度も何度も上を飛ばしていました。鳥って行く時も戻る時も何回も危険がないか旋回して確認してから戻るんですよね。
すみません…桐島がいたから警戒してたのかも。。。
夕暮れ時に旋回して羽ばたく鳩はなんだかとても美しかったです。
カモメはとにかくたくさんいたのだけど、カモメはヒューーーーってどこか行ってしまうからね。

 

 

たくさんの観光地を巡ったバルセロナから一転、のんびりしたエッサウィラを離れる時の夕暮れがものすごく印象的でした。マラケシュに戻る時と翌日スペインへ戻る時も一瞬すごい雨が降ったのですが、自分たちは濡れず。
ただただ、美しい光景だけを見せてもらいました。

 

 

モロッコ、マラケシュ=メナラ空港。できたばっかでものすごく綺麗!天井の透かしがまたにくい。。。

 

 

チェックインあとなのでとても身軽!真ん中にいるのはさくまくんです。
人はそこそこいますが、ものすごく混んでいる感じではないです。(入国審査がすごく混んでた)

 

 

さて、時間までスタバ(アラビア語表記読めない…)でまったりして。

 

 

悪名高き(?)RYANAIRでスペインはセビリャまで直行です!
チケット代3800円なんですけど…大丈夫かなぁ?とか話してたら、目の前に降りてきた飛行機からワラワラと乗客が降りてきて、終わったら我々がそのまま乗るようです。笑 バスか!?
なんか、そんなゆる〜い、「ちょっとモロッコ」でした。

 

次回はスペインに戻ります!今度はアンダルシア地方を巡りますよ〜。

 


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