アンダルシア巡礼1@セビリャ街歩き
モロッコのマラケシュから朝便でスペインはセビリャに戻ってきました。
1年ぶりのフランス語&スペイン語になんとなく馴れてきたような気がしないでもないのに、もう一回スペイン語です(元々馴れていないということにしておく)
スペインは入国審査がないというのは本当で(バルセロナだけかと思った)税関も何もない。でもバルセロナではパスポートにスタンプさえ無かったのに(出国はある)セビリャでは一応押してくれました。笑
うーん。なんか謎なシステム…。。。

セビリャといえばここ。大聖堂とミナレット。元々はモスクだった場所で、塔はアザーンを呼びかけるもの。後日入ります。
アンダルシア地方はすぐアフリカ=モロッコだからイスラム色が強い。

こういう入り口とか。モロッコっぽいと思う。
モロッコよりだいぶ繊細な鉄鋼ですけど。壁のタイルとかね。漆喰風のアーチとかね。
台湾に初めて行った時に思ったのが「ベランダに鉄格子!!!」と思ったけど、ヨーロッパは入り口(玄関)に鉄格子ですね。そうですね。防犯ですよね。
でもこれすごくいいなぁ。と思うのです。

中庭があるイスラム式のパティオ(回廊)があるおうちが多くて羨ましい。
涼を求めて…ということらしいのですが、この旅一番の暑さで桐島さくま、若干バテました…。

セビリャのお宿はこちら。「Hotel Las Casas de La Judería」です。今回の旅で一番ランクが高い(笑)四つ星!
で、お宿のレビューがどれも「迷路みたい」「宿の中で迷う」「部屋に戻れない」とあるのでどんなもんなのかと思ってたら、いくつかの建物を地下でつないでいるんですね…。これは…私設要塞みたいで萌える…!!
お部屋は一番奥の青い棟でした!嬉しい。
天井高い〜!爽やか〜!
やばい!ジェットバスついてるー!とテンション上がる二人。
(モロッコではお湯が出ないこともわりと日常なので…)
ルームキーも小さなものにもちゃんとデザインが入っててさすが四つ星と思いました。
そろそろ旅の疲れが出てくる頃かなぁ、とのんびりできるちょっといいお部屋にしたのです。

で、迷ってしまう件については簡単に解決。
裏口を教えてもらって、そっちから出入りすることにしました。こんな路地なんです。素敵。
うえから植物が下がっててとても涼しいのです!

石畳がぼこぼこで、注意して歩かないと足がグキっていってしまいそうな段差があちこちに。
そして、一方通行ではない道が多数…。ヨーロッパの縦列駐車はすごいですよね。

壁の色がバルセロナに比べて明らかにカラフル。
マカオを思い出しました。ポルトガルに近いんだなぁって思います。
通りの名前をタイルで貼ってあるのがわかりやすい。どんな小さな道でも全てに名前がついているから、道で場所を調べるそうな。だから日本みたいに「名前がない道」があることが信じられないんだって。
京都とかは道で住所がわかるけどね。それ以外は名もなき道ばかりだしなぁ。

スペイン南部はフラメンコの本場らしくあちこちに看板が出ています。
バル(酒場)とセットな感じ。きっと舞台で見るよりもこういう方が近くて生で見れるからいいんだろうね。

スペインでHは発音しないからホテルはオテルになって、Jはホと読む、というのを知って。
アルファベット自体は同じだからそういうルールを知ればなんとなくわかってくる。で、スペイン語はローマ字読みだから、ただ読むだけで一応通じるのがいい。
でもスペイン語とイタリア語とポルトガル語で会話をしてもなんとなく通じるっていうのは分からない…。笑

セビリャの街は観光通りにくまなく馬車が走ってます。
ほんとにくまなく、って感じであっちこっちに馬車!(…で、夕方になると結構臭い)
大聖堂までに並んでいて、主にスペイン広場への往復で乗る人が多い感じ。
でも中世っぽくてなんかいいなぁと思うのですよ(中世はこんな匂いだったのかもね…とか遠い目をしたりして)
気になって何回か通って撮影した路地裏のキリストさま。
こっちに来るとタイル画が急に多くなります。

お宿の隣が教会で、その壁にあるマリアさま。だいぶ派手ですが、こっちではマリアさまみんなこんな感じ。
ちょっとメキシコみたい、と思ったらメキシコもスペイン領でした。。。ね。
この色使い、独特です。

馬車が走っているかと思えばこんなフューチャーな路面電車が走ってたり。
もっとクラシカルな感じかと思ったらびっくり。

でもこういうまっすぐな風景はとても気持ち良くて、ちょっとだけ夢の中みたいで怖くなる。
綺麗な夕焼けを見ながら、次はセビリャの観光地巡りです。
- 2018.01.03 Wednesday
- 海外の旅の記録
- 18:21
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- by 桐島ナオ