プラナカン建築巡り+α@シンガポール散策

 

GWど真ん中に海外旅行に行くなんてなんてお金持ちなんだ…と思っていましたがチケットの取り方なんかで意外にいけてしまうんだな、と思って企画したシンガポール旅行。

写真好きが集まってワイワイ撮影旅行です。

 

いくつかに分けて記録していきますがこの旅で一番印象的だったプラナカン建築から。
まず、シンガポールは赤道直下の国で、位置的にはマレーシアやインドネシアに近くて。同じ緯度ではケニアのサバンナとかブラジルのアマゾンとかなので…暑いんだろうなぁ…と漠然とした気持ちで行ってきました。

 

プラナカンとはシンガポールにおける建築や文化そのものの名称で、マレー語で「ここでうまれた」という意味。
シンガポールはイギリスの植民地支配から日本軍の占拠、中国人、インド人、アラブ人の流入などを経て独自の文化を形成していて。その総称というか、完成形とも言えるのが「プラナカン」。

 

 

写真のこの場所はガイドブックなどにもよく載っているRUMAH BEBE(ルマ・ビビ)というプラナカン雑貨屋さんなのですが。とにかく外観が可愛い!(店内は撮影禁止です)

 

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なので、外からショーウインドウだけ撮影させていただきました。この色合いだけだと中国雑貨とベトナム雑貨を足して割った感じなんだけど。

 

 

引きで見るとこんな感じ。すごい青空です。
気温34℃くらいだったかな?この時が一番暑くて天気良かったです(この後凄まじいスコールが…)

 

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フィルムで撮影するとこんな感じ。これは久しぶりのLOMO100。
あぁぁ。。。やっぱディティール好きだなぁ!!と思わせるこの色合い。kodakEktarも嫌いじゃないんですがLOMOがあったらLOMOが一番好きでした。
日本で売ってないので香港で買ってきたやつです。自分で行った時も買ってやっぱもっと欲しくなってYURIさんに買ってきてもらってしまった!
Ektarは暖色系の色合い(特にオレンジと水色)が綺麗なんだけど、LOMOはそれよりキリっとしてて蒼と灰色もいい色を出してくれるんだよねぇ…。

 

 

RUMAH BEBEがあるカトン地区はちょっと外れた場所にあるのだけどタクシーでちょろっときてしまえばすぐ。
街並みを歩いているだけで被写体になるので、スナップ写真が止まらず…。

 

 

左から2件目。「FOR RENT」って書いてあるー。いいなぁ〜〜。
と思いながら撮影したのを思い出しました。笑

 

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フィルム版。

シンガポールは道路の道幅がかなり広くて綺麗なんだけど、右ハンドルだし左車線だからなんか日本と似てる。
お店とか自宅の先に一軒一軒ゴミ箱があったのが印象的。
大きな収集車が律儀に回収していたなぁ。

 

 

標識の色合いが爽やかな感じでイラストが使われている場所が多かった。
建物自体はイギリス風というよりも南部スペインとかポルトガル建築っぽい感じ。
マカオでもそういう感じの建物がたくさんあったけど、こんなに綺麗じゃなかったです…。シンガポール、なんでこんなにどの建築もピッカピカなんだろう…。

 

 

ピンク×赤のこの建物はちょっと中華な感じ。向かいの建物も中華レトロな感じで。
街路樹の影がすごいくっきり。

 

 

有名スポットのようです。シャーベットカラーのこの建築の地区はなんと個人宅のようで…。

観光バスが通りすぎていくのを何回か見たりインスタグラマー(笑)のおねーさんが自撮りをしまくっているのは見たけど…。

 

 

もしや日本でいう長屋?とか思ったりして。笑
いや、それにしては綺麗なんだけど。
色で区切られたお隣さんとの壁の薄さが気になる…。。。

 

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シーサー?狛犬?っていう獅子をいくつも見ました。
やっぱり世界はどこかで繋がっているんだな。

 

そんでもって、タイルの柄がすんごい乙女でどんな人が住んでいるのか気になります(おじさんだったりするわけで)

 

 

植物は別で纏めて記事にしますが。ジャスミンとブーゲンビリアを見ることが多かったなぁ。
このお宅は家のカラーリングと植物がとてもマッチしている。

 

 

で、この端のお宅は大きな樹があって像のオブジェがあって黄色と白の家だったのですが。
インド人が住んでいるのだろうか…と、単純に想像する桐島。

 

 

これは別の場所。戻ってきて市内の道すがらのプラナカン建築なのですが(なので雲行きがあやしい)右端のが白黒アリストランプ柄なのがものすごい可愛い…。

 

移動中のTAXIの中でスコールに合い、ラッキー…と思ったのですが。もしかしてあのスコールがこっちにやってくる?!と怯えながら移動したので写真はちょっと少なめですが。。。

 

 

急にスペインみたいな教会の路地。
もう、なんか素敵な位置に鳩が飛んでくるのでここぞとばかりにシャッターを押しますよ。

 

 

急に読めない文字が書いてあります。
ここはリトルインディアなのでサンスクリット語なんだろうけど、その文字が何文字なのかはわからない…。。。

 

 

カラフル…だけど、今までのプラナカンのカラフルとは違うカラフル。
色の配色の組み合わせが違うんだよね。

 

 

そして、ヒンズー教寺院。こちらに拝観させていただこうと思っていたのですが入れない時間でした…。。。残念。
ヒンズー教は仏教とちょっと似ていると思うのですが(神様とかがね)その配色とか構図とかが全然違うので不思議です…。

 

 

アラブストリートまで戻ってきました。なんかこの辺に来るとホーム感があります。(宿がこの辺だったので)
奥に見えるのがマジットサルタン。モスクです。金ぴかでまさにアラビアンナイト!な感じがするのですが、自分的にはこっちのモスクの方が好きでした。

 

 

お宿からほど近い青い小さなモスク。
行く前からチェックはしてたのですが地図で見るより近くてびっくり。

 

 

横から。
このアーチがイスラムな感じがします。ローマ風でもある。
アラビア半島、地中海からやってきたんだなぁ…と思いを馳せてしまう。笑
テラスのね、抜きの月と星も素敵なんですよ。砂漠の国では太陽よりも月と星がありがたいんだよね。

 

 

タイルに寄ってみました。建物全体がこのタイル。
こうしてみるとちょっと昭和な感じで懐かしい気がする…。お風呂場とか…。。笑

 

 

で、このランプを見た時理解しました。
「あ、アラブストリートのイスラム文化ってモロッコと違う!」と。

 

 

参考までに、こちら、モロッコのランプ。。。

 

行くまでは見分けがつけなかったけど、行くと違いがわかる。

中国の提灯と日本の提灯の違いが、欧米の方には分かりにくいのと似てるかも。

日本人には全然違うよ〜!って思うけど、外からみると結構わからない。

 

 

きっとトルコ風なんだろうなぁ。

どこもターキッシュ、って書いてあって。七面鳥?と思ったけど…違う違う。。

ちょっと似てるけどだいぶ違う。

 

 

トルコも行ってみたいなぁ〜と思いました。

この辺は観光客向けのお店も多いけどムスリム系のお店も多いので普通の方も多い。

ずらーっと布屋さんが並んでいるんだよね(ヒジャブ用)

 

 

 

 

さらに裏路地に入るとストリートアート。

タトゥーいっぱいのシンガポールのカメラマンだと言うおじさんに「こっちがいいよ」とおすすめされたのはおしゃれな場所。

 

 

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あれ?なんか代官山あたりにありそうなお店。

急に綺麗な通りになってびっくり。台湾でもこういうのあったなぁ。

 

 

若者が多くてちょっと物価は高いけど品質はいい感じ。

うーん。まさに代官山。

 

 

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汚いまではいかないけど発見して嬉しい。こういうごっちゃごちゃの配線が好き。香港の裏とかこういうのしか、ない。

ルールとかそういうの関係ないというか、今日電気がつけばいいんじゃん?みたいな。

日本でいったら良くない。んだけど、ここは日本ではない。

 

プラナカンに惹かれたのは、その「強さ」だったのかな、と帰ってきてから思いました。

 

 

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日本人て島国だから「ハーフ」を日本人じゃない!って言ったりするじゃないですか。

ミス日本とか、ハーフの子がなったりすると「日本人じゃないくせに!」という人がすごく多い。

 

もちろん他の国でもそういうのはゼロではないのだけど、日本は「皆同じ」が良しとされてきて他と違うことや異質な事が「怖い」、理解されないことがダメな事だという風な雰囲気があると感じています。

 

 

空港からのお迎えのTAXI運転手のおじさんにどこの生まれですか?と聞いたら、とても誇らしげに「わたしはシンガポール生まれさ」と自分を親指で指して言ったのが忘れられなくて。

自分は日本人であることをそんなに誇りに思えるだろうか?と思った。

そのおじさんは「シンガポールは綺麗だし、犯罪はないし、皆が親切であるよう努力している素晴らしい国だ」と話してくれた。

 

 

どんな生まれであろうとも、どんな文化が混じりあうとしても、今ここに存在している「存在」こそが全てでありその「国」そのものである。と。

様々な国の支配や思惑や文化が混ざり合ったとしてもそれは、私たちが作り上げた文化である、と。

プラナカンはそんな風にシンガポールの誇りのように思えた建築でした。

 

清潔で、不便なく、多様性があり、差別的な目線を感じない国、シンガポール。

この旗のように心から清々しい気分の国です。

 

シンガポール編、もうちょっと続きます。

 

 

 

 

東京キャットガーディアン×PhotoCafe桐島ナオ 月イチ*猫撮影会
次回は6月17日(日)↑

 

 


2回目の、澳門@教会巡りの旅。

時間が経ってしまいましたがちゃんと残しておきたいので記述しておきます。

1月のお正月に澳門に教会巡りに行って来ました。
2016年にも教会巡りに行ってるんですけど、行けなかった場所が多くて。リベンジです。
香港ももちろん一緒に行ってるんですけど先にマカオ書きたいので書きます!
移動はお馴染みのスターフェリー。日本から手配しているので並ばずするっと乗船。

 

 

今回は新年明けたばっかりなので新年仕様でした!…というか中国の旧正月は2月だからそれに向けて正月モードが高まっていく時期な感じ。(なので年末年始から2月までは香港はSALE!なのですよ…!!←それ目当てで行った)

 

澳門についたらまずはタクシーでこの教会に来るのはなんだか好きなルートなのかもしれない。

 

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(写真は前回のです。今回も撮影したけどほぼ同じなので)
Capela de S. Miguel Arcanjo(聖彌額爾小堂)です。有名ではないみたいで今回もTAXI運転手に伝わらず…「hotel?」と聞かれて「noooooo!Church!」というやり取りが。。。笑

 

 

今回はお葬式の直後?だったのかな。がらんとしてて誰もいなかったのですがお花がたくさん供えてありました。
使っている花がやっぱ南国だな、というか。なんか華やかで良かったです。
人の死を悼むというか、ここの物語性のある墓たちを見ていると追悼する人がいてこその、死なんだと。思ったり。
生きていることも死も、「認識」なのかなと思ったりしました。

 

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やっぱり、この像が気になります。綺麗なんだけど、哀しすぎる。

他のはけっこう綺麗系が多いです。鳥とかもいたりして。前回も気になったけど、やっぱり気になる。

 

そんな気持ちとは正反対に前日に買ったワンピースを着てはしゃぐ桐島。。。

 

 

 

 

 

だいぶ楽しそうです。
「本日はワンピースですのよ」的な。笑

 

さいご、自分で笑っちゃいました。

 

 

そのあとは望堂區創意產業促進會瘋堂十號創意園までお散歩して、仁慈堂婆仔屋のまだクリスマスな中庭とかポルトガル雑貨とかを堪能。
前回来た時は緑で茂ってたけど今回はさすがに冬なので一部枯れてます。でもこの廃墟みたいな感じも好き。

 

 

この中はハイソな感じで壁もきっちり綺麗。
なんか違う国に来たみたい。飾りつけはクリスマス!日本みたいにすぐ片付けないの、いいですね。

 

そして路地裏歩き。
澳門はカジノばっか有名だけどポルトガル建築と香港の路地裏みたいなごっちゃ煮雑居ビルが隣り合っている感じがたまらないのです。そして時々ある廃墟もいい。(だけど今回取り壊されているところでした)

 

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この廃墟とか。たまらない。壊してしまうのもったいない…けど台風とか来たら危険なんだろうな…うーん。
質感とか、とても好きで。これはフィルムで撮らねば…!となんか気合い入れて撮影。

 

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ふつーーーの住宅。マンションていうか雑居ビル的なアパートメント。
中華圏のこういう雑な感じ、すごーく好き。大好物。

 

葡萄牙駐澳門及香港總領事館の一本山側の裏道をのんびり歩いて、この辺でお昼を探してみるもなかなか良さげなお店がなく。
チラっと見て入った「彪記」という香港粥のお店(中華料理的な)が地元の人で溢れててなかなかいい雰囲気でした。近所のお店の人が昼休みにランチでやってくるような感じのお店。

 

 

決してすごく綺麗でもないし広くもないんだけど、一人英語もできるテキパキ働くおねーさんが席を作ってくれたり荷物を気にしてくれたりとっても感じがよく、美味しかったです。GoogleMapの評価が低いのは観光客だと思う…。

 

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(写真は2016年です。以下略)

 

そして聖母誕辰主教座堂(マカオのカテドラルです)に行って今回は中に入れました。

 

 

ペンタコちゃんは撮影するとき左右逆転してます。これは今回撮影してるファインダー。
この絵を見ているだけで美しくて幸せ。ほんと。

 

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熱心にお祈りしている方が多数いてとてもいい空気でした。
基本的に撮影はOKで、フラッシュNGな教会が多い。それはどこの国も一緒みたい。
日本は撮影禁止が多くて悲しいけど、熱心にお祈りしている時にフォーカス合わせる音が鳴り響きまくってたらちょっと嫌かも…とか考えてしまいました(切っててもシャッター音は響くけどね)
ここは監視しているおじさんがちゃんといて、近づける距離も決まってます(見学者は祭壇の近くまで行けないのですがそれがとても良いと思いました)強面ですけどとても親切なおじさん。

 

で、毎度の一大観光地、議事亭前地(セナド広場)はあまりの人混みにちょっと引く…。噴水の工事は終わってましたがまっすぐ歩けないというか渋谷みたいな感じ…。
とりあえずお約束のここは見ました。砂糖細工みたいでかわいい玫瑰聖母堂(聖ドミニコ教会)。

 

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(写真は2016年です。以下略)
今回横っちょにある仁慈堂博物館に入ってみたのですが(前回も気になっていた)ここ、ものすごいアタリです。美術とか民俗学好き、宗教美術好きだったらぜひ行ってみてください。館内撮影OKです。

 

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入り口は同潤会アパートみたいで、この前で撮影している自撮りガールが多いのですが…この中は貸切。
まぁ、自撮りする雰囲気じゃないですけど。笑

 

 

澳門におけるキリスト教関係の美術館です。
シノワズリ感が半端なく、これは貝細工で埋め込んだ十字架!!

 

 

中には入れないけど洋館みたいな作りのお部屋。
(なんか怖い感じがした気がする…)

 

 

つぼですよ。JHSの文字に梅!!曲がってるし!
なんか色々すごい。キシリア様に届けなくては…!!

 

 

これも好き。コペンハーゲン風(というか元祖はこっち)。
麒麟に乗っているのかなぁ…もしやイエスさま!?(まさかの東洋人説)
これ、好きです。似たお菓子の缶持っているんですけど…。。。

 

 

感動したのが、これ。
巨大なアワビの貝に掘られた「最後の晩餐」!!
これ、もっと有名になっていいすごい作品だと思うんですが…。。。うーん。
別の作品もたくさんあって、光るレースみたいでした。すばらしい。

 

セドナ広場を抜けてここから新ルート!

 

 

坂を登ります!かなりすごい傾斜!

この鶏、香港のポルトガル料理屋に居て謎に思ってたのですが、澳門に来たらすごくたくさんいました。
ポルトガルのシンボル的なお土産キャラクターなのですね…(ちゃんとお話があった)

 

 

聖奧斯定堂(聖オーガスティン広場)を抜けて(ちょっと坂道)、聖若瑟修院です。
漢字が書いてあるのが新鮮…!!

 

 

色合いがとてもいい感じなのですが、雨が降りそうでどんよりしているので彩度が…。
夏の日差しで見たら印象が違うんだろうな(でもすんごい暑い)

 

ちょっと下ると同じ色の建物。これは崗頂劇院(Dom Pedro V Theatre)の、壁。
色がいい。で、ルーヴァーの色がまたいい…。ビリジアン…。

 

 

で、正面のオペラハウス!おしゃれ〜!!

この砂糖菓子みたいな真っ白な紋章がシャーベットからーの外壁に映えます。

 

 

そこからさらに下るとクリームイエローの大きな教会。聖老楞佐堂(聖ローレンス教会)です。
ここは観光客ウェルカムな雰囲気でした。装飾とお庭の雰囲気的な。

 

 

完全にクリスマス!素敵。絵になるなぁ〜。

雪が降らないクリスマスってそれはそれでロマンチックな感じがします。降るといいね、って思っている感じがね。

 

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もちろん内部もクリームイエロー。優しい感じがする。スペインポルトガルのスパニッシュ系カラフル文化の中でもこの優しい色合いってどこの色なんだろう…。

 

 

天井は薄いペールブルー。ここだけみたらどこの国かわからない。御伽話の世界みたい。

とてもとても好きな天井です。
教会としては漆喰彫刻もないし天井画もないから地味なんだろうけど。この空気感は素敵。

 

 

ステンドグラスが少しはめ込まれていました。
一面のステンドグラスも素敵だけど、こういう場所にさらっとあるのもいいですね。
さて、そこからラストスパート!山の上にある主教山小堂を目指します…!!(ここが最終目的!!)

 

 

教会はこんな感じの街並みの中に突然現れるのでけっこうビックリします。

商業ビルがある地区もあるけど、半分以上はこんな感じ。

 

 

この高低差、わかりますでしょうか?崖っぷちのような高低差と階段。香港島と同じく階段と坂が多い!

急に視界が変わるので面白いです。

 

 

そして…この後はけっこうすごい坂で冬じゃなかったら死んでるかも…な坂の上は更に絶景で、なんかお高そうなホテルがあって気になったのですがMAPには表記がない…(写真はある)。どなたかの別荘??(すごい車ばかりでした)
小雨が降り出して不穏な雰囲気満載のマカオタワーです。
前回は出来てなかった香港と澳門をつなぐ海上道路も出来ていて…ピンクイルカのことを考えるとぐるぐるしてしまうのだけど。
それを言うと自分たちが乗ってきたフェリーもそれに加担している気がするし…。。。(ぐるぐる)

 

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目的の教会。この教会に会うために長い坂を登ってきました。一部修復がされていてきっとクリームイエローの教会だったのかぁ…とか思ったりして。修復されている箇所以外は完全に石の教会みたいになってます。

この、荒涼とした雰囲気に一目惚れだったので、ぜひ見てみたくて。

 

 

デジタル版で反対の階段を撮影するとこんなにボロボロです。
階段の一部が崩壊しかかっていて通行禁止ではないけど危険な感じ。

 

 

こういった文化財を守っていくことはとても大変だと思います。

澳門はカジノだけじゃなくて教会や他の文化財にも目を向けてくれているのがいいなぁ(できればもうちょっと自然環境や動植物にも向けて欲しい…)

 

2回目の澳門。Cathedral Parish側(北側)の教会はけっこう行きました!もし次があれば南のTaipa側にも行ってみたいなぁ〜。
お付き合いありがとうございました。

 

 


アンダルシア巡礼5@グラナダ アルハンブラ宮殿(ヘネラリーフェ離宮側)

 

 

アルハンブラ宮殿後半、前回の続きです!

 

モロッコはイスラム教国家なので街中に猫が溢れているというか、視界に猫が入らない事はないくらい猫が多い国なのですが(特に旧市街)スペインに来ると急に猫に会えなくなり猫成分が不足してきた桐島です。
アルハンブラ宮殿には猫がいるという情報を聞き、楽しみにしていたのですが…本当にいたーー!(嬉)
宮殿内にもいたし(実は前回記事のアラヤネスの中庭にもいる。笑)エントランス付近に特に多い(食べ物屋があるから)。
外猫の是非はあるけど、こういうイスラム建築に猫がいると本当によく似合う。(そして例外なく懐っこい)

 

 

ナスル宮を出てきたらこの日差し。パッキパキ。境界線くっきり。
アンダルシア地方はどちらかとうとモロッコの赤土の地域に近い感じなので、芳醇よりも焦土っぽいイメージ。
普通に撮影するとこんなことになります。。

 

 

そして、さくまがいるこの樹。藤の樹らしいのですが。中学生の時に同じ場所で撮影したらしく、同じポーズで撮影してみました。
もはや「顔を優先するか」「風景を優先するか」という2択の露出。笑
あえて合成やHDLせずに臨場感(笑)出してみました。笑

 

 

 

ともすれば日陰はかなり快適。

あちこちにこうした水飲み場(飲めないけど)や水路や噴水や池があって、涼感あります。

10月とはいえ日中は30度近くまで気温が上がるので日向はかなり暑いアンダルシア。

 

暑いのは覚悟で来ましたが、アルハンブラ宮殿の、特にこの庭は暑さも美しさで忘れます。

 

 

 

見渡す限りの、緑。

果実、樹木、花々、美しい草たち。

そして多くの鳥や魚や両生類。
楽園、という言葉が浮かびます。

 

 

 

たわわに実った柿の樹の奥にあったピンクは菊。

鮮やかなピンクが目につきます。時期らしく、あっちこっちにたくさん咲いてました。

 

 

 

また朝顔発見!

マーガレットと一緒に咲いてるなんて初めてみた。
こういうのも意外と可愛いなぁ、と思います。
心地よい風に蔓が揺れて気持ちよさそう。

 

 

大好きなスカビオサも。
茂みを除くと本当にいろんな花が咲いてて、ずーーーーーっと花を撮影できる、この庭。。。(危険)

 

 

段々造りになっていて、今は段が全て植物になっているのだけど。
昔はアルハンブラ宮殿を管理する貴族たちのお屋敷がたくさん立ってた地域。

 

 

写真に写ってるのはルリマツリと、その後ろは泊まったホテル「ホテルアメリカ」
ホテル自体は一つ星で設備も古いけどロケーションと価格が良すぎて超おすすめです(でも全部で17部屋しかないので半年以上前に予約することがほぼ必須)
アルハンブラ宮殿内の宿泊施設はホテルアメリカと、パラドールグラナダ。パラドールは五つ星で言わずもがな…。笑
ランチを食べにお邪魔しましたが最高に美味しく最高にお高かったです(日本よりは割安感)

 

 

使用人の抜け道だったのかな?と思う通路がいくつもあったりして。
ちょっと迷路みたい。
そして、ちょこちょこ花が咲いているの、最高に好き。

 

 

流れがある美しい池もたくさんあって、金魚が泳ぎ睡蓮が咲いています。
そうだよね…まだ昼間30℃になるんだもん。咲くよね…と。

 

空の青は日本の青と違って、セビリアンブルー。
水彩絵の具でずっと見てきたトルコブルーとも違う水色の、色が見えました。

 

 

敷地内に建っている教会の鐘に沿うように金魚と睡蓮。

 

古代ローマの円形コロシアムを思わせるカルロス5世宮殿やサンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会を見ると、不思議な錯覚を感じます。
イスラム教の人(こう括るのは好きではないのですが)からは「アルハンブラ宮殿は奪われた聖地。いつか取り戻す」と言われている場所である事を思いました。
それはメスキータも同じ。

 

アルハンブラ宮殿はムスリムの方を見かけました。
かつて自分の宗教の最盛を極めたと言われる宮殿を眺めて、何を思ったのか。
それぞれ、あるだろうから聞いてみたい。

 

 

人の流れが途切れた一瞬。
壁に大きく映った椰子のシルエット。本当に大きいんです。

 

ここは昔のスペイン式の小屋。
ちょっとイスラムな窓の形が可愛い。

 

 

中央の庭だけで一日居られそうですが、午後の目的地へ移動します。
ここ、アルハンブラ宮殿側ではなく向いの丘(徒歩15分くらい)にある夏の離宮と言われるヘネラリーフェへ!

 

 

移動中の花壇や植栽もとても見事で色々撮影しながら進むのですが、午後になって人が増えてきました。
(退出時間の制限はないのでそりゃそうですね…)
なので、全体の写真を撮ることが難しい。一部一部切り取ってみます。

 

 

綺麗に切り込まれた糸杉の迷路の中にある噴水!(撮影意図で上下逆転してます)
まるで不思議の国のアリスに出てくるみたい…と。さくまくんにモデルになって撮影させて貰ったのですが。

 

本当に偶然、一瞬のこの1枚だけ人がいなくなりました。笑
噴水の羽根が生えた迷宮の国のアリス。

 

 

ヘネラリーフェへ入るのに15分くらい待って(何回か団体さんが来てました)、その間に見えない水路を探検したり。
名前のない花に惚れたり。

 

その辺に生えている花を撮影して楽しむ、という贅沢。

 

アルハンブラ宮殿がこんなに素晴らしい花の庭園だとは思いませんでした…。
これは季節ごとに来たくなる…!!!

 

 

で、入ったらすぐこの景色!!
ヘネラリーフェ離宮といえば「アセキアの中庭」!!この景色!

 

水の音が反響して、花の匂いが立つ感じ。

 

もちろん、人が多かったのでこの場所から撮影するのもかなり待って(笑)人を10人くらい消してます。
アルハンブラ宮殿にオフシーズンというものはないらしくずっと混んでるみたい。

 

 

でもやっぱりこの景色はいい。単純に「すごい」って言いたくなる。
ヘネラリーフェ離宮はアルハンブラ宮殿よりも先に建設されて一番最初にネバダ山脈の水を引いている場所。
どこからそんな水が?ってくらい、ごうごう水の音がする個所もある。建物の前に灌漑施設に60年を費やしたというのは伊達ではなくて。砂漠から来たモロッコ人たちにとっては「水」こそが富と権力の象徴だったわけで。
もしかしたら黄金よりも美しい水の方が価値があったのかもしれない。
本当は、誰でもそうなんだけどね。

 

 

アセキアの中庭の回廊から見えるのはさっきまでいたアルハンブラ宮殿。絵画のような光景、とはまさにこれ。
山の中にいるしずっと水音がしてるので本当に心地よいです。
こんなところで昼寝したら召されそう。。。笑

 

 

ちょっと下は丁寧に手入れをされた庭になっていて、塀に使用人通路がありますね。こういうの好きです。
向こうの山はアルハンブラ宮殿からも見えたアルバイシン地区。
さらに奥の砦は外敵からの侵入を阻むもの。本当に見通しが良くてすごいです。
何世紀も難攻不落の楽園と言われたこのグラナダ。陥落しても、残されてて本当に良かった…。

 

 

手前の赤い花は柘榴。
柘榴はグラナダの象徴でもあり、グラナダそのものである、と書いてありました。

 

奥に見えるのはサンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会。隣の四角い建物はホテルアメリカ。
イスラム建築とキリスト建築が同居する不思議な光景。

 

 

上に伸びていた柘榴の枝は実になると重さで下を向いてくる。
宮殿内は本当に多くの柘榴があって、あちこちでぱっくり、実を晒している。

 

グラナダの最後の王(ボブディアル)は宮殿と民を守るためにカトリック王の捕虜になり、最後には無血開城。
これについては長くなるので割愛しますが、無血開城は歴史の中でも少ないのではないかと。

 

王は山間の土地にひっそり暮らしますがモロッコに亡命し、フェズで生涯を閉じたとか、噂だけ。
これが500年前くらいの事だから、まだ千夜一夜物語は続いているのではないかと、思ってしまうのです。

 

 

スペイン自体の情勢も、半分フランスが握ってるようなものだし。スペインだって4つの国に分かれる勢いなのは300年前からのこと。
人はどうして争わないでいられないのかと思うけれど。
争うからこそ文明が発展し、自身が信じる宗教のために建築を行うのだと。
頭で理解はしているけど…この景色を見ると、納得できて、納得できない。

 

 

門の上にライオン。足元には柘榴。スルタナの糸杉の中庭を出口から俯瞰したところ。
水の宮殿と呼ばれるヘネラリーフェはどこにいても水の音がする。

 

あと。この蔦がとても美しい。
アルハンブラ宮殿側は硬いヘデラで緑が美しかったのだけど(花が咲いて実がなってた!)、ここは紅葉?してて色彩豊か。

 

 

この壁を見たとき、「あ!サグラダファミリアの門!!!」と。思ったのです。(BLOGに書いてある慈悲の門)
紅葉はもちろん日本にもあるのだけど。直結びついたのは数日前に見た景色だからで。
モロッコのマジョレル庭園でもサグラダファミリアの大聖堂っぽい椰子の樹を見たり。

 

色々つながってゆく旅。

 

 

最後の王様ボブディアルが、スペインのイザベル女王とフェルナンド王にアルハンブラ宮殿の鍵を渡す時に「これは天国への鍵です」と言って渡した話が残っています。
本当に、ここは天国のようで、ずーっとここにいたくなる不思議な場所。

 

観光地として、世界中から人が集まってきていて。
毎朝6時に当日券を求めて百人以上並ぶって聞いて(いや予約をしなさいって話ですけど)毎日ここに七千人も来るのかぁ、って思います。
巡礼みたいだな、って思って。

 

何に対する巡礼かというと、歴史に対する巡礼かなと。

 

 

最後の写真はなんでもない通路。

 

たぶん、庭師の人の抜け道だろうけど、横をすり抜ける水の清らかさ、生えた緑の青さが眩しくて。
鬱蒼と茂る森のような赤土の大地を潤す水が、とても印象的でした。

 

人は水がないと生きられない。
人は食べ物がないと生きられない。
人は建築物がないと生きられない。
人は文化がないと生きられない。
人は信じるものがないと生きられない。

 

と、思った、この旅。

 

人それぞれ、異なるそれを少しでいいから分かち合って共有することを愛と言うのかな、と。
矛盾と共に考えてバルセロナへ戻り、パリから東京へ戻りました。

 

長々と数か月にわたって書きましたが、ゆっくり書いて良かったです。
「¡Hola!」と軽く声をかけて店に入る感覚、また味わいたいです。

 

 

 

とても、とても良い旅でした。

 


アンダルシア巡礼4@グラナダ アルハンブラ宮殿(ナスル朝宮殿側)

 

この旅、最後の地。イベリア半島でのレコンキスタ最後の地でもあるグラナダ、アルハンブラ宮殿にやってきました!

宿泊もアルハンブラ宮殿だったので(ホテルがあるんです〜!深夜のアルハンブラ宮殿近辺散策は幻想的!)お昼に部屋に戻ってベッドで休んでたりしてました。
と、いっても盆地のセビリャに比較して、ここ、グラナダ、特にアルハンブラ宮殿は山の上にあるから風が気持ちいいです。木陰に入ると心地よい風とすぐ横には水路があちこちに。

 

アルハンブラ宮殿は当日券は無理です。事前にネットで予約していきましょう。
桐島は予約開始日に希望の時間で予約出来ました。
一回入ってしまえばあとは何時間でもずーっと宮殿内にいられるので(以前はアルハンブラ宮殿側とヘネラリーフェ離宮側で時間制限があったようですが2017年10月現在はなくなっていました)ゆっくり出来るのですが、後述しますナスル宮は時間制限があり守らないと入場できないのでご注意ください。

 

まずはアルカサバへ。ここは城壁。まずは護りから攻めます。
気分はドラクエ。

 

 

時間帯が良かったのかあまり人がない瞬間が多く(それはこの時だけだったとこの後思い知る…)さくまに立ってもらったりして。

アルハンブラは赤茶と黄色が多いので空色コーデが映えますね。

 

 

日差しがものすごい強いので日除け装備のままですが(上着+防止必須)展望台にて。

綺麗な青空!

 

 

 

向かいに見えるのはアルバイシン地区。真っ白な壁が続く迷路のような街並みですが、レコンキスタ終焉の頃にはアラブ人の地で真っ赤に染まってみえたとか…。

アルハンブラ宮殿は血なまぐさいお話しかない美しい宮殿です。美しすぎると魔が入り込むのですかね。

 

 

壁の作り方が変わっててなんで石が刺さってんの…と思ったのだけど。それは床もでした。

 

アンダルシア地方。石が地面に対して垂直に刺さってます。
石畳、じゃなくて、あれ。。。。足裏健康ロード!!!!!

 

全部じゃないけど、足、疲れます。桐島さくまはこの旅もずっとブーツですが薄いスニーカーとか痛いのでは…。

 

なぜこんな健康的になっているかと言うと太陽の照り返しを乱反射させる為だそうです。日差しが強いからね。

 

あと。マンホールに「Alhambra」って書いてあって柘榴の絵があるのですが、柘榴はスペイン語で「グラナダ」。
柘榴はイスラム教の象徴とされています。
(だからセビリャ大聖堂で王様の杖の先に串刺しにされてたのですよ……)

 

 

こちらは街の方を眺めた景色。
緑が多くてびっくりします。
アンダルシア地方ってカラッカラなイメージだったのですが、アルハンブラ宮殿に来て印象がガラっと変わりました。
何処に居ても水のにおいと風の動きがあって、良い空気が流れている。
ここは、なんか違うと。思った答えのひとつがこの景色。

 

 

わ。シダが生えてる!!!と、驚きました。

シダを見たのはこの旅2回目。(1回目はバルセロナのグエル公園のトカゲ近くの水のところ)

 

アルハンブラ宮殿はネバダ山脈の雪解け水を宮殿まで灌漑用水として引っ張ってきています。その建設にまず60年かかったそうで。もともと水路の設計や水車や灌漑計用水の発展はイスラム教が強いから当たり前といえばそうなんですけど。

 

 

久しぶりの潤いのある鮮やかな緑の景色!!眩しい色彩です。

植え方が日本と違ってなんかすごいカラフル!!笑

 

 

 

 

これは壁面に咲いてるカロライナジャスミンと朝顔。

まさかスペインで朝顔を見るとは思わなかった!(しかも10月)

 

 

 

日本でもよく見る壁にへばりついてるこの蔦。ヘデラ。

アルハンブラでは、ほんとーーーーにもじゃもじゃになってて、数メートルの剪定をされていました。そして庭師に担がれてゆく姿を何回も見た。
10月は選定のシーズンらしく、あっちこっちで庭師が大忙し。
庭師、って響きがすごい好きで。いるだけでなんか、目が追ってしまいます。
宮殿内はものすごくたくさんの庭師がいました。広大だから当たり前なんだけど、でも手がちゃんと掛かってる庭は見ていて嬉しい気持ちになるのです。植物の気持ちになってしまう。

 

 

 

時間になったのでナスル宮へ。まずここはメスアール宮。重要なことを決めたり謁見室になったりもしたそうですが。改修に改装に爆破され、オリジナルはどんなものだったか分からないそうです。

天井の杉細工が綺麗だなぁ、と思います。

 

メスアールの中庭の自分の写真がなくて、さくまくんが撮ってくれた写真があるので掲載。
桐島が167cmなのでそんなに大きな扉ではないです。アラブ人ってもアラビア半島の人じゃなくてモロッコ人(モーロ人)だからね。以外と小柄な人が多いのです。
そして、移動中の回廊もとても美しいのです。

 

 

アラビアの幾何学細工に浮かび上がるアルバイシンの白家たち。
なんか、絵みたいな光景だなぁ、と。吹き抜ける風を感じながらこの景色を見ていました。

 

ネットで写真はいくらでも見えるけど、この風のにおいは忘れらんないな。

 

景色をただ「見る」ことと、歴史を「知る」だけなら現地に行く必要はなくて。
でも、実際にその場に、地球の反対側にまで行って実際に目の前にする意味は。
たぶん、他人が抜粋した羅列を受け入れるのではなく、存在するファクタというかマテリアル全てを「感じる」ことなのかな、と。

 

 

で、抜けると。あーーーー!!ここ!!と興奮してしまうこの景色。

コマレス宮のアラヤネスの中庭です。アラヤネスとは「天人花」のこと。両サイドに生えてる植物の名前。

 

この写真、無人に見えますが、あまりに人が多く、無人を待つのは難しいので20人くらいPhotoShopで消してます。笑
それでもツアーの団体さんがいないタイミングを見計らった一瞬で20人です。。。人、多い。

アルハンブラ宮殿の1日の拝観人数は7200枚だそうです。

多いとみるか少ないとみるか。

 

 

アラヤネスの中庭に面したバルカの間を抜けた、大使の間。宮殿の中で最も広い間、だそうけど。
人もすごかった…のは仕方ない!
だって、この美しさです。

 

金属みたいな輝き。ヒマラヤ杉を使った組み細工の天井はやっぱり宇宙を表している。イスラムは天文だ。
見ていると、吸い込まれそうだし、落ちてきそう。ずっと見ていたくなる。

 

 

動きながら見ると、瞬いているようにも見えたりして。
壁も美しいのですが、やっぱり天井を見てしまう。

 

 

壁にはアラベスク文様がびっしり。
この写真を撮るのに10分待ちました。笑

 

ほんとはもうひとつ右で撮りたかったけど…無理で。
みなさん「自分と風景」を撮りたいのですよね。でも桐島は「風景」を撮りたくて。
自撮りしてる人たちをじっと待つのですが、人がはけて来て「あ、この人が退いたら…」とカメラを構えると「きゃーー!!」って次の自撮り集団が来るというループ。。。。
同じ場所で一眼レフを構えてじっと待つ白人のおじさまと、思わず顔を見合わせて苦笑。。。笑

 

この一連の撮影待機はセビリャのアルカサルでもやりました。。。笑

 

 

何かのレビューで「セビリャのアルカサルを先に見て、アルハンブラ宮殿を後に見たら全く似たようなもので詰まらなかった。先にアルハンブラ宮殿を見るか、アルカサルを見なければ良かった」とあって。
まさに先にアルカサルを見てアルハンブラ宮殿に来た桐島は、自分がどう思うか楽しみでした。

 

結論としては、全くの別物。…と、いうか。アルハンブラ宮殿の格が違いすぎる。

 

セビリャのアルカサルはそれは素晴らしい建築だけれど、やはり「アルハンブラに憧れた建築」にすぎなかったのだと。
アルハンブラ宮殿は「理念」が違う。

 

風が抜け、水が流れ、植物が実り、人が護られる。

 

特に前者。ここにいるだけで、心地よい。本当に、心が洗われるよう。

 

もちろん、アルハンブラ宮殿自体の血塗られた歴史はすごいのだけど、どこもそんな歴史ばっかりだし。

それよりも、このすべての美しさを「欲しい」と感じたセビリャの王様の気持ちは非常によく分かります。

 

 

血塗られたといえば。個人的にはここ。改装が終わったばかりのライオンの中庭。

アラヤネスの中庭と同じくらい有名だと思います。このライオンの中庭に面した部屋は「二姉妹の間」「アベンセラーヘの間」「諸王の間」の3つ。

 

で、この中庭は頭のない騎士の亡霊が複数、夜な夜な頭を探して彷徨うという話があります。
その話というのが「アベンセラーヘの間」という場所で王様を守っていた「アベンセラーヘ一族」の騎士36人全員の首を、ここで切ったという話があるんです。切ったのは王様。
なんでもハーレムで囲っていた王妃の誰かと通じていたとか、なんとか。

 

元々ここはタイル張りだったらしく、砕けて石畳みになり、砂利になり、元のタイル張りに修復したらしいです。
さくまくんが子供のころに来た時は砂利だったそうな。

 

諸々の物語うんちくは来る前にW.アーウンングの「アルハンブラ物語」を読んでいたからです。笑
200年前に実際にここに滞在して執筆したアルハンブラ物語。アーウィングは「スリーピィホロウ」の原作の首なし騎士の物語の原作者。子供のころ読んで怖かったなぁ。。。
彼はこんなに綺麗になっていない廃墟同然のアルハンブラ宮殿に長期滞在し、伝承を聞き、調べ物をし、空想をして物語を執筆しました。アルハンブラ宮殿が世界的に有名になったのは、彼の小説が世に出たからと言われています。

 

 

で、すばらしいのはここ。すごい好き。
騎士虐殺のアベンセラーヘの間の天井(下にある水盆に血しぶきがあって、拭いても拭いても血が滲み出ると物語にあってほんとにあったw)なんですが、さくまくんとこの頃離れていたので一人でふらふら。
塗料が少しだけ残っていて、それが深い群青で。

 

うわ。ここ、青かったんだ…と、思ったら。ぐわっと目の前が青に見えました。
イスラム建築の中でもこのドーム状の鐘楼造りってすごく好き。(ムカルナスというそうです)
吸い込まれていくみたい。

 

意識が吸い込まれて、拡散して、自分に降ってくるような。

 

 

実際にはこんな色調です。これは諸王の間。
アルハンブラ宮殿はあちこちが現在も修復中で、発掘中みたいな場所もある。
綺麗にされた場所もあるし、まだまだこれからの荒野みたいな場所もあったりして。

 

でも、綺麗にしすぎないで欲しい。と、思ってしまう。
そして、全盛期がどんなに美しかったか。想像して、意識がふわっと、古代に飛ぶような錯覚。

 

見上げると、また青。

 

 

二姉妹の間の、天井。
二姉妹、っていうのは姉妹がいたわけではなく、2枚のそっくりな大理石が床に入ってたから。
姉妹どころか、ここには最大100人くらいの側室がいたハーレムだったそうです。

 

ハーレムって争いもなく、みんな平和で穏やかみたいですね。
結局争いってルールを敷いてそれを外れたところから湧いてくるような。
いや、争わせたいからレールにスイッチをつけるのかな、とか。レールに見せかけて誘導するのかな、とか。

 

美しさの定義は人間の愚かさ程度では揺るがないこと、建築は人間よりも遥かに長い時を存在して、人間を見ているのだと。
この美しい天井は、どれくらいの人間の眸を受け止め、降り注いできたのか、と。

 

雨の日か、雷雨の日に、此処に来てみたいな。と、思いました。
(首なし騎士に会いそうだけど…)

 

覗くと上がステンドグラスになっているリンダラーハの望楼。(入れないです)
二姉妹の間を抜けた先なのですが、リンダラーハの中庭が見えるようになっています。
リンダラーハはグラナダ王国最後の王ボアブディルの妃姫の名前。この中庭と部屋だけが彼女の世界の全てだった人。
でも、アラブ世界ではそういうの、よくある話ですね。
女性は外に出ない。大事にされている、という事なのだと聞きますが。
この中庭だけはさすがに嫌だけど、アルハンブラ宮殿全部だけだったら、それはちょっといいなぁ。と思ってしまう。笑

 

 

ささ。お嬢様。次はお庭へ行き、向いの離宮ですぞ。
アルハンブラ宮殿後編、素晴らしきアラブの庭と夏の離宮「ヘネラリーフェ」へ続きます。

 


アンダルシア巡礼3@コルトバ メスキータと路地裏散策

 

連泊をして良いホテルを満喫してからの早朝出発!(といっても7:30。スペインはまだ薄暗い中)

ホテルの裏口にタクシーを呼んでもらって駅へ。セビリャ駅からAVE(スペインの新幹線)に乗ってコルトバへ。
チケットはネットで予約せず、前日夜に駅へ直接買いに行きました。当日は満席近かったので少なくとも前日購入がいいかも。
と、いうのも窓口のお兄さんがとても良い方で「特急券」を買おうとしたら「5分しか違わないのにこっちがすごくお得だよ。僕ならこっちにするかな」とサラリ、と良い電車の提案をしてくれてお得に乗れたのです。
微妙な時間まで時刻表ではわからなかったのでとても助かりました。
アンダルシアの人はなんか色々親切に話してくれる人が多い気がします。

 

そして車窓風景(オリーブ畑が続く荒涼とした大地)にレンブラント光が射して、眺めているうちにコルトバに到着。
1時間もかからないので早いです。

 

で、コルトバ駅でそのままバスターミナルに行き、数時間後のバスを予約。
なんか窓口がいくつかあって(4〜5??)一か所にすごく並んでいて、待つのが嫌なので誰も並んでいない窓口のお姉さんに「グラナダ行く?」って聞いたら「行くわよ。何時のバス?今?」と普通に返されたので…みなさん何処へ行こうとしてたのか…。
で、桐島が「グラナダ行くって〜」とさくまの分までチケットを買うと並んでた人たち(20人くらいかなぁ)が「まじか」「まじか」ってこっちのカウンターに並び始めたのが面白かった…。
並んでいるとそっちに行ってしまうのはどこの国でもある心理なのかなぁ??笑

 

 

で、着きました。メスキータ。
入場チケットは全く並んでおらず、その場で購入。入場は20人くらい待ちました。

 

で、入ったらこれ。
わーーーーーー。

 

 

スペインで世界遺産ばっかり行ってて何が世界遺産か分からなくなってきても、ここは行きたかった。
元モスクを改造しまくってモスク部分を残したまま大聖堂として使ってる、メスキータ。
メスキータって、アラビア語由来のスペイン語で「モスク」なので本来のままです。正式名称は「聖マリア大聖堂」。

 

そして、この2枚は最初に作られたモスク部分。
アブド・アッラフマーン3世が施工を命じた一番最初の部分(日本の平安時代くらい)

 

メスキータって増築に増築を繰り返しているから、同じに見えてこのアーチが全然違うのですよ。
もちろん修復はしているだろうけど、ここが最古の部分。
赤白なのは赤いのが煉瓦で白いのは石灰岩。どちらも再利用資材で数がなかったから組み合わせたとか。なので、この最初に作られた部分だけは遠く離れた古代ローマ王国の建材とイスラム前の西ゴート王国の素材MIXなのです。
「アーチと円柱の森」と言われた薄暗い空間。アンダルシアではこんなに暗い森はないと思うから、不思議です。
さらに、グラナダは地震がある国なので、このアーチによる構造によって耐震構造になっていると…!!
すごすぎる…。。。

 

 

進むと増築部分に行きます(日本はメスキータ改装中はずっと平安時代)
アーチが下まで全部赤になってない部分があったり、天井の装飾はここが一番綺麗(草花っぽい感じ)で、ライトの形も違う。
当日は蝋燭が並んでいたんだろうなぁ…と思うと幻想的…。

 

 

で、さらに奥に行くと煉瓦じゃなくて赤く塗っている場所とか出てきてて。
まぁ見た目だけ似せればいいんじゃね?な精神が意外とそんなもんでいいのか…と、面白い。

 

 

で、ど真ん中部分に突然これです。大聖堂!!!

 

聖歌隊席の真ん中から広角で撮影したので左右にパイプオルガンがそびえ立っています。
正面にはキリスト、天使、聖人たちの彫刻が勢ぞろい。

 

あまりに、明るく、白く、ぶわっと、こっちの世界に出たので頭の中真っ白になりました。

 

この日が、「コロンブスの日」で午後からメスキータが閉鎖されて式典が開催されるのでその準備が行われていて。ちょうどパイプオルガンを弾いていたんですね。
パイプオルガンは素敵だったし、大聖堂も素敵なんですけど。なんか、すっごく怖かったです。

 

場所の印象があるのかもしれないけど、「制圧」って感じがして。空間に「圧」を感じる。
…でも宗教ってそういう面もあるのかもしれないと思いました。

 

 

イスラムアーチをふさいでドアにした門がたくさんありました。
左はモロッコで見たカスバに似てる気がします(水飲み場だった)

 

 

照明じゃなくて、自然光で輝いて見えるこの場所は、メッカの方角を示すアーチのくぼみ、「ミフミブ」
なんていうか、ものすごく惹きつけられて、美しい。と思いました。
イスラムは偶像崇拝を禁じているので祭壇に像などなく、コーランの文字だけが美しく並んでいます。イスラム教から地理学、物理学、化学、数学、医学、薬理学、建築学、言語学や天文学が育ったと言われてるだけあるなぁ、と。
当時はキリスト教徒やユダヤ教徒が学びにイスラムの都に留学してたそうで。
なんか、全部そういう風にならないものなのですかね。
宗教は違っても学び合えるってすごく素敵な関係だと思う。今でも平和な地域では出来ているけど、そうじゃないとこでは人種や性別なんかで差別があったりして。
あ、同じことなんだな、と改めてこの対比する二つの宗教を見て、思ったのです。

 

 

そして、見上げるとこの世界。
既視感……あ!バルセロナのグエル邸だ!!

 

これは「マスクラ」という八角形のドーム。
交錯し合う光に浮かぶ文字と光。ほんっとにスポットライトみたいに美しく輝いているんですけど、これ、光学計算に則って建築されているそうです(光学の第一人者はイスラム)
いや、もうほんとに美しくて。ただ、ただ、ため息。

 

なぜバルセロナのグエル邸を思い出したかというとこれを見上げた時に「宇宙」を思ったからです。
天体というか、遥かなる広がり、光の反射、むしろそこから光が生まれているような、錯覚。
モスクは「宇宙=全能」もイメージしている面もあります。

 

 

そして、やっぱり、どうしてもぬぐえない何か。
セビリャの大聖堂の恐怖を引きずっているような気がしてならないのですが。
メスキータの大聖堂部分が、とても怖いものに見えてしまいました。
大聖堂が怖いって、まぁ、自分の宗教じゃないから異様なものに見えることはあるのですが。いくつもの教会では感じたことがない違和感をここでも感じました。

 

でも、当時のスペイン人の人たちもこのメスキータが美しいと思ったからこそ、壊さず残しているからであって。
そこは認めているんですよね。うーん。

 

 

さて。重苦しい空気になってきて、コロンブスの祭典が始まりそうになり追い出された桐島さくま。
もうちょっとゆっくりしてからランチにしようと思ったのでお店がやってない!(こちらのランチタイムは14:00〜)じゃぁ町歩きをしてみようと、コルトバの町をあっちこっち探検!

 

セビリャの真っ白な壁に対して、ちょっと茶色と赤のレンガの壁が増えてきました。

 

 

奥の家とか完全にメスキータな感じ。笑

 

スペインのアンダルシア地方は「イスラム文化が残る街」と称されることが多いのですが、ここコルトバはさらに言えば「ユダヤ教」文化も混じった街。

 

 

この街の見どころが、この壁につけられた鉢なんですが。
これ、ユダヤの文化なんですよね。イスラムにはこの文化はないです。で、この様式を見たことがある街が近くにありました。
去年に行ったモロッコの山の中にある隠れ里、青の街「シャウエン」です。(その時のBLOG
シャウエンはここコルトバで迫害されたユダヤ教徒がアフリカ大陸に逃げて、山中に作った隠れ里なんですよね。海峡を越えてお向かいさんだけど、実際に文化としてみると感慨深いです。

 

 

街角にいる中世の衣装のおにーさん。お馬さんも一緒に記念撮影ができます。
この方々はモロッコみたいに撮ってもお金を請求されません。笑
観光教会の人とかなのかなぁ??

 

 

個人的に、とってもとっても、素敵だと思った場所。
爆発するように咲いているブーゲンビリア!!!

 

こんなに巨大化してるのは初めてみました…!

 

 

さくまが並ぶと大きさがわかります。
引くと規模感がわからなくなるけど引かないと全部が入らない、ちょっと遠近感が仕事を放棄しているやつ。

 

 

一部だけ切り取るととっても可愛いです。笑

 

この路地裏素敵だったなぁ。お屋敷の入り口みたいでした(そうだったのかも…)

 

 

モロッコからスペイン大陸に戻ってきて感じたのは「猫が足りない…」でした。
視界に猫が入らない事がなかったモロッコに対して、スペインには猫がいない!!!
いても室内飼いなのかなぁ?と思っていたら窓辺でひょっこりしている黒猫くんに遭遇。コルトバ唯一の猫人でした。

 

 

で。これ。コルトバの街のあちこちにあったベンチなのですが…どこかで見覚えが…。。。

 

…!!!!あーーーー!!!モロッコのエッサウィラの港にあったベンチだ!!!と。
この度では写真は撮ってないのでさくまくんに説明しても信じてもらえず(というかあまり聞いてない)、とりあえず撮影し帰宅してから検証しようとHDをみてみたら…

 

 

1年前のモロッコ写真!

 

やっぱりーーーー!一緒だし!!

 

他の都市では見かけなかったので理由はよくわからないのですが…なんでモロッコにこんなお洒落なベンチが??と思ってた謎が少し溶けたような気がしました。

 

そして、夕方にはバスで移動!駅にタクシーで戻り、最後の地グラナダはアルハンブラ宮殿へ向かいます!

 


アンダルシア巡礼2@セビリャ 歴史建築巡り

 

まずはここから。歴史的かというと古くは無いけど、普遍的な「スペイン的」ではあるスペイン広場。

さくまくんが行ったことがあると言ってたけど来てわかったのは、ここじゃないということ。笑
スペイン広場はセビリャにもマドリードにもあって、どうやらマドリードの方だったようです。

 

まずは定番の、観光客的構図。
とにかく広くて、、、、端から端まで歩くと結構疲れる。

 

 

ぐるっと池があって水鳥がいたり、不忍池みたいなボートがあったりします。。。
この時はもうそろそろ夕暮れ。気温30度近く。
セビリャがこの旅で一番暑くてしんどかった気がします…。さすが、スペインの京都と言われる最強盆地…。

 

 

モノクロで撮りたくなる洋鉄鋼。レースアイアンとも言うらしいです。なんて素敵な響き。
この硬い感じがすごく好き。

 

 

このスペイン広場というのは1929年のスペイン万博の時に建築されたもので、当時流行っていたムハデル様式(アラビア風味ってこと)があちこちに採用されていて、なんていうか明るい雰囲気。
この大きな階段でトレモロ技法(アルハンブラの思い出で有名なアレですよ)でギターを弾くおにーさんがとても絵になるので人がいなくなった一瞬を狙ってみた。ほんとに一瞬。。。

 

 

場所は変わって、今度は世界遺産であり世界で3番目に古いセビリャ大聖堂へ。

 

 

アーチ越しの大聖堂の、塔。
バルセロナの大聖堂がとても綺麗な場所(心地よい場所?)だったので期待していたら、ちょっとダメな場所だったかも。

 

 

綺麗ではないわけじゃないけど。なんていうか、圧迫感…。
重厚感かな、と思っていたのですが。自分の気持ちの持ちようでもあり。
この大聖堂を立てた理由や意味を知ってしまったから、というのもあります。

 

 

高さ20M、2tもの金を使って作られた祭壇。
それはそれはすごいのだけど…すごいけど、この金、どこから来たの?
コロンブスって新大陸を発見しました〜!って世界史で習うけど、発見した後、何をしたの?

 

 

人間の歴史は血で血を洗うものが多く日本だって例外ではないけれど。
祈りを捧げる神聖な場所が血塗られたものであることは、なんか、納得ができない気がして。
いや、でもそれは勝手な押し付けでしかないのか、とか。
ぐるぐる。

 

 

コロンブスの墓があります。
4人の王様が担ぐ棺の下には突き刺さったザクロ。
モーロ人(モロッコ人)によるイベリア半島侵略を制圧した印。ザクロは「グラナダ」という意味なので、最後のイスラーム抵抗の土地であるグラナダを征服したぜ〜!という意味。

 

 

大聖堂には儀式の時に使う金ピカの宝物庫がたいていあるのですが、ここの規模感が結構すごくて。
あっけにとられてしまうのと、だんだん背筋が冷えてきたような。

 

 

規模感も大聖堂としての装飾もとにかくすごいんだけど、知ってしまうと、怖いと思ってしまって。
モノクロでしか撮っていないものがほとんど。
(この旅JPEG記録なのでほんとにモノクロしかないw)

 

 

春のお祭りに使うと言われている真っ白な蝋でできたマリアさま。
もーーーー怖いようにしか見えない。。。笑

 

子供の頃、怖い話を聞いて眠れなくなる子供でした。。。

 

 

大聖堂の隣には塔があります。
この大聖堂はもともとモスクだったのね。それを壊してモスクよりもでっかい大聖堂を立てちゃる!って作ったのだけど、モスクにつきもののアザーンを呼びかける塔はそのまま教会の鐘を鳴らす塔へ再利用しているのです。
これは床の大理石の絵。綺麗だなぁ、と思って人がいなくなるのを待ったのだけど、金祭壇の前だったのでみんな祭壇に夢中でなかなか撮れず。

 

 

塔は階段ではなく、ゆる〜いスロープだったのでのんびり登ってきました。
半分は工事中だったので向こう側には鉄骨が。

 

 

上からの展望!!
はーーーーーーーー。。。ってため息。
ちょっと、ようやく深呼吸できた感じ。

 

そして、真ん中あたりにあるピンクの気がきになって。写真を撮っていたら隣のおばさまにフツーに英語で「あの木は何?何の施設なの?」と聞かれまして。いえ、どーみてもただのアジア人観光客でしょ…と思いつつ「アルカサルですよ〜」と答えてしまう自分…。(脳内GoogleMAP動作中)お役に立てて何よりです…。

 

 

で、そのアルカサルにやってきました。
このピンクの木が入り口だったんですよね。フイリソシンカ?(洋紫荊?)っぽいけど…。。。

 

 

ひとつの花がこんなにおっきいんですよ。。。こんなに大きくなる木だっけ??
さくまくんと一緒に木を撮影したかったのだけど、規模感が違いすぎて一緒に撮れませんでした。。。

 

 

アルカサルはポルトガル建築っぽいスペイン建築(察して〜〜)なのですが…作られた理由はこれ。

 

 

あれ?アルハンブラ宮殿?!って作り。
当時の王様がグラナダのアルハンブラ宮殿のあまりの美しさに「わしの街にも欲しい!」と、職人を集めて再現したそうな…。
なんていうか、すごい再現クオリティ…。
↑この写真はPhotoShopで人間を15人くらい消しています…(笑)

 

 

この天井とか!すんごい!
見上げているのか、見下げているのか、吸い込まれそうになる。
宇宙をイメージしたと隣のガイドを聞いて納得。笑

 

まんま、アルハンブラ宮殿!なのですが…実は明確な違いがあり。

 

 

このレリーフもそうなんですが。動物や鳥や紋章があしらわれているんですよね。
アルハンブラ宮殿はイスラームのお屋敷なので幾何学模様とコーランの文字以外は使われていません。
そういう違うを見つけるのは面白かったなぁ。
行く前に日本のレビューで「アルハンブラ宮殿の前にアルカサルを見ていたので、アルハンブラ宮殿は全く同じで面白くなかった。正直、どちらかでいい」と書いてあったので、アルハンブラ宮殿が逆の意味で楽しみになってしまった。

 

 

日本でも見かける好きな花が咲いているととても嬉しくなる。
バルセロナでも見かけたルリマツリ。

 

 

とにかく暑くて、ふたりしてばててしまいました。。。
庭園内は広くて美しくて暑くて暑くて暑くて…。ぐるぐる。

 

10月でこれだから真夏は死んでしまうのではないかと。
一番暑い時間が17時〜20時というのもびっくり。それってシエスタの時間なんですよね。
日本とは全然違う暑さ。シエスタなんて素敵すぎる〜いいなぁ〜と思っていましたが、こりゃ無理です。
ホテルに戻って、さくまは寝てました。

 

そして、桐島はペンタコに装備を持ち替え夕暮れのセビリャの街並み散歩に出てきました。
セビリャは旧市街のど真ん中に宿泊したのもあるけど新市街はすんごく車道が広くて都会。

 

 

翌日は特急電車でコルトバへ移動なので駅にチケットを買いに行ったり、コインランドリーに行ったりして。
スーパーでまたフエを買ったりスペインビールで乾杯したり露天のものを買ったりして楽しんでました。

 

次はコルトバに立ち寄ってそのままグラナダへ向かいます!

 

 


アンダルシア巡礼1@セビリャ街歩き

 

モロッコのマラケシュから朝便でスペインはセビリャに戻ってきました。

1年ぶりのフランス語&スペイン語になんとなく馴れてきたような気がしないでもないのに、もう一回スペイン語です(元々馴れていないということにしておく)

 

スペインは入国審査がないというのは本当で(バルセロナだけかと思った)税関も何もない。でもバルセロナではパスポートにスタンプさえ無かったのに(出国はある)セビリャでは一応押してくれました。笑
うーん。なんか謎なシステム…。。。

 

 

セビリャといえばここ。大聖堂とミナレット。元々はモスクだった場所で、塔はアザーンを呼びかけるもの。後日入ります。
アンダルシア地方はすぐアフリカ=モロッコだからイスラム色が強い。

 

 

こういう入り口とか。モロッコっぽいと思う。
モロッコよりだいぶ繊細な鉄鋼ですけど。壁のタイルとかね。漆喰風のアーチとかね。
台湾に初めて行った時に思ったのが「ベランダに鉄格子!!!」と思ったけど、ヨーロッパは入り口(玄関)に鉄格子ですね。そうですね。防犯ですよね。
でもこれすごくいいなぁ。と思うのです。

 

 

中庭があるイスラム式のパティオ(回廊)があるおうちが多くて羨ましい。
涼を求めて…ということらしいのですが、この旅一番の暑さで桐島さくま、若干バテました…。

 

 

セビリャのお宿はこちら。「Hotel Las Casas de La Judería」です。今回の旅で一番ランクが高い(笑)四つ星!
で、お宿のレビューがどれも「迷路みたい」「宿の中で迷う」「部屋に戻れない」とあるのでどんなもんなのかと思ってたら、いくつかの建物を地下でつないでいるんですね…。これは…私設要塞みたいで萌える…!!
お部屋は一番奥の青い棟でした!嬉しい。

 

 

天井高い〜!爽やか〜!

 

 

やばい!ジェットバスついてるー!とテンション上がる二人。
(モロッコではお湯が出ないこともわりと日常なので…)

 

 

ルームキーも小さなものにもちゃんとデザインが入っててさすが四つ星と思いました。
そろそろ旅の疲れが出てくる頃かなぁ、とのんびりできるちょっといいお部屋にしたのです。

 

 

で、迷ってしまう件については簡単に解決。
裏口を教えてもらって、そっちから出入りすることにしました。こんな路地なんです。素敵。
うえから植物が下がっててとても涼しいのです!

 

 

石畳がぼこぼこで、注意して歩かないと足がグキっていってしまいそうな段差があちこちに。
そして、一方通行ではない道が多数…。ヨーロッパの縦列駐車はすごいですよね。

 

 

壁の色がバルセロナに比べて明らかにカラフル。
マカオを思い出しました。ポルトガルに近いんだなぁって思います。
通りの名前をタイルで貼ってあるのがわかりやすい。どんな小さな道でも全てに名前がついているから、道で場所を調べるそうな。だから日本みたいに「名前がない道」があることが信じられないんだって。
京都とかは道で住所がわかるけどね。それ以外は名もなき道ばかりだしなぁ。

 

 

スペイン南部はフラメンコの本場らしくあちこちに看板が出ています。
バル(酒場)とセットな感じ。きっと舞台で見るよりもこういう方が近くて生で見れるからいいんだろうね。

 

 

スペインでHは発音しないからホテルはオテルになって、Jはホと読む、というのを知って。
アルファベット自体は同じだからそういうルールを知ればなんとなくわかってくる。で、スペイン語はローマ字読みだから、ただ読むだけで一応通じるのがいい。
でもスペイン語とイタリア語とポルトガル語で会話をしてもなんとなく通じるっていうのは分からない…。笑

 

 

セビリャの街は観光通りにくまなく馬車が走ってます。
ほんとにくまなく、って感じであっちこっちに馬車!(…で、夕方になると結構臭い)

 

 

大聖堂までに並んでいて、主にスペイン広場への往復で乗る人が多い感じ。
でも中世っぽくてなんかいいなぁと思うのですよ(中世はこんな匂いだったのかもね…とか遠い目をしたりして)

 

 

気になって何回か通って撮影した路地裏のキリストさま。
こっちに来るとタイル画が急に多くなります。

 

 

お宿の隣が教会で、その壁にあるマリアさま。だいぶ派手ですが、こっちではマリアさまみんなこんな感じ。
ちょっとメキシコみたい、と思ったらメキシコもスペイン領でした。。。ね。
この色使い、独特です。

 

 

馬車が走っているかと思えばこんなフューチャーな路面電車が走ってたり。
もっとクラシカルな感じかと思ったらびっくり。

 

 

でもこういうまっすぐな風景はとても気持ち良くて、ちょっとだけ夢の中みたいで怖くなる。
綺麗な夕焼けを見ながら、次はセビリャの観光地巡りです。

 


ちょっとモロッコまで@エッサウィラでのんびり(猫の獣医さんのことも)

 

マラケシュからSupratoursで4時間。アフリカ大陸の西端、大西洋を望む港町エッサウィラにやってきました。

エッサウィラは1年前にも来ているので街の詳細は前回の旅を参照ください。(「モロッコ旅の記録11」「モロッコ旅の記録12」)今回は見たこととか思ったこととかを載せていきます。

 

日程はほぼ前回と同じ10月上旬。モロッコ的には雨季なのですが、前回よりも降雨に遭いまして。
Supratoursを降りた時にみるこの光景も雲が多い。

 

 

城壁の外側にあるお花畑。リゾート感満載。
マラケシュからやってくると「空気が動く」感じがとてもよくわかります。内陸にいると本当に埃っぽいというか、マラケシュは排気ガスとかもすごい。さらに城壁の中だと空気が淀んでいる感じ。
さすがに港町は風が強くてこの辺は遠浅の海だけどちょっと行くとサーフィンのメッカらしい。

 

 

お馴染みのポーター(リヤカーですけどね)のおじちゃんにスーツケースを持ってもらってお宿まで。
お宿も前回と同じくRiad Baladinさんです。(Booking.comはこちら
あとでちょっと掲載しますが詳細は前回の日記を参照ください(「モロッコ旅の記録13」)

 

 

エッサウィラはリゾート地だけどマラケシュほどの観光地でもなくてモロッコの日常がきちんと混ざっているのがいい。お土産モノも値札がついてる店が多い(モロッコは基本値段は交渉で決まるので値段はあって無いようなもの)からちょっと楽かも。
こんな日用品売り場とか、色が昭和な感じですごく好き。そして、猫。。。

 

 

基本、店先には猫がいます。(店の中にいることも勿論ある)
視界に猫が入らない事が少なくて猫がいることは普通すぎる日常で。イスラム教の国にくるとそれが一番嬉しいかも。

 

 

絨毯売り場にも猫。今回は雨が多かったので、あまり大きく広げているお店がなかったのですが、広げればすかさず猫が乗ってきます。。。これ、売り物なんだけどなぁ…と笑顔になる。
今思うとこの青いのとても可愛い。。。

 

 

猫たちは去年来たばかりなので、知った顔もいてとても嬉しく。
「お。お前やっぱりここにいるな〜」って嬉しくなったりして。耳カットしている子は去年よりもぐっと増えました。

 

 

エッサウィラは白と青がテーマカラーなので扉は基本青が多め。
黒猫が絵になる。

 

 

見上げると高い城壁と空とカモメ。
細い空に雲が美しい。
雨雲が迫っていて、雲が黒いのわかりますか?このあとざっと降りました。

 

 

路地裏の絨毯屋はこんな感じで商売しているので雨が降ると困るわけです。
一年のうち、雨の季節はこの時期だけであとはカラッカラ。夏は50度近くなるけど内陸に比べたら全然過ごしやすいみたい。さすがに真夏に来ようとは思わないけど。
エッサウィラは本当にのんびりしていて、ヨーロッパからのお客さんがとても多い。
マラケシュであんなに見かけたアジア人は4日間の滞在中自分たち以外2人しか見ませんでした(それも日中のみ)

 

 

日差しは強いけど洗濯物がよく乾きそう。
室内は乾燥する前提で作られているので、この時期はちょっと湿気っぽい。
(でも日本の梅雨に比べたら全然…)

 

 

港の方に行くと猫が増えてきます。
綺麗なグレーのハチワレ。カメラを全然怖がらない子ばかり。動じないか、寄ってきてしまって困る。

 

 

床のタイルのブルーと同じ瞳の色の子猫。
三毛の子の目がぐしゅぐしゅしていて、守ってるみたいだった。
この子の目が心配で、うーん…母猫は…と周りを見渡していたらもっと症状がひどい子がいて目についたら、おじさんがひょいと摘んでスタスタ歩いて行くではありませんか。
え?え?もしや…いや、どうするんだろう…。。。と、思わずついていく桐島。

 

 

するとおじさんは子猫にバケツの水を飲ませていました。
…あれ?この人もしかして…と、声をかけると。

 

 

やっぱり!!白衣!!!
「わたしは新市街で獣医をしているのだが、旧市街の猫の保護活動をしているんだよ。ほら、この子には目の薬とおなかの薬を与えている」
と、説明してくれました。

 

 

「この子にも薬が必要でね、ここに2匹いるよ」と、背中にもくっついているのがいます。
どうやら増えすぎた猫の去勢と子猫の病状改善活動をしているようで。

 

 

「こっちにはまだミルクが必要な子猫がいるんだ。暖かくしてやらないとね」とミルクベビーが。
丁寧に説明していただき、エッサウィラの猫事情を改善したいとまっすぐ目を見てお話しいただきました(英語が堪能な方でよかったです…。笑)
保護猫活動は寄付を受け付けているとのことだったのでその場で寄付をしてきました。
おじさんは港のバーベキュー屋台のちょっと奥の方(舟着き場の手前)にいます。エッサウィラに行った際にはぜひ。

 

 

ざっと雨が降って、雨宿りをしたあと城壁に登ってみました。
桐島が来た時と景色が変わっています。エッサウィラは今工事がとても進んでいて、護岸工事に力を入れているみたい。
昔ながらの港を広くして舟を着けやすく、水揚げ場所を広くしていて。それはエッサウィラの為になることなんだけど、去年クレイジーモロカンキッズたちが飛び込んでいた水辺は埋め立てられてしまっていました。
コンクリートのひろ〜い護岸は使いやすいのかもしれないけど。寂しいなぁ、と勝手に思ったりして。
でも、生活する者と観光で来た者の目線の違いは、どこの国でも一緒だね。
便利なのか見た目を選ぶのか、という。
エッサウィラの旧市街(城壁の中)は世界遺産に登録されているから勝手に直されたりはしないけど。

 

 

前回体調が悪くてほぼ瀕死の状態で過ごしたエッサウィラ。笑
城壁の丸窓から対岸を眺めるここは有名なフォトスポット。カモメ多すぎだけど。

 

 

前回のこの景色と全然違うのが海水の量!ちょうど引き潮の時期だったのだと思うけど、護岸工事で持ってきた砂がかなり流れてしまっていて丘ができて遊びに行けるようになってる。
この水の色はけっこう好き。

 

 

行けない対岸に見張り台みたいなレンガ造りの廃墟があって、それがまたいい感じなんです。
結構な高さの城壁、崖っぷちみたいな柵もない垂直。
潮風を浴びながらカモメの声を聞いて、海を眺めていました。

 

エッサウィラはそんな街。
それをするためにはるばる来るんだよね。

 

 

あと。モロッコに来たらザクロを食べようと思って、その辺のおにーちゃんから2DHで買って盛り付けました。
中身を全部手で出してカップに盛り付けるこの食べ方、前回のモロッコのフェズのリヤドで出してもらって食べやすいし綺麗だし感動したので自分でやってみたかったんです。

 

 

宝石みたい。
すんごい甘くて美味しいんです。
ザクロってすっぱいイメージがある人は砂漠地方でザクロを食べてみて欲しい…。
延々と食べれる美味しさ。

 

今回食事はお宿おすすめのお店2つに絞って行って来ました。

 

 

フランス人オーナーがやっている上品なモロッコ料理「Restaurant Le Sirocco」。あまりに美味しくて2夜連続で行ったら覚えててくれました。店内もおしゃれで、毎晩何かしらのエンターテイメント(生演奏とかテーブルを回ってマジックをするとか)があって、店員さんもモロッコとは思えないホスピタリティ!!
日本人は比較的ストレスなく過ごせると思います。

 

1日目の夜に食べたもの。お通しのオリーブに感動!!

 

 

あまりに美味しいので二日目の夜も行きました。

 

 

地元民も絶賛の「Restaurant ADWAK」。超おすすめ。
ADWAKは19時以降に行くと満席になることが多いので予約必須ですが、タジンの味が他と全然違ってびっくり。なんていうか、すっごく「濃い」です。味じゃなくて、密度??

 

ぜひご賞味ください〜。

 

 

カフェはアッサン広場通りの「Café de france」と、ラアルージュ通り(通称郵便局通り)の「La Maison du Cinéma」(広場の中の青いお店↑)と、安定の老舗「Pâtisserie Driss」と、謎のたこ焼き屋!!

 

夜になると開店します…が!この日は「タコの日」ではなかった模様…。え?どういうこと?
「エビの日」でした…。中身が日替わりで変わるようです。笑
でも道具とか暖簾は「日本人伝承」と書いてあって(笑)なぜかソースが無いのですが、たこ焼きには違いなく…。
モロッコでたこ焼きっぽいものを食べる不思議な体験をしましたよー。

 

 

これは安定のドリス。モロカンスイーツのお店なので、全部甘いです。
日本の甘さじゃなくてヨーロッパの甘さとも違って、なんていうか砂糖をかじっている感じ?
ちょっとフレンチ入っているのでパルミエがあって美味しかったです。

 

 

あと、モロッコで「パンケーキ」っていうとこれが出てきます。これは「La Maison du Cinéma」。
手延べのパンっぽい四角いのと、たっぷりホイップバター、はちみつ。
遠くないんだけど…クレープに近いかも?(食感はガレット)

 

 

お宿の屋上から見た夕暮れ。
かなり高いので見通しがいいです。ちょっと海も見えるし、波の音はすごく聞こえます。
ちょうどミナレットからアザーン(お祈り)が聞こえてきて、そのお祈りがあちこちから聞こえてきて反響して、ひとつの命のようにエッサウィラの街を包みました。
イスラムのお祈りの時間は1日に5回あって、毎回これが響くのだけど朝と夕方は特に美しいと思う。
初めてこれを聞いたさくまくんも「美しい」と言っていました。
異文化ってその中に入ってみないとわからないことがたくさんあって、自分もここに来るまで「アザーン」に心をこんなにゆさぶられるとは思いませんでした。
モロッコはアラビア語でもモロッコ方言だからまた国によっても違うと思うのだけど。とても美しいと感じます。

 

 

リヤドのお隣のおうちが屋上で鳩を飼っていて、競技用かな?って感じで。
夕暮れ時に何度も何度も上を飛ばしていました。鳥って行く時も戻る時も何回も危険がないか旋回して確認してから戻るんですよね。
すみません…桐島がいたから警戒してたのかも。。。
夕暮れ時に旋回して羽ばたく鳩はなんだかとても美しかったです。
カモメはとにかくたくさんいたのだけど、カモメはヒューーーーってどこか行ってしまうからね。

 

 

たくさんの観光地を巡ったバルセロナから一転、のんびりしたエッサウィラを離れる時の夕暮れがものすごく印象的でした。マラケシュに戻る時と翌日スペインへ戻る時も一瞬すごい雨が降ったのですが、自分たちは濡れず。
ただただ、美しい光景だけを見せてもらいました。

 

 

モロッコ、マラケシュ=メナラ空港。できたばっかでものすごく綺麗!天井の透かしがまたにくい。。。

 

 

チェックインあとなのでとても身軽!真ん中にいるのはさくまくんです。
人はそこそこいますが、ものすごく混んでいる感じではないです。(入国審査がすごく混んでた)

 

 

さて、時間までスタバ(アラビア語表記読めない…)でまったりして。

 

 

悪名高き(?)RYANAIRでスペインはセビリャまで直行です!
チケット代3800円なんですけど…大丈夫かなぁ?とか話してたら、目の前に降りてきた飛行機からワラワラと乗客が降りてきて、終わったら我々がそのまま乗るようです。笑 バスか!?
なんか、そんなゆる〜い、「ちょっとモロッコ」でした。

 

次回はスペインに戻ります!今度はアンダルシア地方を巡りますよ〜。

 


ちょっとモロッコまで@2回目のJardin Majorelle

さくまくんとスペイン旅行に行きたいね。と話をしていて。
アンダルシア地方はもう一度行きたい!すごくいいよ!と力説するさくまと、バルセロナに行きたい桐島。よーしスペイン周遊の旅だぞ〜〜〜!じゃぁ、ついでにモロッコ行こうよ。
と、ついでに豆腐買って来て。くらいなノリで提案する桐島。

 

 

すこーんと青空!モロッコはマラケシュにひょいっとやってきました。
2回目のマジョレル庭園!

 

マラケシュ旧市街(スーク)に行こうか迷っていたのですが…バルセロナのエルプラット空港からモロッコのマラケシュ空港に到着した時(夜中だったんだよね)に捕まえたタクシーの料金交渉がなかなか強情でなかなか値引きせず…桐島が戦っていたら「スペインに帰りたい…」と半泣き。笑

 

いやいやいや。あのね、あぁ見えてモロッコ人はいい人だから、ね。大丈夫だから!と、なぜかモロッコ人をものすごくフォローする桐島。

 

 

まぁでもモロッコにも5日間滞在するし、無理なく楽しんで欲しいのでモロッコレベルの低めなマジョレル庭園にやってきたのでした。(ここは新市街)
前回来た時はちょっと瀕死だったので、のんびり散策出来て嬉しいです。

 

 

すっごい影。切り絵みたい。
ガウディ関連で良く見る葉っぱ。これこれ。これだよね!と。
見上げる木々の形や、つる草のねじれ、草木の造形がガウディ建築なんだよね。と。
バルセロナという都会からワープしたみたいな感覚。
いや、空想の中の世界に入ったみたいな感覚だった。

 

 

ベルベルミュージアムもまた入ってみました。
サハラの砂が気持ち良くて。あぁ、ここまで来ると民族衣装に繋がりがなくなるね。地球の反対側に来たんだね、とか話したりして。

 

 

日差しの向きが前と違うのでまた違う景色が見れます。
この青が深くて目が焼けそう。鉱石の中を見てるみたい。

 

 

おまけ。iPhpneさくま。

 

 

サボテンは10m以上、ヤシの樹は20m以上はあると思うのだけど…比較対象物がないので距離感が測れません。
台風がなくて嵐もなくてきちんと灌漑設備があると植物はこうなるんだと…。

 

 

木漏れ日に見とれてなかなか進めない。
でも確実に前回より人が多くてちょっと疲れました。早い時間に行ったからか、土曜日だったからか…。
前日にバルセロナから一緒だったマダムたちのご一行をここでみました。
気軽にモロッコに来れて羨ましいなぁ…(だってLCCで来たら片道4000円ですよ)

 

 

前回飲み物しかオーダー出来なかったマジョレルカフェ!今回はランチに使ってみました。
やっぱり美味しい…そして、美しい。
今回のモロッコ旅は「おなかを壊さない」が目標!です。笑
窓の細かな鉄細工にトルコブルーの組み合わせが「わああああモロッコに来たんだ〜!」って実感。嬉しい。。。

 

 

あと、フランス語のメニューが出て来ると、モロッコに来た感あります。
バルセロナではスペイン語頑張ってたので急にフランス語出てこない…。。。
アラビア語に比べたらまだ読めるので頑張れる。その程度だけど、なんとか楽しんでました。
でも会話自体はアラビア語の方が出来る気がします。笑

 

 

光が強すぎて玉ボケが地面にこんなにくっきり。
これがゆらゆら揺れているのを見ていると眠くなってきます。
日向は32度、日陰は26度でした。
前回も10月初旬でそんな気温だったのだけど夏に来たら45度とかだって。むりー。

 

 

これは人が居なくなるのをかなり待って撮影した1枚。
もーーーーーーーーインスタ自撮り民多すぎ。
カメラを構えた白人のおっさんと桐島、顔を合わせて笑いながら二人でこの景色を待ってました。笑
人がいないのを撮りたいんですよね…。。。。。

 

 

で、マジョレル庭園から戻ってきてホテルのプールサイドでごろごろしながらエッサウィラのバスの時間を待つのでした。
今回のお宿はマラケシュ駅併設のイビス=マラケシュ=サントルガール。日本でいう東横インみたいな感じ。。。
まぁでもお庭は素敵でした。プール気持ち良さそうだったなぁ。

 

 

プールサイドに薔薇が咲いてて、でもすっごい強そうな子たち。
まぁこんなくっきりハッキリした日差しに負けないんだからそうだよね。

 

といっても10月あたりからモロッコは雨季なので何回か雨に降られました。この日は珍しく快晴だった日。
そんなわけで、マラケシュはさらっと。

 

エッサウィラに行きますよ〜。

 


バロセロナ@ガウディ巡礼 サグラダファミリア

 

バルセロナって言ったらサグラダファミリアに行かないとでしょ。ってたぶん、誰もが言うだろうし、まぁそんなに長く建築をしているくらいなんだからすごんだろうなぁ…と軽い気持ちで調べ始めたガウディ。
ガウディはもちろんのこと、たくさんの弟子たちの思いや、人生をささえてくれたグエルさん、そしてサクラダファミリアに掛けた最後の人生。なんかいろいろすごすぎて、見くびってました。

 

さくまくんがポーズしているのは超有名な「サカサダファミリア」というスポットだそうな…。(ほんとだって)

 

サグラダファミリアの見どころっていうのは中のステンドグラスな人が多いと思うのだけど、外側、上、聖堂部分、地下部分で紹介していきます(忘備録兼ねているので写真だけでも大丈夫です)

 

 

もうちょっと寄ってみます。生誕の門。この門の骨組みだけが、ガウディが生きている間に完成したもの。
なんか、おどろおどろしい感じがするのであまりじっくりみたことが無かったのですが。この門に15人の天使が次々と完成していくうちに、バルセロナの人たちも門を見上げるようになったそうです。
やっぱりね、ちょっと怖い感じだったんだよね。

 

この天使像が完成し、扉がついて生誕の門はようやく完成。世界遺産に登録されています。あと地下聖堂のみ。
世界遺産に登録されているのは教会部分ではなくこの2箇所だけ。
天使と門を作ったのは日本人の外尾悦郎さん。この人の文章やインタビューなどいろいろ拝見しました。

 

 

この天使たちを石から取り出した時の話とか、寄付金がなくて親方が石を買ってくれてそれで掘ったとか(何トンもする石をまるごとってなかなか買えない)、工事自体がなんども中断したとか。
今こうして世界中に注目されているガウディの遺作としてのサグラダファミリアは、ガウディの目指した精神的な「救い」をみんなで追い求めているのかもしれない。

 

 

露出変えてみました。生誕の門のうちの1つ、「慈悲の門」。
ブロンズで製作し、着色ではないそのものの色彩と造形から。

 

 

これがね、ほんとうに面白い。ガウディだったらこうするかも、という発想。
もちろん外尾さんの案でコンペで1位をとったからなんだけど。

 

 

扉には無数の虫たちと植物が生きているかのように蠢いていて。
葉の1つ1つが喜んでいるように見える。

 

 

これは、希望の門扉。ものすごく日本的だ!と思ったのだけど、ナザレのイエスをナイル川に逃がす際の門の扉をイメージしていて、百合やアヤメや葦なんかは日本の風景にしか見えない。

 

 

トカゲや幼虫もあっちこっちに。
全てが「つがい」になっていてキリスト教の教えに基づいている。

 

 

この、ブロンズの光というのがとにかく美しく、生命にあふれていて。
これが手のひらサイズで…大扉一杯に施されているわけですよ。

 

 

ここは横にずれた入り口だったので扉を撮影している人がほとんどいなくて、ほんとうにゆっくり見れました。
思わずセミを発見してさくまくんを呼びに行ったくらい。笑

 

 

右側の門は聖堂への入り口でありロザリオの間に続く信仰の門の扉。
上の天使もスペインの内戦の時に破壊され、最近になって外尾さんが修復したもの。
そしてこのロザリオの間こそ、とても大切な場所…。なのですが。。。

 

 

まずは、彫刻から。もう、ため息しかないです。
サクラダファミリアの外側に命が宿ったようにしか見えない。ここに魔法でアンティークローズが咲いたかのよう。
葉の重なりも花の開き方も本物のようで、小鳥も生き生きしています。

 

 

内側へ倒されている扉への光が優しすぎて泣きそうになります。
壁一面に咲いた薔薇と優しい色彩と光。薔薇(ローズ)はロザリオの語源とも言われているからマリアさまの象徴でもあり信仰の証でもあるけど、原産は砂漠。
この緑の壁を埋め尽くす緑がまぶしいです。ほんとうに美しい!!

 

ただ、この部屋には「全員が入れるわけではない」のです。こんなに美しい彫刻を全員が見れないんですよ。。。

 

 

なんでかって。この、ロザリオの間。
代表者が「オーディオガイドを受け取る間」になっていて、ただ渡すだけのカウンターがあって、グループの代表者以外は入れません。
これ、ひどくない?みんなこの空間にスタスタ入ってきて人数分のオーディオガイドを受け取ってスタスタ出てゆくだけ。こんなに素敵なのに!?おかしいだろーーー!!!

 

ロザリオの間はとても大切な意味を持っている場所で、今年のサグラダファミリア爆破未遂時間への示唆もある場所。
この上のロザリオの間に右端にある「爆弾を持った男」の像は外尾さんが修復したものですが、建設当時にも爆弾騒ぎがあったそうです。その時はオペラ座が爆破未遂されたとか。
この男は悪魔に爆弾を渡されても、マリアさまをみて、思いとどまっているという像。

 

ガウディ的にも宗教的にもこの場所っていうのは大事な意味を持つと思うのでとても残念でした。

 

次回改善されていることを切に、切に願います。(一応改善願いのメールをしました)。

 

 

スペイン内戦の時に暴徒に破壊され、設計図や建築のための資金も全て奪われて焼き討ちにあってしまった真っ黒のロザリオの間。
それを「外尾、お前が直してみろ」と言われて、一枚の小さな写真を元に外尾悦郎さんがここまで復元したそうです。
ほんとうに、薔薇の1輪1輪が生きているよう。

 

 

この太陽の光の美しい白亜の彫刻を、みている人が桐島しかいなかったのがとても残念でした。
もっともっと大事な意味を持つ場所だし、きちんと評価されないのはおかしいよなぁ。と。

 

外尾さんの30年間の集大成をじっくりしっかり拝見しました。

 

 

エレベーターで上に登ります。
エレベーターは「生誕の門」側と「受難の門」側にあって予約するときに選ぶのですが、生誕の門側を強くおすすめします。なぜかというとガウディが生きている間にできた唯一の門であり、ガウディの意思をきちんよ反映している建築だからです。

 

 

海が見えるんですよねー。そして、こんな感じでちょいちょい展望台?があるのですが、無骨な石造りで手すりも低いから下が丸見え!

 

 

エレベーターの降りたところらへんがここ。白い鳩が舞っている塔の真ん中部分。
サグラダファミリアのけっこう上の部分です。桐島は高いところ平気なのですがさくまの腰が引けまくっておりました。笑

 

 

こんな感じで目の前にモチーフがあって、カンカン作業しているおじさんとかいて。
本当に作っているんだなぁ…とか当たり前の事を思ったりして。

 

受難の門側をおすすめしないのは、ガウディの意思とは全く反するものを別の作家が勝手に作ってしまっているからです。それでも雰囲気があっていればいいと思うんだけど、なんか、これじゃない感が…。
好きな人はいるのかなぁ??桐島的には写真も1枚しか撮らず、全然心に響きませんでした。

 

 

左右2本づつの塔の内部をぐるぐると歩いて降りるのですが、混んでいるシーズンに渋滞したんだろうなぁ…と思わせる落書きがたくさんあってまぁ、これはどこでもあるけど悲しいですね。
なんでそういうの書いてしまうんだろうな。
この写真は一瞬人が消えて撮影できた奇跡の1枚。笑
カタツムリのよう。

 

この塔は音響装置になっていて、最終的には鐘楼が下げられて音が響く設計になっているそうです…!!!

 

 

聖堂の中に入ります。
ステンドグラスが入ってとても幻想的。本当に、入った瞬間口が開いてしまうとはこのこと。
想像より、思ったより、素敵でした。
素敵っていうか、人の思考っていうのはこんなものを作る事が出来るのか、と。

 

 

フィルム版だと全然雰囲気が違うのが面白い。
神々しさという点(受ける印象)はこっちのが近いかも。
ふわああああああ…!って何かが降りてくる感じ。

 

 

真上。
モロッコに行った時に見たシュロの樹(ヤシの樹?)の森を見上げているようだと感じた。
日本ではまず、見た事のない高さの樹。
深い森のようでもあり、見上げているようでも、見下ろしているようでもある。
見上げたこの景色のくらくらはめまいではなく、美しさだと思う。

 

 

フィルム版。
惚けて見てしまう気持ちが写っている気がする。

 

この大聖堂は世界遺産ではなく、まだ完成していないので関係者曰く「まだ何もない空間なのに何をあんなに有り難がって感動してんだ?まだまだこれからだぜ?」的な感じらしいのですよ。

 

え?これ以上美しくなるんだ?え?

 

 

うーんと、そう言われてみればステンドグラスの周りには何も彫刻はないけど…もしやここにももっとびっしりと彫刻が施されるのだろうか…。でもあと完成まで10年くらいしかないけど…。

 

急ピッチで進む作業に、ユニット式で工場で組み上げられてどんどんトラックで運ばれる部品。
今はCGも計算も進んでいるから確かに指示だけだせばいくらでもパーツは作れて、建築は進むけどさ。

 

 

このキリスト像は手作業で作られたものだし、当たり前だけど生誕の門の彫刻だって15体を手作業で掘り出したもの。
ガウディが「サグラダファミリアを作る意味」としているのは「完成させること」ではなく「作ること」自体に意味があるといっていたのを、来て見て感じて理解した。
これは、仏教の砂絵とか曼荼羅とか、言ってしまえば写経と同じで。
やったからどう、ということではなく、過程に意味があるということなんじゃないかと。

 

 

どの宗教でも「争ってはいけない」「心を静めよ」「隣人を許せ」と言っていて、そうじゃない派閥もあったりするけどそれは結局解釈の違いでどの宗教にもそういう人はいる。
結局は同じことをどの世界でも言いたくて、同じことをしたいんじゃないかと。
宗教の外側の人間は、思うのです。

 

今回の旅でたくさんの大聖堂を見たのだけど、サグラダファミリアほど「個人の神様への解釈」が入っている大聖堂はなかったし、その個人の解釈を受け継いで作られている場所もないと思う。
今でいう「デザイナーズ」なわけでしょ?ガウディって。
デザイナーがこんなに主張したらいかんっていうか、やりすぎ、を超越して神の目にまでなっているのが面白いところ。

 

 

この角度とか。スカスカ感がちょっとわかるかも。
あ、そう言われてみればなんかぽつーんと石像があるなぁと。
これがもっともっと豪華絢爛になるのかなぁ。

 

 

ここもまだ。ステンドグラスが入っていません。
これから仕上がって世界が変わっていって、どんな風になるんだろう…!!と思うと、「完成しないのがサグラダファミリア」とか言ってるのに完成したのも見てみたくなってしまう。
どんな世界をガウディは見てたのだろう。

 

今建築主任をしている外尾悦郎さんは「ガウディの見ていたものを探しても何もなく、ガウディが見ようとしていた方向を自分も見るようにしたら見えてきた」と言っているのが印象的で。
ガウディが計算した緻密な設計は測量によって明らかになり、現代の技術で作られています。

 

 

なんか、ここに来て強く思ったのが。
自分の思いや技術を伝承するのに、親子である必要はないんだな、と。
まして、ガウディと外尾さんは会ったこともないのにこんなに深く理解し合っている(と思います)。
一つのモチーフを決めるにしても、ガウディだったら何を考えるか、キリスト教はどうか、カタルーニャはどうか、サグラダファミリアはどうなのか?を考えて、傾斜の1℃に悩み、全てに深い意味がある。

 

芸術って、われわれ一般人が表面的に「わ〜!きれいだなぁ〜!」って見ている裏側に100倍以上の考えがあるのだと思います。
ガウディの建築概論を読むとこんなに考えているのか!?と本当にびっくりする。もちろん他の人もそうなんだろうけど。それが、当たり前なんだけど。
その思考は「すごいものを作りたい」んじゃなくて、「なぜそれを作りたいのか?」なのかな、と思った。
そして、その心を一緒に考えられる人が、その技術や意思を伝えられるのかなと。

 

 

今出来立てほやほや部分。
ちょっとファンタジーで可愛い。なんかお菓子の国みたいでメルヘン。

 

 

この部分が出来たらエントランスは変わるみたいだけど、最終的にどうなるのか、本当に気になる。
「できる前に行きたい!」って行ってきたサグラダファミリアだけど、「出来てからも行きたい!」になった。あの扉と美しい空間でぼーーーーーっとしてたい。

 

 

最後に、資料館的な場所でいろんな模型やら図案、設計図などを見た最後の部屋に。
ガウディのお墓がありました。

 

 

暗いけど、なんとか見える「R.I.P」の文字。Requiescat in Pace。安らかに眠れの意味。

 

本当は地下の大聖堂でお参りができるんだけど、それはキリスト教の洗礼を受けている人だけで。うちら観光客はガラス張りの上の方からこうしてガラスに張り付いて眺めるのです。

 

でも、なんかいい空間でした。真っ暗で、石で包まれてて。静かで。

 

あなたが残したものは今まだ生きていて。
大切にされていて、慈しまれていますよ。って。 伝えたい。

 

サグラダファミリアに行きたいな〜だけの思いつきから、ガウディ建築の歴史から人間関係、建築思想、宗教感や歴史まで調べる事になって。本当に深く学ぶ事が出来ました。

 

今回行けなかったモンセラット教会と、最近公開になったカサビセンス、そしてやっぱ行けなきゃ行けない気がするマヨルカ島の大聖堂にも行きたい。
それまでに自分も、もっと色々磨いていきたいな、と思います。

 

長々おつきあいありがとうございました。

 



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