優しい夏の庭@ペンタコちゃん

大好きな志賀高原の石の湯ロッジに、お誘い頂き。
最後の夏休みを満喫してきました。

蛍の時期だったので、蛍もたくさん見れたしお料理もものすごく美味しかったし(オーベルジュですよほんと)居心地最高!!!!で、とっても幸せな日々を過ごしました。
その、説明的な写真はもう意味が無いと思うので載せません。
(過去記事に石の湯ロッジと志賀高原の写真があるのでこことかこことかこことかをどうぞ〜)



今回はね、お宿とか。場所の雰囲気が分かる心象写真を載せます。
全部ペンタコちゃんです。フィルムです。

下界は35℃を越える猛暑。
だけれど、ここは長袖を重ね着しても心地よい志賀高原。



おだやかで、優しくて、包み込むような、そんな場所。
志賀高原が、じゃないですよ。石の湯ロッジさんだからです。

本当に素敵なお宿。僕と咲真くんは支配人のホスピタリティやスタッフさんの笑顔に心を打たれてしまい、すっかりファンになってしまいました。
何週間も、何ヶ月も滞在する方の気持が良く判ります。笑



3日間、ずーーーっと谷間のロッジの敷地(といってもぐるりと囲まれた山全部です。笑)から出ませんでした。
美ししい野草と、野花と、昆虫達と、清らかな小川と、獣道みたいな小道と。
静かでたおやかな山の風と、木々が。

ずっと、僕らを包んでいました。



お伽噺が生まれそうな森の中の白樺の樹に下がるぶらんこに、クレソンが自生する小川。
一面の湿原に咲く苔類に頭を出す鮮やかな、リンドウ。

派手派手しい色彩に囲まれた時間ではなく、しっとりと優しい草木と生き物に囲まれた優しい時間でした。
押し付けがましいのではなく、そっと寄り添ってくれるような。

そう、感じるのは支配人の人柄だと思います。
月灯りだけで歩く野道が怖く無いのも、そのせいだと思う。



特別なものは何も無くて、それが特別だと思ってしまう現代人。
作られた色彩だけ見ていると色彩感覚が麻痺してしまう。
たまには、自然と向き合うのも本当に大事。自分がどういう世界に生きているか、もう一度手で触って確かめているよう。



写真を撮ったり、絵を描いたり、物思いにふけったり、空を眺めたり。

時間の使い方は、自由です。
何かをしなくてはいけないということはない、何処かに行けなくてはいけないということはない。

それは被写体を「探さなくていい」ということと同じ。

少しでも「特別」なものを撮ろうとする。人と「違う」ものを撮ろうとする。
そんなものは必要無いんです。
撮ったあと、花を折る人の気持ちは僕には分かりません。
花は誰かの為に咲いているのではなく、世界も誰かの為に存在しているのではありません。




この世界は誰のものでもなく、全てが美しく全てが等価値である。

そんな、当たり前の事を思い出します。

野山を駆けて、自然に触れ合う事は、とても大事な事です。
自分は自分以外の生き物と、この世界に生かされているということ。

それを、強く感じます。
そして、自分も、何かを「生かす」存在でありたいと思います。



そういう、気持にさせてくれる素敵な場所。
僕にとっては、唯一の場所です。

志賀高原、石の湯ロッジ。
周りの環境もすごく素敵だし、ハイキングも、ホタルも、スキーも、トレッキングも素敵なのだけれど。
僕は、敷地内の小道を歩いたり、野草を見つけて名前を調べたり、自生してるクレソンをつまみ食いしたり(笑)そういうことが、ものすごく、楽しかったし美しいと思いました。

特別なものに価値を見いだすのではなく、当たり前の事をもう一度見直して美しさを見いだしてみること。
自然に、教えられる事が多いのは、自分が不自然だからだと思います。

悲しいけれど、人間はもう自然ではないということ。
だからこそ、その「美しさ」の価値が分かる人間で在りたい。

その美しさを素直に享受出来る心を持っていたいです。


とても、素敵な時間をありがとうございます。また、来月お伺いさせて頂くことを楽しみにしています!






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山陰写真いろいろ@ペンタコちゃん

少し前の写真ですが、5月の山陰写真たちです。
2ヶ月しか経ってないのにものすごく昔な気分。ここに居たのが夢だったかも、と錯覚してしまうくらい。



なんというか。
ペンタコちゃんで「自由」に撮れるようになってから、初めての遠征だった気がします。
「自由」に撮れるというのは「好きなように」撮れるのとは違って。「自分に囚われない」という意味に近いです。

変に「自分はこうしたい!」というのが固まってしまうと、そういう風にしか世界を観れなくて、自分自身に囚われてしまってつまんない。
桐島は根暗なのですが、根暗な写真や深層を見つめた写真ばっかり撮ってても、なんかそれはそれで自慰行為なだけで、つまんない。
切れば血が出るのは当たり前で、それに喜びを感じてしまうのは感覚が麻痺してしまっているから、もっとつまらなくなってしまう。



かといって、明るい写真を撮ろう!と思っているわけではなくて。
よく、ペンタコちゃんの写真は明るいですね!と言われるのですが。
それは、ペンタコちゃん自身が持っている気質やその場の空気感だと思います。

確かにペンタコちゃんを通してみた世界はきらきらしているのだけど、それは自分が観ているのではなく、ペンタコちゃんを通してみせてもらっている世界だから。
最初はそれを認められなくて、「自分の世界」を表現しようと四苦八苦してたのだけど、「あ、そんな事無意味なんだ」って気付いたら「自由」になりました。

初めて、呼吸をするように写真を撮れるようになったかもしれない。



感じた事をそのまま撮る、というのは本当に難しくて。
結局は「こうしたい」という本人の意思が入ってしまう。
そうなると作為的になってしまって、自分のやりたい世界を再現するだけの世界で終わってしまう。
それは一つの答えではあるし、最低限必要な事なのだけれども。
その世界をあっちこっちで、色んなカメラで、吐き出す必要は無いかな。と、自分自身に思うのです。
もう、いいでしょ。そんな行為。
もう、十分でしょ。自分遊び。



ふと見上げた空が美しい、とか。
あなたの横顔がきれいだ、とか。

そういう自然にわき上がった感情を、そのまま結晶にしたい。
「美しいと感じたように、撮りたい」だとか。
「その、きれいな横顔を、撮りたい」だとか。
表現に関する欲求が出てしまうと、自分の作為的な意思が入る。

言葉にするとちょっと違ってしまうのだけど。
なんか、「残したい」とか「作りたい」とか「表現したい」とか「撮りたい」とかじゃなくて。
僕のため息のまま、というか。
瞬きの隙間、みたいな。

曖昧なものを、曖昧なままで終わらせた、自由な世界、みたいな感じ。



初めて使ったセルフタイマー。
現像を観て、あ!ちゃんと動いてた! という感想。笑

10秒のセルフタイマー。
たぶん、これでイケる!!という構図でセットして(視野率70%なので3割は想像でw)。
この辺でこの角度ならイケるかも!?という立ち位置で、、、待つ。

バコォッッツ!!!!

と、いう平べったい大きな音が誰もいないフロアに響いて面白かった。
なんか、ホントに人が居なかったんです。笑

大山を背景にした、植田正治美術館。



植田正治さんは、とても好きな写真家さんのひとりで。
なんというか、姿勢が。とても好きです。

僕は、アマチュアですから。

と、言い切れる強さが、僕も欲しい。

キレイゴトでいいから。
キレイゴトを貫ける強さが欲しい。



あなたに逢えた喜びを、いつかあなたに伝えられたらいい。
でも、伝えられなくても、いい。

結果を求めているわけじゃなくて、もっと前向きで消えてしまいそうな感情と一緒に。

その場で確認出来ない「写真」というものは、美しく在りますよう、綺麗で在りますよう、一枚一枚、祈りを込めてシャッターを押すのです。
だから、また。フィルムにはまったのかもしれない。

僕に必要なのは叶える為の約束じゃなくて、忘れられないあの声に捧げる、祈り。なのだと、思う。

ペンタコちゃんに、改めて、感謝。
僕のところにやって来てくれて、本当にありがとう。





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東京蚤の市行ってきましたよ@ペンタコちゃん

もう5月の事になってしまっていて吃驚。。。。^^;
昨日フォトカノンさんで現像して貰った出し忘れフィルムの中の数本。
東京蚤の市へ行って来た時のペンタコちゃんです。



東京蚤の市は大好きなMLPShopさんが出展されていることで知り、サイトを見てみたらお世話になっているmitteさんやフジイキョウコさんも出展されておりました!
そして、憧れてたあんなお店やこんなお店も…!!!うわうわうわ…と、なだれ込むようにハマったのが去年の秋。
鮮やかな紅葉の下で気持ち良い空気の中。異国のようなマーケットに魅了され…今回は緑爽やかな5月でした。
うーん。今見ると爽やかですね。笑 もうこの空気じゃないんだよなぁ。そういえば今日から7月だ!!と、しみじみです。



5月の光をきらきら受けて輝いているのは田中美穂植物店コーヒショップさんのしのぶさんや苔玉さん。実店舗の愛らしさは本当に格別ですが、出張してもその空気感はさすがです。

あの、少しだけ窮屈な感じが本当にたまらなく素敵。
女性のざっくばらんな空気って気持ち良いです。適当じゃなくて、達観。



古本も、セレクトが素敵であちこちに眼が留まる。
見たことのない作家(というか読めない)作家さんや作品も気になるけど。
やなせさんのこの表紙のインパクトもすごい。
カラフルな絵本や漫画の中でものすごく目を引きました。



桐島だけの力じゃ絶対撮れない、この雰囲気。
ペンタコちゃんの画質やフォトカノンさんの力も多大にある、この写真の世界観が好きです。
表現て何でもそうだけど、独りの力じゃ何もできなくて。

影響とかインスパイアとか、そういうのは違うけど。
例えば、このカメラを設計した人や。
この場所を企画した人や。
フィルムを企画発売した人や。
写真をプリントしてくれた人や。

そういう全ての重なりが、ミルフィーユのように重なり合って響き合っていると思います。
それを、指揮するのが、撮影者だと思っています。



だからこそ、タクトをふる、責任というか。
絶対的な力は必要です。

適当に、なんとなく、、、というのは写真に「ブレ」として見えてしまう。

完璧な写真というのではなく、どんなに気持ち良い写真でも「芯」が必要なんだなぁ、と。改めて思いました。

どんな条件でも、場所でも、決定権は自分にあって。
オーケストラのように、全てのパートを知って、理解して、その上でどんな音楽を奏でたいか、という「指針」が必要。
それを「このパートの人たちはこういうのが得意そうだから好きにさせておけばいいや」というのは、その人が指揮する意味が無くなってしまう。



写真世界を、フレームの中を、支配する、という意味じゃなくて。
全部全部、許容して。赦せて。慈しむように愛して、信頼することが出来たら。

写真は、なんて幸せなんだと。思います。

ペンタコちゃんに、それを教えてもらいました。

この1年間、勉強の為に結構なペースで撮影してきましたが、ようやく指針が見えてきました。
だから、もっともっと勉強しなくてはいけないと思います。
必死にやって、こうして習作をたくさん撮って。

そしたら、一つの作品になれるかもしれない。



気持ち良い世界。
幸せな世界。

求める世界はそれだけじゃないはず。

自分の中の表現のテーマ「Frontière」(境界)をどう表現出来るか。
と、考えを深めていけたら。と思います。

その答えが少し見えたら、きちんと展示会が出来るのではないかと…。
(ペンタコちゃん写真の展示会はしないのですか!?と聞かれたので^^;)

それまではスナップとしての習作をBLOGやfotologueでちょこちょこ載せてゆきます。

もっと写真が撮れるようになりたい。
良いものが撮れるようになりたいです。

 
 

現在開催中!7/3まで!




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あなたの居る場所@ペンポジ

誕生日でした。
個展期間中なのでしたけど、どうしてもお墓参りに行きたくて。
去年、誕生日に行ったらとても、自分に良かったので今年も行って来ました。





煙草と珈琲と花が好きだったあなたの為に、買ってきたよ。
朝起きると、あなたの挽いた珈琲豆の香りと微かな煙草の香りがしてた。
すごく、早い時間で。
仕事に行く前のあなたの背中を僕は見ていた。



なんだか、ものすごく懐かしくて。
やめた煙草だけど、あなたの前では吸う事にしてる。

暑いから、文句を言いながら掃除して水で流したけど。笑
やっぱり、さいごはきちんと写真を撮りたい。

僕には写真を撮る事は祈る事と同じ。
それ以上、でもある。
最大限、向き合って、さらけ出して、今の自分をあなたに見せたい。


初めてポジフィルムをペンタコちゃんで使いました。
真夏みたいな日差し。日陰なしの炎天下。
鮮やかなFUJIのベルビア50。ISOが50のフィルムです。




この、フィルムはとても好きで。
初めて使ったポジフィルムがフォルティア50というやつだったのだけど。
それよりはマゼンダが大人しくて(笑)綺麗な子です。
ポジフィルムは、そのフィルムを見た時に価値があると思う。




こうしてパソコン画面の中で見るフィルム写真は、きっと3割も伝わらないと思う。
紙に焼いたプリントを見て、伝わるものだと思う。
全然質感が違う。
さらに、ポジフィルムはデータになると1割も伝わらないと思う。
ポジは紙にプリントしても半分くらいしか伝わらなくて。
ルーペで直接ポジをライトボックスで覗いた世界が全てで、それ以下はほとんどおまけみたいな感じ。
これは、本当に。覗いた人しか知らない世界。




鮮やかな世界を水の中に沈めたような。
手焼きしたプリントをバットの中に沈めた感覚と似ているかも。

夏だから、ポジを使いたくなった。というのは言い訳で。
きっと、あなたに見せたかったんだと思う。

写真を撮っていると、撮っていなかった時の自分を強く想い出す。
でも、シャッターを押している瞬間だけは、無になる。
過去も、未来も、今さえも、無くなる。
目の前の事象と自分自身の対峙。
それさえも、輪郭がとろけてゆくことがある。

作品は、全てが作用して出来ている。
被写体に向き合った時の自分だけじゃなく、今まで過ごしてきた自分全てが一枚の写真に投影される。
だから怖いけど、あなたに見てもらったら僕の全てが判るかと思うと、少し嬉しい。
もちろん、わかるわけないから、いい。





お線香はいらない。マルボロをたくさん。
白い煙がふっと漂って、空に消える。
揚羽蝶が何度か冷やかしに来る。

あぁ、夏になるんだなぁ。って。
僕の口からのぼってゆく煙をぼんやり眺めた。

ねぇ、あなたを僕が殺してから、何年目の夏かな。
僕はまた、歳をとったよ。









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『Franz KAFKA』@ペンタコちゃん

ならまちに最近出来たらしいBookCafe『Franz KAFKA』。
見た目は町家を改装した和風?なフレンチ??入る前は赤い兎しか情報が無く…そもそも通りすがりだったので何か直感で入りました。

ちょっとだけ引っかかった名前が、大正解。



何処か懐かしいような、古い木と新しい木と、丁寧に配置された植物と蔵書。
黒に近い木の茶色と、深紅の赤がポイントに。
なんか、鋭い感じがして、好きです。



蔵書は桐島がにやりとした通り。
ちょっとだけコアな感じ。
店名から察する蔵書そのまま。
桐島は手塚治虫氏の『アドルフに告ぐ』を10年ぶりに読みながらランチビール。

芸術書もノベルスも、すこし癖があって朗らかで終わらないような。
読後に、小さいけれど質量のある金属を落とされるような、そんな作家が多い。



このディスプレイの感じ。
好きな人は好きだと思うんです。

今流行りのシャビーな感じじゃなくて、もうちょっと癖のある男の人の部屋みたいな。
潔癖性の研究家とか。そう言う感じのが、好きなんです。笑



あ。
色々書いてますが、桐島が「見た、勝手な妄想」ですからね?!笑

お店自体はとても凛としてて、雰囲気も、居心地も良く、食べ物もとっても美味しいお店です。とても美味しいカレーと、凝ったfigケーキを頂きました。
写真が無いくらいに、美味しかったです。笑



窓際は大きな革張りの独りがけソファと二人がけソファ。
独りがけのソファって大好きなんです。
肘置きがあって、鋲がたくさん打ってあるような、猫足の革張りソファ。

ちょっとセットみたいだけど。笑

お昼のぎらぎらした日差しから逃げるようにして、ここに来て正解。
とっても静かで、空気が綺麗。



大きなテーブルの真ん中には大きなアレンジ。
お花を、お店の一部にしてるとこに、はずれはないと思っています。
この、大きなグロリオサがとてもよく似合っていました。

思いの他のんびり長居をしてしまいました。
居心地が良いのと最初、他に1組しかお客さんが居なかったので、ゆっくり店内を撮らせて貰えて。ほんとに良い時間でした。

奈良に行ったらまた是非行きたいお店のひとつ。

長旅の、最後でした。
桐島くん、ペンタコちゃん、おつかれさま。

旅の途中、桐島と出逢ってくれたみなさま。
本当に、心より感謝を。ありがとうございました。

日常は大きな旅ではあるけれど、帰って来れる場所があるから旅に出れます。
家で待ってくれている植物たちに、いきものたちに、感謝。

たくさんのものを抱えて、離さないようにして。
そのまま、手を増やしながらもっと進みたいと思います。





 

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奈良散策でくるみの木さん@ペンタコちゃん

昼下がり。風の通り道。

爽やかな麻のシャツを着て、風に吹かれて眺める木漏れ日。



奈良の、隠れ家…というにはあまりにも有名な「くるみの木」さん。
時間があったのでお伺いしてきました。
ここは、ペンタコちゃんで撮りたかった場所。



薪ストーブ。あるんですよね。
懐かしいわけないし、薪ストーブなんか数えるくらいしか体験したこともないんだけど。
それでも、「あぁ、いいなぁ」と思うのはなぜでしょうか。

真っ白な壁と緑が気持ちいい。



葡萄の棚もあって。これから勢いよく伸びるだろう嬉しさに包まれた気配。
木漏れ日が、嬉しくなるのは5月の空気ならではではないでしょうか。

ゆらゆら揺れる日差しを見ているだけで、すこし眠くなるような。
春の終わりに安心して、これからやってくる6月の国への期待。
5月の国の旅は、静かだけど少し陽気なメヌエットみたいな。



影踏みをしたくなるような日差し。
少し日焼けをした肌を麻のシャツが撫でて。

小さな植物は、朝に水を貰ったようでどこか誇らしげ。

この場所はすごく人が多かったのだけれど。
それでも、嫌な感じはしませんでした。
降ってくる花がらだけが、ちょっとだけ大変だったけど。笑



くるみの木さんは大変な盛況で。。。結局限定ランチは開店30分前に予約シートを書いたにも関わらず食べれず。オープンしてからも2時間以上待つと聞いて諦めてしまいました。
さすが、、、、というよりちょっとびっくり。

いつかの平日にもう一度のんびり来ようと思います。
過去来た時は大抵土日だったのですが、それでもここまで混んではいなかったなぁ。笑



鳥のオブジェがとても可愛いらしい野草コーナー。
野草は可愛いです。
暮らす場所を、選ぶ人を、植物自身が選んでいる気がします。
なんでだろう。
まだ、自分は選んでもらえなさそうな気がして。
盆栽と合わせて、ちょっと眺めている高嶺の人なんです。笑



くるみの木さんは桐島の大好きなminä perhonenも取り扱っています。
京都の四条のレトロビルでさっき見てきたのに、ここで見るとまた違う顔に見える不思議。

セレクトショップは不思議です。
選ぶ人の眼で、雰囲気が変わって見える。
当たり前だけど、面白い。魔法みたいな。

あ、でもある意味「技術」は魔法なのかもしれない。

人に思考を伝えて「そう思わせる」ことが出来るのは、魔法。だよね。

ゆる〜い空気と少しのがっかり。笑
また、ランチを食べに来ます。

で、奈良を少し戻ってちょっと素敵な店を見つけてしまいました。
それはまた別の記事で。。。。





 

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僕の京都、錺屋さんの緑色。@ペンタコちゃん

いっこ前のBLOGへの、たくさんの閲覧ありがとうございます。
錺屋さんが多くの人に愛されているのだと改めて知り、とても嬉しくなりました。

前回掲載したのはデジタルカメラの写真。
デジタルカメラでしか写せないものがありますし、お仕事の撮影は今はもう全てデジタルです。
ですが、フィルムでしか写せない世界もあります。
同じ場所、同じ時間に撮ったものもあります。

我が可愛い子ちゃん。旧東ドイツの40年前近く前のカメラ、中判フィルムカメラ。
PENTACONSix。通称、ペンタコちゃん写真です。



そらこちゃんが丁寧に育てている盆栽。いつも縁側のこのテーブルにいます。
今回はすまし顔の紅葉さんがいました。

こうして一緒にお庭を見るのが好きなんです。



お庭のみどりも、そらこちゃんの手作り。
手作りっていったらなんか違うように聞こえてしまうけど、手で作り上げたものは「手作り」ですよね。
そらこちゃんが、どう、なにを、考えて作ったか、わかるお庭です。

丁寧に、適当に、場所によって強弱がつけられたお庭。
苔も本当にたくさんの種類が植えられてて、野草もたくさん。
そらこちゃんの見た世界が、ここに、全て集約されているよう。



光零れる庭。
こうして、ゆらゆらと、生まれる光を、零れ落ちる雫を、のんびりと裸足で眺めて。
お茶を飲んだり。甘いものを食べたりして。

フィルム写真はやはり、光を感じます。
原理が違うだけで、デジタルもフィルムも、写真には変わりないはずなのに。
湿面にランダムに並んだ薬剤と、乾面に秩序的に並んだ0と1と。
違う世界を写してくれるから、どっちもいいなぁ。と、思います。

お庭に出て冷たい石の感触を楽しんだり。
苔の香りに囲まれたり。



見上げれば緑。足元にも緑。
この、きらきらが。頭上にも、足元にも生まれている空間。

それが、自然のものだとしても。人の手で作られたものだとしても。
人も自然の一部だと思うから、思いたいから。 僕は等価値だと思います。

是非ではなく、価値があるなしではなく、生きるのに必要なもの。
そうして自然に作り上がった空間というのは、心地よいです。



びろうどのような絨毯に、小袖を可愛いらしく纏うお嬢様のような緑。
庭師のそらこちゃんの人柄がよくわかります。

こうして庭と向かい合う時間は本当に贅沢で。
ここに来ないと得られないものだなぁ、と思います。
京都に来て、神社仏閣をあっちこっち巡るのも楽しいかもしれませんが、錺屋さんの庭をじっくり感じるのもいいですよ。
特に、縁側つきのお部屋に宿泊された方は、もう。特権ですね。笑

錺屋さん、いつも素敵な空間と時間をありがとうございます。





 

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春のうた@ペンタコちゃん

1か月前に撮った写真ですが。
春らしいというか。ペンタコちゃんらしい写真が撮れました。



ソメイヨシノが咲くちょっと前くらい?(↑これはソメイヨシノじゃないです)
柔らかな春のにおいがしました。

胸をぎゅーーーっと掴まれて、息が出来ない。
呼吸が浅くなってしまう。そんな、空気。



春色。こんなくっきりも写ります。ペンタコちゃん。

木蓮が本当に好きになりました。
なんて優しい花なんだろうと思います。

木蓮の花ってあまり香りとしては有名じゃないみたいだけど、マグノリアってフレグランスはたま〜に見かけます。結構好きで、買ってしまいます。



PhotoCafeBLOGでも撮ったけど、こっちはまた別の日のマクロな木蓮さん。
黄色いドレスのお姫様が座っておられました。

でも、いそぎんちゃくにも見える…。笑



ミモザも、ふわふわじゃなくてクッキリで撮影してみました。
今まで載せているペンタコちゃんは全部同じレンズです。最近のはフィルムも全部同じ。

雰囲気を変えているのは「光」です。
それだけで、全く違う世界になる。

写真を撮る事は色を見るんじゃないんです。
「光」を読むんです。



少し柔らかな足元。

おとぎ話が始まりそうで、大好きな一枚。さくまくんの足元。
この靴、好きなんです。靴磨き大好き桐島。笑

革靴は長くはいて、可愛いがって。
自分の好みに育てるのが楽しいですね。

最近、ペンタコちゃんが可愛いくて仕方ないので、よく撮影しています。
もっともっと仲良くなりたいなぁ。これからもよろしくね。



そういえば先日、とてもとても嬉しいメッセージを貰って。
簡単なことでも、いつも同じことでも、何度でも伝えるのって大事だと思いました。
僕も、もっと言葉や文字や写真で、何度でも伝えてゆきたいと思います。
きっと、おんなじことばっかり言ってるけど。笑
大切なことなんて、そんなに多くないから。
おんなじ場所を繰り返し繰り返しなぞって、深めてゆくことでしか。
僕は生きてゆけないのだと、思います。

東京は、ソメイヨシノが葉桜になりましたね。
八重桜の優しさに、ほっとしている桐島です。









桐島ナオが編集長を勤めるリトルプレス写真誌「graph.」第3号の発行となりました。
今回は「桜」特集。
東京の、今年のソメイヨシの桜はもう散ってしまいましたが、桐島が想いを寄せたのは京都と青森の八重桜です。柔らかな光と優しさが光となって春を消してゆきます。


桐島ナオ講師のPhotoCafeが今年もGWに関西出張します!


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good food marketに行って来ましたよ@ペンタコちゃん

去年の秋に「東京蚤の市」というイベントに行って来たのですが(BLOG記事はこちら)その主催の方が別のイベントを開催するというので行って来ました。
本当に空気感が素敵すぎるイベントだったので、ぜひまた行ってみたい!と思ったのです。




3月16日。
今回は食べ物のフェス。「good food market」
美味しい上に見た目が可愛いもの、という感じみたい。
それはもちろん大事です。見た目良くないと意味がない。笑

食べ物ってそれ自体の見た目も大事だけど、空間もすごく大事。インテリアとか、音楽とか、空気とか、食器はもちろん、一緒に居る人も。
そういうのを全て総括して「美味しそう」って感じると思います。
美味しい、はその次のステップだしね。

前回に比べてのんびりした雰囲気の会場。
心なしか広く感じる。笑
ほんと、天気もいいし。なーんか、東京じゃないみたい。



有機野菜とか土とかも売ってて試食もさせてくれます。
パン屋さんとかカフェとかお菓子屋さんとか。
もう、夢のような出展。

前回の蚤の市の時も思ったけど、とっても「綺麗」なんです。
それぞれの出展者さんたちが自分たちが「良い」と思う事を自分たちの手の届く中で綺麗に作り上げた空間。だから、そのなかに入り込めるし、入り込むとすごーく心地よい。



なかなか行けないような遠方のカフェの出展や実店舗を持たないお店もあって。
あっちこっちのディスプレイやお菓子を見ているだけでも、幸せすぎてにやにやしてしまいます。
お店の雰囲気はこういう感じなんだろうなぁ〜。と、思いながらブースを見るのも凄く楽しい。小さなディスプレイひとつをとっても、すごく丁寧に作られている事がわかる。



お菓子屋さんなんだけど。こうして植物をディスプレイしているブースがとっても可愛い。
「お店」というのは売り物だけを並べれば良いわけではなくて。
アトリエとかもそうだと思うのですが、「創作」する場所だったり「想像力」を使う場所というのは空間全てで演出しなくてはいけないと思います。
それがお店なのか、自宅なのか、アトリエなのか、仕事場なのか、それぞれですが。
やはり、トータルの世界感を表現することはとても大事。

このミモザを見ていると、お店の方の人柄が伝わってくるようです。



あと。これはカフェ出展の方のテントにぶら下がっていたコウモリラン。
実は我が家にも小さめの子がいるのですが…こんなに大きくて立派な子は久しぶりに見ました!!しかもまんまるで可愛い!!

軒下でぷらんぷらん、可愛いく揺れていました。

いいなぁ〜。いいなぁ〜。



撮影した写真を見ると、「食べ物」の写真はほとんどありませんでした。笑
植物ばっかり。笑
食べ物はたくさん買ったし、たくさん食べました。笑

何もない場所にお店が一日だけ出来る、ってサーカスみたいです。
一瞬で出来上がって、翌日にはいなくなってしまう。

ほんと。夢のようだね、ってこういうことかもしれない。

とっても素敵な空間と時間でした。
5月に蚤の市がまたあるみたいなので、絶対に行くぞー!と今から心に誓っております。
大好きな奈良の「MLPShop」さんも出展するようなので今から楽しみ〜!!

ペンタコちゃんが、とっても似合う場所だなぁ。と、改めて思いました。
ちょっと、彼の持っている世界感が判ってきた気がします。

もっともっと、仲良くしてゆきたい大切な相棒になってきました。
ペンタコちゃん、これからもよろしくね。



後日。cinecaさんの「はじまりのタルトレット」をいただきました。



iPhoneですが。後日のお茶の時間。



アップだとこんな感じ。
植木鉢なんです。もう、ひとめぼれでした!!

モノとクロが群がっていますが。笑
桐島が美味しく頂きましたよ〜。ほんっとに美味しかった!結構ヴォリューミー*
ごちそうさまでした〜〜〜♪








桐島ナオが編集長を勤めるリトルプレス写真誌「graph.」第3号の発行となりました。
今回は「桜」特集。
東京の、今年のソメイヨシの桜はもう散ってしまいましたが、桐島が想いを寄せたのは京都と青森の八重桜です。柔らかな光と優しさが光となって春を消してゆきます。


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あの夢の続きを、まだ見ている。

京都に行くと必ず行く場所がある。
「graph.」創刊号でも書いたけれど、僕にとっての京都は神社仏閣ではなくどこかノスタルジックな光景や小さな宝物を集めたような小さなお店。



初めて京都へ一人旅をした時からずっと、頼りにしている場所がいくつかあって。ここもそのうちのひとつ。
旧明倫小学校。

木で出来た廊下に、木枠の窓。
こんな素敵な小学校で育ったわけではないのだけれど、なぜか幸せな過去を想像して幸せな気分になってしまう。
幸せな小学校生活ではなかったけど、ずっと不幸せというわけでも無かったし、人生において大切な人に出逢った場所でもある。

なんか、そういう「想い」を勝手にぶつけても、サラリと受け止めてくれる寛容さが、古い建物にはある気がしてならないのです。



ここにはお洒落な喫茶店が入っていて、ここで珈琲を飲むのもとても好きなことの一つ。

このとき2月の京都の旅は完全にプライベートの旅で、初めて逢う友人と京都で待ち合わせ、そして旅、なのでした。笑
逢った事も無い人と、いきなり旅!?と思われるかもしれませんが。

この友人はずっと桐島を支えてくれて、助けてくれて、本当にお世話になっている友人なんです。
もうね、感謝しか出来ない。

ネガティブな僕を、明るく励ましてくれて。
「大丈夫っスよ!」って文字を見るたびに、泣き笑いして。笑

なんか、おかしくなってしまって。
あはは。なら、大丈夫っスね。笑 って。思ってしまえた。



京都は、深呼吸をする場所。
リセット、じゃなくて。リカバリィ。

自身を修復して、見つめ直して、もう一度位置につくための呼吸の場所。
だから、普段閉じていた感覚をもう一度解放してあげる。

美しいものに感動したり、可愛いものに喜んだり、美味しいものに幸せを感じたり。
きっと、僕は「京都の人」じゃないから身軽に此処に来てしまって、此処で楽しむ事が出来るんだと思う。



京都でしていることは、東京でも出来る事がほとんどなのだけど。
東京で雑貨屋さん巡りやカフェ巡りをすることは、1年に1回も無い。

東京は、まだ。僕にとって戦う場所であり、姿勢を正して向き合う場所でもある。

だから、京都で完全にプライベートで過ごす時間はとっても大事な時間。



友人といつもの錺屋さんで一緒に鍋を食べて、とっても愉しい時間を過ごさせて頂きました。本当に、心からの感謝を。

一緒にあちこち行ってくれてありがとう。
欲しいおまもりがあるんだ!って言ってて、せっかく行ったのに変えなくて残念だったのでまた行けるといいな。
お守りって1つだけ持ってるけど、「誓い」みたいな感じで。
なんか、最近は嫌いじゃなんです。

友人との距離感は僕にとってすごく重要で。
何年も逢ってなくても、ずっと仲良くしてくれていて。
連絡しなくても、どこかで思い出す度に頭をよぎったりして。
そんな時に僕は勝手に連絡をしたりするんだけど。

それでも、優しく返してくれる、そんな友人ばかりなんです。



今日の写真は全てペンタコちゃんでした。
ペンタコちゃんしか持って居なかったのです。

桐島ナオ。小学校の大きな鏡で写したセルフポートレィト。
2月初めの頃は髪の毛が、ブラッドオレンジなのでした。
ペンタコちゃんは、ウエストレベルファインダーなので、カメラの上からのぞいて撮るタイプのカメラ。
もう一枚、友人が一緒に写っているのがあります。

シャッターを内緒で切って、桐島がニヤリとしている写真。笑

自分はこんな風に笑うんだなぁ、って思った写真です。
それは、アルバムにこっそり入れておきます。
大事にしよう。と、思った写真です。

一緒に旅をしてくれて、ありがとう。
面倒くさい奴だけど、どうぞこれからも、よろしくお願いします。





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