カトリック弘前教会にて@PENTACONSix



教会を撮る事に何の意味があるのだろうと、たまに考える。
シャッターを押す事は祈りに近い感覚だと僕は考える。



透明な青。
灯りの消えた講堂。

白蛇がそそのかす。

おかしいなぁ。白蛇は神様の使いなのになぁ。なんて。

古い記憶を想い出す。
山で白蛇を捕まえたら怒られたことが。。。



カミサマが居るとしたら、それは個々の人間の心の中にいると思う。

カミサマというのは善悪や意志をジャッジメントする事自体だと思う。
それを自分自身で下す事が難しい状況にある人の中にカミサマはいると思う。

弱いとか、そういうことじゃなくて。
色んな、状況で、自分で下すことが出来ない人は居ると思う。



祈る事は、自分自身と向き合う事で。
顔をあげたら審判を受ける。

きっと、許して貰えるって、心のどこかで期待して顔をあげる。
もしくは、手を、声を、期待する。

何かに赦してもらうのは意外と難しいと、僕は思う。
自分自身を赦してしまう恐ろしさがある。
そんなことをしてしまったら、何もできなくなってしまいそうで恐ろしい。



痛みを抱えなければ衝動はなく、心を突き動かされることによって何かを創ろうという意欲が沸くと考えている。

それは、喜びであり、感動であり、幸せであり、恐怖であり、絶望でもある。
どの感情も「心が動く」という事にすぎない。
本質的には変わらないと思う。

赦しを得たら、心は穏やかになると想像する。
それは怖いことだと思う。

心が振り子のように揺れなければ、何かを創りたいと思えない。
平穏な心は何も生み出さない。

創る事に絶対的な意味を見出しているわけではないけれど。
生きていること自体が何かを創らなければ、意味はないと思ってる。



シャッターを切った後に、いつも僕は被写体を一瞬見続ける。
ファインダから目を離す前に、願う事がある。

カミサマ、どうか。
僕を赦さないでください。と。




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ちいさきものの、声。

PENTACONsixことペンタコちゃんにつけているレンズはツァイスの80丕2.8。
良いレンズなんですけど、最短撮影距離が1mという恥ずかしがり屋さんなのです。

そして。レンズ径に合うマクロフィルターを探してたのですが、掘り出し物を発見したので色々撮ってみましたよ。
テストショットを含めて撮影しているものも多いので、被写体は我が家の緑さんたちが主です。


ふわりと、浮かび上がって、消えてゆく色彩の中にかろうじて凛とした表情の輪郭。
マクロフィルター+10です。笑
絞りは開放F2.8で、手持ち。笑
カミソリピントもいいところ。

しかも、うちの子。 後ピンなので何となく計算してピント合焦後にピントをずらしてます。笑




ちょっと「賭け」の部分もありつつ…でもこの絵が現像で出てきたら嬉しくなっちゃって。
すっかりにやにやしながら撮影しているマクロ植物です。

植物をとっていると、もっともっと寄りたくなってしまうのは何故なのでしょう。
もっと、もっと、触れたい。知りたい。って、思ってしまう。
カメラを持っていなきゃ、薔薇や紫陽花に顔をうずめる桐島です。笑
香りはもちろん、温度や呼吸、花びらの触り心地まで。
ぜんぶぜんぶ、抱きしめたくなってしまう。

植物。 不思議な存在。




両目で見る画面よりも、片目で見るファインダーの方が情報が少なくて集中しやすいのは確か。見づらいから、一生懸命見ようとする。暗いから目を、凝らす。

ファインダーは、たったひとりのためのシアターのように、画面以外は暗幕が引かれただただ美しい絵を紡ぐだけの装置。

贅沢じゃないですか。
しかもそれが「映像」じゃなくて「実像」だなんて。



ふんわりと、浮かび上がって光をたたえる被写体は、誇らしげにも嬉しそうにも幸せそうにも見えて。
おじぎをしているようなスタイルで撮影する僕の顔は誰にも見えないけど。
もしかしたら、ニヤけている気がする。笑

二眼レフとか、中判カメラのファインダーを見たことが無い人に見せると「なんか立体的に見える!」という人が多いのはそのピントの綺麗さと画面の大きさだと思うんです。

撮らなくても。ファインダーを見ているだけで、幸せな気分になるカメラ。
なーんて。実際にあるから。すごいよね。



大切な気持ちで、1枚1枚撮影する、僕よりも年上のカメラ。

植物を撮影することが、またこんなにワクワク嬉しいものになるとは思わなかったので。
やっぱり。カメラの力ってすごいなぁ。って、思います。

PhotoCafeでは道具に使われるな!とも、言いますがたまには、道具に使われても、いいんです。
それしか出来ないのと、自分で選択するのとでは、大違い。
ペンタコちゃんには使われたい気持ちで向き合うようになりました。



「撮ってやろう」じゃなくて「よーし!撮るぞ〜!」でもなくて。
「向き合うぞ」とも違くて「撮らせて頂きます」でもない。

ペンタコちゃんと僕の関係は

「ねぇねぇ、今日は何が撮れると思う?!(ドキドキ)」

っていう感じに近い。

今日は一緒に何が見れると思う?!っていうパートナー的な感覚。



そして、一緒に現像を待っているワクワク感。

ペンタコちゃんに、託している部分と、一緒に期待している部分が半分づつで。

ドキドキ、楽しいね。
ワクワク、楽しいね。

って、そういう気分。

そういうのを、忘れないでいたいな。って思います。
忘れないで、いなきゃいけないな、っていうのを思い出させてくれました。

ペンタコちゃん×植物マクロ。
定期的に撮影してゆきたいと思います。

良かったら、また。見てくださいね。
のんびり、更新してゆきます♪

ペンタコちゃん植物マクロ撮影でした★






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『君とは、幸せだけを。』

ペンタコちゃんこと、PENTACONsixは、ドイツ生まれの中判一眼レフカメラ。
かのゆうめいなハッセルせんせいと同じく上から覗くカメラです。

この相棒を迎えるに当たって、自分で決めたルールがあります。

『君とは、幸せだけを。』

というのが、写真の全てにおいて感じられるように。って。
これは、合同展に出展した展示写真のタイトルなのですが。
あ、合同展のメインのイメージ写真(HPのTOP写真ね)が桐島のタイトル写真なので、そのまんまなんですけどね。モデルはペンタコちゃんで。タイトルは自分で決めたルール。



当たり前に感じている日常の中に、「幸せ」をきちんと見つけること。

それって毎日を自分できちんと「幸せ」にしなくちゃいけない。って意味です。
幸せって、落ちているものじゃなくて。自分で作り上げるものです。
誰かから貰うものでもないし、自分自身の幸せは自分でしか量れないから。



写真を「撮る意味」って、ひとそれぞれたくさんあって。
桐島の場合は、自分自身の思考や立ち位置や存在を確認したい、っていうのがあります。
確認、というのもちょっと違うかもしれないけど、吐き出したい。に、最初は近くて。

最近は吐き出したい、っていうのはほとんどないです。
吐露、という意味じゃなくて、寒い日の夜に空に向けて息を吐くような「吐く」はあるかもしれないけど。
「静かな」写真を撮りたいと思っています。

それは、桐島ナオの「一面」で。
もちろん、そうじゃない他の面もたくさん、たくさんあります。

そうした中で、今新しいカメラを迎えて自分が何を撮りたいかなぁ〜。って考えた時に。

悲しいのとか、孤独なのとか、激しい感情とか、過去のしがらみとか、そういうのは、もう、いっかな。って。 思いました。



そういうドロドロしたもの他のカメラでは撮りますけど。
この子(ペンタコちゃん)には、もうそんなの見せなくていいかなぁ、って。

あぁ、しあわせだけを、撮っていけたらいいなぁ。 って、ぽつりと思いました。

ドロドロした写真。
むしろそういうのばっかり撮ってきた時間の方が長いけれど。それはそれで、大事だとは思うけど、もう自分はそれをこれ以上大事になんかしなくてもいいかもな。って。

やめる、って意味じゃなくて。
これ以上違うカメラでそれを写す必要があるのか、って意味。



抱え込んで、自分のものにしてしまって。
それで満足して。楽しいような悲しいような気持ちになって。
あぁ、これで安心だって思ったふりをして。向き合ったつもりになって。
そうやって心象写真を撮ってきたようなつもりになって。

わからないけど。
そういうのも、無いと、僕は生きていけないけど。
きっと、そういう「ちゅーに病」的な部分がほとんどを占めてるんだけど。笑

そうじゃなくて、ものすごく寒い朝にバケツに張ったうすーーーーーい氷みたいに。
なんか、上澄みみたいな優しさや幸せを残したいな。って、思うようになりました。
いや、思えるように。なってきました。

作風を変えるとか、そもそも作風はこれです!とか、無いけど。
そういう、気持ちの引き出しの一つを新たに開けてくれたのが、ペンタコちゃんでした。

今日載せた写真は2012年12月〜2013年1月に撮った写真たち。
今年はもっともっと、幸せな景色を見せてあげられるように。

僕は、もっと一生懸命になるよ。
ありがとう。




次回はマクロ撮影した植物をまとめて載せます。
ちょっと、イイ感じなんです。ふふ。



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東京蚤の市いってきました@ペンタコちゃん

紅葉が美しいです。空が高いです。
あぁ、秋なんだなぁ。。。なんて、ぼんやり考えながら、11月24日東京蚤の市に行ってまいりました。

きっかけはいつもお世話になっている奈良の「MLPShop」さんが出展するとお伺いして…サイトを見てみたらなんか素敵すぎて!
行く前はわくわくして、もう、大変でした。笑
旅行に行くような気分でペンタコちゃんだけ持って出かけましたよ。
露出計代わりの5Dllはお留守番。ペンタコちゃんは露出計がないのですが、iPhoneアプリで露出計があるのでそれをベースにあとは、目測で。笑



蚤の市、って聞いてイメージしたのはよくいく京都の天神さん。
境内にシートをひいてどちらかというとお年を召した方と業者っぽい感じの人がてんやわんやで、アハハ!ガハハ!なんでやねん。まけてーや! 的な世界。笑

でもねー。東京蚤の市はそんな香りが全くしない。
外国、パリか東欧あたりの綺麗めな国の蚤の市みたいなんです。



この、空気感はホントびっくりした。
もう、ほんとに素敵でびっくりした。
ディスプレイも素敵だし、この場所の空気も素敵。

生演奏の音楽に、ホットワインに、カフェが出展していたり、きらきら木漏れ日に、はらはらと落ちる銀杏の柔らかな金色。



そこかしこに「ピースフル」って書いてあるような時間の流れ方でした。
なんだろう。おとぎ話の中ってこんな匂いがしそう。って思った。

みんな穏やかに笑って、絵本を抱きしめる子供たちに、古いぬいぐるみを悩んでいるおねーさんに、手作りの椅子を小脇にかかえて嬉しそうに帰るおじさん。



売り物が地面に置いてあって、自然と風景の一部になっていて。
歩いている人、眺めている人、買い物をしている人、全部が景色の一部になってしまったような。
不思議な空間でした。



買い物はフランスの古い本の朽ちてしまいそうな1ページと、真鍮で出来たプレートを何枚か。フランス人のお店の人がいて(目が綺麗だったなぁ)フランスの蚤の市に来たみたいな錯覚を覚えてしまった。

カットガラスシャンデリアのパーツを紐に通しただけのネックレスや、誰かが大事にしてたような籐で編んだ飴色の籠とか。



古いモノには物語があります。
ここまで旅をしてきたものを、もういちど自分のもとで始めることが出来る喜び。
たくさん愛されて、旅立って、それを見つけて貰って買い付けられて。
もう一度だけ、最後かもしれない出会いがある。

って、すごーーーーく、幸せなことだと思います。

僕よりも長く生きているかもしれないモノたちに囲まれて。
少し埃っぽい東京の片隅で。
なんだか幸せすぎる時間を過ごしてしまいました。



今日の写真、すごくお気に入りなんです。全部載せたいくらい。笑
ペンタコちゃんと、ようやく仲良くなってこれた気がします。

もっと、いい写真を撮りたい!と、強く思います。
それが「上手くなる」ということであるなら、僕はもっと上手くなりたい。

でも、技術じゃなくて、褒められることでもなくて、お金を貰えることでもなくて。
もっと、もっと、自分だけの本質的な面です。

僕はもっと表現できるはず。もっといいものが作れるはず。
今年も終わりになって、そう、思えてよかったです。
ペンタコちゃんと逢って、自分の裏側にあった「伸びしろ」が少しだけ見えた気がして。
あ、もうちょっとだけ自分に期待して、自分に頑張れ!って思っていいんだな。って思えたことが。とても、とても、嬉しかった。



来年はもっと自分の写真を勉強したいです。
今年やったことは全て、大切な時間でとても良い勉強になり、糧になりました。
無駄な事なんて一つもないから、全部丁寧に。全部大切に。

その中でペンタコちゃんとの出会いは、とても運命的で。
僕を救ってくれて、違う場所へ。もっと素敵な場所への道を目指すことが出来る事を教えてくれた、大事なカメラだと思います。


ペンタコちゃん、ありがとう。
これからも、よろしくね。


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さいきんのペンタコくん写真。

一か月に1回くらいしか活躍していないペンタコくん。
中判クラシックカメラ。
1本で12枚撮影出来ます。露出計はありません。マニュアルフォーカスしかありません。
視野率は80%で、2割は妄想で撮影します。
(ペンタコくんはこの子です)



夏の記憶。すっかり現像がたまってしまっていました。
和朗フラットです。
ここの空気の流れがとても好き。
鮮やかな緑色が綺麗。六本木だなんて信じらんないくらい。笑



合わせ木が好きです。
ヘリンボーンの床とか、ときめきませんか?
この合わせ木のスカイブルーのドアも素敵です。



露出計が無い事はある意味ファインダの中が自由になります。
見るのは数字ではなく、世界の光景だけ。

強い日差しに映える百日紅。



レンズはツァイスの80丕2.8。
35个任50个个り使っているので80个竜離感が新鮮です。

単焦点を使うと、距離を測るようになります。
そして、焦点距離ごとの被写界深度を覚えます。

ズームレンズもたまには使うけど、単焦点がやっぱり好き。



フィルムはこれだけLOMOであとはFUJI。
現像+プリントはいつもお世話になっていますフォトカノンさんの担当の近さんに「おまかせで☆」と、言いました。笑
信頼しているので、いい感じに仕上げてもらいましたよ。

好きなフィルムはもうないものばかりなので、ちょっとフィルム難民。
一通り使った感じです。
LOMOのこの雑な硬質感も嫌いじゃないんです。空のべったり感とか。

今年いっぱいはちょっと時間がなかなか取れないかもだけど。
来年はもっと撮影したいです。
久しぶりに使ったカニツメNikon50个盥眤SS大丈夫そうだったので、出陣させなきゃ。


デジタルとフィルム、上手く付き合っていきたいですね。
やっぱりフィルムも大好きです。




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