12月の京都散策@その1

実は5月ぶりの京都です!びっくり!今年は3回しか京都に行っておりませんでした…(^^;)
(毎月行っていた年もあるくらいなので…)

そんなわけで今回はPhotoCafe Travel! in Vesna!さんで出張なのですが1日はフリーなのであっちこっち行きましたよ。
 

graph.やここら辺でも書いていますが、桐島が京都を移動するのは自転車です。お宿はいつもの錺屋さん
早朝に京都に到着して、すぐ銭湯での〜んびりして、太陽が上がりきったら出発!

まずは五条大橋。ここを渡って東へ。
橋の下の川沿いを上るのも好きですが、今回は四条から白川へ入りたかったので地上を走ります。
紅葉はほとんど終わってしまって、シックな赤が少し残る町並み。
朝の空気はキン、としていて本当に気持よいです。
 

白川へ抜ける時に発見したこのお店。
京都に行く前にスタイリストさんに「マリベルは絶対行ってください〜♡」と言われたのですがここのことですね。
そういえばここは前、何のお店だったかなぁ…とぼんやり考えながら走ります。
まだ開いて無い時間なのでした(^^;) 次、行くねー。
 

お茶屋さんなんかが集まる路地を抜けて行くのですが、この小川がお気に入りで。
鴨たちがたくさんいるのと、鷺の巣になっている大きな楓があるんです。

前に京都に来たときもこの川に彫像みたいな鷺が居て、さくまくんが釘付けになってたっけ。笑
 

上の写真のアップなんですが、わかりますか?
鳥が2羽います。写ってないんですけど、全部で5羽いました。笑

写真では大きさが判り難いのですが、けっこうでっかい鳥なので、見たら吃驚しますよー。
 

そして、柳がゆれるクネクネ路地を駆け抜けて。きゅっと、坂を登ってゆくと、大きなクスノキ。
ここは青蓮院です。
まだ開門前なので住職がお掃除をしておられました。
 

ご挨拶をして、しばらくクスノキと対峙します。
この子は京都に来るとよく逢いに来る子です。初めて見た時にその大きさと迫力に圧倒されて。
もともとクスノキは好きな種類のみどりさんなのですが、寄り添ってくるような動きの、感じられる子でした。
 

苔むした根っこから大きな手を自由に伸ばすような枝。
クスノキは脆い樹なので、巨木になると台風などで倒木してしまうことが多くて。
きちんと向き合う人間が居てくれると、こんなに優しく大きくなるんだなぁ、と。思います。
 

こんな感じで。あちこち、吊っています。
樹形が独特で、ぐにゃぐにゃしてて。自由なんだけど、雄大さもあって。
ずーっと、見てました。笑

そんな桐島に声をかけてきた住職さんが、「えらい熱心に見てはりますなぁ」と。
寒い朝にほっこりするような笑顔と声でおっしゃいました。

「はい。クスノキが大好きなんです。一気に全部枝を見れないので、一本一本じっくり拝見しています」

と、桐島が真面目な顔で返すと住職さんはちょっと呆気に取られたような顔をしてから笑い出しました。

「面白い事を言われますな。そうですが、見切れなければひとつひとつ、見ますか」

にこにこしながら、ほなごゆっくり。と、掃除に戻られた住職さん。
面白い…事を言っただろうか…(^^;;)???と、首をかしげつつ、またじっくりとクスノキとお話しさせて頂きました。
 

あと。青蓮院の目の前にあるサロン?か何かでウェディングパーティーがあるらしく。お花が飾られていました。
フレッシュなブーケがひときわ目立ちます。
 

そして、対照的なドライのリースも可愛い!紫陽花!!と、ひとり浮かれて撮らせて頂きました。
ここは空気の通りが本当に素敵な場所で、気の流れ、みたいなものを感じます。
植物が元気に暮らせない場所で、人間が元気に暮らせるわけがない、と思うのです。
 

そして、すこーん、と抜けたような広い場所。平安神宮です。
だーーーれもいない。笑

まだツアーの方々や観光客の方もいない時間なので無人に近い平安神宮。
…でも、結構寒くなってしまったのでそんなに長居はせず。
今日は庭園には行きませんでした。
 

左近の橘におうちが出来てました。
柑橘の実がたくさんついていて、ネットがかかっているのだけど、、、結構喰われてる。笑
なんか、そんなに美味しいのかと興味が湧いてしまう。。。
 

巫女さんが白砂に映えます。
そろそろ外国人の方がたくさんやってきそうだったので退散です。
 

紅葉は終わってしまっていると書きましたがこの辺は結構まだまだ綺麗な子が多く。
ちょっとうきうき撮らせて貰いました。
平安神宮前の公園。ここって、桜も密かな名所だと思うんです。
 

写真を撮るのに大事な事は、名所に行く事じゃなくて、自分が美しいと思えるものをその場で発見出来る事じゃないかな、と思います。
どんな場所にも美しいものはあって、どんな所にも自分を待っているものがあって。
それを見つけられるか、否か、じゃないかな。と。
 

特別、って言葉は好きじゃないけど、大事だな。と思います。
それは自分だけの宝物みたいなもので。誰にも見せたくないような、大事な人には伝えたいような。
そういう気持ち。

光がきらきら、美しいな、とか。
風の透明度が高くて、気持ちいいな、とか。
鳥の鳴き声が響いて、楽しそうだな、とか。

そういう気持ちを込めて、シャッターを押したいです。
 

紅葉シーズンは終わってしまいましたが、こっそり残った紅葉も美しいです。
風が吹いてバラバラと落ちる銀杏も可愛いし、顔に突撃してくる葉っぱも可愛い。笑
 

あと。これは紫陽花。
我が家の紫陽花もしっとり紅葉していますが、京都の山の方の子はしっかり色づいていて美しいです。
普通の道ばたに植えられた紫陽花たち。
君たちは何色で、どんな花を咲かせるのかな。と、わくわくしました。

冬の大気を愛でながら、冷えた身体を叱咤しつつ。もう少し北上します。
長くなりそうなので、、、その2へ続く。

あ。写真は全部EOSMちゃんです。




 

久しぶりに山梨に行ってきましたよ。

カテゴリを「日常」にするか「旅」にするか迷ったのですが。
埼玉に住んでいた頃は毎月のように行っていた山梨県。
実は、、、、いつぶり??ってくらい、久しぶりに行ってきました。
なので、旅の記録にしてみました。



枠ナシはiPhone写真です。
今回の山梨入りの目的はさくまくんの撮影で桐島は被写体だったので、カメラはがっつりじゃなく。。。
EOSMちゃんで記録写真と、結婚式写真を現像に出すついでのペンタコちゃん。



天気は上々。あっつい!!!くらい。
この、ちょっと前に山梨甲府が38℃とか報道があったのを見て慄いていたのですが…この日は樹海のあたりで30℃でした。(まぁ暑いには暑いですけど…^^;)

富士山が世界遺産登録、とういうことでマイカー規制があったりして。
なんだかタイムリーな時期に行ってしまったなぁ。。。という感じでしたが(笑)とっても気持ち良かったですよ〜。



甲府側に前日入りして、ほんとは紫陽花との撮影だったのですが…今年の猛暑の影響で…既に紫陽花は枯れておりました…。。。
そして、名所!!と思っていたスポットは剪定を失敗したのか…紫陽花の森のようだったのになんか…あ、あれ???という感じに。。。

仕方ないので西湖周りをドライブして。
湖畔でくつろぐイケメン&わんこに遊んでもらったりして。



遊んでもらった、ジェイク。
もう結構おじーちゃんみたいで口周りが白くて可愛いの。

カヌーの先頭に乗ってるわんこがいたり、一緒にキャンプしてるわんこがいたり。
みんな自由で楽しそうだったなぁ。



そして、朝霧高原へ向かって車を走らせていると…道端に…ん!?羊!!?
と、びっくり。

おうちの前の草原地帯に、ぽつりぽつりと、明らかに放牧されている羊!!!



隠れてしまっていますが、後ろは富士山です。
わー!!なんかすっごい。幸せな光景!!



実は、側に建っていたおうちに「ひつじ家」と書いたプレートがあって。笑
ひ、、、ひつじ!!!!

と、突撃ピンポンさせて貰いまして。笑
出てきたおじちゃんにお願いして、撮らせて貰ったのです!
(通常は関係者以外無断立ち入り禁止です。私有地なので)

なになに?だれ??と、出てきた黒羊。
よろよろ後をついてくるのが、、、か、かわいい。。。



そして、小屋の中には子羊〜〜〜〜!!!

か、か、か、かわいい!!!!



ひょっこり。

人見知りしない子たちでホントに可愛い〜〜〜!!
なでなでさせて貰いました(><)

もー。ほんとに。。。。はふー。。。



飼い主のおじさんは元々牛をやっている大きな牧場の主さんで、もっと奥の方で羊を飼ってたのだけど、可愛いから下の方に連れてきたそうで。笑
道路わきにこの場所があるので、本当に可愛いく…みちゆく人が結構立ち止まってみていきます。

白い子も黒い子も「コリデール」という品種。
伊香保グリーン牧場にたくさんいる、一番ポピュラーな品種ですね。



サフォークもいたんだけどね〜。
うっわ!サフォークいたんですか!!!

と、羊談義で大盛り上がり。笑
羊ネットワークはあっちこっちで繋がっておりまして。
こちらのおうちの子が北海道に行ったり、いろんな場所で繋がっているそうです。
(もともとはまかいの牧場の子だそうですよ〜)

そして、朝霧高原で、撮影してきました。
さくま作品で、公開許可が出ていないので、写真はネット上にはUPしません。
今年いっぱいずーっと撮り続けていて、本当に素敵な写真ばかりで。
来年あたりに、展示をする、かも。と言っていました。

ネット上に写真をUPすることに意味を見出す事って、結局は「見て欲しい」じゃなくて自分自身の区切りをつけるためだと思うんですよね。桐島は。
きちんと、自分の答えとして完結したぞ!って区切り。
個展なんかと同じ意味を成すものだと思っていて。
(あ、BLOGはもう記録として割り切って載せてます。笑 「作品」はSTORYPhotoなので。)

だから、あんまりにも、大切な作品や、手放したくないもの(=区切りをつけられないもの)は、インターネット上にアップしなくて良いと思います。
不特定多数の人に見て貰う事で得られるのは「他人の感想」でしかなくて。
それが自分の外側の事でしかありません。
自分自身のこと、内側の事は、外部からは何も関係ないですからね。



そして、撮影が終わって。
ぺこぺこになった僕らは、これまた久しぶり(すぎ)なカフェMに行ってまいりました。
ディナータイムで、予約していなかったのでディナーの時間スタート直後にイン。
店内を撮らせて貰っているうちに満席に。。。(^^;)
なので、カフェスペースの写真はありません。。。とっても素敵な場所なのですが…すみません〜。カフェなのに雑貨屋さんみたいな写真しかないです。



もちろん雑貨屋さんとしても素敵なんです。
アンティークものや作家さんもの、現行品など、幅広いセレクト。
今、都内にこういうお店はけっこうたくさんありますけど、ここはずっと変わらない空気。
変わらないって良い事でもあり悪い事でもあるけど。
ここの素敵なものは時代に左右されたものではなく、ずっとそこにあるような素敵なお品ばかり。



数年前に来た時よりも、スプーンの数が増えている気がする…と思ってBLOGを検索したらやっぱり増えてました。笑 →過去記事

この記事のあと2回くらいは来たかな??
相変わらずとっても美味しい料理と素敵な雰囲気でした。
夜、周りには灯りがないので店内が結構暗いのですよ。
お昼のランチも予約満席か30分以上待つことが多いのでご注意を。
湖畔で遊んでいると30分くらいすぐ経っちゃいますけどね。笑



Mの外観。

とても美味しく、素敵な時間をありがとうございました。
アンティパストと、メインのパスタと、デザートを1つづで。
2人でシェア+飲み物で丁度良い位。

焼き菓子が無くなってしまったのがとっても残念ですが、、、また復活するかなぁ??

さくまくん、撮影ありがとうございました!
また来月も宜しくお願いします〜〜。




 

無事閉幕致しました。ありがとうございます!




にほんブログ村 写真ブログへ登録してみました

skycloverTOPPageへ戻るサイト TOPを別窓で開く(外部来訪者さま用)

JUGEMテーマ:写真


京都・奈良お散歩スナップ

京都と奈良のお散歩スナップ写真を、まとめてみました。
ちょっとおまけ的な記録写真ですが。自分の記録のために。

カメラはEOSM。この連休でだいぶ仲良くなりました。



京都四条にあるのminä perhonenの新しいフロア。
白と黒のウェアに、どきどきしました。まさに、光と闇。
ヴィジュアルブックがいくつか展示してあって、その中に桐島の好きなものがあって。
心臓を掴まれた気分でした。

静かなクラシックが流れていて。
此処だけ音が消えたよう、不思議な空間でした。
音が流れているのに、音が消えた。というのは変な言い方ですけど。
感覚的に、ここだけが、異空間でした。切り離されたモノクロームのよう。



minaビルの前には花水木。
ぽってりした花びらが光を受けて透明になっていて。
風に吹かれて気持ちよさそうでした。

minaでものすご〜〜〜く迷ったのですが。やっぱりあの子は買いませんでした。
もうちょっと、時期が来たらに、する。
いつだって服にふさわしい自分でありたい。
服が自分を選ぶと思うんです。なんだってそうだけど。
その、衣を借りる、ことのないように。
自身の一部として呼吸出来るように、纏いたい。



なので、小さなminaを連れて帰りました。
この子たちはどうしようか。
わくわくしながら、蝶を眺めます。

小さな楽しみ。手に取る喜び。
皆川さんのminä perhonenはいつだって、わくわくする。
それは、皆川さんが真摯にものを作っているから。
そういうものを手に取ると、背筋が伸びます。



京都は路地裏をふらふらと歩くのが好きで。
東西南北が判り易いから適当に歩きやすい。軌道修正がし易くて嬉しい。

和風なディスプレイなのに、ラナンキュラスがころころと。
なんだか、いけた方の人柄が判るようでとっても素敵だと思いました。



そして、こちらは奈良のお花屋さんなのですが。

どこまでが商品でどこまでが自分のものなのか…全く分からない感じがとても素敵。笑
足元にヒメツルソバがたーくさん茂っているのですが、向いの道路にもわさわさしてて。
桐島は彼女がとっても好きなので思わずにまにましてしまうくらい。



ピンクのぽんぽんが足元に転がっているようで。おしゃべりな植物は大好きです。
これ、向いの道路。笑

ポストの下までびっしりヒメツルソバさん。
辺り一面です。
ほんと可愛いなぁ〜。。。

前にも書きましたが。
遠くへ旅に出ると見知った植物に、嬉しくなります。
それは、旅先で見知った顔に出逢えた安心と同じ。
仲良しな植物だと尚更。ヒメツルソバさん。嬉しいなぁ〜。



こちらは観光地!!って感じのならまちのお店なのですが、店内に置いてあるシノブさんの盆栽や店内の中庭の植栽がとても心地よくて。
あぁ、ここでお仕事出来たら気持ちいだろうなぁ〜と思いました(ちょっときれいすぎるけど。笑)

そこかしこの空間を仕切る蚊帳生地が美しいのです。
蚊帳生地のお店なのでした。
奈良は蚊帳製作の有名な場所だったみたいですね。

桐島家では今でも蚊帳(天蓋)を吊って眠るのが習慣になっていますが、猫と暮らすようになったら…まぁ無理だろうなぁ…。。。。笑



ここは、奈良でのお宿。
大正時代に建てられた洋館を宿に改装したもの。
おかーさん!って感じの方が仕切っておられます…が!!ものすっごく味のある建物なだけに、各所勿体ない感がしてなりません…。。。うううう。。ここ、貰いたい…。



そして、このお宿の付近の住所がまたすごい。
「不審ケ辻子町(ふしんがつじちょう」。

昔、鬼を追いつめ逃げた先で。鬼が消えた辻、だそうです。笑

それでなくとも、奈良ホテルの真裏。裏口の門なので。
ちょっとミステリィな香りがしませんか?ふふふ。
こういうのは、大好きです。笑

ならまちは、もうちょっと時間をかけて色々見て回りたいなぁ。と思います。
結局行ってみたかったカフェは行けず…。うーん。
時間の配分って難しい!!(^^;)

最後の旅の記事は、ひょいと見つけた隠れ家。
桐島的に、とってもにやにやしてしまう、蔵書。
ペンタコちゃんで撮影した、カフェです。





 

6月に写真展開催決定!




にほんブログ村 写真ブログへ登録してみました

skycloverTOPPageへ戻るサイト TOPを別窓で開く(外部来訪者さま用)

JUGEMテーマ:写真

僕の京都、錺屋。

ゆるりとした空気。
いつでも、受け止めてくれる存在。

そういう「宿」はあまり無いと思う。
僕にとって、唯一の存在、錺屋さん。



今回の京都滞在でもお世話になりました。
本当に、お世話にというよりも。仕事が無い時間はずーーっと錺屋さんにいました。笑
縁側付きのお部屋に泊まったので、お庭をのんびり眺めたり。お茶室でお昼寝したり。



今回ひっそり楽しみにしていたのが「宿直さんの朝ごはん」。
錺屋さんはキッチンを使わせて頂けるので、いつも自分で作っていたのですが。
仕事の時はやっぱり、作れない。今回は仕事で出張なので、嬉しい。
とっても嬉しい。

一日目の朝(※京都Vesna!さんPhotoCafe一日目でした!)はお好みの具を挟める、ベーグル。
ベーグルはパン作家さんの手作り!具材は宿直さんの手作り!



焼いてもらったベーグルに、オリーブオイルと塩コショウ。
それにりょろっと、ケチャップ。
見た目、可愛いし美味しい。桐島風アレンジ♪ナイフとフォークで頂きます!
宿直さんにも好評♪



縁側で、頂きます!やっぱり縁側のお部屋はこれが贅沢〜。
写真は二日目の朝ごはん。
お茶室でも食べれますよ〜とご提案頂いたのですが、苔のお庭を見るのが大好きなのです。



三日目は名前忘れてしまったけど、、、なんか、ラタトゥイユみたいなパスタ。
付け合せのお野菜もとっても美味しい。




三日目は夕方に奈良へ移動するのですが、ずっと昼すぎまで錺屋さんにいました。
京都に来てもほんと、観光してない。笑
こんな空間にいられるんだもん。出かける必要ないでしょ。

そりゃぁあっちこっち行くのも楽しいし、行きたいところもたくさんあるけど。
それでも、僕が「安らぎ」を得られるのは、ここなんだよなぁ。と、思う。



生粋の乙女な女将と、心は乙女のそらこちゃん。笑
そのほかにも、錺屋を愛するたくさんの人の「想い」が、この場所を作っているのだなぁ、としみじみ実感します。
絶妙なバランス。力関係。



お部屋から見えるお庭。
まんなかににょろっと生えているのは、去年虫さんに食われてしまってちゃんと葉っぱが出なかったという。。。八角さん。(去年の錺屋記録はこちら…)
今年はおっきくなって、お花も咲いて!葉っぱも立派に!!

去年だめだったけど、今年はホントに良かったね。って。
そうやって、毎年笑いあえることは、ほんとはすごいこと。

ひさしぶりに、あぁ。ありがたいことだなぁ、って思いました。



去年も撮影した金魚玉ちゃん。
今年は浴衣を持参しなかったので、衛門掛けには錺屋さんのてふてふ羽織。



そらこちゃんに「誰も気づいてくれないの!!貴重なのに!」って教えてもらったお花。
うーーーーーん…。。。地面にあごを置いているみたいにちょこんと咲いている茶色いお花。小指の先くらいの大きさ。こ、、、これは気づかない!!笑

教えてくれてありがとう。笑

そらこちゃんと、植物の話しとかカメラの話しとか茶器のお話しとか、なんかよくわからないことを色々とお話しするのは大好きです。



今日は、そらこちゃんが作った紅茶を頂きました。
カップがね、うすーくて、口当たりがすごく良くて。
なんか、唇が。気持ちよかったです。

貝で作った器みたい。



夕方になって、灯りを点ける、少し前。
その、仄暗さがとても好きです。

がたがた鳴る木枠の窓とか。縁側に裸足で出る感覚とか。庭に水を撒くにおいとか。

僕には、涙が出そうな記憶。
とても、とても大切な記憶です。

錺屋さんのお庭を、もう少し。ペンタコちゃんで撮ったものがありますので。
別記事で紹介しますね。

錺屋さん、いつも素敵な時間をありがとうございます!
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。

錺屋さんホームページはこちら

※錺屋さんは宿泊日の4か月前から予約受付をしていますが人気のお部屋は即日予約が入りますのでご注意くださいね。





 

6月に写真展開催決定!




にほんブログ村 写真ブログへ登録してみました

skycloverTOPPageへ戻るサイト TOPを別窓で開く(外部来訪者さま用)

JUGEMテーマ:写真

初山陰紀行<大山の山を馬で駈る&森について少し>@4日目


雨予報だった今日。しかも結構寒い朝。

大山の山をマウンテンバイク(レンタル)でダウンヒル出来るという事を知り、非常に楽しみにしていたのですが…初めて入る山の荒天(しかも1人)はやめたほうがいいと判断。
楽しみにしていましたが、またの機会を楽しみに。
大山乗馬センターへ行ってまいりました。



入り口の受付の可愛いおうちとポニー。かわいい〜。



おにーさんに撫でてもらって嬉しそうな顔。笑

さて。桐島、乗馬なんて久しくしていませんが…(^^;)馬に乗るのは好きです。
桐島がやりたいのは「乗馬トレッキング 湖畔往復コース(4km)」!!
初心者でも大丈夫!のHPの言葉に後押しされて(笑)行ってきましたよー!伝説の赤松の池まで!!(><)



ふつーにお散歩するのはは問題ないのですけど、もはや速歩がおぼつかない桐島(笑)
今日パートナーを努めてくれた黒豆ちゃんに色々気苦労をかけたかと思います…。
なんとなく、乗っているうちに出来るようになったような。笑

速歩ってあれです。馬の早歩き。座っちゃだめなんですよね。
馬のリズムに合わせて屈伸運動をしなくてはいけないとゆー。

たずなに力を入れても駄目だし、ふとももに力を入れても駄目だし、かかとに力を入れても駄目だし、で、馬上で屈伸て。笑
言葉で書くと難しいけど、やってみるともっと難しいです。(あれ)



いろいろ自分が信じられない桐島はカメラ一式全部持って行きませんでした。笑
湖に行く迄の山道やら農道やらがとーーーーっても綺麗で。
スタッフさんも、ほんとうに優しくて気遣いもお話もお上手で…。
桐島はすこぶる心地よく、楽しく乗馬トレッキングをしてきましたよ。



帰って来てから撮ってもらった写真です。
今日一番お世話になった黒豆ちゃん。愛らしい〜〜。

なんか、桐島と並ぶとちょっと小柄に見えますが普通に大きいサラブレッドさんです。
綺麗な身体の頭の良い子でした!!桐島より先に動いてくれるからほんとに助かった。笑



馬の写真を撮るのは好きです。
美しいものを撮らせてもらうのはホントに嬉しい。



可愛こちゃんも居ます。触れ合い広場のポニーくん。
なんか、撮ろうと思って近寄るとすんごく近寄ってくるのでこれ以上引いて撮れなかった。笑



ポニー買ったらなんかおまけでついて来たんですよね。ってスタッフの方に聞いた羊ちゃん。(名前はマトン…。。。笑)
ポニー2匹と一緒のケージ内にいましたが一番気性が荒く、強そうだった…。笑
もふもふさせて貰いました。やっぱ羊は可愛い!!



受付のところから見るとこんな感じ。
ガラスの中側から撮ったのですが、この直後の大雨がやってきて、てんやわんやに。
スコールみたいに急に空が真っ暗になってびっくりしたー!



桐島はその間。こんな素敵なものを頂いておりました!!
カフェが併設されているのです!!今度はケーキも頂きたいなぁ〜♪



すごい雨だったねー。と、木陰でのんびり。
山の中にある乗馬倶楽部なので、空気がさらにひんやり。



かなり、のんびりさせて貰いました。
写真もたくさん撮影させて頂きましたよ!!本当にありがとうございます!

そして、もうちょっと乗りたいなぁ〜〜!!!と、しみじみ思ってしまった…。
やっぱり、森の中を馬で行くのはホントに気持ちよいですね〜〜!!

青森にも白神山地乗馬トレッキングとかあった気がするので是非やってみたいと思った僕でした(><)



米子に戻り、冷えた身体を温泉で解凍してから、午後は京都へ向けて移動です。
一雨の後の空が本当に綺麗です。低い雲も立体感があってとても綺麗。
これまたバスの車窓からですが、結構綺麗に撮れててびっくり。



これも、高速道路の一瞬の景色。
「森」について考える事が、好きです。
林業採算性という言葉をご存知でしょうか。リンクは農林水産省の林野部なんですけど。
日本は本来「広葉樹」と呼ばれる「雑木林」で山が構成されていました。
けれど、戦後の国が進める「林業」にとって雑木林は勝ちが無く、伐採され。
成長が早く用途が多い杉などの針葉樹が植えられました。
林業は一時期バブルがあり儲かっていたようですが、輸入材木の関税撤廃により、国内林業は終了しました。植えただけで用途の無い、延々と等間隔に植えられた杉だけが山に取り残されたわけです。

桐島の知識で書いているので、間違っていたら申し訳ないです。
もっと勉強したい分野なんです。

杉花粉なんて昔は無かった、と聞きますがそりゃそうだ!と思います。
土砂崩れも、しっかりと根をはる古い樹木が無くなり、根が浅い針葉樹を植えたから起こる事も多いそうです。
そして、海外の樹を安く輸入出来る事になったので、海外の森や熱帯雨林が丸裸になりました。

高速道路から見える、延々と並ぶ針葉樹。
子供の頃は「森だ〜〜!」って思って尖った木々を見ていましたが、今は気持ち悪いクローンの群れに見えてしまいます。

それでも、もう一面の広葉樹を取り戻す事は出来ないし、今在る森に光を入れなくてはとも思います。なので、「
more Trees」運動はすごいなぁと思います。
単に否定するのではなく、代案を示す。という行為はとても素敵だと思います。
何より啓蒙活動として実にになってると思います。


僕はもうちょっと考えたいです。考えながらも、行動はしたい。
知識はあっても、困る事はないです。知識を持って、行動をしたい。

そんなことを考えながら車窓を追っていたらちょっと気分が悪くなってしまい、よろよろしながら京都に到着しました。



そこで待っていたのは、楽しく一日を過ごしたであろうさくまくんと、錺屋の女将。そして、そらこちゃん。グラフちゃんと茶室に入りましたよ。

桐島の到着に合わせて茶室でお茶をたててくれました。



あぁ、帰って来たなぁ。と、思うこの柔らかな時間。
夜に飲むお茶は、とても美味しくて。
錺屋は、京都の僕の、帰る場所なんだと。
改めて思いました。



ほの暗い中、ぽつりぽつりと話すみんなと、そらこちゃんの立てたお茶と。
しゅんしゅんと音を立てる鉄の茶釜。

何処か緊張していたからだがほぐれてゆくのを感じました。
ただいま、戻りましたよ。
ありがとう。


山陰紀行はここで終わりです。4日目からは京都で写真教室のお仕事が4連発!なので、その日記記事をPhotoCafeBLOGで書きます。
そのあと少し京都と奈良での事も書きますのでお楽しみに〜。





 

6月に写真展開催決定!




にほんブログ村 写真ブログへ登録してみました

skycloverTOPPageへ戻るサイト TOPを別窓で開く(外部来訪者さま用)

JUGEMテーマ:写真

初山陰紀行<植田正治写真美術館と写真考察>@3日目その2

ARIAたちと別れて少しだけ米子駅付近を散策して、バスの時間を合わせてから大山へ向いました。
市街地から近いのに、すごい標高。
耳が少しキーンとなって、空気が急に冷えてくる。

山から逸れて、田園の中を進むと急に不審な巨大建築が見えてくる。
ARIAいわく、「刑務所みたいなところ」(笑)
コンクリートの巨大な棺のような、「植田正治写真美術館」です。



さくまくんにimageとして見せたくて習作を撮ってます。セルフです。
こんな雰囲気の場所。
曇天がとても似合う。沈黙の空間。



緑あふれる生命の場所もとても好きだけど、こうして人の作った空間も好きです。
「意思」が感じられるから好き。
植物たちの生命の意思か、人間の思考の意思か、の違い。
どちらも、美しいものは美しい。

桐島、今日は真っ黒な格好だったのでなんだか黒子のようです。



行った人は全員撮るであろう写真。
曇りだから綺麗に撮れてると思います。
大山と、植田さんの帽子。

帽子は窓にシートで描かれていて、写真にすると浮き上がっているように見えるという仕組み。
で、ふと横を見るとなんと!ステッキが置いてあるじゃないですか!
これは…ステッキを持てという意味ですよねー。笑



ステッキ持ってみました。笑

この写真たちは全部EOSMなのですが、ペンタコちゃんでも撮りました。
ペンタコちゃんのセルフって初めて使ったのですが…と、撮れてるといいなー。笑

ジーーーーーーー……バコッ!!!!

って、響きが可愛いかった…。コマ被りしてない事を祈ります。笑

GWとは言え、平日だったので館内には人は殆ど居ませんでした。
閉館間際だったのもありますけど。天気よく無かったのもありますけど。
それくらいが、いいです。

人が多いのは苦手。



そして。さすが写真美術館。
休憩場所にプリンターが置いてあって「ご自由にプリントください(3枚100円)と粋な計らい!!
しかも芳名帳がアルバム!!
こ、これは残すしかないでしょ。

さっき撮影した写真をプリントしてサイン入れてきました。



なので、植田正治美術館の芳名帳アルバムの今日あたりの日付を見ると桐島の写真があると思います。笑
ご来観の際は見て笑ってください。笑


美術館展示はちょうど生誕100周年ということで記念的な展示だったのだと思います。

中でも面白かったのがパリの写真と、ベタ焼き写真、トリミング写真。
パリの写真はいい意味で「植田正治らしくない」静かな写真。
センスの良さと小気味良いバランスで。見ていて非常に心地よかった。
ベタ焼き写真(フィルムのコマをそのまま全て『フィルムごと』プリントしたもの)は撮影者の目線がよくわかって面白かった。
やはり、「あぁ、この人はこのコマを選ぶのか」と思う。
自分だったら選ばないコマだったり、前後のコマを見てびっくりすることがある。

作品は作者の意図で完成されたものが、純粋な作品であると思う。
だから、写真や音楽で「未公開フィルムを公開!』とか『未発表音源リリース!』とか。そりゃぁファンは嬉しいだろうけど、公開していないものは自分の中で公開しなかった理由があるわけで。
それを死後に勝手に解釈されて公開されたら溜らないだろうと思います(笑)

それも作品だから貴重だしいいじゃない!という考え方もありますし、作品の並べ方一つでも作品のイメージや作者の意図は変わりますから。
作者が生きていて、全てを完成させて閲覧出来る状況というのは、本当に幸せな事なんだと再認識しました。

僕にとっては、奈良美智さんがその人です。
今、同じ時代を生きていて、まさに製作をしていて。
その作品を現在進行形で見せてもらっている幸せ。

だから、見たい作品は、どんな場所での展示でも見に行きます。
距離や期間は問題ではなく、自分にとってその人がどれだけ重要な存在か。という事なんだと思います。

自分の話しになってしまいますが、PhotoCafeは関東地方千葉県の郊外で開催していて、都内からも決して便利な場所ではないのですが。
それでも、福岡から、旭川から、来てくれる人がいます。
なんだか、本当に強い想いを感じるのです。

近くの人も、たまたま来てくれる人も、本当に嬉しいし、感謝する気持ちは同じなんだけど。
北海道のものすごーーーい北国から。桐島に会うためだけに、飛行機に乗って、5時間写真教室を受けてそのまま笑顔で帰っていかれた方を、僕はずっと忘れないと思います。

ちょっと脱線しましたが。
さいごに、トリミングのこと。
ごちゃっとした町並みの写真の、教会の屋根の一部だけを印画紙に焼き付けている作品がありました。
市街地の校庭に並んでいる子供達の写真の、校庭の上半分の町並みが全部消されている作品がありました。
撮影したままの写真、手を加えた写真。
もちろん、手を加えた後の写真の方が素敵です。

よく「デジタルはすぐ加工したりいじったり出来るからねぇ…』なんて言うフィルム愛好家の先輩方もいます。
暗室作業に入った方ならご存知かと思いますが、フィルム写真も、相当いじれます。
芸能人のネガ写真なんて、何倍ものルーペに極細の針で修正してたもんだ!(笑)なんて聞きます。

加工したり、修正したり、トリミングしたりすることが「悪い』のではないのです。
もちろん、手を加えた「技術過程」が見えてしまうような劣悪なものは駄目ですよ。笑
やるなら、最初からそうだったように、不思議なものに見えるように、「錯覚」ではなく「真実」のように見せないと。
そして、一番大事なのは「結果」をきちんと見据えているかどうか、だと思います。

表現したいものを表現することが本来の目的であり、過程はその手段にしか過ぎない。
だから、結果の為にどういう手段を選ぶかは本人の勝手です。
それがフィルムでもデジタルでも加工でもCGでもトリミングでもいい。
そうじゃなくて、適当に撮ったものを「なんかいい感じにしてやろう」って考えが見えてしまうと、駄目なんだと思います。
芯がある作品は、媒体や表現方法を選びません。
乱暴に言えば、どんな手段を使ったって結果が良ければ「良い写真」なんです。

僕は、出来るだけ写真を修整しないようにしています。
HPに載せる写真は90%以上が『撮ったまま』です。
だから、「撮影技術がすごいんだぜ〜!」ってわけではなくて。
僕は、撮影前に修正しない事を心に決めて撮影することで、撮影に向う自分の精神の純度を高める事が出来るからそうしているだけです。
1枚の重みを、込めたい。いらない写真は、撮らない。
そう、思うだけ。
だから、加工する事を目的として撮影して、後処理でその純度を同じ以上に高める事が出来るのであれば、そういった手段も使うと思います。

表現は、過程をあれこれいったり、機材がどーのこーの、ではなくて。
人格や周りの環境、そういったアイデンティティを全て排除した先に、あると思います。

僕も、それを目標にしています。まだまだです。


植田正治は、「砂丘の家族写真」が有名だけど。
僕が感じた植田正治はもっと、尖った人でした。
だから、彼の写真を見たあとで、このコンクリート建築は、彼の写真に非常によく似合っていると思いました。

行って良かったです。
また、行きたいな。


3日目。表現や写真について、考えながら温泉に入って、眠りました。
明日は、もう一度大山に行きます。
馬に、乗りますよ〜!笑




 

6月に写真展開催決定!




にほんブログ村 写真ブログへ登録してみました

skycloverTOPPageへ戻るサイト TOPを別窓で開く(外部来訪者さま用)

JUGEMテーマ:写真



初山陰紀行<早朝の海と雑文思考>@3日目その1

風が凄く雨も降っていた深夜。
桐島はぐっすり眠りました(^^;)まくらが変わっても何処でもいつでも眠れる桐島です。



夕飯がヴォリューム満点で朝ご飯までにもっとおなかを空かせよう!という魂胆も含め…朝の海辺散歩に行って来ました。
海まで徒歩数分、というのはいいですね。
雨あがりなので空気も凛としていて5月なのに気温が一桁の冷え込み。
ARIAはおばーちゃんの、僕はおじーちゃんの上着をお借りしてお散歩へ。



こっち側は浜が無いので行きませんでしたが、こんな景色が延々と続いている海岸です。
草原に、大きな樹が点々とあるだけ。
海岸じゃなくて、道路沿いもこんな景色があちこちに。

誰のものか分からない、何にも使っていない土地。
大きな樹がどーんと、生えているのを見るのが好きなので嬉しくなります。

天気はちょっとだけいまいちなのでどんより。



深いブルーグレイ。
海が空の青を映しているわけではない、というのは嘘。

だと、思ってしまう。
鏡面のような色彩。



植物に呼ばれる事があって、そういう時は大抵相性が合う子だと思う。
なんか、分からないけどそういうのはある。

どんなに美しくても惹かれない子もいるから。
イキモノとしての相性なんだと思う。



浜に降りるとその海の水の透明度に驚く。
エメラルドグリーンにロイヤルブルーを溶かした色彩。
もちろん、水深があるからすぐに深い紺色になってしまうけど、とても綺麗な海。

桐島は入らなかったけど、ARIAは砂浜を裸足で歩いていて。
その、足跡を僕はずっと消えるまで見ていました。



靴が、僕の足跡。波打ち際の裸足がARIAの足跡。

こうして歩いてきた後というのは、目に見える時間だと思う。
過去を振り返っても何もないけど、足跡はついている。
で、わずかな時間で消えてしまう。

なんか、そういうことなのかなぁ。と、思う。

100年後に僕は影も形もないし、1000年後に僕の生きていた形跡もないだろう。
だからこそ、嬉しいし幸せを享受出来るのだと思う。

桐島ナオという存在があっても無くても、結局何も無かったのと同じになる。
それは、とても当たり前で、幸せな事だと思う。



生きているものは死ぬ。
死んだら、存在が無くなる。
存在を記憶しているものも、死ぬ。

僕らが所持している古い記憶や書物も、数千年がせいぜいで。
その前は何もない。

そもそも、そんなものは必要ないんだと安心する。
だから、死にたいと思った事は無い。
どんなに絶望しても、面倒でも、どうせ死ねるのだから、と安心する。
死に向かって、人は生きるしか無いし、それは無になることを意味する。



貝を拾うのが好きで、海岸に行くと貝を探す。
とても小さくて可愛いらしい貝をいくつか見つけた。

貝の断面と、水にさらされた流木の断面と、骨の断面はとてもよく似ていると思う。
結局、朽ちて還る頃には何でも似たようなものになるのだと。
子供の頃に安心したのを思い出す。

僕は人間以外のイキモノになりたかった。
だから、なれるのだと、嬉しかった。



波の予測は出来ない。急に大きな波が来たりする。
月の力で作用していると科学で学んでも、見えない手で掴まれるような錯覚に陥る。
それは、とても優しく冷たい細い手だ。



人は死ぬと何処へ行くの?と、会話をしたことを想い出す。

人は死んだら、どこにも行かないと思う。
脳が死んだらそれは「死」で、意識が無いものはアイデンティティを見いだせず個人としての認識は自分では出来ない。
他者の記憶や愛により、個人であると認識し、その人であるかのように継続し続ける事は出来るかもしれないけれど、それは本人の意志では無いから、また違う問題だと思う。

僕は、昨日の自分が今日の自分と「同じ」であるか、分からなくなることがある。

毎日咲いては、枯れる朝顔は、ひとつひとつの花に記憶があるのか。
それとも、花ではなく「樹」が個なのか。

毎日眠る時は明日の自分に「期待」して祈るように眠りにつく。

朝、目が覚めますように。

そして、起きた自分は昨日の自分の記憶を受け取り、一日を、生きる。



そんな、ことを考えながら散歩しました。



帰って、温かい部屋での朝ご飯は本当に美味しかった。
しかも、お弁当まで作ってもらった。
たくさんはここには書けませんが、僕が伝えられるだけの感謝の気持ちを写真にプリントして送りますので待っててください。
本当に、ごちそうさまでした。そして、ありがとうございました。


昼に米子駅まで送っていただき、ARIA家と別れた僕は、ひとり大山へ向かいます。

3日目その2へ続きます。




 

6月に写真展開催決定!




にほんブログ村 写真ブログへ登録してみました

skycloverTOPPageへ戻るサイト TOPを別窓で開く(外部来訪者さま用)

JUGEMテーマ:写真

初山陰紀行<海の近くの日常>@2日目その3

おうちについて、畑を見せていただいて。
ARIAが本当にうれしそうに、愛おしそうに撮る写真の意味が分かりました。

ARIAは桐島の写真教室の生徒であり、大切な友人でもあります。
そして、僕は彼女の写真がとても好きで、特にこの畑の写真が大好きなんです。
畑の写真は、載せないでおきます。笑
ペンタコちゃんか、もう少し別の機会に。



お夕飯の支度をするから、お散歩してきたら?と言われて。
近くにアイス屋さんがあるから行って来てね!と言われて。

なんだか、子供みたいに鞄も持たずに千円札だけポケットに入れて出かけました。

とりあずカメラはEOSMだけ肩にかけて。お散歩開始。



少し歩いたところにあるジェラートのお店。
なんかオシャレな感じ!
『GELATERIA らぐるぽ』さん。



店内は少し雑貨があって、手作りの焼き菓子とかもありました。
もちろん、メインは手作りジェラート。
数種類あって、どれも美味しそう!!

…すみません興奮しすぎてジェラートの写真がありません。笑
あはは。。。。完全にオフの頭になってます。

大山の牧場の牛乳を使っているそうで、本当に美味しい牛乳の味がしました。



出来たばっかりのにおいがする店内。
新装開店!って感じでもないけど、老舗って雰囲気でもなく。
気持ち良い風がある空間です。

そして、買い忘れた今夜の飲み物を買いに、ちょっと歩いて一番近くのイオンまで。笑
片道20分くらいだったかな?
畑の中や用水路の脇。

野草や苗をみながらアイスを食べて、のんびりお散歩。



普通に目に映るものが美しくて。
いっぱいいっぱいになりそうになるけど。

受け止める必要もないし、いっぱいっぱいになる必要もなくて。
あぁ、自分はこの存在たちと、ただ、ただ、同じ場所に存在しているだけでいいんだ。
って、考えるようになりました。

僕はカミサマでもなく、偉い人でもないので、きっとすべてを許容して理解して写真に残すことは出来ない。
少しくらいはそうしようと思っていましたが、最近はそう思う事をやめました。
同じ位置に存在し、同じ目線で生きているということ。

与えるでもなく、奪うでもなく、ただ、心を交換する。

そう、在りたいです。



一面のレンゲ。

ものすごくたくさんの蜜蜂が忙しそうに仕事をしています。

畑のいくつかがこうして一面のレンゲ畑になっていて。
花が地面を覆い尽くしているだけのことが、こんなに美しいものなのかと思いました。



あとで、おじーちゃんに聞いたのですが、このレンゲたちは牛さんのご飯になるそうです。
想像したらとっても美味しそうに見えて来ました。笑

お買い物をして、のんびり歩きながら色んなお話しをして。
久しぶりに会ったのに、そんな感じもしない。
近況報告も必要のない、関係。

空が、とても広かった。
夕飯が、とても美味しかった。

手作りの、家庭の味が、美味しいと思いました。
ゆっくりお話しをして食べる、和やかなお夕飯。
なんて、美味しいんだろうと。 思いました。


二日目の夜中は激しい風でした。
明日は早起きして、海に行こう、と約束していたので。
麻には止んでますように、と。

祈りながら眠りにつきました。



3日目に続きます。





 

6月に写真展開催決定!




にほんブログ村 写真ブログへ登録してみました

skycloverTOPPageへ戻るサイト TOPを別窓で開く(外部来訪者さま用)

JUGEMテーマ:写真

初山陰紀行<大根島由志園の牡丹>@2日目その2

米子駅前でARIAとARIAのおじーちゃん、おばーちゃんと待ち合わせをし、お昼ご飯をご馳走になり、そのまま大根島へ行って来ました。
ARIAも初めて聞いたという「大根島」。

え?大根!?
と、思いましたがどうやら島自体が大根の形になっているそうです。

がARIAとグーグルマップを見て、
「だいこん…う、うん。だいこんか…」というくらいの形です。笑



おじーちゃん、おばーちゃんが連れて行ったのは、牡丹園でした。
「朝鮮人参が特産でね。植物とか牡丹もよく売りに来たもんだよ」と。

今は橋が出来て車で簡単に行き来出来るようになりましたが、少し前はぽんぽん船で行き来していたそうです。
ぽんぽん船て判ります?(笑)ARIAは分からなかったんですけど。
船の種類で、そういう音がする船を全部ぽんぽん船て呼びますよねー。

牡丹園は、ARIAと「どんな感じなんだろ…」と思っていましたが、期待を超越した庭園で凄すぎて口開いてしましました。笑
『由志園』という場所なのですが、とりあえず入口のお館が寝殿造りで(笑)庭園も広大すぎる和風庭園!!
ちょっとものすごいので、是非公式HPを見てみてください。。。笑



こんなにたくさんの牡丹を見たのは生まれて初めてだし、今後も無いと思います。
すごい、しか出て来ない。

牡丹というのは芳香があまり無いので不思議な光景でした。
「極楽浄土ってこんな感じですかねぇ…」とつぶやいた桐島におばーちゃんが「ほんとだねぇ〜!…桐島さん若いのに!」って突っ込まれましたが。笑

水に浮かぶ一面の牡丹は、この世のものとは思えない美しさだったんですもん。



とても綺麗な光景。
僕とARIAはカメラを持っていたので撮影をしていました。

そして、三人の記念写真を撮らせて頂きました。
掲載している写真はEOS5Dです。Mちゃんはお休み。

やっぱり、この重さが、撮影の重みとして僕の背筋をしゃきっとさせてくれます。
ミラーレスの気軽さもいいけれど、「撮影」にはファインダーを見て、この重さと大きさが自覚をさせてくれます。



ふわふわしていた心と気持ちが一気に急降下する。
撮影枚数は少なくて良くて、花に向き合っても1枚で充分。

仄暗い水辺に浮かび上がる牡丹は、妖艶で、気持ち悪くて、美しくて。
ぬらぬらと光る湖面は、自分のはらわたを見ているようでした。

花と、向き合うと自分の深淵が見えてしまいます。
でも、それでいいし、それを撮って行こうと思います。
ありのままがいい!!なんて思わないけれど、是も非も、同じ深度で丁寧に撮るだけの誠意さだけで投影しようと思います。



この花はおばーちゃんが大変お気に召していた牡丹。
丁寧にプリントしてお渡ししようと思います。

ARIAとおじーちゃんは恋人のように仲良しで、心が繋がって、お互い心から信頼しあっているんだと、思いました。
おばーちゃんは、とにかくあったかくて、優しくて。
与えるという愛の形を、本当に目でみてわかるような。そんな人です。



僕はこうして「家族」に向き合う事が本当に、苦手で。
何も「家族」に話したくないし、心を「家族」に見せるなんてことに意味を感じた事はありませんでした。

それで、亡くした人がいます。
もっと、大切にしたかった。もっと、愛したかった。もっと、伝えたかった。

その気持ちはどこからやってくるのだろう。
その心はどうして生まれるのだろう。

僕は、ひとりで、考える必要があると思いました。


4月に、木桃さんとおじーちゃんを撮影させて頂いて。
今回は、ARIAとおじーちゃん、おばーちゃんを撮らせて頂きました。
写真は掲載しませんが、とても素敵な笑顔です。


僕は、「家族愛」というものを、見てみたいと思うようになりました。
僕はまだ、家族愛というものが判りません。

血が繋がっているという意味。
その、意味を。
僕なりに、知りたいと思うのです。




極楽浄土を後にして、僕は海の近くのお宅へ一緒に帰りました。
今日は泊めて頂くのです。

2日目その3へ続きます。




 

6月に写真展開催決定!




にほんブログ村 写真ブログへ登録してみました

skycloverTOPPageへ戻るサイト TOPを別窓で開く(外部来訪者さま用)

JUGEMテーマ:写真

初山陰紀行<米子路地裏&可愛いお店探検>@2日目その1

米子は駅前のホテルに宿泊したのですが、温泉がついていてとっても良かったです。
桐島、温泉と銭湯とお風呂がとにかく好きなので暇さえあれば入りたいくらい。
この日も夜と朝と2回入浴(ホントは昼間と夕方も入りたいくらい)

最近早起きなので朝ご飯の8時前に温泉にゆ〜っくりつかり、朝ご飯を食べてから散策に行ってまいりましたよ。
駅からちょっと離れたところにある小川沿いが良い感じの遊歩道になってて。
なーんか、いい感じな予感!!と、いうことであてのない散歩スタート!




民家に沿って小川が流れていて、ちょっと京都の白川みたいな感じ。
小さなお社があっちこっちにあって、印象的だったのが真言を手書きで添えているところ。
ARIAんちのおばーちゃんも朝晩神棚に真言を唱えていました。
こっちの人はあんなにスラスラ真言を覚えているものなの??
お札とかお社は、怖いとかじゃなくて。なんか、根付いてて綺麗な空気です。




怖くは無いけど、ちょっとすごい廃墟もあります。
こういうのあるところが凄い。。。笑

目の前やお隣は普通の民家なんですよ。
植物に取り込まれそうで、こういう光景は好きです。




廃墟じゃなくてこれは普通に住んでいる家なんだけど。
なんか、水辺にあるといい雰囲気。木造住宅。




と、思えばレトロなビルにオシャレな看板。
雑貨屋さんとお花屋さん?と、美容院かな??
時間が早かったのでどこも開店前。外から可愛いお店散策。




このビルは開いてたのでちょっとお邪魔しました。
後日お店がやっている時間に再訪したのですが、デザイン会社がやっているビルで、オシャレなセレクトショップやお店がたくさん入ってましたよ〜。



このオブジェがものすごく気に入ってしまい、あちこちで同じ人のオブジェを見ました。
なんというか、雰囲気が凄く好き。
お店もあって、ガラクタの中の宝物感がものすごく気持ちいい。




この額も気になったもの。
階段に置いてあったものです。
イイ感じ。



ちょっと歩くと今度はイタリアンの可愛いお店。
赤い瓦がなんかプロヴァンス風に見える不思議。笑

お店はみんなこうして小川の上に橋があって、渡って入るのです。
それがね、なんか白川とか、川端通りみたいで。いいんですよね〜。


大通り沿いにある真っ赤な可愛いビル。
北欧デザインみたいなヴィヴィットな赤。
ハッと目に入ってきます。かわいい。




で、その道路向かいには螺旋階段の茶色がアクセントになっているビル。
カラシ色〜。これまた可愛いらしい。




その隣にはちょっとエレガントなカフェが。
結婚式とか出来そうな感じ。

ここだけ見ると鳥取に来ている事を忘れそう。青山みたいです。



でも、こんな蔵っぽい建築もありますよ。
これはもうちょっと海に近いところ。
渡し船みたいな船頭さんがいる船に乗れるところもあったから、観光も出来るのかな?

「川を綺麗にしよう!!」と書いてある看板がいくつもあったのが印象的でした。
そうなんだよね。生活用水が排出されると純度を保つのはやっぱり難しいと思う。

あるのが当たり前になってしまうと、守るという意識が難しいんだよなぁ。
川はもっと綺麗だったら船にも乗りたくなると思います。
今のままだと…乗っても綺麗じゃないからあまり楽しくないかも。



こんな感じのレトロビルや民家も結構ありました。
残念な使い方をされている所もあったけど、文化財になっている場所もあったりして。
近代建築好きな人も楽しいんじゃないかと。




帰りは商店街の中を通って来たのですが…このお店!北欧家具屋さんなんです。
お店は「greeniche」というお店。
ちょうどリサラースン展をやっていて!!わー!わー!見たい!!!と、思ったら米子を出た翌日からの開催でした…凹

告知だけみてじたばた…。
とりあえず、またやっている時間に店内だけはちゃんと見に来よう!!と、思った桐島です。
米子は可愛いお店気になるお店、たくさんありました♪
探せばもっともっとありそう〜〜!!!

さて。お昼の待ち合わせ。ARIAと待ち合わせです!
その2に続きます〜。





 

6月に写真展開催決定!




にほんブログ村 写真ブログへ登録してみました

skycloverTOPPageへ戻るサイト TOPを別窓で開く(外部来訪者さま用)

JUGEMテーマ:写真


calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

桐島寫眞表現研究室

写真教室PhotoCafe

桐島ナオ作品展示HP

 

桐島が写真担当してます

selected entries

categories

archives

recent comment

  • それは、白よりも白く @blanc.
    ミー太郎の母
  • それは、白よりも白く @blanc.
    桐島ナオ
  • それは、白よりも白く @blanc.
    ミー太郎の母
  • モロッコ旅の記録1(日本→シャウエン旅程について メモ)
    桐島ナオ
  • モロッコ旅の記録1(日本→シャウエン旅程について メモ)
    みこ
  • 九龍暗躍活劇@昼の部
    桐島ナオ
  • 九龍暗躍活劇@昼の部
    hkakira
  • 6月のネコサツ!
    桐島ナオ
  • 6月のネコサツ!
    りさりさ
  • 暑中お見舞い申し上げレオン。
    桐島ナオ

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM