くさぶえの丘の、薔薇さんたち。

千葉県佐倉にある「くさぶえの丘」というところへ行ってまいりました。
さくまくんの被写体として行って来たのですがー…当初は撮影終わったらフィルムで撮影しようと思ってたくらい楽しみにしてたのです…がー…大雨…orz
当日朝5時に大雨の音で目が覚めて、絶望的な気持ちで雨雲レーダーを見ていたら。夕方には晴れるらしく。昼から出かけて来ました。



雨で落ちた花びら。
雨に打たれてうなだれる白と、散らばる白。
すこし腐って茶色になった柔らかな色彩。
雨に濡れて黒になった地面に、よく映えて美しいです。



今年は薔薇の時期がかなり早かったのでもう薔薇はほぼ終わり。
2番咲きの子の蕾が上がってきてたり太いシュートが出てたりはしたけど、花を見に来た人にはつまらないかも。

今日は時間を貰って被写体の合間に植物をフィルムで撮影しようと思ってたのですが。雨なので断念。約束を優先。
「撮られる」というのは重い事だと思います。
自分が撮るよりも、もしかしたら重いかもしれない。



日程を決めて、そこに合わせて体調を整えて精神を整えてゆく作業は、きちんと自分を作り上げてゆくようで、僕は好きです。
創りだす意味や意図を考えながら、自分がその場でどう在るべきか、考えながら自分を整えてゆく行為。
身体の声に耳を傾けて、少しだけ浄化してゆく感覚。

とても、良い作品になりました。
さくまくん、ありがとう。

そして、撮影が終わったあと少しだけEOSMちゃんで撮ったのが今日の写真。



花は無くとも、葉っぱや茎や棘も、とっても美しいのが、『薔薇』です。
写真を撮る人はとにかく「花」を見るけれど。薔薇の「樹」も美しいと思う。

この子は鮮やかな緑に真っ赤な葉脈と茎が美しい。
マラカイトグリーンにイエローをゆっくり混ぜた緑色。赤はカーマインに茶を少し。



カーマインスカーレットな赤の茎。ほんとに鮮やかで美しいでしょ。
雨に傷んで、赤く染まった花弁が血みたい。
この茎を手折ったら、真っ赤な血が出てきそうでしょ。

この子の葉っぱはビリジアンにロイヤルブルーをぽとり。



この子はパープルピンクの茎!!
比較に桐島の手を入れてますが、ほんとにすごい綺麗な色彩でしょ。

なのに葉っぱは青がかってて本当に幻想的。



この子は細い枝と葉の葉脈と棘がピンク!結構鮮やかな色。
茎と葉はシアンブルーっぽい深いエメラルドグリーン。



この子は古い葉がちょっと体調崩してたのだけど、新しい葉が真紅!!
緋色というのはこの色彩、っていうくらいに鮮やか。
何色の花を咲かせるのだろう。

新芽は赤だけど、時間が経ってくると濃い千歳緑になります。
茎も棘も緑色でした。



あと、これは憧れの日本の野薔薇ハマナスさんの実。
とっても大きくてこぶりの梅くらいあります。
花はピンクの一重咲き。薔薇っぽくない、って言われるけど薔薇の原種は一重咲きが多くて、夏椿(沙羅双樹)みたいな雰囲気の子が多いんだよね。

ハマナスさんと十六夜さんはいつかお迎えしたい品種。
どっちも原種薔薇に近いので大きくのびのび育ててあげたいんだよなぁ…。

そして。
この花蜘蛛に一目惚れ。
透明なライトグリーンに、白十字架。
真っ白な薔薇の中にいるのを、被写体をしている時に発見して。
しばらく見つめあっていたのだけど、花弁の向こうに隠れてしまって。



どうしても撮りたくて、被写体が終わったあとに待ってたら出てきてくれた一枚。
真っ白な花の中に居る時がほんとに美しかったのだけど。
まぁ、それは僕の心の中に留めておきましょ。笑



夕方になるにつれ、急速に雲が晴れてゆき。
晴れました。日差しも出てます。

地面も一気に乾いて、もう一回被写体。

短時間で、雨、曇り、晴れ、と様々な植物の表情を見ました。
本当に美しい場所でした。



京成薔薇園や大きな植物園の薔薇園と全く違う、野放しな感じ。笑
雑草やハーブやこぼれ種から大量に咲いた花が、薔薇の根元を埋め尽くしていました。
薔薇のシュートも伸び放題。薔薇の実も、つき放題。笑

こんなの、ありえない!!んだけど。笑
でも、おおらかで、自然で、のびやかで、いい空気で。
薔薇の根元にカモミールが植えてあるのを、初めて見ました。
実践している薔薇園は初めて。

実生研究を兼ねています、という看板のひとことがとても良かった。
また、行きたいなぁ。と、思う薔薇園でした。

被写体は「孤独な庭師」をしました。
一枚だけ、twitterでも載せてたけど。


<Photo by sakuma from iPhone>

デジタル一眼と、フィルム一眼でも撮りました。仕上がり楽しみ。
さくまくん、ありがとうございました!(^^)




 

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6月の柘榴

出張PhotoCafeで横浜へ行っている時に、駅の道沿いに大きな樹がありました。
赤い花が点々と。傾いた日差しが花びらを撫でる。



ぎゅっと握った手首が、うっ血したような。毛細血管みたいな鮮やかな模様。
柔らかに何枚も重なる花びらは、細い首の女の子がぐっと、こちらを見ているようで。

息を飲んで、被写体に飲み込まれてしまう。
呆けて、その美しさに心を奪われてしまう。



この花は、タイトルにもある通り「柘榴(ざくろ)」の花なのですが、柘榴の花を見たことはありませんでした。この日、初めて見ました。
でも、見た瞬間「あ、柘榴の花だ!」と。思った。

特徴的なこの、「実」みたいな蕾。
たぶん、蕾なんだろうけど。何故か、この花が、閉じてゆくとこの「実」になるような錯覚で見てしまう。



鮮やかに咲いた花が、ゆっくり閉じて、内側にたくさんの意識を宿す。
それが鮮やかな柘榴の実に、なる。

そんな妄想をしてしまうくらい、美しい花でした。

実際には花弁だけが落ちて、がくの部分が閉じて実の口の部分になるみたいです。

突然出逢ったのでカメラはEOSMちゃんだったのですが…この花、もう一度きちんと向き合って撮影したい。Nikon+100マクロで撮りたい。
そしたら、もっともっと、飲み込まれてしまう気がする。



ぼとぼと、と。落ちているのも、花。

後から調べて知ったのですが、こういう八重の柘榴は園芸品種なので基本的には結実しないそうです。
落ちているのを見るとなんだかタコさんウィンナーに見えてきます。笑
色っぽいのに、なんか間抜けでかわいい。。。。笑



そして。これは結構珍しいみたい。
白い柘榴の花。

少し傷んでいるのが、またいい。

咲くと、どこまでも透き通るような白。

もう、ずっとずっと。見ていたい花。



夕闇に映えそうな樹木。
柘榴とか、無花果とか、和の実がなる植物が好きです。

なんか、人間の身体や内臓を彷彿とさせる食べ物って、官能的な香りがします。
初期の、長野まゆみの世界みたい。「冷たい井戸水で冷やした、水蜜」とか。
手のひらで握りつぶして、蜜を吸うような感覚。
そういう生ぬるい温かさが好きです。



その、花弁に唇を寄せたくなる植物っています。
柘榴の花。

初めてみて、心を奪われてしまいました。


あぁぁぁ…一緒に暮らしたい。。。。笑




 

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音楽と薔薇と土曜日に。

撮影に行く予定だったのですが諸事情により延期になったのでお休みになりました。
なので、休みには休みます。

久しぶりにチェロを抱えて芝生の公園へピクニックに行って来ましたよ。



こんな感じ。
今回は突然だったのでお弁当も買ってきたものだけど。
銀河高原ビールとカメラごろごろ。笑

チェロは久しぶりに調弦して。でも、結構適当な感じで。笑



今日は譜面を持たないで来ました。
譜面を読みながら弾くような日ではないかなぁ、と。

頭の中の音楽をだらだらと即興で弾いたりして。
音階を奏でてみたり、指で覚えている曲を弾いてみたり。



適当な音楽界は楽しいのです。
久しぶりに弾くチェロはほんとにうれしそう。こういう場所で弾くのは楽しいです。
森の中で弾いた時も不思議な感覚だったけど。
公園、ていうのも好きです。



上の写真は木桃さんがiPhoneで撮ってくれたもの。
ここからカメラ変わって桐島です。すっかり仲良くなったEOSMくん。

桐島のチェロは飴色。なんか美味しそうな色。
とろとろの、キャラメルシロップ色です。



そして、こちらは透明なキャラメル色。
代々木公園には民間で管理している薔薇園があって。
おばちゃんがたくさんの薔薇を育てています。

…で、少し撮ってきたのですけど。
あまりに巨大すぎて、ちょっと、、、対処に困った。
(1輪が片手よりも大きな花なのですよ)



こう見るとあんまり大きな感じしないけどね。
花びらも肉厚ですごいんです。なんか、びろうどっていうより、動物の皮みたいな。笑
ふかふかしてる花びら。
触ると、なんか違う生き物みたい。



日差しがきつかったので、少し日陰で撮った白薔薇。
暑いからすぐ傷んでしまうのだけど。
その、痛み方がちょっと生々しい。
飛び散った赤がなんか、目に入ってしまう。



でも、盛りを過ぎた花が一番好きです。
今年は咲くのも散るのも早すぎて、なんか一気に散ってしまったのですが。
こうして、傷みのある花と向き合う事は好きです。

じっと、こちらを見て来ます。
だから、僕もじっと見る事が出来ます。
その関係はただそれだけで。そうすることしか出来ないからいいのだと思います。

関われることなど何もない。
受け止めたつもりにはなれないし。自分を預ける気にもならない。
目の前の花は美しい。ただ、それだけです。

今日は、そんな気分でした。
ありがとう。






 

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10年前の桐島ナオの、目。

そういえば、このサイト「skyclover」を初めて10年になりました。
10年前の4月5月の頃の写真フォルダを見てみたら、結構面白かったのでいくつか載せてみます。笑


<2003.04.20 撮影>

このころはデジタル一眼は持っていなくて(というか売ってなくて。笑)FUJIFilmのコンデジ(400万画素)と、フィルム一眼レフで撮ってました。
掲載しているのは全部コンデジの写真。

これは、横須賀に住んでた時よく通ってた骨董屋の店内。
今でも大好きで、ここで買った瓶は大事にしています。
今はこんな雰囲気のお店がたくさんあるけど、10年前はとっても貴重でした。笑
こういう瓶とか、リネンとか、売ってなかったもんね。


<2003.04.27 撮影>

いつ、どこで、誰と一緒にいて、撮った写真なのかすぐに想い出せるのが写真の不思議なところ。
たぶん、それだけ一枚を、脳に焼き付けているのだと思います。
デジカメの画像でもそれは同じ。
これは、モアーズのAfternoonTeaでランチしている時に撮ったもの。
ここで食べてたサラダプレートが美味しかったなぁ〜。


<2003.05.18 撮影>

四葉のクローバー。みなとみらいの馬車道で撮影したもの。
光が綺麗だなぁ、って思って。
夏みたいな日差しだったのを覚えています。


<2003.05.18 撮影>

桐島のあし。上の写真と同じ日に撮ったもの。
この靴は先代のREDWINGです。この子は水没させてしまったので…今の子がそろそろ6年目くらいかな?先代の子も結構長く履いていたのですけど、今の子をもっともっと大事にしてあげたい。
指輪は黒い石のは今もつけてて、王冠のやつは曲げてダメにしてしまった。
基本的な趣味は変わってません。笑

デニムに、シャツに、ブーツ。 そのスタイルが好き。


<2003.04.06 撮影>

あと。この景色は、桐島が本当に物心ついたころからずっと見ていた景色。
横須賀の家の一番近くにある踏切。
まっすぐの単線なんです。
横須賀線の終点一個手前。

この景色がとても好きで。
写真に撮る事は少なかったけど、毎日のように普通に見ていた景色。
この線路を横切ると、川があって、わんこの散歩道でした。

何十年経っても、きっと、同じように思い出す事が出来ると思います。
写真は不思議。
見ただけで一瞬で記憶がよみがえる。
普段、覚えていなくても、一気にその場に引き戻されてしまう。

桐島は大人になってから写真をはじめたので、学生の頃などに撮った写真はありません。
自分が写っているのも少ないです。

それについて後悔も何もないけれど。写真は「記憶」の引き出しなんだなぁ、と改めて思いました。
一枚一枚、焼き付けているのはデータではなく、自分の脳です。
何千枚、何万枚写真を撮影しても、その1枚1枚をきちんと覚えておきたい。

忘れてはいけない事がたくさんあります。
抱えていかなくてはいけないことがたくさんあります。

だから、写真を撮り続けようと思います。
生きている間くらいは、ずっと覚えていようと、思うから。 です。







桐島ナオが編集長リトルプレス写真誌「graph.」第3号発行!


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さくら、さくら。

今年はやけに桜を撮影している気がします。



枝垂桜。

細い枝先に可憐な花をつけます。

桐島が働いているスタジオの向かいの公園にこの大きな枝垂桜があって。
周りが全部芝生なので、ごろんと、横になって眺めていました。

この時期はお弁当を外で食べるのがいいですね。



ゆらゆらと風に揺れる桜を見ていると心がからっぽになります。

激しい感情はいつだって何の役にも立ちません。
何かの切っ掛けにはなるかもしれないけど、激情で走り出すよりも、じっと自分を振り返るほうがずっとずっと難しいからです。



焦点はあまり、合わせなくてもシャッターを切る事が好きです。
普段、目が良いので色んなものが見えすぎてしまって疲れる事があります。

MFでゆっくりと、溶けてゆく視界は倒れない目眩みたいで綺麗なのです。



本当に、息をするように撮影した写真たちでした。

日常は、日々の常。
何もなく、さらさらと流れてゆくもの。

それでも、その蓄積によって何処へ行き着くか決まります。

僕は行きたい場所に向かえているのでしょうか。
行きたい場所は本当に心から願う場所なのでしょうか。

そんなことをたまに考えます。悩みます。

ぐるぐるしない思考なんて、大したものじゃないと思います。
いつまでたっても、手に入らない。
どれだけやっても、安心出来ない。

だからこそ、日常があるのかもしれません。









桐島ナオが編集長を勤めるリトルプレス写真誌「graph.」第3号の発行となりました。
今回は「桜」特集。
東京の、今年のソメイヨシの桜はもう散ってしまいましたが、桐島が想いを寄せたのは京都と青森の八重桜です。柔らかな光と優しさが光となって春を消してゆきます。


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今、見て来た夢。

数日間、深夜の散策を続けています。
隣の駅で降りて、歩いて帰るという単純なものなのですが。
駅から近すぎる我が家の距離を伸ばすという事が、良い思考整理の時間になっています。
スタジオへの片道二時間近い時間も、僕には必要な時間。



帰宅中に綺麗な木蓮があるんです。
ほんとは桜を目当てで始めた夜歩きですが、大好きな木蓮発見に毎日このルートを通る事にしました。
普段はカメラを持ち歩かないのでiPhoneで撮影。



iPhoneは本当によく写るので満足してしまうことが多いです。
以前はほぼ毎日一眼レフを持ち歩いていたり、コンデジを必ず持っているようにしていたのですが、此処数年持たないようにしています。

なんだか、必死に被写体を探して納める!という自分が浅ましい気がしてしまったんです。
自分が撮りたいのはスナップじゃなくて。
どちらかといえば、何度も何度も見たくなる、何度も繰り返したくなるような。
ずっとずっと、心に残る情景で。
一瞬の心のゆらぎというよりも、見続けた答えのような感じで在りたいと思うんです。



夜でも綺麗に撮れるし、音楽も聞ける。ネットも出来る。
僕の生活にiPhoneは無くてはならないものです。
数日間iPhoneで色々撮りました。
それでも、やっぱり。ちゃんとファインダで見て、撮りたいな。と思って。

さっき、一眼レフを持って撮って来ました。



あぁ。そうだった。って、思う。
この感覚。闇に、ふわっと。浮かび上がる感覚。

丁寧に露出を決めて、SSに気をつけながら息を殺して撮影する感覚。

iPhoneも大好きです。デジカメが要らなくなったくらい重宝してます。
でも、やっぱ違うんだよね。って思う。 ファインダを覗き見る感覚。



緋木蓮は、ずっと昔からうちにあって。
白い木蓮よりも身近な存在でした。

だからか、人工的な灯りにも寄り添ってみえます。
そう、自分が思っているからかな。



当たり前だけど、夜だから背景が黒です。
それも、とても綺麗だと思う。

肉厚な木蓮が夜に少しだけ透けててとても綺麗。



iPhone写真でも載せてたコブシです。
駅の灯りが青いので見た目のままに撮ってみました。
ぼんやり、浮かぶコブシは昨日の雨でだいぶ痛んで茶色くなっています。



これはモノクロの目で撮ったのでそのままモノクロで。
明るいコブシも可愛いけど、暗闇に浮かぶ白い花は本当に美しいです。



そして、これは反対側を向いてショッピングセンタの灯りを入れた色。
とっても嬉しそうで、なんだか愉しそう。
ふわっとした、夢のような色彩。



コブシの花が好きになったのは最近で。
あれ?これって木蓮じゃないの??から始まって。

とても優しい花だなぁ、と。

夜に見ると、また、いいんですよね。



花に、触れるのが好きです。

ありがとう。 

おやすみ。


って、伝える相手がいる事が、とても幸せだと思う。

あなたの明日が良い一日になりますように。

おやすみなさい。





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蒼暮櫻。

PhotoCafeが終わって、チェロでも弾こうと思ってたのだけど、身体を動かしたくて隣駅まで歩いてきました。
大きなショッピングセンタがあるから卵を買おうと思って。。。笑

そして。
途中に、桜があるといいなぁ…とカメラを持って出かけたのですが。
そういえばありました。桜。路地の入り口に大きなのが。

かなり早歩きでサカナクションを聞きながら桜を発見したので。
ちょっと明るく撮れた最初の数枚。



昼間のようです。
実際にはもう日没過ぎているのでこんな感じ。



これは目で見た景色に結構近いです。もうちょっとだけ明るかったかな。

撮り始めた瞬間の数枚は気持ちまだが入り込んでないからノリで撮れるんだけど。
撮り始めると気持ちが入り込んで来て、「撮りたい」絵ではなくなります。

「撮りたい」ってちょっと違うな。
自分自身に撮らされている感覚にちょっと近いかも。
今、自分が置かれている状況、感覚、心理が「写真」になるだけ。

心象写真というのか、どうなのか。
気分というよりは、自分自身の記憶や価値観に囚われる感じです。



月が綺麗だったんだけど桜と一緒だと合成HDRしないと綺麗に写らないし50mm単だったので早々に諦め。
手を伸ばして、桜を撮る。

手が、日没後の蒼に染まっているのを見ながらファインダの中に集中してゆく。意識。



電線が譜面みたいに桜を呼んで。
曖昧な旋律がどこからか聴こえるよう。

蒼色のグラデーションが、インクを水に落としたようで。
とても痛い。



この道は歩いたことないけど、きっと此処を通って家に帰る人がいるんだなぁ、と。
当たり前の事をぼんやり考えてしまいました。

桜はどこか浮き足立った感じがします。
現実と、少しだけ乖離して。顔だけ知っている他人のふりをして、俯瞰しているよう。

ソメイヨシノには明るいイメージはありません。
ソメイヨシノ自体が無口な感じだからかな。容れ物のように美しいです。

「桜ってさ、不気味じゃない?葉っぱもなくて、花だけが狂気的に咲いて、それが延々と視界を埋め尽くしているなんて。ちょっとホラーだよね」

と、言っていたあの人の言葉を思い出しました。
その、ホラーな感じが。苦手ではあるんだけど、結局嫌いじゃないのかもしれない。

まだ、目を背ける勇気も、ないんです。





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幸せの象徴と言われた黄色い花。

花はもともと嫌いじゃなかったのですが、写真を始めてもっと好きになったもののひとつです。
中でも紫陽花と薔薇とミモザは写真をやってなかったら好きにならなかったかも。



大きなミモザの樹。
桐島家からちょっと行ったところにある清水公園のミモザの森に行ってきました。
そんなに大きな空間じゃないのですが、もっさりミモザがあちこちに生えてて、ちょっとした夢の世界のようです。



今日はペンタコちゃんがメインなので一眼は記録用に。
そしてもっとメインなのが被写体なので、写真はそこそこに。。。

とはいっても、ミモザがほんっとに可愛い〜〜。



桐島は花を撮るときは「正直」にいようと思っています。
「こういう世界観で撮ろう!」とか「今日はこういう風にしよう!」とかは考えないように。

ありのままの自分の感情と気持ちと、花から受ける想いのままにシャッタを押すようにしています。
作り込みはなし。
(PhotoCafe撮影会の時とかはちょっと別ですよ。お手本になる写真を撮るので^^;)

だからか、あとで見るとちょっと面白いし、面白く無い時もある。
何の為に撮っているか、すごくよくわかる写真でもあるんです。

ミモザは、ほんとに。「あー!!!かわいい!!!」ってきらっきらしてる感じでした。笑
もう、可愛いくて仕方無い。

うちのミモザちゃんもこれくらいもっさり咲いて欲しいわ〜。



清水公園はものすごく広いわけじゃないけど、結構見所があって楽しい。
どっちかっというと放置系の素朴な植物公園で、和風な感じが多め。

だから、あっちこっちにつくしが生えてるし、一面に植わった芍薬や牡丹の新芽が可愛いし、小川にはでっかい蛙の卵がふよふよしているし、小魚がたくさん光っているし、カモは住み着いているし、ジョウビタキが嬉しそうに遊んでいる。

そういう空間は見てても、居ても、とても楽しい。
あぁ、季節が動いて生きているイキモノが居るんだなぁ〜って思います。

剪定された薔薇の新芽の色を見るのも楽しいし、これから咲くであろう花の枝を見ているだけでうきうきする。
特に、上の写真みたいな違う品種の植物が共生しているのを見るのがすごく好きです。
ノウゼンカズラに椿ってものすごく詩的な組み合わせだと思う。

冬に落ちる花と、夏に落ちる花。
どちらも同じ所に咲いているのに、お互いの花の姿を確かめることは出来ないんです。



ソメイヨシノはまだ咲いていませんでしたが、濃いピンクの寒緋桜がいくつか咲いていました。

桜はやっぱり、ちょっと怖い。
ソメイヨシノは一番苦手で。こういう形のサクラもちょっと苦手。



ソメイヨシノみたいな形の桜で、明るい写真てPhotoCafeの時くらいにしか撮れないのです。
撮ろうともしているわけじゃないのだけど。なんだかやっぱり重い気分になります。

今月の30日にgraph.の新刊が出ますが、「桜」特集なんですよね。
実はちょっと、いや。。。相当悩んで書きました。
写真のセレクトも、誌面のイメージも、全体の構成も、一回決めたものを全部バラして、もう一度考えました。
「桜」って、嫌いじゃないんですけど、たぶん、怖いんです。

綺麗だと思うけど、ちょっと不気味だな。とも、思う。

無表情の和服の美人みたい。

松井冬子さんを思い出します。


そんなわけで、graph.の印刷所原稿は無事に入稿し、サイトリニューアルと他原稿に必死に向き合っていますよ。
サイトも、もうちょっと改装中ですけど。良かったらどうぞ。



さいごに。。。

今日の桐島。




ミモザと一緒に。
なんか嬉しそうでしょ。笑

来週くらいには黒髪に戻します!笑

さくまくん。ありがとうございました!




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ヨルの鎌倉散策。

久しぶりに、冬の鎌倉。
鎌倉に来たら八幡様には必ずご挨拶します。
桐島の昔からの神様。初詣も、ご挨拶も、何かの契機にはいつもお世話になります。



静御前舞台に、凛とした三日月。
1000年前もこんな風景が見れたのかな。と、思いました。

舞台自体は最近作られたもので。子供の頃には無かったし、大銀杏も倒れてしまって。
昔とは違ってしまっているけれど。
やっぱり「空気」というのはそうそう変わるものじゃなくて。

ここに来ると身がしまります。
嘘がつけないから、いいのかもしれない。

神様の前に立つ時は「〇〇になりますように!」じゃなくて、「〇〇をします」と誓いを立てる事にしています。
そうして意志を聞いてもらうことで、逃げも隠れも出来なくなる。
だから、頑張っていられるのかもしれません。神様ありがとう。



小町通りも人はまばらで。
お馴染みのあのにゃんこが水を飲もうとしてたのが可愛い。
これっていつも鎌倉ビールが冷やされている器だよね。笑

と、届きそうで…届かない!!
とゆうジレンマ。笑
可愛いです。



なでなでして。ご挨拶して。
いつもと同じ小町通りを歩く。

でも、来るたびにお店が変わっている箇所があって。
神奈川県を離れてしまった僕にはもう地元案内が出来なくなってしまった。
だって、毎回お店が変わる場所もあるくらいなんだもん。笑

可愛いお店が増えたなぁ〜って思う反面。
すぐになくなってしまうお店も悲しい。

はやりの「いい感じカフェ」じゃなくて。
ここにしか、ない。ここでしか、ない。場所が好きです。



正面からじゃなくて、あれ?ここ入るの?!って路地をするりと、野良ネコ気分で入っていく。
真っ暗な道をよろよろ歩いて、小さな灯りを見つけてにやりとする。



1972年開業のアンティークショップを、1976年にカフェに改装した「ミルクホール」。
昼に来ても夜に来てもなんだか「薄暗い」印象がある隠れ家。



物語が始まりそうな、ドキドキ感が。いつもここにはあった。
高校生だった桐島が初めてこのお店の扉を開けた時は、ほんとにどきどきものだった。

小説の中に迷い込んでしまったかのような世界だったんですよ。
北原白秋とか、太宰治とか、中原中也とかが隅っこに座ってしかめっつらで葉巻をふかしてそうな。そんな、雰囲気。



まぁ、さいきんあっちこっちで紹介されて有名になって、観光の人もたくさん来るようになって。リニューアルされてピカピカになっちゃったなぁ…とか思ってましたが。



入ってみると、綺麗にはなっているけれど。そこかしこに「昔のままの空気」を残そうとしているのが良く判ります。
一生懸命愛したままの形を残そうとしているのがよくわかる。
間取りが昔のままなのが、いいですね。
迷わないんです。初めて来たみたいに感じるのに前から知ってる安心感。



隙間から撮影した柱。
これは前の店から受け継いだものだってすぐわかる色彩と質感。
あぁ、同じ店なんだなぁ。って、安心する。



お料理もクラシックで美味しい。
昔ながらの丁寧な仕上げ。
今風なオシャレカフェも大好きだけど、やっぱりここは特別。

静かな夜に、ぶつぶつと小難しくてどうでもいいことを話したり、普段は吸わない煙草を吸いたくなるような、橙色の空間。



人が作る「空気感」という目に見えないものが、ここには明確に存在していると思う。
そして、夜も更けてくると地元の人ばかりになってきて店の前の路地も誰もいなくなる。

そんな中、この店で待ち合わせて別々に帰るような。
そんな妄想をしたりして。



クラシカルな雰囲気、というのは心地よいけど。
ここは現在進行形で時間を意図的にとどめている力がある場所だと思う。

いつまでも、在って欲しいと願わずにはいられない。
いつでも迎えてくれる大事なカフェ。

久しぶりの鎌倉。いいにおいでした。



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ジェシカの作品展。

PhotoCafeの生徒でもあり、桐島の事を10年以上知ってていてくれている大切な人でもあり、表現者でもあるジェシカ
写真ももちろんやっているけれど、もうひとつ挑戦していることが。
それは、服飾。

鎌倉のギャラリーで展示があると聞いて、お伺いしてきました。



社会人としてきちんとお仕事をしつつ、もう一つの夢を追い続けるジェシカ。
一生懸命学校に通って、楽しそうにドレスのお話をしていたことを思い出します。

この作品を見れる日が来る事が、とても愉しみでした。



今回は学校とのお友達4人組ユニット「4+」での作品展。
でも、卒業制作のファイルなど見せてもらって本当に嬉しかったなぁ。
(上の写真のウェディングドレスもジェシカの作品!)



デザイン画と一緒に、ジェシカの花の写真があって、とても嬉しかったし、なんだかジェシカの一部のお手伝いが出来ている気がしてとても嬉しかった。

ジェシカに貰った言葉でとても嬉しかったのが、

「キリさんに出逢って写真を知り、キリさんに学んで写真の楽しさを知りました」

という言葉。
写真という媒体を知り切っ掛けになれたことも嬉しいし、それを教える立場になれた事ももちろん嬉しいけど。
その、写真というものを自分の表現の一部にして、また違う世界を構築しているジェシカがとても嬉しいし、誇らしい気分でした。



グログランリボンを使ったドレス作品がとても素敵で。
サンプル品だったのだけど、譲ってもらえないか交渉してしまった…(^^;)
是非宜しくお願いします!!

そして。今日お花を作ってもらったのはすごーーくお気に入りのお花屋さん。
地元のお店なのだけど、アフリカ系花屋さんなのです!



さいきん良くみるフレンチなお花屋さんとはちょっと違った雰囲気。
でも、アフリカ!っていってもネイティブ〜!な感じじゃなくて。
冒険に出たくなるようなワクワクな感じと、星の王子様に出て来そうな雰囲気でもあり、どこか少年ぽい雰囲気でもあり。。。



実のついたものや食虫植物なんかもたくさんあって面白いんです。
壁にはアフリカぽいお面とかさりげにあったりして。笑
moora moora 」さん。いつもありがとうございます。
食虫植物の入ったアレンジは初めてみた!と大好評でした!(笑)

ジェシカ〜!展示、ほんとに良かったよ〜〜!!(><)
なんか。ちょっと、親的な気分で感動してしまった桐島でした。
また次回も愉しみにしています!
(次回はちょっと関わらせてもらうかも??)

それと、ジェシカと二人で展示も決定しました!
こっちは夏前に。開催します。これはもうちょっとしてから。。。お楽しみにー。



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